振り返ってみると「9か月」の間に思いもしないことがいっぱい起きていた! ~生きているって素晴らしい~
ボンジュール! ← 突然のパリジェンヌ気取り
この土曜日は「月イチ出勤日」でした。
煮詰まっていた仕事があったのですが、いい感じにスルッと先が見えてくれたため、午後からは有休をもらってお買い物へGO!!
…と、元気いっぱいだったはずなのに、買い物の途中で『空あくび』を連発しフラフラした感じになってしまい、急いで家に戻り、ベッドに直行。
数日前から少しだけ喉の痛みがあり、のど飴を舐めてケアをしていましたが、あれ?これってもしや「倦怠感」っていうやつ??
先週月曜に全員出社して参加する会議があったのですが、その場で隣の椅子に座っていた職場の人が、翌日に『コロナ陽性』ということが分かりました。
会議だったので、隣になったからといって少しだけ雑談した程度でしたし、私も同僚もマスクをしていたので、感染する可能性は低いと思ってはいましたが、身近な人が感染していたらもらってしまう可能性は避けられませんもんね。
今週、出かける用事があるので「コロナじゃありませんように!!」と願いつつ、職場でもらっていたコロナ検査キットを使ってみました。
キットの説明書によると、「S」の部分に指示通りに試薬と混ぜた唾液を乗せて8分後
・「C」の線が検査終了のサイン
・「T」に線が出るとコロナだよ!
とのこと。
Tの脇に線が出なかった私は、コロナにはかかっていなかったようでホッとしました~~。
私はコロナが流行してから現在まで、運よくコロナにはかからずに過ごせています。
とはいえ、喉がちょっとヒリヒリしたり、疲れてフラッとするということは「免疫が低下気味」のサインだと思いますし、そういうときにはウイルス性の疾患をもらいやすいもの。
ということで、土曜は夕方までしっかりベッドで寝て疲れを取り、日曜も必要な用事だけを足した後は、ベッドでしっかり寝て英気を養いました。
おかげで今日はスッキリ!シャッキリ!!
まだ少しだけ喉が痛いけれど、これはのど飴とビタミンを取ってケアし続けようと思います。
* * *
土曜日に買い物に出かけたとサラッと書いたのですが、出かけた先は新しくなった新潟駅の駅ビル。
今週、東京へ出かける際に届けたい「新潟土産」を買いに行きました。
東京へ行くのは、去年の秋に開催した魔女フェス以来!!
楽しかったので、また東京にも行きたい!と思っていたのですが、年末に「悪い病気かもしれない」「年が明けたら手術だって」と、私の体の不調で身動きしようと思えず。
手術を経て、ようやくお腹の中の重たい腫瘍がなくなり、傷もすっかり良くなり、元気100倍!!とアンパンマンを憑依させて、久しぶりの東京です。
楽しみ!!
でねでね、今回上京するのは、昨年から参加していた「動物医療グリーフケア」で、レポート・試験・面談などなどの内容をなんとかクリアでき
ペットライフグリーフケアアドバイザーに認定
の連絡をもらえたので、認定式に参加するための上京なんです!!!
わーーーい!!
嬉しいなぁ。
ほんと、嬉しいーーーっ。
私が参加していた「ペットグリーフ」の講座は、『動物医療グリーフケア』という名称の通り、獣医療者やトリマーさんなどのペットに関するお仕事をされている方向けのもの。
なので、認定資格も分かれていて
5年以上の臨床経験を有する、動物医療従事者が取得できるものが『動物医療グリーフケアアドバイザー』『准動物医療グリーフケアアドバイザー』というもの。
動物医療職に従事していない私は『ペットライフグリーフケアアドバイザー』という認定をもらうために、秋から動物医療従事者の皆さんに交じって学ばせてもらってきました。
認定コースに申し込んだ時には、受講中に病気になってメンタルがズタボロになるなんて思いもしませんでしたし、講座の最中に手術を受けるとも思っていませんでした。
丁度、私が「症例検討」と呼ばれるグリーフケアへの取り組みについての事例発表する予定の日は、大きな骨盤内腫瘍があると分かり、MRI検査の結果待ちをしているというタイミングで、悪性かもしれない…と、死への恐怖に取りつかれていて常軌を逸している状態でした。
事前に準備を進めていたので資料は出来ていたけれど、頭は真っ白で気持ちはフワフワしていて現実感がない感じのところに、あまり寝れていなくてボロボロの状態。
