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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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ギンちゃんの突然の旅立ちから3カ月 ~寂しさは消えないけれど、ギンちゃんから教えてもらったことを数えていきたい~

オレ風のけだまだまですね

今日から3月。

3月というワードだけで、もう春を感じてしまうオマミーヌです。
しっかり「目と鼻」がグズグズしていて、こりはもう…

花粉症…つまり、春!!!

ギンちゃんが旅立ち、今日で3カ月。

年末年始の慌ただしさもあり、あっという間のような、でもとても長かったような、不思議な3ヶ月でした。

仁くんを見送ったときとはまた違い、ギンちゃんの旅立ちは本当に予期していなくて、だから正直に言うと最初はあまり実感がわかなくて、ポカーンとしたそんな感じでした。

キツネにつままれた、というか。

どうしていいか分からないほどに悲しいのに、心のどこかでは

「仁くんに会いたくて、でも私を残してもいけず、しばらく私のそばにいることを選んでくれたけれど、『もういいよね』って行ってしまったんだろうな」

と思うこともあって、うまく言葉にできないのですが、凪のような悲しみにずっと浸かっているような状態でした。

長患いをしたわけでもなく、あまりにも潔く、突然旅立ったギンちゃん。

17歳3か月という命の長さは、決して短い方ではないとは分かっていても、それでもまだまだもっと一緒にいたかったな。

ギンちゃんの死から、私はまだ完全に立ち直ってはいないけれど、少しずつギンちゃんのいない日常にも慣れてきて、それがまたどこか悲しくて泣き笑い…という日々を繰り返しています。

仁くんが旅立ったあと、私は常軌を逸したような悲しみに飲まれ、最終的には心療内科を受診して漢方を処方してもらいました。

眠れず、ようやく眠れても心臓がバクバクして滝のような汗をかいて飛び起きる、という状態が1ヶ月以上続き、漢方と時間という薬のおかげもあり、少しずつ眠れるようになっていけました。

仁くんの死の後の悲しみは、分かりやすく暴力的で、本当に「深い悲しみ」という表現がピッタリのものでした。

そしてまたいつの日か、ギンちゃんを見送ることになったら私はどうなるのだろうか?と、未来を想像して震えましたが、別れは思いがけずにすぐにやってきました。

ギンちゃんが旅立ってしばらくの間は、やはり眠れなくなり、ようやく寝れたと思っても心臓がバクバクして汗だくで目が覚める日々が続いたものの、悲しみの形が少し違うことに戸惑いました。

頑張れなくなっちゃった。

というのが、ギンちゃんとのお別れの後の悲しみの形でした。

表面的にはいつも通りに見えるし、仁くんのときのように、外から見て分かるように『嘆き悲しむ姿』がない分、飄々と受け入れているように見えたかもしれません。

でも、嘆き悲しむ力すら残っていない、というくらいに悲しくて何もできずに呆ける感じでした。

あぁ、悲しむにも力がいるんだな。

そっか、これが「グリーフの加算」というもので、悲しみと共存している中で更なる悲しみに飲まれると、嘆き悲しむこともできなくなるんだな、って。

* * *

泣いたり落ち込んだり、食べれず眠れずいることは、悲しみを表出させて分かりやすいけれど、無気力というのも悲しみの表れのひとつで、そしてそれははた目には分かってもらいにくいものなんだ、ということを、ギンちゃんとのお別れを通して教えてもらいました。

「無気力・無感情」「疎外感」というものがあることは、グリーフケアの悲嘆のパターンで学び、知っていました。

実際にご主人を亡くされた方のグリーフ発表を聞く機会がありましたが、その際に「何も感じられず、動くこともできず、でも見た目には悲しんでいるように見えないため、もうすっかり大丈夫なんだと思われていた」という言葉を聞きましたが、そのときには「そういう形の哀しみ方もあるんだ」と思ったものの、どこかピンと来ていなかった部分があります。

疎外感についても、同様でした。

自分だけが身動きできずに悲しみの側に留まり続けていて動けないのに、世界は普通に進みだしている。
自分と世界が切り離されてしまったような感覚。

ぼんやりとその感覚の輪郭は分かるような気でいたけれど、ギンちゃんの死を通じて「あぁ、これが疎外感なんだ」というのを、自分の身を通じて学びました。

外から見たら全く普通に日常を取り戻したかのように、ここにいる私。
泣きはらした目もしていないし、仕事にも行くし、生活を続けている。

でも、それは「生活をなんとか続ける最低限の力」だけを振り絞っていただけで、私は前にも後ろにも気が回らないほどに動けない状態で、困り果てて立ち尽くしていました。

ほんとうに私だけが、生きる力もなくしてポツンと立っていて、透明人間になったような不思議な感じ。

丁度年末に向かう時期で、世間も慌ただしく、仕事も立て込んでいたり、クリスマスや年末年始の華やいだ空気の中、より一層自分がその空気から弾かれてどこにも馴染めずにいる「疎外感」を感じていました。

そんな中で、ギンちゃんとは全く関係なくサラリーマンの仕事でも体制変更や給与面での大きな変更があり、生活を脅かすような変化に直面してオロオロし、カッスカスに燃え尽きました。

ギンちゃんが旅立って3カ月。
まだ悲しみの角はクッキリしていて、触れると涙がホロホロ溢れてしまうけれど、手探りながらもこの哀しみとの付き合い方を見つけている最中です。

そしてね、悲しいのだけれど、ギンちゃんは仁くんのところに行きたかったのだろうから、だから今は2魂が仲良く側にいるのだろうな、と思うことで、どこか「それならよかった」と思える気持ちもあります。

またいつかの未来で、私が肉体を脱ぎ捨てて「魂」として再会するその日まで、ギンちゃんと仁くんは「2魂で寄り添って」待っててくれるのだろうし、ね!!

