(お悩み相談)元々嫉妬深い性格で、苦しくなることがあり対処法をネット検索してたどりつきました。
こんにちは。
心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
さかのぼること今から2カ月半。
私はご機嫌に、大都会トーキョーに行きました。
動物医療グリーフケアアドバイザーの認定式に参加するための上京だったのですが、前入りして東京観光も満喫しました。うふふ。
で、東京に住む妹と「街歩き」を満喫していた途中で、出会ってしまったんです!!!
美味しいラスクで有名な、あのハラダと、KAWAIIで有名な、あのサンリオがコラボしたアイテムに…。
見つけた瞬間、妹と二人で
「かわいーーーー」
「買うよね?」
と、物欲のトリコとなり、自分のために買ったかわいくて美味しいお土産。
サンリオキャラクターは、「ハローキティ(2柄)」「あひるのペックル」「バットばつ丸」「タキシードサム」の4種・5柄。
あひるのペックルもかわいかったのですが、私は水色好きなので缶の色合いもかわいいタキシードサムを購入しました。
ラスクの包装もキャラクターが印刷されていてかわいいんですぅ~。
缶も大き過ぎず絶妙なサイズなので、食べ終わったらマスキングテープを入れて使おう!と思っていて、後々も楽しめるとニッコニコ。
え、えへへ。
そうなんです。
ラスクって日持ちするイメージがあって、後で食べようと思っているうちに日が経ち、賞味期限を確認したら…
過ぎてしまっている!!
ガーン。
でも、まだそんなに過ぎてないし、賞味期限と消費期限は違うって学校でも習ったから、大丈夫。
と、慌てて今日の3時のおやつに食べました。
賞味期限は過ぎちゃったけれど、ちゃんと美味しかったです。はいー。
これからは、「買ったら寝かさずできるだけ早く食べないと、美味しいタイミングを逃す」ということを学んだので、気をつけようと思います。
かわいいラスクを買ったよ!そして、油断してたら賞味期限が過ぎてしまってトホホだよ…という我が家の情報をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)ブログに届いたお悩み相談にお返事をしたいと思います。
初めまして。50代女性です。
元々嫉妬深い性格で、苦しくなることがあり対処法をネット検索していてマミコさんのブログにたどりつきました。
自分は頑張り屋ですが、うまくいかないことがあると周りと比べて特に妹に嫉妬心が強くなり、攻撃的になったり苦しめばいいのにと思ってしまいます。
いい加減にこんな不毛な気持ちをやめたいです。アドバイスよろしくお願いします。
ご相談:Tさん
Tさん、こんにちは。
ご自身の苦しみを解消しようとして調べたときに、ネットを通じて私を見つけてくれて、悩みを相談してみよう!と思ってくださったこと、とっても嬉しいです。
Tさんの大事な気持ちを届けていただき、ありがとうございます。
> 元々嫉妬深い性格で、苦しくなることがあり対処法をネット検索していてマミコさんのブログにたどりつきました。
「嫉妬深い」とご自身のことを表現されていますが、Tさんは普段、どんなことに対して嫉妬の気持ちがチクチクするのでしょうか?
職場の人間関係、友人関係、妹さん…のように、周りにいる色んな人に対して、それぞれ違う形の「嫉妬の感情」を抱かれるのでしょうか?
具体的な嫉妬のことが書かれていないので、あくまでも想像でお返事をさせていただくのですが
『元々嫉妬深い』
と書かれていることから、小さな時から周りと自分を比較しては、自分はダメだ・足りていない・情けない…等々、惨めさや悲しさ、自分より秀でて見える人と比較して葛藤したり、怒りのようなものも感じてこられたのだろうと思います。
> 自分は頑張り屋ですが、うまくいかないことがあると周りと比べて特に妹に嫉妬心が強くなり、攻撃的になったり苦しめばいいのにと思ってしまいます。
頑張り屋さんならばなおのこと、嫉妬心が湧いた時にも、その嫉妬をバネにして「私も負けないぞ!!」「私だってすごいんだから!」と力を振り絞って、奮闘してこられたのだと思います。
頑張っているのに、思った結果が得られない。
こんなにも一生懸命なのに、あの人のように評価されない。
私の何が足りないの?まだ頑張らないといけないの??
