(お悩み相談)死なないように生きているだけ。社内で2年間、同じ歳の同僚と不倫。3カ月前、振られました。
スーパーでリーズナブルにゴーヤが買える季節ももうじき終了ですね。
とはいえ、私はあんまりゴーヤを上手に料理できません。苦いし。
基本は「ゴーヤチャンプルー」にするので、今日もゴーヤチャンプルーにするつもりで買いまいした。
先日実家に帰っていた時に見た「博士ちゃん」というサンドイッチマンさんと芦田愛菜ちゃんのテレビ番組に小学生野菜ソムリエの男の子が出ていたのですが、
緑色が薄いゴーヤは苦みも薄い
という情報を教えてくれていたので、ゴーヤが安い日に「薄い色」を探して買ってみようと思っていました。
近所のスーパーで96円の特価だったので、並んでいるゴーヤの中でも比較的黄緑寄りの緑の薄いものを選んで買ってみました。
苦みに違いがあるのかワクワクしながら今晩はチャンプルーでビール…かな??
安定の私に関する無駄な情報をお届けした後は(← いつもの長い前置きです)ブログへお悩む相談をいただきましたので、お返事したいと思います。
お悩み相談(Kさん)
社内で2年間、同じ歳(34歳)の同僚と不倫。3カ月前、コロナ渦で会えない期間の中、私のことが嫌いになったとかではない、子供に対する気持ちが大きくなった。と言われ、彼に振られました。
それからというもの、嬉しい楽しいといった感情がなくなり、彼や周りの幸せばかりが眩しくみえて、生きた心地がしません。
体調も崩してしまい、今は会社を休んで自宅療養中です。
街で子供を見かけるたびに、ざわざわと嫌な気持ちになり、独身である私は、どうせ一人なんだ、という思いに拍車がかかります。(2年の間に3人目が生まれました)
無条件に愛される存在である子供に猛烈に嫉妬し、その宝物を持っている親という立場にも、劣等感を抱いてしまいます。
また、目に見える全てが彼の生活を想像させる材料となり、苦しくなります。血眼になり彼のSNSを検索してしまい、知らなくていい情報まで目にします。
私が一人でいるこの瞬間も、彼は奥さんと子供と愛ある時間を過ごしているんだ、と思うと居た堪れません。
彼のことを好きでいた自分を認めてあげようとあれこれワークをしたりもしましたが、心が固まって涙すら出ない、どうしても前向きな気持ちになれないのです。
私のことを心配してくれる友人や家族はいるのですが、優しさを受け取れず、これだから幸せになれないんだと嫌気がさします。
頭ではそんなことない!と分かっているのですが、同じ歳なのに彼は全てを手に入れているように思え、彼の幸せには追いつけないという絶望感から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?
負の妄想が止まらず、自分の毎日が無意味なものに思えて仕方ありません。 本当は私も、彼への執着を手放して、大好きな人と結婚して子供が欲しいです。
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Kさん、こんにちは。
ブログへのお悩み相談を届けていただきましたが、Kさんがつけてくれたタイトルに胸がギュッ痛みました。
「死なないように生きているだけ」
まずは、生きてくれている事にありがとうを届けさせてください。
私たちは時に「生きるのを諦めたくなる」くらい絶望したり、希望を持てない闇の中を歩く時があります。
そこで「ただ生きている」というのが、どれだけ虚しく・しんどく・苦しいかを、私も体験したことがありますが、本来ならば楽しく軽やかに起きられる朝が「あぁ、また今日が始まる」と何の感情も持てずにやってくることの繰り返しに絶望した日々は、本当に砂を噛むような状態でした。
今、もしも目の前にKさんがいたら、きっと私はただKさんの手を握るでしょう。
そして、よく耐えてきたね。失恋しちゃったその痛みを一人ぼっちで抱えてきたんだね。と、その手を幾度も幾度も優しく撫でてあげたいと思い、きっとそうしていると思います。
> 社内で2年間、同じ歳(34歳)の同僚と不倫。3カ月前、コロナ渦で会えない期間の中、私のことが嫌いになったとかではない、子供に対する気持ちが大きくなった。と言われ、彼に振られました。
