もうダメだろうと思っても、1分あれば現実はひっくり返ることがある ~未来は本当に分からない~
GW期間、そして5月の中旬・後半、ギンちゃんと仁くんも一緒に秋田に出かけたのですが、その時の「旅日記」を書こうと思いながら、もうすっかり記憶が曖昧…。
なんだかんだと『追いついていない感』がありますが、これからちょいちょいと秋田で買って来たおやつをご紹介していくと思いますので、時間差でどうぞ、よろしくお願いしますです。
さ!
ご紹介する「自分への秋田土産」第一弾は…
羽二重餅といえば「福井県」のイメージですが、秋田駅のお土産売り場には『りんごもち』なる羽二重餅があると聞き、買いに行ってきました。
羽二重餅って何味?って聞かれるとよく分からないけれど、甘くて柔らかくて、夢のように愛らしいお菓子。
調べてみたら「求肥」をそのままお菓子として食べるのが『羽二重餅』なんだそう。
ほほう。
求肥だったとは。
そりゃ、美味しい訳だ。
秋田駅で買った「りんごもち」は、薄いピンク色をした一口サイズの羽二重餅。
手に持ってつまんだだけでぐにゃりと変形するほどに柔らかくて、伸ばしてしまわないようにとっても丁寧に手に持ってパクリ。
や、や、や、やわらかぁ~~い。
モニャリと口の中でへたりながら、優しい甘さのまま溶けていくお餅にうっとり。
りんご…の味はそこまではっきりは分からないけれど、言われてみれば「うん、りんごだ」という感じで、ベタベタしていないサラッとした味わいでした。
羽二重餅なんて空気みたいなもんでしょ?!
と、私は15個入りを買いましたが、いやこれ大正解。
1個が一口サイズなので、あっという間に食べ終わりそうです。
* * *
昨日のブログで、人間ドックを受診して「体重・腹囲」がうーんと減って嬉しかった話をしました。
今日はその続きで、健康診断と言えば避けたいバリウム検査の話をしたいと思います。
健康診断の何が嫌って、『バリウム検査があること!!』というくらい、私は胃のバリウム検査が苦手です。
あの「もたーーーっ」とした飲み口の液体を、大きな紙コップ一杯分飲まなくてはいけないけれど、飲み切る前に涙が溢れてきてしまいます。
一気に飲んだ方がいい!と思うのに、飲み込もうとするとえずいてしまい、一口を飲むたびに一呼吸置いて吐きそうになるのをこらえなくてはいけなくて、飲む量を考えるだけで絶望的な気分。
ちょっと飲みにくい「濃厚な飲むヨーグルトだと思えばいいよ!」と、飲むコツについてアドバイスをもらったこともあるのですが、イヤ、あれ、ヨーグルトじゃないでしょ?!
どう考えたって、紙粘土を水で伸ばした飲み物でしょ…
てか、飲むしかないけど、飲み物じゃないよね、あれ…
私がバリウム検査が苦手だとういうことは、過去にもブログで書いていますので詳細はこちらをご覧ください。(長くなるのでここで語るのは割愛)
バリウム検査が「とにかくリームー」というくらい苦手だということをお伝えしたところで、実は去年、まさかのバリウム検査を受けずに済んだ実績があり、今年も受けなくて済むでしょ?!と思い込んでいました。
というのも、開腹手術の経験があり「癒着」の可能性がある、または腸の動きが緩慢な場合は、医師の診断時に『バリウム不可』と言ってもらえるはず!と味をしめていたので、めちゃくちゃ大船に乗った気分でいました。
事前にWEB問診のシステムに登録した際にも、開腹手術を受けたことと、その前からずっと便秘傾向でマグネシウム剤や漢方薬等を併用していることを入力しておいたので、絶対に大丈夫!!(100人乗ってもダイジョーブ!by イナバモノオキ)と安心しきっていました。
人間ドックはあれこれスムーズに進行していき、検診項目をあと4つ残したタイミングでお医者さんによる診察へ。
聴診器で胸の音を聴いてもらったり、腹部の触診、喉の腫れなどのチェックを受けると「異常なし。いいでしょう。」と言われた後で、「あら、開腹手術を受けてたのね。なんの手術?」と問われました。
『卵巣です』
と答えながら、マスクの下で口元がニヤケル私。
去年と同じように、今年も手術の話が出たことで、バリウム検査をどうするか聞いてくれるに違いない…
ですが、ほら、有名なあの言葉があるじゃないですか。
期待は裏切られる
そう、期待はやっぱり裏切られれるわけです。チーン。
マスクの下でにやけている私に対し、先生が即座に被せてきたのが「婦人科の手術なら問題ないから、胃の検査受けてヨシ」という言葉。
ん?
今、ナンテイッタ???
胃の検査、受けてヨシ??
ウケテヨシ…?!
えーーーっ!!!
飲まなくていいと思い込んでいたのに、これってバリウム検査受けるってことだよね?!
ど、ど、ど、ど、どうしよう。
心の準備、1㎜もできていない。
私を一瞬で絶望に突き落とす発言をした「おじーちゃん先生」は、いとも簡単に「はい、終わり」と私を診察室から追い出すと、検診センターのスタッフさんから
では次に、胃の検査にしましょうか?
と、目の前が真っ暗でいきなりテンションだだ下がりの私に、非情にも『行けよ!武闘派だろ?飲んで来い!漢を見せろ!!』と超音波で語り掛けるかのように、私の行く先の道を決めてくれました。
嫌だーーーっ!!!
