私の憧れ。見ていると溜息がでちゃいます。
いやっほーい!
今日からまたウィークデーが始まり「ダル重…」なはずなのですが、そんな朝は自分を笑顔にさせてだます大作戦!
コーヒーと一緒に朝のおやつにしたのは、実家の母が買ったものをお土産に持たせてくれた『シューラスク』。
シューラスクの存在は知っていたものの、実は食べるのは初めて。
期待に胸を弾ませてパクッと食べてみたら、ふんわり空気をたくさん含んでいるのにカリカリとした食感で、すごく面白い!
パンで作るラスクよりも卵の味がしっかりしているというか、シュー生地なので香ばしいというか、なんだか新鮮な味わいでした。
ある程度長く生きてきた中で「始めて食べる」というものに出会えると嬉しくなります。
今日は記念すべきシューラスクデビュー日でした♡
さてさて、話は突然変わるのですが、自分を愛する・自己肯定するために「身の回りを好きなもので揃える」という事がよく言われますよね。
理屈では分かるのですが、私はその昔、お金を使う事への罪悪感が強くて、自分のためにお財布を開くのが苦手で、そのくせ欲しいものはあるので、迷って迷って買うのですが、満足感よりも「とうとう買ってしまった…。自分のために無駄使いをしてしまった…。」と気落ちする方が大きく、せっかく買ったものを
喜んで受け取る
という事が出来ずにいました。
なので、必要なものがある時は、好きか嫌いか?ではなく、値段がより安いものの中で我慢できるデザインのもの…というような買い方が多かったのですが、当然、買っても嬉しくありません。
私はこう見えて「マジメーヌ」で「コツコツーヌ」なので、それなりに貯金というのをしていたので
使う事の出来るお金はあるのに、貯まったところで欲しいものを買えずになくなることが不安になるという状況が苦しいと感じていました。
貯まる = 安心
というはずだったのに
貯まる = 安心がなくならないようにと不安も貯まる
という状態で、お金を気持ちよく使えるようになりたい!!と、お金を使う事への罪悪感を失くすための本を読んだりもしました。
けれど、長年培ってきてしまった「お金を使う事への罪悪感」は根深く、なかなかお金を気持ちよく使う事が出来ませんでした。
そんな時に、気持ちよくお金を使える友達が言った言葉に魂を打たれました。
お金はあればあるに越したことないけれど
一生懸命貯めても死んじゃったら「円なんてただの紙」になっちゃうからねー
上手に貯めつつ、好きなものにもお金を使わないと
何のために貯めるのか分からないよね
そうだね!
何もかも湯水のように使うのではなく、自分のために自分が稼いだお金で自分を喜ばせる事をしてもいいんだよね。
だって、意味なく貯めても死んじゃったら、私には残していく子供もいないんだから、何のための蓄えか分からないもんね。
それから少しずつ、自分のために欲しいものを買ってあげていい!と許可を出せるようになりました。
とはいえ、まだまだ大きなものを買うのは迷いますし、いっぱい悩んで欲しいものだけを買うようにしています。
話があっちこっちに行っちゃっているのですが、身の回りのものを好きで揃える…という事について、私が心に響いたのが
あなたが一番くつろげる時間に着ている部屋着や、毎日使う食器をお客様が来た時に貸してあげられるでしょうか?
という質問でした。
部屋着って本当に適当で、私は窮屈なものが苦手なので着古してゆるーくなったレギンスに穴が空いても平気で来ていましたが、それを見て「これは貸せないっていうか、そもそも人が来た時にこの格好すらしないよね」と苦笑い。
人に貸せないようなものを、平気で自分に着させている・使わせているって、自分をどれだけ雑に扱っているのか?と愕然としました。
何も高いものである必要はありません。
自分に買える範囲で、自分が着たいと思える「色」「形」「素材」を選び、部屋着をちゃんとすることにしてみたら
自分がすごく大切なもののような気持ち
になって、びっくりしました。
ぴったりしたものは苦手なので、柔らかくてゆるい感じのもので、決して高価ではありませんが、部屋着でも雑に扱わずに大事に着るようになりました。
ちょうどその頃、私は旦那さんだった人に背を向けられて別居となり、生きる意味もよく分からないくらい絶望していて、そこまで大きな暗闇に落ちた事で自分を大事にするしかなくなり、この気持ちを楽にしたい!!と自分を肯定したいと心から思えるようになりました。
とはいえ、あれこれ試すもののしっくりこなくて、なかなか自分を好きになれませんでしたが、きっと実を結ぶように見えなかったあの時間の積み重ねがあったから、自分を肯定出来る今があると思っています。
私の中で転機となったのは、別居の中で今のマンションへ引っ越しをしたことだと思っているのですが、その時に私は自分のために生まれて初めて「大金」を使いました。
この先離婚するとしても不安でしたし、いざとなったらお金が頼り…なのに、あれこれと頭の中では必要なものや飛んでいくお金を計算すると不安にもなりましたが、引っ越しの際にここから私はスタートするんだ!!と
引っ越し資金として100万円を用意して、自分の住みたい環境を整える
事をしました。
大盤振る舞いです!!