どんな言葉を並べられても、この恋はきっと実らないものだと頭ではわかったつもりでいても、失恋したらやっぱりとても傷付きますし切ない気持ちで元気なんて持てません。
コロナ禍で不自由を余儀なくされた中で、彼はきっと自身と向き合う事をする時間が増えて「子供」の愛おしさ・大切さに気が付いて不倫という関係を終わりにすると決めたのだろうと思う事は出来るけれど、たとえそれが「家族として正しい形」であるとしても、振られて傷つかないかと言ったら話は別です。
不倫の恋だったとしても、恋が終わる時は痛みを伴う「失恋」です。
大好きだった人に別れを告げられたら、それこそ半身をもがれたような、生きている意味すら分からなくなるような絶望の底に突き落とされるのが失恋ですものね。
> 彼のことを好きでいた自分を認めてあげようとあれこれワークをしたりもしましたが、心が固まって涙すら出ない、どうしても前向きな気持ちになれないのです。
お悩みの他の部分にも甘えられないようなことを書いてくれていましたが、Kさんはきっと自分で頑張ろうとしてしまう「自立」の傾向が強いのかもしれません。
自立というのは感情を抑圧させている状態が多いので、感じようとしてもなかなか自分の中の痛みや寂しさ・悲しさを感じることが出来ずに呆然としてしまいます。
自分を認めてあげようとワークにも取り組んだとありますから、失恋の痛みの中でも少しでも早く自分を解放してあげようと「頑張って」しまったんだろうなぁと思います。
でもね、本当は自分が思っている以上にボロボロになっていたんですよね。
不倫の恋というのは、そうではない普通のお付き合いと比べて我慢する事・諦める事もある恋愛です。
お付き合いしていた2年の間に彼に3番目となるお子さんが生まれた事だって、Kさんにとっては「嬉しいニュース」ではないものですよね?
でも、不倫だって分かっていて受け入れてスタートしたのだし…と、いろんな気持ちを飲み込んできたのではないでしょうか?
Kさんは彼とのお付き合いの中で、彼と一緒にいても苦しいなぁ・寂しいなぁと感じることも多かったのではないでしょうか?
彼とお付き合いしていた時からずっと「自分の気持ちを押さえて我慢させて一人で立ってきた」のであれば、ボロボロになっている今の自分にも鞭を打って頑張らせてしまっていたら、すごく辛いですよね。
感情が動かないくらい心が固まってしまっているのですから、ゆっくりゆっくり、Kさんの大切な「気持ち」を感じていいとほぐしていくように優しく待ってあげませんか??
> 私のことを心配してくれる友人や家族はいるのですが、優しさを受け取れず、これだから幸せになれないんだと嫌気がさします。
今はその優しさを受け取れない自分を許しませんか?
今はただ、大きな傷を負っている自分を「病院で手当てしてもらう」ように、その優しさに甘えていいんですよ。何も返そうなんて今は思わなくていいんです。
全身を骨折して身動きが取れないような患者さんを前に「優しくしてあげたんだから受け取ってよ」と思いを押し付けたり憤慨するような人はいませんよね。
今はその傷を少しでも良くすることに専念して欲しいし、気遣いが受け取れないのは「体の痛みだけではなく心の痛みがあるからだ」と分かってくれているからこそ、優しさを跳ね返して頑なになっていても「今は受け取れる状態じゃないもんね」と寄り添いたいを手を差し伸べている人は思うものです。
だから、今はその優しい手をギュッと握って甘えましょう。
泣き言をいっぱい言っていいし、何度も何度も同じ話をしたっていいじゃないですか。
前進するにはまだ時間がかかることを伝えて、ただ聞いてもらって、優しくしてもらいましょう。
頑張ることも、お返しすることも、元気になったら後からいつでもできますから。
幸せを感じられるKさんを取り戻すためにも、受け取れない自分を責めるのではなく「跳ね返しちゃうけれどそれでも側にいて」ってワガママになっていいんです。
手を差し伸べる側の人たちは、ワガママに甘えていいと思っているからこそ、心配して気遣ってくれているんですものね。
> 頭ではそんなことない!と分かっているのですが、同じ歳なのに彼は全てを手に入れているように思え、彼の幸せには追いつけないという絶望感から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?