バリウムを飲む覚悟も何もなかった私は、一気にシュンとなりましたが、先生が「検査OK」と言ってしまったら、もう逃げ場はありません。
覚悟を決めて、吐き気をこらえながら、水で溶いた紙粘土を飲むしかありません…。
検査室の近くの椅子で、自分が呼ばれるまでの数分間、自分を鼓舞し続け「なんとか気持ちをなだめる」ことをし、いざ、出陣。
胃の検査室に入ると、検診センターのスタッフさんから「お名前の確認」をされ、促されるようにして椅子に腰かけました。
ええい。
私は漢だ!!!(いや、女だが…)
腹を決めて、目の前の検査を受け入れるぞ!!
と、静かに拳を握り腹を括って目を見開いた直後、検診センターのスタッフさんが発泡剤を手にしながら問診票に目を向け、慌てて私に確認してきました。
Q「開腹手術を受けられたとありますが、1年経っていますか?」
A「いえ、今年の2月に手術しました。」
すると検診センターのスタッフさんが大慌てで
中止です!!
手術から1年経過していないと、検査は受けられない決まりになっているんです。
と、検査室の中で今にも検査がスタートしそうな状態になりながら、バリウム検査を免れることができました。
いやほんと、ビックリしました。
今年も検査を受けずに済むだろう!と思い込んではいたものの、現実には思いがけずに思っていたものとは違う形に物事が動き出し、胃の検査を受けることになりました。
もはや絶体絶命。
もう、逃げ道はない。
そう思うような状態でしたし、実際に「どうしようもない」と願っていなかった現実を受け入れることにしました。
そして、言わば死刑執行のために連れ出され、いざ刑が執行される場についたというタイミングで、刑の執行を免れるという奇跡のような現実が起きました。
誰が見ても、もう受け入れるしかないでしょ?という状態でしたし、検査のために呼ばれてあと1分で苦手な発泡剤や液体を飲むという所まで進みだしていたのに、ここでひっくり返ることがあるんだ…。
もうほんと、未来なんて自分の想像をはるかに超えたことが起きるんだ!というのをまざまざと実感させられました。
1分あれば未来はひっくり返って、自分の願いが叶うことがあるんだ、って。
現実には、まったく願いとは真逆に流れていましたし、どんなに願っても「無理そうだ」と思う状況でしかありませんでした。
私の願いは「バリウム検査は受けたくない」というものだったけれど、叶わなくてすごく残念。
しょうがない、願いとは違う現実を、受け入れよう。
そう思って気持ちを切り替え、煮るなり約なり好きにしろ!じゃないですが、天にお任せというか、もう今のこの流れに身をゆだねるしかないと受け入れたところで、いきなり180度方向転換して、願いが叶いました。
そう言えば、手術をする際も同じように「個室を引き寄せたい」と願っていましたが、いざ実際に入院手続きをしたところ、大部屋に通されてしまい個室の希望は叶わなかったように見えました。
引き寄せ、失敗かーー。
残念だなぁ。ショックだなぁ。
と思いながらも、叶わなかったのであれば現実を受け入れて、少しでも快適に楽しむ方法を模索したり、大部屋でも窓側だったから良かったな~などと、現実のいい面に目を向けるように気持ちを切り替えていたら、術後の管理で個室移動になった後も、そのまま個室を利用することができることになりました。
結果として「1日だけ大部屋」で、後は希望通りに個室を引き寄せる
ということになり、未来なんて思いがけずにひっくり返るんだなぁ~と、どこから叶うかなんて自分の予想をはるかに超えて来るんだ…という体験をしたばかりでした。
叶う直前まで、まったく想像がつかないような現実が目の前に繰り広げられていました。
叶うと強く願っていたはずの出来事は、目の前の現実では「叶わない」と言っている状態ですし、自分で思考するレベルでは、どう考えたって叶うことはないだろうと思う現実が広がっています。
この状況から???
うん、この状況からだってひっくり返って叶うことがあるんです。
しかも、もうあと残り時間は1分もない…という状況から、絶望の状態にあっても、それがひっくり返って叶うことだってあるんです。
もうダメ、というラスト1分の状態から私の願いは180度の方向転換をして、想像もつかない形で叶いました。
あぁ、ほんとうに、未来なんて想像したって分からないんだ。
だってね、誰があと1分で未来が変わるなんて予想できるでしょうか??
いとも簡単に、くるっと変わって叶ったんです。
今、自分の思考できる範囲で「未来を予測して絶望」していたとしても、その予測は、未来になるまで本当に『その通りになる』なんて断言できません。
何があるかなんて、分からないから。
だからね、私自身、どうしたって未来のことを不安に思ってしまうことがあるけれど、分からないことで震え続ける必要はないよ、と、その都度自分に伝えていきたいなと思います。
今の自分ではなく、未来の私は「今より成長」しているからこそ、今不安に思っている事に対しても使えるカードや武器が増えているかもしれません。
今の自分ではなく、環境や周りの人も変化し、助けてもらえていたり不安の素が消えているかもしれません。
未来の私は、今この不安を抱えている私ではなくなっているから、「今考えても」しょうがないもんね、って。
少し前にブログで書いた『未来の自分を信頼する』につながるのかもしれませんが、未来の自分を「叶えられないダメな存在」だと決め着けちゃうのではなく、未来の自分ならきっと打つ手を持っているだろうし!と、自分でギュッと力を入れて現実を握りしめてしまうのではなく、ゆるく手を離すのが大切なんですよね。
そうそう!
今年に入ってから、似たような感じで『叶わないと思っていたようなことが、ちゃんと叶う』とか、『もう無理だろうと諦めるしかない状態から、現実がひっくり返る』を体験したことをブログにも書いていましたので、ご興味のある方は是非。
叶わない…と思うように見せかけても、叶うことがちゃんとある。
そういうこともあるからね!!というマミコ体験談でした~~。
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