【ココロノマルシェ】幸せに生きている人もいる中で、どうして自分の人生は悩みや苦しみばかりなんだろうと情けなくなります。
ギンちゃんの言う通り、私は「瓶に入ったドロドロ系」が好きです。
道の駅や旅先でみつける瓶入りのディップやジャム、食べるラー油や珍味など、瓶詰めって思わず欲しくなる魔法がかけられているのでは?!と思っちゃいます。
米どころ新潟を代表する米菓と言えば「柿の種」。
その柿の種と食べるラー油を合体させた、新潟のお土産的な商品なのですが、近所のスーパーで見かけてそのお値段に驚愕しました。
食べるラー油が800円もするんですもの!!!!
どんな味かなぁ?と思いつつ、けれど高いし…と思っていたら、案の定売れなかったらしくお値引きシールが貼られているのを目ざとく発見。(キラン)
半額…まではいかなかったものの500円になっていたので買ってみました。
私はポテトサラダに食べるラー油を乗せて「おつまみにして食べる」のが好きなのですが、これ、言っていいのか分かりませんが
柿の種と食べるラー油を一緒にする必要はあんまり感じないかも…
という感想でした。
美味しくないわけではありませんが、柿の種が油をはじいているというか、なんだか混じりあっていないのが少し残念。
せっかくなので、瓶の中で柿の種を下にもぐして浸かるようにしてまた食べなおしてみようと思います。
瓶に入ったドロドロ系のご紹介をした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
こんにちは、以前こちらで不倫の相談でお世話になったことがあります。まると申します。
相談にのっていただいたカウンセラーの皆様、本当にありがとうございました。不倫の彼とのことはまだモヤモヤとしていて答えはハッキリと 出せていませんが、これをキッカケに家族と向き合ったり色々なことを見直しています。
今回は自分の仕事、人生について相談したいことがあり、投稿させていただきました。
私は最近、仕事が嫌で仕方がありません。
今年に入って上司が変わり、これまではおおらかな空気感の所長のもとで大きな悩みもなく仕事ができていましたが、威圧的な上司との仕事が多くなったり、所長も変わって、会社の空気感が自分にとって違和感を感じるようになってしまいました。
その上司からの仕事も増え、ミスに対して細かく注意されるため常にたくさんのことに気を配らなければならなかったり色々なストレスで居心地も悪く、愛想もよくできない自分や器用に振る舞えない自分も情けないです。以前勤めていた会社は直属の上司とうまくやれなくて4年間いましたが辞めてしまいました。
なので、私はどこに行っても結局うまくやれないし自分がちゃんと器用に振る舞えないから辞めて転職してもきっと同じことになると思います。
結局は誰かのせいにしているようで、自分自身がダメだからうまくいかないだけなんだと思い、どうして自分はこうなんだろう、人と同じようにうまくできないんだろう、と辞めるべきか続けるべきかの判断もできず、ただ自分に失望してしまいます。
でも今の会社にこの先ずっといると思うと怖いです。
ただ、これくらいで辞めたら他の会社はもっと辛いのかな、とか今より大変な会社にしか勤められないのではないか、本当に仕事が決まるのか、以前も就活に苦労したので不安しかありません。辞めても続けても地獄なのかと思ってしまいます。
不倫の悩みもそうですが、幸せに生きている人もいる中で、どうして自分の人生は悩みや苦しみばかりなんだろうと情けなくなります。
この先の将来の漠然とした不安や、自分がどこに向かって生きているのかもわかりません。幸せな日が来るなんて全く思えず、自分はただ生きているだけだと悲しくなります。
こんな大人になりたくなかったとも思い、自分が嫌いにもなります。
ネガティブなことばかり書いてしまってすみません。
これくらいで仕事が嫌になるのは甘いとも自分で思うこともありますが、こんなとき辞めるか続けるかの判断は、どんな基準でするのが良いのでしょうか…?また、こんな私が少しでも自分を好きになるためにできることはあるのでしょうか?
長々と書いてしまいましたが、何かアドバイスいただけたら幸いです。
相談者:まるさん
まるさん、こんにちは。
お仕事を楽しめない・しんどいと感じるのって本当につらいですよね。
どうしても生活のうちの多くの時間を仕事に費やしますので、その間ずっと「嫌だなぁ」と思ってずっと我慢していると、毎日が楽しくないですものね。(実は私も仕事については同じように悩んでいるので、本当に心が重たくなっちゃう気持ちが分かります!!)
