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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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モヤモヤとした重たい気持ちに耳を傾けると「分かって!」が隠れていた話 ~オニチクレイディオこぼれ話~

エンエンした分だけみんなきっと!でち!!

キット、強くなってる。

こうめ動物病院の澤柳先生から、お見舞いでいただいた「紅白キットカット」。
受験シーズンを前にして、『きっと』なメッセージが書かれている、思わず嬉しくなっちゃうおいしいおやつ。

退院後はしばらく実家で過ごしていたので、家族でおいしいおやつとしていただいたのですが、手にした「キット、強くなってる。」というメッセージがなんだかジーンとして、食べずにマンションに持ち帰って、改めてしみじみと言葉を噛みしめながら、コーヒーと共にパクリと甘い栄養補給。

どんな悲しみも、どんな涙も、どんな経験も。
願わくば痛みは感じずに健やかで順調なことばっかりであって欲しいけれど、つまづくことは生きていたらいくつもあります。

時々痛む古傷や、人には見せない場所にある傷痕は、時間を経ても簡単には癒えずに共存するのにも疲れちゃうこともあるけれど、それでも「きっと」、どんな経験や体験も、それを経て強さを持てるようになれているんですよね。

強さ、というのは一人で立つという意味ではなく、しなやかさのようなもの。

グリーフケアの中で使われることが多い『レジリエンス(resilience)』は、柳の枝にたとえられます。
硬い木の枝はちょっとした衝撃でポキンと折れてしまうのに対して、柳の枝はしなやかにたわみ、終えずに揺れながら衝撃を逃がします。

これと同じように、しなやかな強さを増やし、折れずにたわんで立ち直る力を、きっといろいろな体験から私たちは身に着けているんですよね。

とはいえ、柳の枝だって負荷がかかればしなるわけで、決して楽にやり過ごしているんじゃない。
強くなったり折れにくくなったからといって、大丈夫なんかじゃないことは忘れちゃいけないなぁ~と思っています。

私たちはみんな、置かれている状況で自分なりに問題に対峙したり、成長するために努力してきているのだもの。

キット、強くなってる。
大丈夫、しなやかに成長して、素敵な「私」になっている。

* * *

昨晩はゲリラだったにもかかわらず、オニチクレイディオ(と命名しているYouTubeライブ)にリアルタイムご視聴くださったみなさんのおかげで

大事故を起こさずに、ゆるゆるとオニチクコンビが楽しい時間を過ごさせていただきました~。

コメントいただいたり、ご視聴くださったみなさんのおかげでやり切れました。
本当にありがとうございます!

その中で私が「カミングアウト」した件について、今日はもう少し話しをしたいと思うのですが、

えっ?まだオニチクレイディオを見ていないって?!

そんな方にはアーカイブもありますので、ぜひ♡

オニチクレイディオの昨日のテーマは「自己受容」だったのですが、その中で自分を受容した話のひとつに

大谷翔平選手のご結婚

という話をさせてもらいました。

あっ!
ちょっといい感じに見せたくて「ご結婚の話」なんて言ってますけれど、正式には…

大谷翔平選手のご結婚を受けて”モヤッた”私の話、ですっ!!!(ドーン)

大前提として、私と大谷翔平選手はお会いしたこともなければ、一方的に活躍のニュースを耳にしているだけの関係。(関係というのもおかしな日本語ですが…)

年齢も含め、全く持って私は「恋愛対象圏外」にいるので、ご結婚されたことに対してショックを受けたわけではなく、その大きな出来事を受けて自分の内側に隠している傷や痛みがうずいたのがモヤモヤの正体。

モヤモヤはどこか悲しみに似ていて、おめでたいニュースなのになぜ悲しいんだろう??と同時に、お相手の方へのうらやましさ(羨望・嫉妬)のような重たい感情も感じました。

モヤモヤばっかりではなく、おめでとう!お幸せに!!という気持ちも沸いているし、きっとお相手の方も素敵な人なんだろうなぁ~という思いも同じくらいあるはずなのに、やっぱりネガティブな感情軍って「重い」「圧強め」なんですよね…。

大谷選手のご結婚への衝撃(ショック)は、だってあなたは恋愛とか興味なさそうだったのに、ちゃんとお付き合いしている人もいたのかーーーという、

独身仲間の”星”のようだと、勝手に仲間意識で見ていた

という私の事情もあるのですが、実際にはめっちゃおめでたい素敵なニュース。

さらに、「推し」「この人と出会いたい!」などの特別な存在でもなかったのに、なんで勝手にモヤモヤしてるんだろう?と思い、「そんな気持ちを感じるわたしはダメだよ!」などと言わずに、「モヤモヤしてるね~。こういうの苦しいよね。」とその気持ちを否定せずに受け入れ続けました。

すると少しして私の中から、実はね…という思いがこぼれてきました。

モヤモヤが教えてくれたこと

文章にすると長くなりマクリマクリスティだったので、簡単な図にしました。

っていうか、手帳に本音を書き出そうと思い向き合った際にこの図を描いていたので、清書したものを載せました。

モヤモヤを感じたのは、私の知覚できる思考部分、いわゆる「顕在意識」の領域。
ここに上がってきた段階では「なんか不快」「なんか悲しい」「なんか羨ましい」というぼんやりとした実態の分からない状態でのサイン。

