【お悩み相談】20歳近くも年下の彼と知り合うことができたのに、アブノーマルなセックスの世界に足を踏み入れた人でした。
たまに無性にカレーが食べたくなります。
お母さんが作ってくれる普通のカレーも食べたくなりますが、昨日の晩の気分はキーマカレー。
ジンジャー・ひき肉・玉ねぎ・ひよこ豆をトマトで煮込んでカレー粉で調整。
少しだけウスターソースを加えると深みが増します。
もちろん1回で食べ終わらないので、今日の朝も(多分夜も)カレーです。
賃貸暮らしでキッチン周りの収納がないため、我が家の調理器具は最小限。
基本は24cmと26cmの深型のフライパン。(煮る・蒸す・焼くとフル活用)
あとは卵焼き用のフライパンと12cmくらいのミニミニフライパン、18cmくらいの小さいお鍋が一つと、このSTAUB鍋が一つ。
このお鍋はとにかく重い…
けれど結婚して少しして「いつか買えたらいいな」と毎月500円貯金(← こういうの好きなんです)を細々と続け、3万円がやっと貯まったときに買ったお鍋。
嬉しかったし、今も大事にしています。
色は絶対にギンちゃん色!って決めていたので、欲しいものが買えてよかったな。
はっ!!
余計な前置きが超絶長かったことにビックリしつつ(← 安定の不要な前置き)ブログにいただいたお悩み相談をしたいと思います。
まみこさん、こんにちは!
いつも1日1回はブログに立ち寄り、心が和み、癒されています。ありがとうございます。
以前にもお悩み相談させて頂き、その時に頂いたアファメーションが効いたのか、最近ですね、20歳近くも年下の彼と知り合うことができたんです!(以前のお悩みは年上男性が苦手というものでした)
彼は精神的にとても大人で賢いので、お話していて楽しく、「キター!私のヘラクレスくん!」と浮かれたのも束の間、よくよくお話してみると、巨根にコンプレックスを持ち、両親から恋愛について厳しく制限されたための、アブノーマルなセックスの世界に足を踏み入れた人でした。
そういうネットワークから依頼が入り、複数の男女がセックスをするためだけに集まるとか、SM等々。。そこでは、巨根であることが逆に重宝されるため、必要とされて満たされるそうです。
彼のことが好きなのか、助けたいのか分からず、このまま進んで良いのか迷っています。
同時にこのコンプレックスを聞いて「全うな人でなくて良かった」(全うな人が私を選ぶはずがない、全うな人なら騙されるに決まっている、全うでない人を助けることによって私の居場所ができ、離れて行かない)と思いました。
また、表面上は結婚したいと思っていても、本当は怖くて億劫に思っているようです。「最初は良くてもいつかダメになる、ちゃんとした女性にしてなきゃいけないから疲れる、芸能人の年の差夫婦のようにいずれ捨てられる、突然自分が相手に関心がなくなってしまったらどうしよう」というように。。
最近の根本先生のブログに「パートナーは自分の鏡」とありました。
所詮人は変えられない、変えられるのは自分だけと頭では分かっているし、彼も変わりたいなどと思っていないかもしれません。
ですが、私はやっぱりそんな世界から抜け出てほしいし、「僕はアブノーマルだから・・」と悲しそうな顔で話す彼を助けたいと思ってしまいます。
私は何から始めればいいのでしょうか?それとも私には荷が重いため、彼の元を去った方がよいのでしょうか?
相談者:私も動物飼いたーいさん
私も動物飼いたーいさん、こんにちは。
まずは…
20歳近く年下のヘラクレス君と出会えて親しくなれた事、まずは凄い!やったぁ!と祝杯ですね!!
私も動物飼いたーいさんが「自分の好きなもの」を許可して自分の願いをちゃんと肯定できたから、きっとステキな出会いが会ったんですね〜
そこからまたお悩みへ…と繋がってしまう事にはなりましたが、いいなぁと思える人に出会えるという事や、その人と親しくなれるという事は既に大きなギフトを手にした状態だと思っています。
出会えた事、まずは素直に良かったですね♡
> よくよくお話してみると、巨根にコンプレックスを持ち、両親から恋愛について厳しく制限されたための、アブノーマルなセックスの世界に足を踏み入れた人でした。
ご両親から恋愛を厳しく制限されていたのは、彼の巨根と関連があるのでしょうか?