> 私は最近、仕事が嫌で仕方がありません。
> 今年に入って上司が変わり、これまではおおらかな空気感の所長のもとで大きな悩みもなく仕事ができていましたが、威圧的な上司との仕事が多くなったり、所長も変わって、会社の空気感が自分にとって違和感を感じるようになってしまいました。
> その上司からの仕事も増え、ミスに対して細かく注意されるため常にたくさんのことに気を配らなければならなかったり色々なストレスで居心地も悪く、愛想もよくできない自分や器用に振る舞えない自分も情けないです。以前勤めていた会社は直属の上司とうまくやれなくて4年間いましたが辞めてしまいました。
「嫌で仕方がない」というのが、まるさんの素直な気持ちですよね?
他の人比べる必要もありませんし、我慢できない自分がダメなんだ…と思って自分を責める必要もないんですよ。
だって「嫌だ」と感じるのは他の人ではなくまるさんで、その辛い気持ちは誰かが変わってくれるわけではありませんもの。
まるさんが「嫌だ」「苦しい」「しんどい」と思っているなら、そこから逃げ出してもいいんです。
辛いのは他の誰でもなく、まるさんだから。
職場を退職する・しないはすぐに決められなかったとしても、あまりにしんどければ「休む」という選択肢を考えてあげてもいいですし、もっともっと割り切って頑張らない!というのも一つの方法です。
だって、辞めようと思っているのであれば(辞めるという選択肢もあれば)そこで頑張って心をすり減らす必要はないですものね。
いつか辞めるのであれば、そこで自分の仕事をただこなすだけで大きな丸をあげていいと思いませんか?
少し鬼ではありますが、職場は仕事をする場ですから「無理に愛想よく」ふるまわなくてもヨシ!と自分に言ってあげてもいいんですよ。
きっとまるさんは人の事を気遣い、自分をすり減らしてでも周りを優先させたり気を配っていると思いますから、少しくらい「鬼畜生」になっても、それでもまだきっと『普通に気遣いしない人』と比べたら全然気遣い出来ちゃうレベルだと思います。
私は今でこそノビノビと振舞っていますが、昔は人の事を優先して気をまわして、オドオドして愛想よく振舞い、ぐったりしてしまう生き方をしていました。
そんな生き方がしんどくて、少しでいいから鬼畜生になっていい!と言い聞かせるものの、そうすることが怖くてできずにいたのですが、ある言葉を聞いて「確かに…」と楽になった言葉をまるさんにご紹介します。
ただの「いい人」はそのうち「都合のいい人」「どうでもいい人」に変わります。
いい人って素晴らしい魅力と資質だと思っていますし、その細やかな心配りがあるから助けられることは多々あります。
個人的には「いい人」と呼ばれるような優しさや相手を思いやれる人の事が私は大好きです。
ですが「いい人」として自分が心をすり減らせていたら、それは自分虐めでしかないですよね??
いい人をやめて悪党になれ!ということではなく、自分にとって大事な人にとってだけいい人であればいいんです。
自分を大事に扱ってくれない、自分にとっては合わない人のために無理して頑張って自分を犠牲にして「いい人」として愛想良く振舞わなくてもいいんです。
だって、誰よりも大事な自分自身がそれで泣いてしまっていたらかわいそうですものね。
自分にとって一番「いい人」になってあげたいですよね。
頑張って「いい人」を続けてしまうと、心がストレスで疲弊します。
また、頑張り屋さんで責任感が強くちゃんとしようとする人ほど、職場の中で「このままじゃダメだ!なんとかしなきゃ!!」と自分に鞭を打ってしまいます。
けれど、頑張ったところで疲れや虚無感、自分をすり減らせるので消耗感や悲しい気持ちが渦巻いて、報われません。
愛想よく頑張ろうとしているから、頼みやすい!と都合よく扱われてしまったり、いい人だから断らない!と仕事を頼まれて自分がつぶれてしまったら、それは自分にとっていい事ではありませんものね。
まるさんにやっていただきたい「いい人度チェック」というのをご紹介します。
□ 何かを頼まれると嫌でもつい引き受けてしまう
□ 自分じゃなくても出来ることにもNOが言えない
□ 人から嫌われたくないという思いが強い
□ 「優しい」「親切」だと見られたい思いが強い
□ 誰かと意見が衝突すると自分の意見を取り下げる
□ 人からどう思われているかが気になる
□ 自己アピールは苦手(または下手)
□ 正しい事でも自分の意見を強く言えない
□ 責任感が強くマジメだと思う
□ 細かい事が気になり、几帳面な方だ
いくつチェックが付きましたか?