嫉妬心が膨らんで攻撃的になってしまったり、嫉妬の対象の不幸を願うくらい
疲れ切るほどに、Tさんは頑張り続けてきたんですもんね。
思ったような結果につながらず、嫉妬の対象のようにはなれなくて惨めな気持ちを感じたり、自分には価値がない…と泣けてくることもあったでしょう。
なんであいつばっかり!と妬ましく怒りの気持ちを感じる自分に自己嫌悪を募らせる…ことだってあったと思います。
ずっとずっと、しんどさを抱えながらも「頑張らないと!」と自分を奮い立たせてきたこと、本当にすごいことだと思います。
これまでずっと、頑張ってきましたね。
今もきっと、頑張り続けていらっしゃいますよね。
頑張っているTさんのこと、まずは労ってあげませんか?
ずっとずっと周りの人と比べて走り続けてきたんです。
それって、すごく疲れてしまうし、もうきっとヘトヘトで頑張る力も湧いて来なくなっているのではないでしょうか。
頑張り屋さんの私って、よく考えたらずっと力を入れて生きてきたんだよなぁ。
それって、やっぱり大変だし、すごいことをしてるよなぁ。
って、結果が伴う・伴わないに関係なく、頑張り続けてきた自分のことを、ヨシヨシってしてあげてください。
お疲れさま。
いやほんと、お疲れ過ぎなくらい、頑張ってるのを私は知ってるよ。
そう言って、自分のために美味しいお茶を入れたり、ご褒美してあげて、自分にやさしい気遣いを少しだけでも届けてあげてくださいね。
* * *
Tさんは「嫉妬深い性格で苦しくなる」と書いてくれていますが、これまでに色んなことを我慢してきたのではないでしょうか?
・認めてほしい
・愛して欲しい
・褒めて欲しい
・私はこんなに頑張ってる!気付いてよ!!
・私にだっていいところがある!!分かってよ!!
我慢していればしているほど、飲み込めば飲み込むほど、内側で抑圧している感情が暴れて嫉妬の形をして表出してきます。
嫉妬という感情が、Tさんが「我慢し続けているよ」ということを教えてくれているとしたら、Tさんは何を我慢しているのでしょうか。
頑張り屋さんで努力しているTさんのことを、誰かにちゃんと認めてもらって、褒めてもらっていますか?
周りの人から労ってもらったり、褒めてもらうことがあればいいけれど、必ずしも周りの人が自分の思ったような反応を示してくれるとは限りません。
だからこそ、頑張っていることを誰よりもよく知っているTさんが、Tさんの努力を認め、褒め、いいところを大事にしてあげてください。
先にも少し書きましたが、頑張り屋さんの自分をちゃんと労い、慈しみの目を向けてあげてください。
また、嫉妬深いとありますが「深い」というくらい”強く嫉妬を感じる”というのは、それだけTさんに『能力がある』ということでもあると思うんです。
Tさんの魅力、能力、素敵さを、Tさんは自分自身でどれくらい認めてあげていますか?
嫉妬は「自分にも手に入れられる(そうできる)と分かっているのに、今それが手にできていない」時に感じます。
自分にもそれが「可能だ」「できる」「ある」と思わないと、嫉妬はわき上がってきません。
今年はパリオリンピックがありましたが、メダリストの活躍を見て「なんであの選手が金メダルなのよ!!!悔しい!!」と嫉妬心を感じたでしょうか?
メダリストに嫉妬心を感じる人は、自分もオリンピックに出れるくらいの能力がある人です。
全くオリンピックに出る「能力」を持っていない人は、メダリストの活躍を見ても「すごいな~」「感動した」くらいにしか思いませんが、代表選で枠を競い合う力を持っていたら、「あの場所に私がいたはずなのに!!」と嫉妬心を感じるでしょう。
メジャーリーグで活躍する大谷選手を見て、「私だって負けないくらいホームランが打てるはずなのに!!」と悔しい気持ちを抱えるでしょうか?