結婚報告って、とても幸せで喜ばしいニュースじゃないですか。

そのニュースを素直に喜べない私は、醜い。
喜ばしい出来事なのに、モヤモヤするって嫌だな。
お会いしたこともない素敵な人に、勝手に嫉妬するって最悪。

湧きあがっているモヤモヤに対して、顕在意識で思考して、そんなのダメ!!ってその気持ちに蓋をしようとするのが多いのですが、そんな自分も「抱きしめて受け入れる」をしようと挑戦してみた結果、私の奥に隠していた『本音』を少しずつ私が掘り起こすことができました。

めちゃくちゃ下世話な本音は、恥ずかしいから隠さないとだめだと、私が抑え込んでカギをかけたもの。
でも…

これが、私の本音であり、私の望みなんです。

それを無視する必要はなくて、私が望んでいることなんだ!!と、私が分かってあげるのを私は待ち望んでいたんですよね。
これまでだって、幾度もモヤモヤのサインを発して「気づいて!!」って言ってくれていたんです。

大谷選手に投影(重ねて写していた私の気持ち)していたものは、

・みんなが憧れるような「周りから愛される素敵な人」
・「才能やお金にも恵まれている人」
・「背も高くて体つきも素敵なイケメン」

であって、大谷選手とお相手の方へのモヤモヤではなかったんです。
投影を通して、私に「これが欲しいんでしょ?!」と気付かせるために、モヤモヤが現れたんです。

オニチクレイディオでも語っていますが、私の内側にあったのは「悲しみ」と「抑圧していた本音」でした。

【悲しみ】
・きっと私は愛されない
・私にはパートナーが現れる気配すらない
・どうせ私は選ばれない(愛したのに嫌われた痛み)
・このまま私の願いは叶わないんだ…(思い込み)

【抑圧していた気持ち】
・パートナーに養ってもらうのはダメでしょ?!
・でも養ってもらいたい…(憧れの専業主婦になりたい)
・お金を稼げる人が好き!って浅ましいんじゃない?
・私は素敵な女性じゃないから、そんなの望むのは恥ずかしい
・私にとっての「イケメン」「優しさを持った人」「お金を稼げる人」と結婚したいなんて、はしたない!図々しい!!

でもねーー。
これが本音なんです。

恥ずかしい、はしたない、浅ましい!!などの言葉で自分を抑え込んでも、押さえているだけでこれが私の中にある気持ちなんです。

欲しいものが「シャインマスカット」なのに、それは高望みだからダメといって「バナナ」を食べるように勧め続けている状態…って、たとえとして伝わるでしょうか?

シャインマスカットが食べたい!という気持ちは、いけないものでも何でもないですよね?
それと同じなのに、いざパートナーシップとなると「身の丈」とか「私なんて…」と自分を卑下したり、「外から見たらどう思われるだろうか?」にこだわって、いけないものとして封印していたんです。

うん、そっか!!
私の本音は、これか!!

と手帳に気持ちを書き出して、思わずビックリ苦笑いしつつ、気持ちを吐き出したら不思議なくらいスーーッとモヤモヤが消えていきました。

手帳には、文字を吹き出しで囲み、さらには腕を胸の前で組んだ祈りのポーズの女の子のイラストを添えてこう書いていました。

本音です…

手帳に自分用に書き出したものなので、字も走り書きでグチャっとしていますし誤字もあるけれど、恥ずかしさと一緒にドーンと発表しちゃいました。

私、お金持ちの私好みのイケメンと結婚したい!!
いや、していい!!

億万長者とか、ハイスぺックである…ではなく、私が仕事をやめてもいいと言ってくれる「お金持ち(というかお金を稼ぐことが嫌じゃない人)」で、なおかつ私好みのイケメンで、私のことを愛してくれて、私の愛するものに理解や優しさをもって受け入れてくれる人とのパートナーシップが欲しい。

めっちゃ下世話な私の本音だけれど、これが私の願いだもん。
えっへん。認めちゃおう。
欲しいものは、欲しいと言おう。

抑圧して見ないふりしていたら、欲しいものがあってもそれに手が出せないし届かないもんね。

なにより、かっこ悪くたってなんだって、私の想いなんだから私が大事にしてあげなくてどうするのよ!!

と、照れ隠しに逆切れモードになりつつも、手帳を書いてみたり見返したときに、なんだかすごくほっこり暖かい気持ちになりました。

下世話な私でも愛してくれますか?

って、きっと私は私に聞いていたんですよね。ずっと。
モヤモヤは私に「気付いて」と言ってくれていたサイン。

とはいえ、都度全てに向き合えるわけではないけれど、できるだけ時間を取ってモヤモヤにも向き合っていきたいな~と思えた出来事でした。

あっ、お金持ちでイケメンの優しいダーリン様が欲しい!とい下世話な欲望を持っている私ですが、こんな私でも愛してほしい…という欲深い私ですので、どうぞこれからもよろしくお願いします。

改めまして…
大谷翔平選手、ご結婚おめでとうございます!!

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