なんにせよ「人を好きになる」というのは禁止されても湧き上がる感情ですから、それを禁止されてしまうのはやはりしんどかったと思います。
「厳しく制限」とある事からも、お付き合いという事自体に『罪悪感』を強く感じる部分が心の奥深くに根を張っているのかもしれません。
元々、男性は罪悪感を感じやすい性です。
男性器はナイフに例えられ、潜在的に女性を傷付けるもののように感じている部分があると言われています。
だとしたら女性を傷付けるであろうナイフが大きい事を自己嫌悪しているのだとしたら、彼はひとりで沢山の罪悪感を背負って生きてきたのかもしれません。
さらにセックスというのは単なる性欲を満たすためだけのものではなく、愛や繋がりを与え心を癒すためのものでもあります。
その繋がりを厳しく禁止されていたり、自分の性器にコンプレックスや罪悪感を持っていてて『愛される事・愛する事』を自分に与えられないとしたら、とても苦しい状態ですよね。
そして自分は愛する人を傷付ける可能性があるし、愛されない。
けれど喉から手が出る程に「愛されたい」「愛したい」という気持ちを持っていたのだとしたら、どこかでバランスを取る必要が出てきてしまいます。
それが彼のコンプレックスを「凄い!」と受け入れて評価してくれる、アブノーマルの世界だったのだろうと思います。
いわゆる「アンダーグラウンド」と呼ばれる場所で、彼は自分のコンプレックスと折り合いをつけながらも、やはり「人に言える世界ではない」訳ですから、自分の中に罪悪感を感じている部分があって、幸せになる事への怖れが出てしまうのかもしれませんね。
アンダーグラウンドの事や自分の性に関する事を正直に打ち明ける事は、彼にとってとても勇気のいる事ではなかったのでしょうか??
こんな僕でいいの?と誠実に自分を見せてくれた彼ですが、罪悪感や孤独感をたくさん抱えて生きてきたが故に親密感への怖れが沢山あるはずです。
自分の男性器で傷付けてしまう事への不安、アブノーマルな世界にいる自分は罪深い(=幸せになる権利はない)と思っているのであれば、好きな人が出来ても好きだという気持ちと同じ位に不安も湧き上がっているのではないでしょうか?
> 同時にこのコンプレックスを聞いて「全うな人でなくて良かった」(全うな人が私を選ぶはずがない、全うな人なら騙されるに決まっている、全うでない人を助けることによって私の居場所ができ、離れて行かない)と思いました。
私も動物飼いたーいさんが「なぜ」この気持ちを持っているのでしょうか?
問題のある人じゃないと私は選ばれないと思っているのは何故なのでしょうか?
なぜ、助けの必要な人に手を差し伸べる事で自分の居場所ができると思っているのでしょうか??
真っ当な人は私を選ばないと自分で思い込んでいるのは何故なのでしょうか?
私も動物飼いたーいさんが師匠のブログの「パートナーは自分の鏡」という言葉の記事を読まれたとおっしゃっていましたが、パートナーに自分を映し出しているのだとしたら、なぜパートナーに問題がある必要があるのでしょうか??
私たちは自分に問題があると思っていると、問題のある人を助けようとします。
相手に自分を映し出しているのですから、相手を助ける事で「自分を助け・愛されたい」を叶えようとします。
・真っ当ではない人 = 愛される価値を自分で認められていない
・助けたい = 自分を救い出してあげたい
・助ける事で居場所ができる = 自分を受け入れられていない(今のままでは居場所はない)
私も動物飼いたーいさんの中には、もしかしたら大きな「無価値感」があるのではないでしょうか?
無価値観は罪悪感と似ています。
●私には愛される価値なんてない
●私には魅力がない
●自分をちっぽけな存在として扱ってしまう
私も動物飼いたーいさんの心の中に、こんな感情はありませんか??
もしもこの「無価値感」を持っていたとしたら、自分を居場所にしてくれる人・必要としてくれる人をお付き合いする人の条件として相手を選びます。
過去のお悩みの中で「お母さんが過干渉」「お父さんが自分を否定する言葉を使う人だった」と言う事を書いてくれていましたが、だとしたら過干渉ゆえに自分の足で自分の生き方をする事が出来ずに自分の価値を見つけにくかったり、否定する言葉を投げかけられれば自分の魅力や価値・愛されていいと言う事を受け取れなくなってしまいますよね。
お母さんが過干渉でコントロールが強く、お母さんの言う事を聞かないと家に居場所がなかった…と言う事からも
あるがままの私では自分には居場所なんてない。
言う事を聞く(自分を犠牲にして差し出す・助ける)事で自分の居場所は作られるんだ、と「何もしなくても愛される価値がある自分」が分からなくなり、誰かを助けることや支える事で「役に立てた = 価値がある」と思うようになってしまったのかもしれませんね。
私も動物飼いたーいさんが「全うな人でなくて良かった」と思うのは、問題がないと困る自分がいるから。
助けが必要な人じゃないと自分が「必要」ではなくなってしまいますものね。
無価値感が心の中で育ってしまったのだとしたら、役に立てなければ自分には価値や意味がないからこそ、自分を必要としてくれる問題のある人に尽くし・全力を注ぐ事が自分の存在価値だと思い込んでしまいます。
パートナーは鏡、というのだとしたら私も動物飼いたーいさんと年下の彼は似ている部分が沢山あるのだろうと思います。
●自分には人に愛される価値がないと思ってしまっている
●自分は「ありのまま」では受け入れられない
●今以上に近付いていいのか迷っている
パートナーは鏡だとしたら、まずは自分を整える・自分を満たすのが最初ですよね!自分を写し出しているのですから!!