自分にも野球のセンスがあると思っていなければ、少しも嫉妬心はわき上がってこないはずです。
ただただ「すごいな~」「どこまで記録が伸びるんだろう?」と思うだけで、大谷選手に嫉妬しようと頑張ってみても、うまく嫉妬心が出てきてくれないと思います。
でも、大谷選手が結婚発表をした時は、お相手の方に妬ましい気持ちを感じたという人もいたと思います。
実は私も、ちょっと「モヤッ」とした気持ちになりました。
浮ついた話を聞いたことがなく野球に打ち込んでいる「独身仲間」「結婚はまだ先だろう」と思っていた大谷選手が、そうじゃなく素敵な伴侶を見つけたということが羨ましくて、取り残されたような気持ちになったからです。
これは、私の中で「結婚したいのに、それを叶えられない自分」が刺激されてわき上がった感情です。
他にも、私は離婚して独身になった今、自分一人で仕事を続けて頑張り続けなくてはいけないことを、時にしんどく感じています。
だから、結婚して専業主婦になりたいという想いがあるので、スーパースターで大金持ちの大谷君と結婚できるお相手の方が、羨ましいなぁ~という気持ちも感じました。
大谷君というすごい存在である必要はないけれど、私も「ごくごく普通」に結婚を叶えて愛されたいとし、そうできるはず!と心ずっと奥の方で思っているからこそ、それが刺激されて妬ましさや羨ましさといった「嫉妬」が湧き上がってくるんです。
「強い嫉妬心」とありますが、ただ羨むだけではなく、強烈に嫉妬を感じるということは
嫉妬する相手と同じくらい、Tさんにも能力や価値があるって「分かっているから」、目の前の人に嫉妬心を湧きあがらせることができるということ。
分かるというのは自分が思いつく・思考するというよりも、無意識の部分で反応しているのですけれど、ね。
ということは、嫉妬心が湧いてきたら
こんなに相手に嫉妬できるってことは…『私ってスゴイ才能があるんだ!』『あの人と同じレベルの力がすでにあるんだ!!』と
”自分の凄さ”をまずは認めちゃいましょう。
そして、嫉妬心が湧き上がるたびに、川平慈英さんを脳内に召喚して
くぅ~~っ!キタコレ!!
私は嫉妬相手に対して、どこに競争心が燃えているんだろう?
目の前の人のどこに刺激されているんだろう?
と、嫉妬の中に隠れている感情や、自分が大切に思っているもの、自分が欲しいと思っているものなどを見つけてあげてください。
嫉妬心には、大切なものがいーーーっぱい隠れています。
そして、嫉妬心は「分かって欲しい」「認めてほしい」「褒めて欲しい」と思っているものも教えてくれます。
私だって頑張ってるのに…と、認められている相手に対して不幸を願う気持ちが湧いてきたら、そこに「評価して欲しいもの」「分かってもらいたい努力」などが隠れていますから、それを無視せずに拾い集めて、自分で認めてあげましょう。
そっか、私もこんなに頑張っているもんね。
褒めて欲しいよねぇ~。結果を手にしたくてヤキモキしちゃうよねぇ~。
お疲れ様。頑張り屋さんの私が、一生懸命生きていること、私は知ってるからね。
って、自分で自分に「承認の言葉」「労いのメッセージ」を届けてあげましょう。
* * *
嫉妬の感情ってぶんぶんと自分を振り回す強い力があり、抑え込もうとすることだけでエネルギーを消耗しますよね。
いきなりですが、Tさんは
嫉妬する自分のことを、どう思いますか?
嫉妬する自分は最低だ。
こんな気持ちになるなんてダメな人間だ。
そんな風に自分にダメ出しをして、湧き上がる強い感情に蓋をして抑え込もうとしていませんか?
妬みや嫉妬、他人を羨ましく感じたり劣等感を感じて、ネガティブな思考に取りつかれてしまうのは
Tさんが”一生懸命に生きているからこそ出て来るもの”です。
適当にやっているならば、こんなに強く「なんで?」「どうして?」と相手を妬む気持ちは湧いてきませんから。
だから、嫉妬心が湧き上がってしまう自分を、どうぞ責め過ぎないでください。
そして、嫉妬は自分の無意識が刺激されて「勝手に湧き上がる」もので、思考で制御しようとしても抑えられない強い感情です。
勝手に湧くんだから、もう、しょーがない!!
嫉妬がダメだとか、嫉妬する自分は最低だとか、責める気持ちを「どうどう」といなして、嫉妬する自分を認めてあげましょう。
だって本当に、しょうがないんだもの。
勝手に嫉妬しちゃうんだもの、どうしようもないんだもの。
いい意味で「諦め」て、嫉妬している自分を批判せずに受け入れると、分かってもらえた分だけ感情を押さえなくていいので楽に力が抜けます。
ダメダメ!最低!!と抑えようとすればするほど、湧き上がっている感情は反発して暴れますから、「しょーがないよねぇ、とほほ」と力を抜いて受け入れてみるだけでも、暴れている気持ちが落ち着いて楽になります。
そして、嫉妬する自分を認めた上で、苦しんでいる自分に声をかけてあげましょう。
今、すごく嫉妬に支配されていて苦しいね。
嫉妬している目の前の人の、どこが羨ましいのかな?
この状況の中で、何が一番苦しい?
私は、どうなったら、何を分かってもらいたいのかな?