賃貸なので自分の持ち物ではなく、キッチンだったり収納だったり…と、変えられないものもありますが、私は今の「自分の城」に自分が好きなものを置くようにしています。
ちょっとずつ、少しずつ、自分にとっての「好き」を集めているので、私は自分の暮らす空間にいるととても居心地がよく寛げます。
また、好きなものは少しずつ変わったりしますよね?
そうしたら、要らなくなったものは手放して、本当に欲しいものを吟味して買い替えるようにしています。
時々衝動買いしちゃうこともあるけれど、クッションカバーだったりフォークだったり、これが私の住む場所にあったら使うたびにニコニコしちゃうよなぁ~と思ったものを選ぶことだけは妥協しないようにしています。
だから、買えなくてもインテリアショップや雑貨屋さん、食器屋さんやリネン類を扱うお店、お花屋さんや植物を売っているお店を見に行くのも好きです。
素敵~♡って思うものを見ているだけで心が潤います。
それらすべてを買うわけではないけれど、いろいろ見て吟味して、自分が本当に欲しいものを買った時はすごくいいお金の使い方が出来たな~と罪悪感よりも喜びを感じられるようになりました。
もちろん、惚れて悩んでから買う「私のお気に入り」なので、使う時も大事にしますから長持ちします。
人から見てオシャレだとかセンスがいいとか、そういう事ではないんです。
自分が笑顔になれるもの、自分が好きなものの中で幸せを感じる事ができればいいんです。
シンプルが好きなのであれば、すっきりとした暮らしに心地よさを感じるでしょうし、ディズニーキャラクターを心から愛している人は大好きなディズニーグッズに囲まれていたら笑顔になります。
ラグジュアリーなものが好きな人、ポップなものが好きな人、ファンシーなものが好きな人、どんな好きも「あなたが好きな、あなたの大事な世界」ですから、それを大事にする事は自分を大事にすることと同義です。
私は食器も好きで、いろいろと欲しいものがいっぱいあります。
とはいえ、置ける場所に限りがある事や、食器もいいものはとても高いので少しずつ買い替えたり、欲しいものを買うため貯金をして何かしらの記念日に自分にプレゼントする…なんてことをしています。
そんな食器の中で、いつか私が自分にプレゼントしたいと思っているのが『アスティエ・ドゥ・ヴィラッド』というパリ生まれの白い食器です♡
『キューブ』というシリーズの縁取りが三角でデコボコしたお皿と
『アデライド』というシリーズのマグカップが欲しくて、見ているだけで溜息が出ちゃいます。
どちらもとっても素敵で、見ているだけで溜息…なのですが、お値段もなかなか高価でそちらにも溜息。
いつかチオビーと結婚することになったら(← 気が早いわ!まだ付き合ってもいないのに…)結婚祝いで欲しいものはない?と聞かれたらリクエストしちゃおう!なんて甘酸っぱく未来を描いてキュンキュンしています。
あ、でもその前にチオビーとお付き合いしたりしちゃったら、記念に買っちゃうかもだけれど…
だって、私的には最高にハッピーでお祝いだもん♡
そして、私のものだけじゃなくギンちゃん・仁くんの使うものを見るのも好きなのですが、もうじきやってくる我が家の2魂のお誕生日プレゼントに何を買おうか??とあれこれ探すのもワクワクの時間です。
今、気になっているのが「ご飯を食べるためのお皿」なのですが…
くーーっ!素敵!!!
でもひとつが「13,200円」と、とってもお高い!!!(二つお揃いで買ったら26,400円。ひょえー。)
フードボウルの下に敷いてある小さなラグもかわいいし、このメーカーで出しているベッド類もかわいくて、見ているだけであれもこれもお部屋にあったら…と妄想してニヤニヤします。
全て好きなものを買えるわけでもありませんし、欲しいなぁって思い続けて買った時の喜びはすごいので、すぐに買えなくてもいいと思っています。
また、欲しいと思っていても買わずに「いいや!」と思えるものもありますし、実際に買えなくても見ている時間・好きなものを探している時間も幸せな時間です。
自分の好きを集めておいて、それを見てニヤニヤする時間って心が弾みますよね!
なので私は、スクリーンショットにとっておいたお気に入り画像を眺めたり、ブックマークしておいた欲しいものを見つめて溜息をついたりしています。
自分の好き!を大事にすることも自分を愛する一つの方法です。
皆さんは何が好きで、どんなものに心が弾むのでしょうか??
自分の「好き」に忠実であるって、ひいては自分の「世界観」を大事に尊重する事ですものね。
はぁ、それにしても素敵だなぁ。
いつかブログで「とうとう手に入れちゃいました~♡」といつか言えたらいいな!
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