【ココロノマルシェ】夫が自分の気持ちに決着を付けるまで、私はどのように接していけばいいでしょうか?
こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
好きな食べ物は何ですか?と聞かれたら「ハイチュウ」と即答する私ですが、職場に出社勤務していた時ほどは仕事中の間食が減り、今はあまりハイチュウを含めたお菓子の消費が減りました。
減ったとはいえ、やはり体が定期的にハイチュウを欲するので時々は自分のために買って食べるのですが、この春、西グループ・東グループに分けた味のハイチュウが発売されているのを発見し、ストックしてあります。
先に西味をあっという間に完食してしまったのですが、東味は「シャインマスカット」「湘南ゴールド」「富良野メロン」というラインナップでおいしそう。
東はまだ食べていないので軍配が付けられませんが、西は「パイン」「ルビーロマン」「清水白桃」と、これまた魅惑的なラインナップで、おいしゅうございました。
春のハイチュウのラインナップを勝手にご紹介した後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
先生方こんにちは。
共働き子なし20代夫婦です。長年付き合い結婚し、先日夫から離婚したいと言われました。
理由は「勿体ない程の愛をくれるのに何も応えてやれてない。情けない。俺が悪いから別れたい」だそうです。
私は妻という立場に胡座をかいて夫が受け入れてくれると過信し、何かと求めては思い通りにならないと不機嫌になり甘えてきた部分があります。今更ながらそういう自分に気付き、それを受け止めきれなかった夫は自分を責め追い詰め苦しんでいたのだと知り、後悔でいっぱいです。もちろん夫婦の問題なので、どちらか一方が悪いということもないと思っています。
話を聞き入れた上で私はこれからも一緒にいたいこと、改善してやり直してみようと伝えました。夫は同じことを繰り返すのが怖いそうで修復はできないと言っていましたが、「もう一度冷静に考えるからそっとしておいて」とも言われ、今私は家事や身の回りの事、挨拶、話しかけられたら話す、食事時に仕事はどうだった?と聞くぐらいにしています。(夫は仕事が大好きです)
一方夫は一線引いてこちらに接してきていたのですが、昨日困りきった様子で「辛い。別れ話をしてしまったのが申し訳ない。迷って悩んでる。それなのに優しくされるからしんどい」と弱さを吐き出していました。口に出す言葉もごめんやすみませんなど謝罪ばかりが多く、終いには殺してほしいとまで言い出しました。
私も辛く不安な毎日でしたが、自分のこれまでの行いや気持ちを振り返り考えてるうちに、やっぱり夫が好きで一緒に居たいという想いに辿り着き、今はその想いに自信を持っているので驚くほど穏やかでどんと構えているような状態です。(普段は不安の先取りが得意で泣き虫です)
ここで先生方にお聞きしたいことがあります。
今夫はこれまで抱え込んできた気持ちを爆発させ、向き合い悩み、自信喪失し、自分を責めている状態だと思います。
気持ちを変えるとか解決するとか、それは私ではなく夫が対処するべきことなので出来ないと分かっていますが、夫が自分の気持ちに決着を付けるまで、私はどのように接していけばいいでしょうか?
そっとしておいての言葉を汲み取り、なるべく一人でいる時間空間を過ごしてもらい、私も自分のことに取り組み、過度な干渉は避け距離をとっているつもりです。
優しさでも苦しむようなので、夫の心理面を考えると、やはり私が少し家を空けるなど物理的距離があるほうが安らぐのでしょうか?
インドアで家大好きな私が、急に一人行動することで変に気を苦しめないか心配ですし、どのようにしてても刺激になってしまう気がして、困っています。
アドバイス頂けたら幸いです。
ご相談:みまろさん
みまろさん、こんにちは。
ご主人からの離婚宣言から現在まで、ご自身の事をたくさん顧みて自責の念に駆られたり、同時に「彼はたくさん愛してくれていたんだ」と、ご主人の愛情に胡坐をかいていたことに気付けたり、それまで見てこなかったことを改めて見返す時間をたくさん持たれたことと思います。
ご主人の離婚したいという宣言以降、今までとは違う緊張感やなんとも言えない距離感のある空気がお互いの間にあると思いますし、ご主人だけではなくみまろさんもいっぱい気を張っていらっしゃると思います。
どこかでみまろさんの「今の気持ち」を聞いてもらっていますか?