嫉妬は「大事に思っているもの」「認めてもらいたいと強く願っているもの」に対して感じますから、Tさんにとって強い嫉妬になればなるほど、そこに「大切なこと」が隠れています。
分かってもらえないことが、苦しいよね。
手に入らないことは、切ないよね。
認めてもらえないことは、悔しいよね。
だから、こんなにも苦しいんだよね。
そして、自分にさらに優しい言葉を届けていきましょう。
嫉妬しちゃうくらい、私は日々頑張っていてエライよね。
嫉妬していいんだよ。
大丈夫、怒ってもいいんだよ。
Tちゃんが本当は、嫉妬なんてしたくなくて楽になりたいのに、苦しんでることを知ってるよ。
こんな気持ち、感じたくなかったよね。
分かってよ!っていう気持ちは、持ちたくなかったよね。
でもね、いいんだよ。
全部全部、いいんだよ。
何を思っても、Tちゃんがいい子だってこと、私は知ってるよ。
だからね、いい子、いい子。
* * *
嫉妬は、周りの人と「比べる」ことで感じますが、なんで周りの人と自分を比べちゃうのでしょうか?
あの人と私、それぞれが持つ魅力も価値も才能も、できることもやるべき課題も違っています。
あの人と私、あるのは「優劣」ではなく「違い」だけです。
また、私たちは自分に対しては評価基準が高かったりして、自分が簡単にやれてしまうこと・出来てしまうことは『当たり前』だと思ってしまいがちです。
そして、できているところはスルーするのに、できないとことはダメだ!!と考えて、劣等感や無価値感を膨らませていきます。
でも、あなたにもできている事や長所はたくさんあるはずです。
ただそれが、自分では分かりにくいだけです。
長所は見えにくいということについて、ブログで記事を書いたことがありますので、お時間のある時に見てみてください。
自分にも「できている事はある」と思えないと、どうしても他人に目が行ってしまい、眩しく見えてしまします。
軸となるものや目指すものが、自分の内側ではなく「他人という外側」にあると、振り回されてしまいます。
「あの人のようにならなくちゃ!」と努力して近付いたと思ったら、また別の魅力を持つ人がいて、その人が今まで目指していた人と真逆であれば、これまでの努力が一瞬で水の泡となり、またゼロから頑張らなければいけません。
軸が外にある限り、ハムスターの回し車のように、ずっと頑張り続けないといけません。
また、外に評価を求めていると、認めてもらえるかどうかは「相手に主導権」があり、満たされにくいのでモヤモヤしてしまいます。
認めてもらいたくても、褒めてもらいたくても、そうしてくれるかどうかは「相手の匙加減」で決まるので、自分がどれだけ努力しても欲しいものをもらえるとは限らず、疲弊していきます。
だから、自分に意識を向けて、人との違いを思い出す呪文を意識的に唱えてみましょう。
私は私、あの人はあの人。
あの人にできることが、私にはできないこともある。
だって私とあの人は、別の人間だから。
私にできることであっても、あの人にはできないことだってある。
みんな違う存在だから。
あの人のように出来ないからダメな訳ではありません。
もともと、あの人と私は違うのだから同じようにできないんです。
ただ、それだけ。
違っているだけです。
…って言われても、今目の前の人や妹さんに対する「嫉妬心が燃えてしんどい」というときは、その気持ちを『お恨み帳』と呼ばれるノートに書きなぐりましょう!!
お恨み帳とは、私の師匠である根本裕幸さんが提唱されている「悪口ノート」「デスノート」「呪いの書」です。
簡単に言うと、今感じている「恨みつらみ」「妬み嫉み」「怒り」「悲しみ」「罵詈雑言」「思いついた気持ち」を自由に書き出すためのノートを用意し、気持ちがスッキリするまで感情を書き出す作業です。
誰にも見せたくないようなドロドロとした感情や憎しみ、不幸になればいいと感じるくらいネガティブな思いを、ただひたすら吐き出すようにノートに書きなぐりましょう。
泣きながら、怒りに震えながら、セルフカウンセリングだと思って、出てくる言葉を好きなだけ書き出し、小学生みたいな悪口(バーカ!蚊に刺されまくれ!などなど)や、文章ではなく箇条書きでもなんでも、自由に気持ちを吐露してください。
でも、書き出すのに抵抗がある…と思ったら、私がノートの向こうで聞いていると思ってどんどん気持ちを伝えてみてください。
私は”歩くブラックホール”の異名があり、どんな悪態も負の呪文も
「そっか~、そう思うんだね~」
とお伺いして飲み込んで受け流します。
そうそう、守秘義務というものがあるので口外もしませんから、だから安心してノートの向こうで私が聞いていると思って、呪詛を吐き出してスッキリしてくださいね。
あっ!!
