(MOUSOU)結局は仲良し、次はもう少し素直になるからね、の巻
昨日の午後から、急に暑くなってない?!と思っていたら、何やらあちこちで突然の猛暑日になっていたようですね。
今日、慌ててファンヒーターを掃除して片付けて扇風機と入れ替えました。
まだ明日もあちこち暑いようなので、急な暑さで着るものに迷ってバテたり、水分補給が追いつかずに熱中症…なんてこともありそうですから、お互い気をつけて過ごしましょう!!
さてさて、冒頭の仁くんが「今日のおやつはお土産でもらったかわいいお菓子」ということを伝えてくれていますが、ちょびっとだけ惜しいんですよねーー。
仁くんは「モッキーマウス」と覚えてしまっているけれど、正しくは「ミッキーマウス」。
そしてお土産は、40周年を迎えた東京ディズニーランドのパッケージに包まれたバウムクーヘン。
新潟に住んでいるので、そうそう気軽にディズニーランド!という感覚はなく、どちらかというと「お泊りして出かける旅行」という感じで、だから実際には両手の指で数えるほどしかディズニーランドには行けていません。
ディズニーシーもずっと未体験でしたが、数年前ようやく午後からのパスポートを使って「初・ディズニーシー」をしたのが、私の直近でのディズニーリゾート体験。
懐かしい!!
2019年は丁度お弟子さん入りした年で、その頃はクセ毛がすごかったのを美容師さんから「活かそう」と提案してもらい、クリクリにパーマがかかっていたなぁ。
まだ前髪もなかったし。
あまり変わっていないように見えて、4年の間に私もだいぶ変化していました。えへへ。
そういえば、私はディズニーリゾートへは「家族」「女友達」としか行ったことはなく、彼とデート♡で出かけたことはありません。
やだー、まだ未体験ってことは未来にお楽しみとして「チオビーとディズニーランド♡」が出来ちゃうってことじゃない?!
なんて無駄に妄想してはキャッキャしちゃいました。
ということで強引に「妄想」つながりということで、今日も久しぶりのMOUSOU記事を書いちゃおうと思います!!
そういうところが、でもやっぱり嬉しくて
素直になれないというか、私だって虫の居所が悪い時だってある。
子どもみたいに「プン」と拗ねて、「もういい!」って貝の中に潜って硬く殻を閉じるように自分の世界に閉じこもって、でも本当は『ごめんね』が言いたくて、でも言えなくて悶々として。
GWがあけて1週間が経ち、普通の日常を取り戻した…はずなのに、ちょっと忙しくしてしまったり余裕がなかったり、ついでに言えば「毎月のホルモンバランスの変化」の時期でもあり…って、回りくどいけどとにかく
不機嫌だったわけです!!!
いつもは全然気にならないような、洗濯機の前に靴下が片っぽ落ちてることとか、お風呂から上がって少しのリラックスタイムにソファーに寝転がってスマホゲームしている側に使ったまま出しっぱなしの充電コードとか、そういうのが全部、なんかムカッとしてしまい、ゲームをしている彼に対して
「靴下がまた片っぽ落ちてたよ!ちゃんと洗濯機に入れてって言ってるよね?!」
なんてかわいげのないトゲトゲした言い方をした時点で、私はなんかヤなヤツだなぁ~って思いつつ、イライラした私の口調にも関わらず
『はーーい。気をつけまーす。』
ってこちらを見もせずに、ゆるんだ姿勢でスマートフォンを見ながら適当な返事をする彼に、なんか無性に泣けてきて腹立たしくて
「そういって、いっつもちゃんとしてくれないじゃん!!!!今だって、こっちも見ないし!!」
最初からイライラの爆弾スイッチが入っていて、もう何がキッカケでもドカンと爆発必死だったところで、ゆるんでいるいつも通りの彼の対応に対して、もはや当り屋レベルで怒りをぶちまけてベッドルームに駆け込んでお布団に包まって【怒りの引きこもりスタイル】に突入した私。
洗濯機に靴下が片っぽは行っていないことや、シャツの一部が洗濯機からはみ出した形で放り込まれていることは日常よくあることで、いつものように「ちゃんと入れてね」というだけの話だから、彼にしてもいつもの延長だったはずで、なんで私がキレ散らかしているのかキョトンとした彼の顔を見た瞬間
あっ!やってしまった!!