私も動物飼いたーいさんに是非やって頂きたいことは
自分の価値を受け取る事
私も動物飼いたーいさんの長所や頑張ってきた事、人から褒められた事、過去の痛みから他の人にはない武器となるものは何だろう?と自分を掘り下げ、どんなに小さく些細な事でもいいので、自分の価値を30個リストアップしてみてください。
・笑顔が明るい事
・健康でイキイキしている事
・人のために尽くせる愛情深さがある事
・人の気持ちに敏感である事
・居場所のない人に手を差し伸べられる優しさがある事
・人を好きになれる事
・自分を助けようとしている事
・相手のために一生懸命になれる情熱がある事
・ユーモアのセンスがある事 etc…
「ない」と思っていると私たちは「ない」ばかりを探しますので「価値がある」という見方を練習する事で、自分の価値に気付く事はとっても大切です。
その価値をすぐに受けいられれなくてもOKですから、30個書き出せたらそれをたまに読み返してみて、さらに価値が見つかったらそのリストに追加していってください。
このリストは「私は素敵なものを沢山持っている」という証明書です。
私も動物飼いたーいさんがどれだけ素晴らしく愛されるにふさわしい魅力ある存在なのかを教えてくれるかけがえのない証書です。
どうぞ、この証書にどんどん魅力を追加して、そしてそれが少しずつ増えるのに合わせて自分の価値を受け取ってみてください。
自分の魅力や価値をリストアップと同時にやって頂きたい次の作業は
自分の幸せを許可する事
本当に簡単で短いアファメーションですが、次の言葉を気付いた時や朝晩に好きなだけ唱えてみてください。
私はもう幸せになってもいいよ♡
ねっ!簡単でしょ!!
助けないと価値がなくて幸せになんてなってはいけないという呪いに対して、そんなことしなくてももう「今から」幸せになっていいんだよ!と何度も何度も許可して教えてあげましょう。
> 彼のことが好きなのか、助けたいのか分からず、このまま進んで良いのか迷っています。
今日明日で答えを出す問題ではないですから、もう少しだけゆっくり考えてみませんか??
自分がなんで彼を必要としているのか?なんで彼を好きなのか?
彼のどんなところに惹かれているのか?だとしたらなぜか?
一緒にいるとどんな気分でしょうか?それは心地よいものでしょうか?
いっぱい自分に問いかけてあげて、自分の中に彼を「好き」と言う気持ちがあるのだとしたら、その好きを大切にして、私も動物飼いたーいさんが『自分で選択する』と言うのがとっても大切なことだと思っています。
彼に必要とされているから…ではなく、私も動物飼いたーいさんが『誰を愛したいのか?』を自分の心に沢山聞いてみてあげてくださいね。
私も動物飼いたーいさんは十分に理解されていると思いますが『所詮人は変えられない、変えられるのは自分だけ』です。
私は私、彼は彼、なんです。
そこで大切なのは「自分の気持ち」を言葉で伝えるキャッチボール。
キャッチボールってお互いにボールを投げ与えて続けるものです。
そしてコミュニケーションすることで相手の気持ちや思いを知っていけます。
自分の気持ちの「ボール」は自分自身が持っています。
私も動物飼いたーいさんが彼のアブノーマルな世界について「どう感じているか」「どう思っているか」「どうしてもらえたら嬉しいのか」を彼に伝えるのが自分のボールを彼に投げるということ。
大事なのは「相手をコントロールしたり変えようとする言葉」を投げるのではなく、あくまで自分がどう感じているかを伝えること。
そして彼が私も動物飼いたーいさんの気持ちをキャッチしてどう受け止めてボールを返してくれるのかは「彼次第」。
すごく勇気のいる難しい事だけれど、このキャッチボールでなによりも大切なのが【信頼する事・委ねる事】です。
はぁ…でもこれって本当に難しいですよね…
書いていながらコレができたら苦労しないよ!と自分で言いたくなっちゃいますが、だからこそチャレンジです、ね。
ヘラクレス君が連れてきた悩みと向き合うことが、きっと私も動物飼いたーいさんを今以上に魅力的にしてくれて、私も動物飼いたーいさんの中にある沢山の価値に気付いて自分を愛する事が出来るようになれちゃいそうですね!
人を愛するパワーがあって、その愛に揺れて迷う情熱があって、彼を癒して受け入れ・支えになりたいという気持ちがある「彼のために一生懸命になれる」動物飼いたーいさんのこの気持ちは、とっても素敵な事。
たとえそれが無価値観がベースであっても、誰かを助けたいと思える気持ちというもの自体はとっても尊い気持ちですから、自分の価値を受け取って「誰かを助ける事を犠牲」として与えるのではなく愛として届けられる、そんな私も動物飼いたーいさんになっちゃったとしたら、どんなパートナシップの関係が築けるのか…
今からそれが楽しみですね!!
何かに迷った時、私を思い出していただけて嬉しかったです。(にっこり)
心からの思いを込めて。
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。