ノートに書くと「残るのが嫌」だというのであれば、『妖怪メモ』という水に溶けてなくなる”証拠隠滅系メモ帳”があるので、これを使うのも楽しそうですね~。
ここまでして怒りを発散しようとする自分がいるのか~、って、失笑でもいいから笑ってあげられたら、少しだけでも自分をゆるませることができます。
また、「お恨み帳」や「DEATH NOTE」に思いっきり書き出して少しスッキリしたら、そのノートを見て自分にやさしい言葉をかけてあげましょう。
こんなに沢山の憎しみや悲しみ、分かってもらえないことへの怒り…
抱えているだけで、しんどいよね。
そりゃ、こんなにつらかったら、生きづらいよねーーー。
ほんとに良くやってるよ!!!
溢れそうな思いを、よく我慢しているね。
ダメな私を、愛しましょう。
嫉妬深い私を、許してあげましょう。
これまでずっと、うまくやれない自分を見つける度に「ほーらやっぱり!私はダメなんだ」と言って、自分を虐める道具にしていたのではないでしょうか?
実は、私もこんな風に自分にダメ出しをして、自分を傷付ける生き方をしていました。
ずっと、しんどくて悲しくて、寂しくてみっともなくてちっぽけで、誰かに分かって欲しくて、認めてもらえないと価値がないと思っていました。
そんな自分を、少しずつ許して理解しようと思い、自分にやさしくすることを続けて、今は随分と楽に生きられるようになりました。
でもなんで、私はダメだ!と自分を虐めてしまうのでしょうか。
本当は私だってすごいんだ!
こんなに頑張ってるのに、それでも褒めてもらえなかったら、認めてもらえなかったら、また傷付いてしまいます。
その悲しみも、傷の痛みも大きいからこそ、
あんな痛い思いは二度とゴメンだ!!
と、できないダメな自分でい続けることで、自分を守ってきたのかもしれません。
健気に自分を守るために生きづらさを抱え、ダメな自分だと思い込もうとしてきた自分を、慈しみましょう。
不器用な自分に対して、Tさんは何と言ってあげたいでしょうか?
傷付いてきたTさんは、どんな言葉をかけてもらったら嬉しいのでしょうか?
負けたくない、笑われたくない、恥をかきたくない。
そのままの私には問題があって、価値なんてない。
これまでも、そして過去を積み上げた結果である今の自分を否定し続けていたら、しんどいままです。
傷口に塩を塗り続けていたら、痛みは一向にひかず、頑張る力も持てません。
否定され続けたら、これからより良く成長するための元気だって湧きませんものね。
自分に対する言葉の暴力、ダメ出しするために監視の目を向けるのをやめていきましょう!!
Tさんは、精一杯やってきたんです。
嫉妬に振り回されて、外側を見て頑張り続け、いつしか自分をなくしてしまうくらいまで、本当に良く頑張ってきました。
嫉妬という重くて辛い感情を抱えて、ここまで本当に頑張って生きてきました。
もうね、それだけでTさんは「頑張ってきたで賞」をもらっていいし、頑張り続けるという大きな力を持っていることを誇ってください。
Tさんには、力があります。
強く嫉妬するために使ってきたその力を、これからは「自分を愛する」ために使っていったら、きっときっと、自分との関係を良いものにしていけるはずです。
嫉妬心がムクムクして来たら、しょうがない!と開き直りつつ、更なる開き直りの呪文も呟いてみてください。
「私、悪くない!!!」
あの人みたいになりたくて努力しているし、今だってこんなに頑張っている。
だから羨ましいって思うに決まってるじゃん!!
嫉妬するの、当然じゃん!!!
今ココ、この状況では誰も悪くない!!
誰も悪くないから、私も悪くない!!!
最後になりますが、Tさんは知っていますか?
実は、少し足りないところがあるからこそ愛されちゃう、ということもあるんですよ!
私には、足りないところ、ダメなところも、欠点もたくさんあるけれど、そんな「足りないところがあるのも含めて、私のことが好きだ」と言ってくれる友達がたくさんいます。
大丈夫。
魅力的に見える人と同じものを持っていない「足りていない私」でも、愛されていいんです。
大丈夫、大丈夫。
Tさんは本当は、そのままで十分に素敵な人だから。
私を見つけてくれて、大切な気持ちを届けていただけたこと嬉しかったです。
ありがとうの想いと、嫉妬する気持ちがちょっとでも緩むこと、嫉妬ともにある状態でも気持ちが少しでも軽くなることを祈って。
マミコより