> 私も辛く不安な毎日でしたが、自分のこれまでの行いや気持ちを振り返り考えてるうちに、やっぱり夫が好きで一緒に居たいという想いに辿り着き、今はその想いに自信を持っているので驚くほど穏やかでどんと構えているような状態です。(普段は不安の先取りが得意で泣き虫です)
つらく不安な毎日であったり、不安の先取りが得意で泣き虫と書いてくださっていますから、揺れる気持ちがいっぱいあったと思います。
夫婦問題の解決は、今日何かしたから明日に突然和解する…というようなことはなく、少しずつ時間をかけながらと「長期戦」になることがほとんどですから、みまろさんがご自身の思いを抱え込み頑張り過ぎてしまわないように、時には泣き言を言ったりできる場所がありますように。
> 今夫はこれまで抱え込んできた気持ちを爆発させ、向き合い悩み、自信喪失し、自分を責めている状態だと思います。
> 気持ちを変えるとか解決するとか、それは私ではなく夫が対処するべきことなので出来ないと分かっていますが、夫が自分の気持ちに決着を付けるまで、私はどのように接していけばいいでしょうか?
きっとご主人も、沢山葛藤しているのだろうと思います。
どんな答えにしろ、ご主人がご自身の気持ちにしっかりした答えを見つけるまでは「信頼して待つ」ということしかできませんものね。
信頼して待つ、答えを彼に委ねる。
言葉にしてしまうと短いのですが、これが本当に難しいんですよね。
みまろさんはご主人と夫婦としてやり直したいと思われいるわけですから、ご主人の気持ちはご主人のもの…と分かっていたって、どうしたって一緒に暮らしていて目に見えるご主人の表情や行動、些細な言葉に敏感になりますし、揺れ動くと思います。
だからこそ、自分に魔法の呪文を唱えるように『彼の気持ちは彼のもの。彼は彼、私は私。私には何もできない。』とブツブツ呟くのもおすすめです。
男性は問題が起きると”自分の中に引きこもる”ことを選ぶことが多いのですが、これは『自分なりにしっかりと考え・納得し・答えを出したい』と、自分の問題に自分がしっかり向き合いたいという思いからです。
自分の殻に引きこもって、自分なりに一生懸命に問題解決に向けて考えている時間で、答えが出るまでの時間はご主人にしか分からないもの。
ご主人なりの答えが出てくるまで、ただ見守るしかできない…のですが、ほんと、見守るにしても彼が苦悶している表情を見たり、肩を落としているのを見たら、大好きで大切な人だからこそ、胸が痛みますししんどいですよね。
みまろさんが「どのように接したら」と書いてくれていましたが、みまろさんが逆の立場だったら、どうしてもらったら嬉しいでしょうか??
嫌いになったわけでもないし、でも彼の事を深く傷つける言葉をぶつけたりひどい態度をしまって合わせる顔がない。
そんな自分に対して、彼は優しく接してくれるだけではなく、自分の悪かったところを改めるからやり直そう!と言って努力してくれているのが見えるけれど、自分の気持ちはまだそこに追いつけない…
やり直せるならやり直したいけれど、正直に言うと、どうしていいか分からない…
そんな時に、みまろさんだったらどんな風に接してもらったら楽でしょうか?
それを意識して「接する方法」を見つけていくのも一つのやり方です。
また、「どのような視線でご主人を見ているか?』という問いかけをするのも、単純ですがとても大事な事です。
視線に関して、他の方のココロノマルシェのお返事で書いているものがありますので、何かのヒントや参考になればと思いご紹介させていただきます。
> そっとしておいての言葉を汲み取り、なるべく一人でいる時間空間を過ごしてもらい、私も自分のことに取り組み、過度な干渉は避け距離をとっているつもりです。
> 優しさでも苦しむようなので、夫の心理面を考えると、やはり私が少し家を空けるなど物理的距離があるほうが安らぐのでしょうか?
