雨が降った日に雨を受け入れるように、気持ちが揺れるのを受け入れてあげませんか?
昨晩、メガネ(左側)のネジが外れてレンズが落ちたので修理に出すためにZoffに行ったのですが、どうもフレームも古くなっていてポキンと「つる」が折れてもおかしくない状態のため、メガネを新調しました。
私がかけているメガネも「軽量」タイプのものなのですが、数年ぶりにの新しいメガネは「うわっ!軽っ!」とビックリするくらい軽量になっていました。
今まではフレームがしっかり主張するタイプだったので、すごく細いフレームのものが気になったのですがどうにも似合わず(唯一イケそうなのがあったのですが、なんか「うーん」とお店の人も言ってました)、結果、3本くらい最終候補に残ったものの中から
今かけているのと似た感じのもの
が一番似合う・雰囲気に合うと見立ててもらって買いました。
今使っているメガネと比べるとレンズ部分が横に大きいのですが、これでも比較的横幅が狭いもの。
今時の流行は、縦長よりも横長なのかな???
私はロン顔(注:面長)で顔幅がないのに長いという個性的な顔立ちなので、横に大きなメガネはバランスがとりずらいんですよね…
今のメガネよりもうんと軽く、そしてきっと「今時感」もあるはずなのですが、やっぱり横に大きい感じがしてなんとなーくしっくりこないのですが、少しずつ見慣れていくのだろうと思います。
でね、でね!
レンズの度数をずっと変えていなかったので、遠くがぼやけがちだったのですが(私は近視です)、レンズを変えるための測定をしてもらったら
遠くを見る際に若干乱れがある
と言う事が発覚。
ただでさえ遠くがぼやけて分かりにくかったのですが、度数を少しだけ上げたものに乱視矯正のレンズを重ねると、全然違って見えることにビックリ!!
いくら「クッキリ・しっかり」見えるようになるとしても、急に度数が変わったり乱視矯正を入れると、目が慣れずに気持ち悪くなる可能性が高いので、そこは極端に上げ過ぎないように調整。
それでも新しいメガネをかけているとクラクラするので、一日に数時間ずつ…と慣らしていこうと思っています。
レンズの度数を換えたのはすごく久しぶりなのですが、Zoffでは半年間はレンズの度数がキツイ・弱いという場合に保証がついていて交換することが出来るのだろう。
しばらくしても目が慣れなくてツライ場合は無理せずに換えに来てください、と言ってもらえて一安心です。
新しいメガネのお値段は、11,100円。
一並びのお値段でした。くふふ。
* * *
早い地域ではすでに梅雨入りしているようですが、私の暮らす新潟も今週はずーーっと雨模様。
今朝、久しぶりに青空が広がっていたのですが、午後からは曇り出して夕方には雨予報のため、一日中晴れている気持ちよさはしばらくおあずけ状態。
明日からの天気もぐずついたものになる予報で、前髪と耳周りにかなり強めの「クセ」がある私は、雨が降るとクセがうねうねして丸まってしまい、なんだかテンションが下がり気味。
おまけにネコ毛で細い髪は湿気が多いとペタンと潰れるくせに、変なクセが浮き上がってボワボワしてしまい、雨降りの自分の髪の毛には「ほとほと手を焼く」状態です。
あーぁ、雨かぁ。
人に会う予定がある日は、自分の髪形が決まらないのに人に会うのが憂鬱になるし、楽しみにしていた旅行なども雨が降ると行動が億劫になり「なんかもったいない気分」もしてしまいます。
けれど、雨が降って「あーあ、嫌だなぁ」と思ったとしても、それをしぶしぶでも受け入れ、傘をさしたり履物を選んだり予定を組みなおしたりしながら『雨に合わせて』活動しますよね??
だって、お天気って自分ではどうすることもできないんですもんね。
どんなに願っても、どんなに嫌でも、変える事が出来ない事を知っているから、ちゃんと受け入れますよね??