まるさんはきっと、全部にチェックがついちゃうくらい「いい人」ではないでしょうか??
チェックが4個くらいでまであれば、適度に自分の意見を言うことが出来ると思いますが、5~7個程付いてしまうと嫌な事や理不尽なことも我慢してしまい、知らずにストレスを貯めてしまっている状態です。
8~10個となると、相手が気分を損ねる事や嫌な態度を取る事が怖くて、言いたいことを我慢したり、自分を犠牲にしてしまう状態になってしまっています。
私は「いい人が過ぎる」状態だ!と分かったら、それを緩めることをヨシとして、少しでいいので「鬼畜生道を歩いていい!」と自分を守るために言ってあげられたらいいですね。
「いい人」は根っこからいい人なのですから、ちょっとそれを緩めて我慢しなかったとしても、本物の「悪い人」にはなれませんから、安心して緩めてあげて欲しいと思っています。
> 結局は誰かのせいにしているようで、自分自身がダメだからうまくいかないだけなんだと思い、どうして自分はこうなんだろう、人と同じようにうまくできないんだろう、と辞めるべきか続けるべきかの判断もできず、ただ自分に失望してしまいます。
なぜ、まるさんは「ダメな存在」なのでしょう??
人と同じようにうまくやれないと、いてはいけない存在なのでしょうか??
失敗すると許されないのでしょうか?
これから先に大きな花を咲かせるかもしれない、まだ蕾の時期かもしれないのに、なぜ「もう駄目だ」と自分に烙印を押しちゃうのでしょう??
誰かのせいにしたくなるくらい、うまく行かない状況にいたら希望を持つのは難しですし、何をやっても明かりが見えない闇の時というのを生きる時間もあります。
でもね、誰かのものさしで大切なまるさんの価値を図る必要なんてないんですよ。
まるさんはドラえもんを知っていますか?
ドラえもんに出てくるのび太君がこんな素敵な言葉を言っています。
いちばんいけないのは自分なんかダメだと思いこむことだよ
(ドラえもん / のび太くんの言葉)
すごく優しい言葉だなぁって思っていて、私が大好きな言葉です。
まるさんはダメなんかじゃないのに、自分自身で「私なんかダメなんだ」と呪いをかけ続けているんです。
毎日自分を責めて、ダメなんだ!と言い続けて、言わば自分を洗脳している状態では、自分の価値なんて分からなくなってしまいますものね。
自分を責めるしかないくらいうまく行かなかったことや、愛して欲しいと願うからこそ自分を犠牲にしたりしてしまうしかなかったんですものね。
まるさんの背中に羽が生えて、ふわりと空に浮かんでいるのをイメージしてみてください。
一生懸命努力しているまるさんの姿、傷つきながらも頑張り続け、傷だらけなのに自分を叱っているまるさんを見たら、まるさんは自信を失っているまるさんにどんな言葉をかけてあげたいでしょうか??
また、ふわふわと空を飛んでいたら大きな窓があったので覗き込んでみたら、その窓の向こうでは職場で働いているまるさんがいます。
苦手な上司にビクビクしながら、緊張してこわばりながらも懸命に働いている丸さんご自身の姿を窓の外から見ていると、どんな気持ちになりますか?
私、辛いのに頑張ってて偉いよなぁ。
あぁ、こんなに緊張してガチガチで、苦しいよね。
ここでまた愛想笑いしているけれど、本当は泣きたいのに耐えてるね。
いっぱい自分にかけてあげたい言葉が沸き上がりませんか??