と思いつつも、不機嫌だった私は全然素直になれずに怒りをそのまま燃やして引きこもった…という訳。
不機嫌なオーラをまき散らし、怒っている私のことをビックリした顔で見た彼は、スマホゲームをしていた手を止めてスマートフォンをソファーに置き、勝手に怒ってベッドの中に隠れている私のところにやってきてくれたのに、とにかく私が不機嫌だから、何を言われても地雷で、
『どうしたの?なんで怒ってるの?』
彼の困惑しつつも優しい口調での問いかけすら、不機嫌に油を注いでくる始末。
「なんで怒ってるかも分からないの?そんなの、自分で考えてよ!!もう知らない!!」
なんて、私の中でも【はて、なんでこんなに怒ってるんでしょう?】という答えがない状態なのに、謎解きみたいに彼に押しつけて、モヤモヤとしつつもベッドの中でそのまま知らないうちに眠ってしまっていた。
* * *
翌朝、彼が隣でクースカ寝息を立てつつも、私に背を向けて寝ていることに気付き、謝らなきゃと思っていたのに、なんだかまだ少しイライラの小骨が抜けきれず、素直になれない私。
いつもと同じ朝。
ギンちゃんや仁くんのトイレの片づけをしながらお湯を沸かし、私と彼のマグカップにドリップパックのコーヒーを乗せてコポコポとお湯を注いでいたら、いつものように彼が起きてきた。
「おはよ」
『…おはよ』
いや、「おはよ」もそうだけど、次につなげる言葉は「昨日はゴメンネ」でしょ!と自分の中でツッコミが入るものの、まだなぜか素直になれず、彼だって意味わからない怒りのボールをぶつけられたままで嫌な気分でいるわけで、いつもの朝なのに少しギクシャクしてお互いを避けるような朝になってしまった。
私より先に家を出る彼が「行ってきます」と行って家を出ていき、少しずつ冷静さを取り戻してイライラが落ち着いてきた私は、素直にゴメンナサイが言えなかったことが恥ずかしくなってくる。
今晩、ちゃんと謝ろう。
でもなぁ、なんか恥ずかしいし。
* * *
仕事をしていたらあっという間に午前中が終わり、お昼休みに甘いものが食べたくなって、あ!そうだ!!と思い付いたのが、私が好きで彼にもオススメしまくったせいで「すっかり二人のお気に入り」になった洋菓子屋さんのケーキを買ってきて、夜に彼とお茶しながらちゃんと謝ろうという
THE・補償行為プラン。
もちろん補償行為的な側面もあるけれど、ゴメンナサイを言った後でゆっくり話もしたかったし、美味しいものを食べて仲直りしたいし。
お店に向かったら、彼が好きな「チーズケーキ」があったから、彼にはそれを。私にはイチゴのロールケーキを。
小さなケーキの箱には、仲直りのおやつ。
そのまま冷蔵庫の中にしまって、今日の夜、ちゃんとゴメンナサイを言おう。
* * *
仕事が終わって、いつも通りに晩ごはんの準備。
いつもは「これから帰ります」のLINEが来るのに、今日は彼からのLINEが届かないし、いつもより帰りが遅い。
今日は残業なのかな??
