自分にどんな声がけをするかで、自分を「なりたい自分」に導ける
今日はアラームをかけずに思う存分「お寝坊していい!」と安心して眠りについたのに、なぜかそんな日に限って
朝6時に目が覚める
というまさかの事態。
あれれ??おっかしいなーー。
泥のように疲れていたので、しっかり眠って体力回復!と思っていたのに、体はまだどこか重たいのに目はパッチリ冴えてしまって、目をつぶって寝返りを打つものの「二度寝」の中に落ちることが出来ず、ならばエイヤッ!と勢いをつけて起きました。
おかげでまだ夕方なのに、すっかり眠くてトホホです。
今朝、冷凍庫の中に入れっぱなしにしていて食べるのを忘れていた『青梅氷り』というシャーベットとかき氷の中間のようなさっぱり・ひんやりスイーツを見つけ、今の時期にぴったり!といただいてみました。
青梅氷りは、今年の春に梅の花を見に行こうとした時に立ち寄った道の駅で買ったもの。
お皿に入れるとすぐに氷が溶けだして、繊細でシャクシャクした氷と梅のシロップが交じり合って、とってもお上品なおやつ。
中にはシロップ漬けされた青梅がひとつ入っていて、チビチビ齧って食べましたが、梅自体がキンと凍っているので、暑い夏にはぴったり!
春先に買った時には、もう少し暖かくなったら食べようと思って冷凍庫に入れておいたのですが、すっかり忘れていたのを見つけたのが「冷たいスイーツが最高においしい夏」だったので、なんだか嬉しい発掘にニッコリでした。
* * *
私はノートに「その時々で出会った大事な言葉・素敵な言葉」を書き留めるのが好きです。
随分と昔、無印良品の黒い小さなリングノートに、読んでいた本の素敵な言葉や、インターネットで見つけた暖かい言葉、名言、人からもらった嬉しい言葉、ふとした広告でみつけた心に響くキャッチコピーなどを書き留めていたのですが、大失恋をした際にそのノートを開いたら、そこに書いてあった数々の言葉に涙が溢れたり、癒されたり、励まされたりして、言葉がとっても力をもって寄り添ってくれることを知りました。
それ以降、黒い小さなノートにいろんな言葉を書き止め、時々ノートを見返しては、その度に心に響くものは違っても、言葉にうーーんと助けてもらったり、前を向く力をもらったり、元気を出そうと思えるキッカケになったり、自分を慰めたり…と、本当に助けてもらっています。
今は黒いノートではなく、黄色の愛用しているノートにチマチマと言葉を書き残していますが、やはりこれも私にとってはたくさんの気付きがあったり、つらい時にハッとできる「私専用のお守り」「私だけのお薬」のように効いてくれます。
私たちは何度も擦りむいて、自分だけの靴を見つける
(映画インハーシューズより)
これは黒いノートに書き止めていた言葉なのですが、大失恋した時も、夫婦問題で泣いていた時にも、この言葉を何度も何度もつぶやき、自分を奮い立たせてきました。
パートナーシップも同じように、何度も擦りむくように痛い思いをしたり、傷付いたりしながらも、でもそれは決して悲しいことだけではなく「自分だけの幸せなパートナーシップに求めるもの」を見つけていくための糧になる、って。
もちろん、この言葉をアファメーションのようにブツブツとつぶやいたからといって、失恋の傷が1日で癒えたり、夫婦問題に自分が納得してその手を瞬時に離したりするような魔法の力があるわけではないけれど、でも、自分に優しく浸透した言葉が、自分を支えて助け続けてくれました。
言葉があったから、きっと私は落ち込んだ中でも希望を見つけようと思えたんだ、って。
状況は絶望的であっても、自分のためのたくさんの言葉が自分を包み込んでくれて、なんとか絶望を乗り越えてくることが出来ましたから。
私たちの脳はとても複雑で高性能なのに、意外と単純なところもあり「言葉によってコントロールされる」という特徴があります。
突然ですが、ピンク色の大きなライオンを想像してみてください。
…と私が投げかけた言葉を受けて、みなさんは鮮やかなピンク、薄いピンク、ピンクの色合いはそれぞれ違っても、ライオンの上にピンク色のフィルターをかけて合成したようなものを脳内で想像したのではないでしょうか?
ピンク色のライオンを想像してみてください!と言われた時に、真っ青なフラミンゴや緑色のゴリラを脳内でイメージする人はいないと思います。
この他にも、レモンという言葉や梅干しという言葉をきっかけに脳がイメージすると、それを食べていないのに酸っぱさを感じたかのようにジワーーッと唾液が滲んだりすることもあります。
本当に不思議ですが、脳は言葉やそこから連想されるイメージにコントロールされるもの。
であれば、日常的に自分に向ける言葉って、すごく力を持つものだと思いませんか?
例えば「どうせ私なんてダメだ」「やっぱり私なんて愛されない」「私には価値がない」などの言葉を自分に向けてしまうと、その言葉に脳はコントロールされて、ダメな私を脳内で描いてしまい、それに合わせた行動を取る結果になってしまいます。
WOW!!
そんなの嫌ですよね!!!
私たちは言葉に大きく影響を受けて、それに反応して描く世界が変化します。
つらい時に「自分を慰め、暖かく支え、勇気づける言葉」をかけてもらったら、悲しみや痛みの中にあっても希望を想像できる力にもなるかもしれません。
失恋した時の痛みは何も変わらなくても、擦りむいた分だけ自分にぴったりの靴に出会うように、この悲しみもピッタリのパートナーシップのための通過点だ!と「思いたい」と思わせてくれる力が言葉にあったように、自分に向ける言葉がどんなものかによって、私たちは自分を成長させることや労わることもできれば、否定したり虐めたりもできてしまうんですものね。
冷たい言葉、ひどい言葉を届けられることで「なにくそ!!やってやる!!」と奮起するタイプであればいいのですが、私もそうですがきっと多くの人は「褒めてもらったり」「認めてもらったり」「やりたい事を肯定してもらったり」「応援してもらったり信じてもらう」ことで、もっともっと伸びていくのではないでしょうか?
言葉かけは、いつでも誰でも手軽にできる「自分へのプレゼント」です。
今日はちょっとだけ自分に優しい言葉、自分に暖かい言葉、自分を励ます希望の言葉を届けてあげませんか?
そしてぜひ、あなたに伝えてあげてください。
あなたが幸せであることが、何よりだからね!
あなたはもっともっと笑顔で愛されていいし、笑顔で愛する人を愛していいからね!
土曜の夜、心地よくお過ごしくださーーい。
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