3月。
あと1週間もすると、仁くんの命日がやってきます。

あれから1年。
私はまだ、グリーフからは抜け出せずにいますが、それでも1年という時間をかけて「愛おしく懐かしみ、仁くんを思い出して笑える日々」も増えました。

* * *

冒頭の写真を置き去りにして話を進めてしまいましたが、在りし日のギンちゃんに見せびらかしているのは「うちの子けだまだま」という、ペットの毛を入れるキーホルダー。

去年の春頃にカプセルトイとして発売されたものの、大人気ですぐに完売。

私も色々なお店のガチャを見ましたが、出会うことすらできずにいましたが、忘れていた頃に再販があったのか、ショッピングセンター内にある映画館で映画を見に行った際に、通りに面していたガチャガチャを見ていたら「あ、あ、あ、あるーーー!!」と狂喜乱舞。

ネコの種類がいくつかあるのですが、ロシアンブルーの品種はなくて、そうなると狙うのは似ているネコ種の「シャム」か「ノーマル(無地の猫)」の2つ。

シャムはお顔周りが茶色だけれど見た目がギンちゃん風

ノーマルはどちらかというと丸みがあり、どちらかというとシャムの方がシュッとしているギンちゃんのイメージに近かったので、一番の狙いはシャム。

1個400円。

ドキドキ、ドキドキ。

何ということでしょう、1回でシャムネコを引き当てることができましたーーー!!

Xの投稿を見ると、ギンちゃんが旅立つ15日前に引き当てて大喜びしていました。うふふ。

ブラッシングで集めたギンちゃんの毛を早速セット!

カプセルトイをゲットしてすぐ、嬉しくてギンちゃんの毛をブラッシングして詰めました。

ミニチュアギンちゃんの誕生!!

底の部分にこっそり仁くんの毛も混ぜていました

ギンちゃんの毛を詰めながら、ギンちゃんと仁くんは「ニコイチ」というか、一緒にいるのが当たり前で、キーホルダーとして使うにしても「いつも2魂を感じたい」と思い、底の部分にこっそりとブラッシングで集めていた仁くんの毛も混ぜてありました。

仲良く、一緒だね。

ミニチュアのオレ、いい感じですね

「ほらー、仁くんも一緒にしたよ~」って、見せびらかした時の写真。

そのときには思ってもいませんでしたが、こうやって「お別れの前の時間」に、温かい思い出を作る作業まで側で見届けてくれたギンちゃんは

あっぱれすぎます!!

旅立ってから被毛を詰めるのではなく、一緒に生きていた時間の中で宝物を残して行ってくれたギンちゃん。
本当にすごすぎるんだから!!!

そしてね、ギンちゃんの毛だけではなく、ここに仁くんもいるよってギンちゃんにも見せてあげられたことが、私にとってとても心が温まる思い出で、自分のグリーフケアに役立っていると思っています。

* * *

けだまだまを見ているギンちゃんの隣には、こはるちゃんがいてくれました。

1年前には、仁くんから命のバトンタッチを受けてこはるちゃんが我が家にやってきれくれるなんて、全く持って想像なんてできなかったけれど、ギンちゃんと共にこはるちゃんが過ごす時間があって、本当に良かった。

「オマミーヌファミリー」に、新しいメンバーが加わったことを、お土産話にしてギンちゃんがきっとお空で仁くんに届けてくれているはずです。

あっ、でも、仁くんもお空の上から見ていて知っていると思うけれど。えへへ。

あっ!
大分スピな感じだけれど、仁くんも時折近くにやって来てくれていて、私には分からない「別次元」での交信みたいな形で、すでに仁くんとギンちゃん、こはるちゃんはご挨拶済みかもしれないし、ね。

肉体を持った魂での触れ合いの形は、一度終わりになったけれど、また未来で「魂ハグ」するときには、仁くん・ギンちゃんは私をこれから支えてくれる「新しい家族」のことも、きっと喜んでハグしてくれるはず。

それを希望にして、グリーフと共存しながら、「幸せな悲しみ」を胸に飼いならして行けるようになれたらいいな。

ギンちゃん、本当は今でも、あなたを探してしまいます。

仕事中、私の後ろのソファーで寝たふりをしながら、そっと前足で触れてくる不器用な甘え方が恋しいよ。

いつも丸まっていたソファーの上の定位置に、あなたがいないか振り返ってみては泣いちゃう日もまだまだ続いているけれど、そんな自分に泣き笑いできるようにもなってきたよ。

ギンちゃん、ギンちゃん。
宇宙一カッコいい、私の宝物。

今でもずっと変わらず大好きだよ。
ありがとう。

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