雨降りなのに「今日、雨が降るなんて私は認めないからね!!!傘なんてさすもんか!雨でも予定通り河川敷でバーベキューを決行するからね!!」なんてことはしないはずです。
感情はよく「天気と同じ」というように表現されます。
それくらいクルクルと変わりやすいもの。
私は「波」のようだ、という言い方もしていますが「寄せたり引いたり」「荒れたり凪いでいたり」とにかく一定ではありません。
変わり・揺れるのが当たり前なので、どうしたって浮き沈みがついてまわります。
人生には順調な時もあれば、ガクンと谷に落ちたようにうまくいかない時期もあります。
常に登り調子という事はなく、山あり谷あり、時には飽き飽きするような平地を淡々と歩く時間だってあるでしょう。
順調な時もあるしそうではない苦難の時もある、と言われれば「そうだよねー」と言えるのに、なぜか私たちは自分の感情に対して見張りを立てて、揺れ動くことに関して厳しい目を向けてしまいます。
常にポジティブな思考で前を向き、明るく楽しく過ごさなくっちゃ!
小さな幸せにも感謝して、自分をワクワクさせることに目を向けなくちゃ!
と「常に向上心ある私」「常に前向きでキラキラした私」「常に上を目指す私」という目標やルールを自分に課してしまうと、そうできない気分の日に、自分を激しく責める気持ちが沸いてしまいます。
なんで前を向けないのよ??
なんで感謝出来ることを探せないのよ??
なんで明るい気持ちになれないのよ??
ただでさえうまくやれない状態でしんどい自分に対して、こんな風に「攻撃の目」を向けてしまいます。
でも、なんだかこれっておかしなことだと思いませんか??
どんなに自分が前向きに過ごそうと思っていても、理不尽な事で上司から文句を言われてしまう事もあれば、日々明るく女子力を磨く努力をしていたって素敵な出会いがない…と焦る時期もありますし、空いているだろうと思っていた電車が混んでいれば「うわーー」って思いますし、仕事で自分がミスをすれば「誰にでもある事」と分かっていたって気落ちします。
楽しい事もあれば、涙が出てしまうような日もある。
のんびり心地よく過ごせる時間もあれば、焦りから苛立つ時間もある。
それが、私たち人間の特性です。
先日、ブログの記事で「粒・最強理論」という記事を書きましたが、生理周期に合わせてホルモンの変化で「イケイケ・ゴーゴー」な時期もあれば「何もしなくても泣ける」時期だってあり、自分で制御できない感情の揺れもあります。
さらに、私たちは「自分一人で生きている」訳ではなく、たくさんの人たちの中で生きているので『自分が思った通りに事が運ばない現実の中』で生きることをしているんですものね。
常に前向きで感謝を忘れず、明るく思いやりを持って心穏やかでいなくては。
と自分に厳しい「鉄の掟」を課してしまうのは、雨の予報が出ているのに「ウソ!絶対あり得ない!傘なんてささないからね!!」とお天気を無視して受け入れないのと同じです。
ねぇ、おかしいですよね??
雨が降ったらその時々に順応するやり方をして、楽しくなくともそれを受け入れてやり過ごすように、自分の感情が好ましくない揺れ方をしてしまう時にも、その時々の自分を「何とかやり過ごせるように」と手助けしてあげるべきではないでしょうか?
もしも、あなたの気持ちがあなたの望ましいものとは違う日だったとしたら、ぜひこんな風に自分に言ってあげてください。
あぁ、私の気持ちが「今日は雨降り」なんだなぁ。
さて、どうやってやり過ごそうかな?
雨はいつか止みます。
感情も同じで、感じ尽くせば消えていく(抜けていく)ものですから、いつまでも同じ感情を持ち続けることが出来ません。
雨降りの日は雨をしのぐように、心が雨模様の日は、雨宿りするようにただそれを受け入れてあげませんか??
そしてきっと、雨が上がると虹がかかるように、いろんな感情を味わう分だけ見えるものがきっとあるはずですから。
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