他の方のお悩み相談でも書いたことがあるのですが、リリー・フランキーさんの「東京タワー」という本の一節にこんな言葉があります。
世の中の日常で繰り返される平凡な現象が、自分にとっては「奇蹟」に映る。 叶っていいはずの、日常の中ある慎ましい夢。
東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン / リリー・フランキーさん著
平凡につまづいた時。人は手を合わせて、祈るのだろう。
自分には「奇跡」のように遠くに感じる平凡でごくごく誰もが手にできるものを持っていると感じるって、どれだけ心に隙間風が差し込みもがき苦しむ状態でしょう。
祈るしかできないくらい、私には何もないと感じるってこんなに苦しい事はありません。
私自身、他の人が手にしているごくごく当たり前の日常が奇跡に感じられるほど遠くにあった状況の時に、平凡につまづく事がどれだけ生きる力をなくすことかを身を持って体験しました。
何もうまく行かない、私には手にできないと感じてココロノマルシェにお悩み相談をしてくれた方に、リリー・フランキーさんの同じ言葉と一緒に絶望から抜け出していくためのメッセージを届けていますので、Kさんにとって何か役に立てるものがあればと思いご紹介させていただきます。
希望を持てない時、ただ生きているだけで精いっぱいに感じる時、どうしても私たちは「自分にはない」と『隣の青々とした芝』を羨ましく感じると同時にその芝が曇りなく青々と見えてしまいます。
> 目に見える全てが彼の生活を想像させる材料となり、苦しくなります。血眼になり彼のSNSを検索してしまい、知らなくていい情報まで目にします。
> 私が一人でいるこの瞬間も、彼は奥さんと子供と愛ある時間を過ごしているんだ、と思うと居た堪れません。
Kさんがこれほどまでに苦しく、彼に関する「知りたくない情報」まで血眼になって探してしまうのでしょう?
奥さんや子供といった存在が彼の愛を受け取れていると感じることでいたたまれなくなるのだって
彼のことを好きだから
ではないでしょうか?
そしてその好きな人が自分のことを見てくれないし、自分には今まで与えてくれていた愛情を受け取ることが出来ない、自分の要求が満たされないと分かるから苦しみますし絶望します。
ましてや、不倫という関係であったのであれば、彼と別れた事で別々の道を歩くというだけではなく「彼には帰る場所があって私には何もない」という状況が分かるがゆえに、自分を全否定されたような気持ちにもなってしまいます。
たくさん愛したのに、その愛は届いていなかったんだと過去の気持ちも含めて全部が行き場を失ってしまったんですものね。
『心が固まって涙すら出ない』『優しさを受け取れず』『頭ではそんなことない!と分かっている』とKさんが書いてくれていますが、この状態ってKさんがつけてくれたタイトルの通り「死なないように生きているだけ」で生きるための気力が持てないという事だと思うんです。
気力というのは「気持ち」つまり「感情」です。
無気力な時って、自分の感情を抑圧している時です。
だから、我慢させ麻痺させてしまっているKさんの素直な思いを取り戻していくことがとっても大切です。
Kさんはこんなにも彼の一挙手一投足をチェックして落ち込むくらい、彼のことが「大好きだった」んですものね。
Kさんが2年もの間彼に与え続けた愛情をなかったことのようにして彼だけは様々なものを持っているのが「すごく悔しい」んですよね。
未来がない恋愛だと頭では分かっていたとしても、それでも「今でも会いたい」って思っちゃうKさんがいませんか?
彼の手をもう握れないと知って「寂しかった」し「私には何もなくて辛い」って心が迷子になっているのだろうと思います。
無気力になって感じないのは、これらの抑えている気持ちを感じるのが辛いからかもしません。
嫉妬や恨みつらみ、自分の無力さ、屈辱感、怒り、彼に対しても自分に対しても感じたくない・認めたくない気持ちをKさんは頑張って懸命に抑え込んでいるんですよね。
自分を守ってあげるために。彼を守ってあげるために。
それは本当に大きなKさんの愛ゆえに。
感じることで今以上にしんどくなることが出てくると思います。
でも、自分の気持ちに素直になれるとまた生きる力を少しずつ取り戻していけます。
まだ別れてからたったの3カ月です。
Kさんの恋が「不倫」だったことで、こうなるのは分かっていた事。
せめて私だけは自分の思いを大事にしてあげるために、彼のことを好きでいた自分を認めてあげようと「ワークも頑張ろう!」と悲しみや寂しさを感じるのを押さえ、懸命に自分を頑張って立たせてきたのではないでしょうか??