出来た料理にラップをかけて、ギンちゃんと仁くんと遊んでいたところで、ガチャリと鍵の開く音。
「おかえりなさ…」
『ただいま』
私が彼に声をかけると同時に、彼は困ったような照れたような顔をしながら、小さな箱を差し出してきた。
「あっ、これ…」
彼が手にしていたのは、私が今日、ごめんなさいを伝えながら食べようと思っていた洋菓子店の箱。
『いや、なんかさ。いつもちゃんと洗濯機に入れろって言われてるのに、ちゃんとしてなかったし。ゴメン。』
こちらをまっすぐ見ながら、困ったような表情でケーキの箱を手渡してくる彼。
「いやその、ね。
ゴメンナサイを言うのは私の方で。」
ケーキの箱を受け取って彼のほうをまっすぐに見ながら、次の言葉を続ける。
「昨日はゴメンナサイ。すごくイライラしていて、チオビーは悪くないのに八つ当たりして鼻まげて。でも素直になれなくてゴメンが言えなくて、拗ねてました。本当にゴメンナサイ。」
すると彼はホッとしたように笑いながら、足元までお迎えにやってきた仁くんを抱っこして
『激オコだったもんなー。オレ、そんなに悪いことした?!って意味わかんなかったもん。』
とニヤニヤと私を見る。
「あ、あ、あ…あはは。」
と、若干のカオナシスタイルになりつつも、イヤほんとに面目ない…と恐縮しつつ、彼から手渡された小さな箱を持ちながら、彼に冷蔵庫を開けてみせる。
「実はね、私も同じお店で仲直りのケーキを買ってきたの」
冷蔵庫の奥で冷えているケーキ屋さんの箱を見て、その後でお互いに視線を絡ませてクスクス笑う私たちの足元でギンちゃんが大きく伸びをした。
共に補償行為で買ってきたケーキ。
でもそれは、お互いが「これが好きだから」と思って買いに行った、同じ店のものなのがなんだか嬉しくて胸がギュッとなった。
「チオビー、何買ってきれくれたの?開けていい?」
キッチンで箱を開けると、そこに入っていたのは「イチゴのロールケーキ」と「チーズケーキ」で、なんでここまで揃っちゃうかなぁ?!って思いながらも、だからこそ一層、胸が窪んで愛おしいが溢れる。
『マミコさん、ここのお店のイチゴのロールケーキ好きだよね?ラス2だったから買えてよかったよー』
寝室で着替えながらこちらに向けて話す声が聞こえてくる。
そう、私はこのお店に行ったらいつも「イチゴのロールケーキ」を食べたくて、他のケーキと散々悩むのをチオビーに笑われるんだった。
晩ご飯の後、食後のデザートに買ってきてもらったケーキを出したところで、
『そういえば、マミコさんが買ってきたケーキもあるんだよね?』
と言う彼。
冷蔵庫の中からもう一つの箱を持ってきて開けてみせると
『うわ、うそ?!おんなじの買ってる。』
ってビックリした後で面白そうに笑顔になった彼に、ギューッと抱きしめられた。
お互いに、お互いが好きなものを知っている私たちは、これからもこうやって「仲直り」をしていけるだろう。
そしてきっと、今日のケーキの話を懐かしく思い出しながら、また一緒にイチゴのロールケーキとチーズケーキを食べるのだろう。
素直になれなくて、イライラしちゃって、ごめんね。
でもこうやって、あなたが歩み寄ろうとしてくれたこと、本当に嬉しかったし、私ももっともっと素直になりたいって思ったよ。
これからもよろしくね。
抱きしめられたままのんびりしていたら、彼の手がそっと伸びて、ケーキの上のツヤツヤのイチゴを盗んでパクッと食べられた!!!
こらーーーっ!!!
* * *
人間ですもの。
無性にイライラして素直になれない時ってありますよね。
別に私は今、ひとり暮らしなのでイライラしても誰かに怒りをぶつけちゃうことはないけれど、ほら、未来でチオビーと同棲なんかしちゃったりしたら(強めの妄想)、ちょっとしたことでイライラしてかわいげのない私にもなりそうだから、そんな自分を妄想しちゃいました。
あー、恥ずかしい。
妄想の世界では自由にあれこれやりたい放題。
ということで、いつものアレ叫んどきます。せーの!
安心してください!!妄想ですよ!!!
(← とにかく明るい安村さん風にお読みください。)