それを惜しみなく自分にかけてあげてください。
まるさんはダメなんかじゃなくて、懸命に頑張っていますし、努力していますし、耐えています。
力を振り絞って生きているまるさんのことを、ギューーッと抱きしめてあげましょう。
ダメって言ってごめんね。
いつも頑張ってくれてありがとう。
何度も何度も、自分に優しい声をかけてあげて、自分はダメな存在だという呪いを解いていきましょうね。
マンガの原作者でもあり優しい言葉をツイッターで沢山残し、それが書籍にもなっている「小池 一夫さん」の言葉で、私も大好きなものがあるので、まるさんの心に優しく広がってくれたらいいなと願いを込めてお届けします。
今日あなたはあなた自身を大切に扱いましたか?(中略)今日、自分を雑に扱ってしまった人は明日こそ自分を丁寧に。
小池 一夫さん談
「逃げ出す」というとネガティブに聞こえますが、「脱出」だと思えばいいのです。脱出は人生に幾度も必要になります。
小池 一夫さん談
自分を大切に扱ってあげましょう。
今日、責めてしまったら明日はうーーんと優しくしてあげましょう。
「逃げたい」「辞めたい」と思ったら、自分を助けるために時に逃げていいんだよ!と言ってあげましょう。
言ったからといってすぐに逃げられなくても、生きている以上いろんな事情がありますから責めなくていいんです。
ただ、自分がつぶれてしまう前には逃げていい!ってそれだけは自分に言ってあげられていればいいと思っています。
> 不倫の悩みもそうですが、幸せに生きている人もいる中で、どうして自分の人生は悩みや苦しみばかりなんだろうと情けなくなります。
人生は自分の願った通りではない「絶望の底」のような時間を生きる事が時折あります。
生きるのを諦めたくなるような時間があって、周りの当たり前の事が手が出るほど羨ましく感じる時もあります。
情けないなぁって、思っちゃいますよね。
絶望しているんですもの、辛いんですもの。
でもね、暗闇の中にいるときは「力をためている時」です。
大きくジャンプするためには、うーんとかがんで力を蓄えないと飛べません。
人生において、うーんと落ちている時は次に飛ぶための助走をつけている時間だと思ってあげませんか??
人間って不思議で、暗闇のような絶望の時期をも、後から振り返ると「あの時間があったから今の私がある」と過去を優しく見つめてあげられる時がやってきます。
私自身、心療内科のお世話にもなりましたし生きている事に意味を見つけられず、絶望して死にたいとすら思った闇の時間を生きてきましたが、今は笑って暮らしています。
願ったような「理想の幸せ」は手にしていないし、人から見たら結婚に失敗して仕事もうまく行っていない…ととても幸せそうには見えなくても、私は今、自分の事を大事に思えて幸せです。
まるさんは決してダメな人なんかじゃありません。
> こんな私が少しでも自分を好きになるためにできることはあるのでしょうか?
自分の事を好きになるんだ!って決める事です。
「決める」というのはとても大事です。
旅をしたい!と思ってもどこへ行くかを具体的に決めないと、そこへ行く交通手段だったり宿だったり、旅に行くための季節だったり一緒に行く人がいるのか一人で行くのかも決められず、旅へ出ることが出来ないのと同じように、まずは自分が自分の事を好きになるんだ!と決めないと、どうやって好きになるかを見つけていく事は出来ません。
まるさんは「こんな私」と言っていますが、ぜひ、こう言ってみてください。
こんな私だからこそ、自分を好きになるって決めた!
こんな私だからこそ、自分の価値を見つけてあげて愛してあげたい!!
自分を大切にする作業はやりがいのある素敵な作業です。
そしてそれは、すぐには実を結ばないように見えても、諦めなければ頑なになっていた心が少しずつ開き、自分を好きになることが出来るようになります。
私がブログでご紹介している、自己肯定・自己受容についての記事をいくつかご紹介させていただきます。
何かやれそうなこと、やってみたいと思えるものがあって、何かがまるさんを愛するためのヒントになれれば嬉しいです。
まるさん、ゆっくり焦らず、同じところをいつもぐるぐるしているように見えてもいいので、自分を好きになることを諦めずにいてください。
日付が超えてしまいましたが、また明日も頑張って働くまるさんの事を労ってあげてくださいね!!
フレーフレー、まるさん!!
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私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。
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