直前でしたが、事情を話して認定コースの辞退を申し出ようか?とも思いましたが、どうしても諦めきれず、発表だけはやり切ろう!その後で事情を話して状況によって辞退をさせてもらおう、と症例検討会にのぞみました。
それまで「病気のこと」で頭がいっぱいになっていましたが、いざ発表をし始めたら「やり切らなくちゃ!」と意識がそちらに集中してくれたおかげで、一時的に病気のことを考えずにその場で得られるたくさんの学びに刺激をもらうことができました。
最後の最後に、自分の状況を伝えさせていただき、もしも悪い病気だったら離脱してしまうこと、そしてできれば「応援して欲しい」と勇気を出して言葉にして届けることまでできました。
みなさん、本当に暖かく受け入れてくれて、気にかけてくれ、応援してくれました。
主催講師の美奈子先生は、直接LINEでやり取りしましょう!と言ってくださり、悲嘆の中にあった私に沢山寄り添ってくださいました。
同じ日に症例発表をした、澤柳先生とは、私の病気がご縁となり個別にご連絡をいただき、その後もちょこちょこと近況報告などをさせてもらっています。
振り返ってみると、9カ月前には思いもしなかった展開を経て、認定コースを駆け抜けることができました。
毎月の講座参加と、別チームの動画配信を見てのレポート作成は正直とってもキツかったですし、認定試験はどんな内容なんだろう?と、過去の講座を振り返って学び直してみたり、面談でも自分がどんなグリーフケアをしていきたいのかを問われたり、本当に濃厚で気付きがたくさんあった時間でした。
認定式があることは決まっていましたが、私が認定をクリアできたのか?!
結果連絡が届くまでドキドキしていましたが、先週金曜日に、認定の連絡をもらい、嬉しくて嬉しくて!!!
やったーーー。
東京に行くぞーーーー!!!
あの時、ボロボロだった私に「応援するよ!」と言ってくれたみなさんに、ガッツポーズを届けてくれたみなさんに、会場でお会いして『ありがとう』が言えることも、楽しみの一つです。
認定式で、新潟の美味しいおやつを…と思っていたら、先生からの連絡メールに
『ご当地グルメをお持ちください!』
というお願い事項が書いてあり、色んな地域の美味しいものを談笑タイムにいただけそうで、食いしん坊の私はその時間も楽しみでワクワクしています。
新しくなった新潟駅ビルで、新潟の洋ナシ「ル・レクチェ」を使ったおやつを選んで買ってきました。
後は、移動時にうっかり落として壊したりしないように気をつけなくちゃ!!
そしてそして、「ファイト!」のメッセージをくださった澤柳先生にも、個人的にありがとうの気持ちを込めて、新潟駅でちょっとした『お礼』を選ぶ時間も楽しかった~~。
よろこんでいただけるといいな♡
なぜかフラッとして体調不良でそそくさと駅で必要な買い物だけをして帰ることになってしまいましたが、短時間でも『喜んでもらえるといいな』と思いながら、渡したいものを買える時間が持ててヨカッタです。
ありがとうを伝えたい人がいること。
喜びの場に、おいしい一口を持っていけること。
直接、会える喜びにワクワクしていること。
幸いにも私は、悪い病気ではなく、死を身近に感じる状態ではなくなりました。
だからこうやって、やりたいと思ったことに取り組めていますし、少し先の未来を楽しみにして過ごすこともできています。
当たり前は、当たり前に思えるくらいに「幸せ」な時間だということを、年末にまざまざと感じました。
自分が「無」になるのかもしれない、悪い病気であれば「自分の死」を側に感じながら生きることが、どれだけ恐ろしいことなのかと、現実を受け入れられそうもなくて震えました。
生きたい!
生きていることは、それだけで素晴らしい!!
ということを痛感すると同時に
受け入れられない現実を前にしたときの感情の揺れ方、取り乱し方、その時に何が救いになったか、頭で理解していることを遥かに超えて揺れ動く自分の感情があることを、まざまざと自分事として体験しました。
グリーフケアを実践していきたいと思っている私には、この体験がもたらした気付きはとても大きなものでした。
私はこれから、ここから、私にできることをしていきたいと思っています。
コロナだったら認定式も参加が危ぶまれる…と一瞬ドキッとしましたが、結果は陰性でしたから大丈夫!
やっぱりイナバ、100人乗っても、ダイジョーーブ!!
今週末の東京に向けて、楽しみがあるから仕事も笑顔で乗り切れそうです。
うふふ、私ってやっぱり、ゲンキンなタ・イ・プ♡
ではでは、今週もお互いに、エイエイオーで乗り切りましょ~。