> インドアで家大好きな私が、急に一人行動することで変に気を苦しめないか心配ですし、どのようにしてても刺激になってしまう気がして、困っています。
みまろさんが子ども時代、お母さんをガッカリさせるような事や怒らせるようなことをして、すごく申し訳ない気持ちや情けない気持ちになって気落ちしたことはありませんか?
お母さんに合わせる顔がない…と暗い気持ちで家に帰った時に、朝は怒っていたお母さんは「何事もなかったかのようにいつも通りの表情、声掛け、接し方」をしてくれていたら、すごくホッとするのではないでしょうか?
もちろん、お母さんは何事もないように普通に接してくれていても、みまろさんの中には申し訳なさやいたたまれない気持ちが消えたわけではないので、泣きたくなったりどこかぎこちなさがあったにしても、お母さんが”いつも通り”にしてくれている事に救われて、数日もすれば何事もなかったかのように普通に接することができるようになりますよね。
ご主人が「いつも通りのみまろさん」を見て、どう感じるかはご主人の問題です。
でも、緊張して接したり気を遣われていると察するような行動を取られるよりは、いつも通りで深く気にしていないよ!という態度でいてくれると、とても安心できます。
今現在、みまろさんはご主人の希望である「そっとしておいて」を大事にして、ひとりの時間を過ごしてもらっているのですから、それでいいのではないでしょうか?
今やれる精一杯の接し方を、みまろさんがやっているのではないでしょうか?
『優しさでも苦しむ』のは、ご主人の罪悪感ゆえの苦しみ。
自分が愛するみまろさんをこんな形で大きく傷つけてしまって申し訳ない…と強く感じているからこそ。
罪悪感はとても重たく痛い感情で、それを感じる場所に自分を置くことはとてもしんどいので、罪悪感を感じさせるものから距離を置こうとして離れようとします。
みまろさんを傷付けた = みまろさんが罪悪感を感じさせるもの
ですから、自分が罰せられなくてはならないくらいひどい事をしているのに、傷付けた相手から優しい目を向けられたら、ますます罪悪感が刺激されちゃいますものね。
こんなに優しくしてもらっても、許されていいはずがない
やさしさを受け取る価値が自分にはない
ご主人が抱える罪悪感が大きければ大きいほど、それだけみまろさんを愛しているという事の表われでもあると思うんです。
何にも関心がない人にひどいことをしてしまったとしても、こんな風に自分を罰したり、相手の優しさがチクチクしていたたまれなくなる事なんてありませんものね。
大好きで大事な人を傷つけたからこそ、罪悪感は大きく深くなるんですもの!
こんなに深い罪悪感を感じる程、彼にとって私は大切な存在なんだな。
優しい言葉や態度に胸が痛くなっちゃうほど、彼は自分を責めているけれど、それは私の存在がそれだけ大きなものだからなんだな。
そう思ってみたら、そっとしておいてあげることに対して、少しだけ気持ちが楽になりませんか?
私の事を大事に思っているからこそ、沢山葛藤してくれているんだ、って。
罪悪感を感じているからこそ、みまろさんと距離をとりたくなりますし、優しくされると苦しいのですから、ご主人が罪悪感を感じなくて済むために、どうしたらいいのでしょうか??
先ほど少し書いたように「いつも通りでいる」のがきっと大事な事だと思います。
彼の行動や態度に敏感に反応されている!と気付けば、ご主人の罪悪感は刺激されますものね。
みまろさんがご主人の気持ちを理解して、そっとしておいているのですから、それ以外は今まで通りの「ご主人が愛していた素敵なみまろさん」のままでいられたらいいですね。
そして、意識をご主人からみまろさんに向けて、みまろさんが笑顔になれること、楽しめることをして「待ち時間」を自分のために過ごすことも大切です。
みまろさんはもともとインドア派でお家で過ごすことがお好きなのであれば、家の中でみまろさんの趣味を楽しむのはいかがでしょうか?
元々好きな事であれば、それを楽しんでいたとしても不自然ではありませんものね。
私は私で毎日を楽しんでいるよ!
私は私でイキイキしちゃうよ!