私は失恋したというお悩みに対して「前向きな後ろ向き理論」と言って「まだ好きでいていいじゃない?自分の中にあるあの人への気持ちを無理に捨てなくていいじゃない」という話をしています。
それは彼をまた振り向かせるとか気持ちを分かってもらう事が目的なのではなく、自分の中にいる「愛する人」をいきなり嫌いになんてなれないんだから、大事な自分の気持ちを許して寄り添ってあげようというものです。
私たちは相手から手を振りほどかれた事でもとても傷付きますが、失恋の痛みは「もう私の愛はあの人に届かない」「もうあの人を愛せない」と愛する対象を失う寂しさのも同じくらいのダメージとして自分の心をえぐっています。
とても辛い事だけれど、悲しみ尽くし寂しさを感じきったほうが、失恋から前を向く力を持つのは早い事があります。
そのためにも「私は彼を愛しているし、好きでいていいよ」「好きだから寂しいよね」というのを感じきるためにも、無理に前を向かずにその場で自分の気持ちを感じるために、無理に前を向きすぎないという「立ち止まっているように見える時間」も大事な時間です。
Kさんだけに見せてきた彼のどんな姿が好きだったんでしょう?
彼の行動を逐一チェックしてしまうくらい彼のことを知りたいと願うのはなぜでしょう?
それで傷つくと分かっていても辞められないくらい彼を知りたいのは、彼のことがまだ大好きだからなのではないでしょうか?
彼が子供を愛しているから別れようと言った時、一番強く感じた思いは何だったのでしょうか?
私は何もない、このままでは幸せになれないと思う気持ちに名前を付けるとしたらどんなものでしょうか?
その名前はもしかしたら「寂しい」というものではありませんか?
私、彼がいなくて寂しい。
私、彼と一緒に幸せになりたかった。
私、彼にもっともっと与えたかった。
私、もっともっと彼を愛したかった。
私、今とっても寂しい。
「寂しい」「悲しい」「悔しい」といった抑えている感情を声に出して言ってみると、もしかしたら堰を切ったようにブワーッと込み上げてくるものがあるかもしれません。
その気持ちの本流が「彼の事をまだこんなにも好きな自分」だという事に気が付いたら、その気持ちを否定するのではなく「ただ聞いてあげる」ことをしてみてください。
「悲しい」「悔しい」「大好き」「辛い」「寂しい」「会いたい」「今でもこんなにも大好き」という気持ちをただ声に出して表現したりノートに書き出して解放していってあげましょう。
湧き上ってくる思いを早く何とかしようとコントロールしようとするのではなく、いい・悪いとジャッジもせずにただ呟いたり書き出して「流してあげる」イメージで受け入れていくことで『感じきる』という事をしてあげましょう。
感情は抑え込むと消えずにそこでくすぶります。
感じた気持ちに対して「ただそう思うんだね」と感じきることを許してもらえると、心は安心して気持ちを解き放ち楽になって行きます。
ひとりでそれをやってもいいですし、助けになりたいと手を差し伸べてくれる周りの人に「聞いてもらう」事で感情を解放していってもいいですよね。
ノートにひたすら書き出すという事や、お風呂に入っている時やベッドでリラックスしている時に自分を抱きしめるようにして「ヨシヨシ」って寄り添って感じてあげるのもいいと思います。
「感じることで早く抜けられることがあるから」と感じる方法を散々書きましたが、感じるってとても辛いからこそ、無理に急いで感じきろうとしなくてもいいですからね!!
感じたくないと感情を切っている時は、自分を守っている時でもありますから、少しずつ泣きたい気持ちや感じてもいいと思えるようになってからでも全然いいので、何よりも無理をしないのが一番大事ですから。
寂しい時は頑張るよりも「優しくしてもらう」事が一番大事です。
だから、必死に行動してしまう自分の事、早く幸せになりたいともがいてしまう自分の事、傷つくと分かっていても彼のことを調べてしまう「情けない」と否定したくなる自分のことも
今はこれが私の精一杯だもんね
と優しく許してあげてください。
自分をうーーんと甘やかしてあげてください。
文字通り、甘えさせてくれる場所があればそこで優しい気遣いをただただ受けてください。お返しなんて後でいいですから!
> 負の妄想が止まらず、自分の毎日が無意味なものに思えて仕方ありません。 本当は私も、彼への執着を手放して、大好きな人と結婚して子供が欲しいです。
今はすぐに負の妄想を断ち切れなくてもしょうがないですから、それを責めるよりも許してあげて自分にとことん優しくしてあげてください。
そして、Kさんの「本当の気持ち」である、Kさんだけを見てくれる大好きな人と結婚をして子供を持つという幸せを手にするために、自分の価値や魅力を見つけ直していきましょうね!