大きな不安がある状態ですから、100%心から自分の事を楽しむ…のはなかなか難しい事ですが、大きな罪の意識がある時に、自分の事を気遣われていると感じれば罪の意識が刺激されてつらくなりますが、自分とは関係のないところで楽しそうにしてくれていたら、ホッとしますもんね。
そして、何もご主人に対してできないからこそ、この時間を「自分の自信をつけるための時間」に変えてみましょう!
まず大前提に、離婚したいと言われたとはいえ、みまろさんはご主人にとって「結婚してこの先も共に生きていきたいと思えた大好きな人」なんです。
ご主人が結婚したいと思っていた時のみまろさんは、どんな輝きを持っていたでしょうか?
その輝きをもう一度放って、ご主人をもう一度惚れさせちゃうことだってできるんですものね。
だって、全く関心のない人ではなく、ご主人はみまろさんの事を「好きだ」と思ってくれた人ですから!!
オシャレすることがお好きであれば、新しいお洋服を身に着けて楽しむのも素敵です。
眉を整えてみたり、新しい色のアイシャドウを試して、より素敵なみまろさんになっちゃうのもいいですね~。
スキンケアやボディーケアにも力を入れると、自分でも効果を実感出来て自信がつきます。
フェイシャルパックをしてみたり、お風呂ではスクラブも丁寧にしてボディークリームで自分を磨くのも素敵ですね!
身に着けるものは気分を変えてくれますから、みまろさんがトキメクようなランジェリーを買い足して「見えない部分も素敵なの♡」と、うふふと弾む気持ちになれる時間も素敵です。
美容院でトリートメントやカラーをしたり、セルフでもサロンでもネイルをしてみたり、お好きな香りを身にまとうのも、みまろさんを軽やかにさせてくれる力になってくれるかもしれません。
また、どうしたって家の中には緊張した空気があるでしょうから、知らずに体も凝ってしまっていると思いますから、ヘッドスパやマッサージで、頑張っているみまろさんにご褒美時間をあげて、ゆるむのもオススメです。
お風呂がお好きなら、いい香りの入浴剤を使って体の芯まで暖まりながらほぐれる時間を持つのもうっとりですね。
心を満たしたりふるわせたりする時間も大事ですから、見たいドラマや映画を見て思いっきり笑ったり泣いたりするのも大切な時間の過ごし方です。
音楽を聴いたり、リラックス効果のあるハーブティーで優しい時間を持つのもいいですね。
こうやって「自分のために時間を使う」ことで、みまろさんがご主人をそっとしてくことができることに加えて、みまろさん自身が素敵に変化していけますし、キレイになったり自分をほぐすことができれば、みまろさんにどんどんと自信がついていきます。
待つ間はどうしたって揺れるものですから、ドーンと構えて待つにも、自分の事を自分で満たしてあげることをしながら自信付けをしていくのは力になってくれます。
相手のために今やれる事がない時は、思いっきり自分に向き合うチャンスです!!
自分を満たすことで生まれる余裕のある感じや、楽しんでいる姿って、罪悪感を和らげてくれる力があります。
自分の事で頑張らせている…という事がご主人の罪悪感の導火線に火をつけているのですから、みまろさんが自分の事ではなく「みまろさんの事をして楽しんでくれている」のを見たら、すごくホッとしますものね。
とはいえ、実際には毎日目にするご主人の表情やちょっとした変化に不安になったり、気持ちも大きく揺れることも沢山あると思います。
夫婦問題はある程度の長期戦ですから、長い闘いだ!とみまろさんを頑張らせすぎず、疲れている時や心がしんどい時には、それを吐き出せる場所を作っておけますように。
お友達に泣きついたっていいんです。
誰にも言えないならば、カウンセラーを頼ってもいいと思いますから、どこかで大事なみまろさんの気持ちを「分かってもらって」くださいね。
つらく不安な日々の中で沢山ご自身の気持ちに向き合い、穏やかに構えて待つところまで自分を立て直せたみまろさんですもの、こんなに大きな愛を持っていらっしゃるのですから、その愛がご主人とまた繋がって笑顔になれる日が来るように応援しています。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。