Kさんはきっと、彼にたくさんの愛情を与えてきたと思います。
自分の毎日が色あせてしまうくらい、全力で愛せる力を持っている素敵な女性です。
今だって周りにいる人がKさんを気遣い、力になりたいと優しく寄り添ってくれているのはKさんが愛すべき素敵な人だからに他なりませんよね??
恋が終わってしまい、彼はKさんの手を離してしまう事になったけれど、お付き合いしていた2年間の時間の中で、彼はKさんを愛してくれていたのもまた事実ですものね。
上手くはいかなかったけれど、彼も愛してくれたし私も思いっきり愛したんだ、とその時間を壊してしまうのではなく、暖かいものだったと抱きしめるようにして受け取ってください。
そして、ぜひ思い返してみてください。
彼はKさんのどんなところが好きだと言ってくれていたでしょう?
Kさんが彼に与えたものを彼はどんな風に喜んでくれていたでしょう?
不自由さはあったとしても、彼はKさんのためにどんなことを頑張ってくれていたのでしょう?
こんなに苦しい思いをするならば彼とお付き合いなんてしなければよかったでしょうか?
きっと違いますよね??
今はこんなにも絶望して悲しいけれど、それでも彼のことを好きになったことや好きになった彼に愛されたことを、やっぱりヨカッタって感じていると思います。
彼に届けてもらった事、してもらって嬉しかったこと、一緒に過ごした時間への感謝を「ありがとう」って心の中で彼に何度も贈りましょう。
そして同時に、Kさんが彼のた目にしてきた事、彼に対して抱いた暖かい思い、優しい気遣いを「私はこんなにも愛せる素敵な女性なんだ」って微笑んであげましょう。
感謝や自分のしてきたことを認めてあげることは、手放す上でとっても有効です。
手放しについて書いている記事がありますので、こちらもご紹介させていただきますが「手放しとは好きなまま離れる」という作業ですので、うまくやれなくても自分を責めなくていいですし、失恋した直後にやるようなことではないと思っていますから、どうぞ無理だけはしないでくださいね。
また、形は違えど同じように失恋の痛みや無気力さの中にいる人に宛てたお返事がありますので、それも一緒にKさんにお届けします。
ご紹介させていただいた「ありんこさん」は失恋の痛みから「希望の光」を同じ痛みを体験している同志に届けてくれました。
今すぐには気持ちは固く凍っていても、未来もこのまま同じなんて決まっていません。
未来は分からないからこそ、大好きな人が出来てその人と家庭を持つ未来がやってきて「愛していいし愛されていい、私は幸せになっていい」と思ってあげていいんです!!
こんなに苦しんだんですもの。
今も苦しみ続けているのだからこそ、未来は「幸せ」にならなくっちゃですよね。
早く楽になりたいしこの状況から抜け出したいけれど、失恋は「全身の複雑骨折状態」と同じだと思ってみてください。
体中の骨が折れてしまっていたら、まずは安静にすることしかできません。
それも短期間ではなくある程度長期間、ただ痛みをやり過ごして寝ているしかできません。
寝ているだけの時は気が遠くなるように感じていても、骨折が少しずつ回復して出来ることが増えていくように、失恋の苦しさからも少しずつ心は回復していき、無気力な闇が少しずつ明けていくのを感じられるようになれます。
とはいえ、やっぱり少し時間は必要ですけれどね。
今は骨折してベッドに寝ている状態だとしたら、出来る事って何もないんですよね。
ただ悔しければ悔しいと嘆き、好きだから寂しいと泣けるならば泣き、感情をただ解き放つことだけをする時間だと思ってくださいね。
そしてちょっとずつ自分の気持ちが楽になれてきたり落ち着いてきたら、改めてKさんの事を振り返って価値を受け取って未来を想像しましょう!
Kさんが本当に欲しいものを欲張りに描き、Kさんが女性として愛される幸せをいっぱい夢見ましょう。
一度誰かの物差しで「違う」と図られただけで、Kさんの価値は何も変わりませんから!!
Kさんの幸せな人生を、元気を取り戻してから自由に描いていきましょう。
その日のために、今はしっかりと安静にして、しんどいけれどこの時間をやり過ごしていきましょうね。
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あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。