無理かも…と思ったけれど、ただ「魅力を伝えたい」と愛が動機になったらやり切れた話 ~だってギンちゃんは宇宙一なんだから~

いよいよ梅雨入りという地域も多いようですね!
私たちが暮らす新潟市は、もわーんと湿気の多い空気ではあるものの、まだ空の上に雨が溜まっているだけで降ってこない感じ。
予報によると、梅雨入りは少し遅くなりそうなのだとか。
雨の季節はジメジメ・ムシムシで、身体がいつも以上に疲れたりイライラしちゃったりしがちですから、いつも以上に「ご自愛」していきましょ!
イライラする自分がいたら「ま、梅雨のせいだしな!!」と、自分を責めずに梅雨を呪いましょ!
そーしましょ♡
梅雨…を前にし、SNSで流れて来たのが「ペットの毛を集めて置いたものから、小さな虫が湧く」というムズムズしてしまう情報。
ひえーーー。
我が家には、複数の大事な「ギンタボール」があります。
過去に「お恨みワーク」としてもご紹介したことがあるのですが、ブラッシングで集まった毛を、ひたすら羊毛フェルト用のニードルで突いてボールにしてきたうちの、一番大きなものが冒頭の写真。

仁くんは定期的にトリミングに行き、バリカンで短くカットしてもらっていたこともあり、ブラッシングしてもボールにするほどの被毛が集まらず。
対照的にギンちゃんは、換毛期ともなると1回のブラッシングでも相当量の毛が収穫でき、おかげで大小さまざまな「ギンタボール」が我が家に残っています。
ギンちゃんが健在だったときには、「またすぐに被毛が集まるから、何個でも作れる」と思っていましたが、ギンちゃん亡き後は、ボールを作っておいてヨカッタ!!という思いでいっぱいです。
と同時に、この先にはもうボールが大きくなることも増えることもないのだという現実に、胸がギュッと掴まれたような気持ちになり、今あるボールは大事に残しておきたいので『虫』の情報におののきました。
作る前にお湯でしっかり茹でることが大事なようなのですが、すでに作ったボールは煮沸消毒という訳にもいかず。
かわりに定期的に「電子レンジでチン」として、中まで熱を通して虫の繁殖を抑えるのがいいそう。
ただし、レンジでの加熱時間によっては被毛が焦げてしまうそうなので、短時間ずつで様子を見ながら熱を加えるのが大事。
という訳で、ギンボールを電子レンジ(1,000W・20秒)で加温し、焦げや変な匂いがしていないことを確認した後、もう一度同じ時間加熱。
ホカホカと薄っすら湯気が出ていたギンタボールを、網戸の前に置いて風通し。
その他、ボールにするほどではなかったけれど、ブラッシングで集めておいた仁くんの被毛も電子レンジで虫よけ。
肉体がなくなった後、思い出の中にしっかり2魂が存在しているとはいえ、目で見ることができる「被毛」という宝物があることは、グリーフの中にいる私にとっては、とても慰めになるものです。

被毛ケースと言えば、大人気ガチャガチャの「うちの子けだまだま」。
先にネコちゃん用のガチャガチャが販売され、私はすぐにはゲットできず、忘れた頃に突然「再販」されていたガチャガチャで、無事に欲しかった「シャムネコ型」を引き当てることができました。(ロシアンブルー型はないので、一番似た形状のものがシャムネコ型)
生前のギンちゃんに見せびらかしながら、ブラッシングで集めたギンちゃんの被毛と一緒に、仁くんの被毛もこっそり忍ばせました。

ネコ型の人気を受けて、今度は犬型の「うちの子けだまだま」もガチャガチャに登場!
イオンのペットアイテムを扱うお店「ぺテモ」さん限定で、ホワイトのチワワ型のガチャガチャもあったようですが、残念ながら私は出会えず。
普通のガチャガチャにもチワワ型はあるのですが、ブラックの毛色型チワワのため、私が欲しいと思っていたのが「ポメラニアン型」。
だって、仁くんはポメラニアンに似ていたんだもん!!

多分、たぶんなんですが…
ギンちゃん・仁くんパワーの強さで、挑戦1回で欲しいと思っていたポメちゃん型を引き当てることができました~~。

うふふ。
厳密には「ポメラニアン型」と「シャムネコ型」なので、仁くん・ギンちゃんと同種ではないけれど、ほぼ同型ってことで!!
写真では分かりずらいかもしれませんが、それぞれの被毛ケースの中に、そっとギンちゃん・仁くんの毛を混ぜています。
「個」でもあり、「魂のふたご」でもあり、なんかね…
一緒がいいもんね。

こはるちゃんは、はっくんがお里からもらった「ダイジダイジ」を咥えていますが、見つめる先にあるのは、
私にとっての「とびきりのダイジダイジの箱」。

ブラッシングで集めた毛や、小さなギンボール。
ペットイベントで作ってもらった、2魂一緒の缶バッチ。
仲良しの「けだまだま」と、被毛やおひげを入れるのにフェリシモで買ったお揃いのロケットネックレス。
そして、鬼畜生コンビの相方・サトヒーヌが作ってくれた「ギンちゃんと仁くん」の写真入りのキーチェーン。
なんとこれは、私とギンちゃん・仁くんが一緒の写真のものもあるんです!!!(泣くやろーーー)
お気に入りで捨てられずにとっておいたお菓子の箱が、2魂の大事を詰め込んだ『宝箱』になっています。
今はまだ、この箱を開けるとブワーーーッと涙があふれてしまうのだけれど、少しずつ時間がお薬のように効いていき、いつかの未来では「愛おしい感情と笑顔」で、宝箱を開けて微笑めるようになるはずです。
その日が来るのはいつになるのか、今の私には分からないけれど、泣いたりしながらもゆっくりと、2魂の肉体が側にいない日常に慣れていこうとしているところです。

私は動物医療グリーフケアを学び認定をいただいているのですが、認定を頂いた後も月に1度の「症例検討会」で、より深い学びを続けさせてもらっています。
月に1回、2つの事例を通して様々なグリーフケア視点を学ぶ時間はいつも濃厚で、気付きや自分では見つけられない視点に触れることができる、とてもとても有意義な時間。
昨年9月に、仁くんのことを症例として発表させてもらいましたが、その2ヶ月後にギンちゃんが旅立つなんて全く想像しておらず…。
1年の間に最愛の2魂を見送ったことと、サラリーマンの仕事面での変化も重なり、燃え尽きて身動きできなくなると同時に、ペットロスも経験して今に至ります。
もうほんとに、何にも頑張れなくて、思考もうまく働かなくて、完全にお手上げ状態でした。
年が明けて間もなく、今年の症例検討会の発表者を決める場がありました。
この頃はまだ、感情に思いっきり蓋をしていたこともあり、ギンちゃんのことを発表しよう!と発表担当に挙手。
…ですが、この後から少しずつ「深い痛みと悲しみ」が襲ってきて、先に書いた「燃え尽き&強いペットロス」で何もできなくなりました。
発表すると言ってしまったのに、向き合えないし、何も手につかない。
っていうか、何を話せばいいのかも分からない。
挙手したタイミングでは、症例として伝えたかったことはいっぱいあったはずなのに、その全てが頭の中で靄がかかったようになって分からなくなり、途方に暮れました。

5月になり、それでも尚、何を話せばいいのかまとまらず、本当に申し訳ないけれど辞退させてもらおう…とまで思った中で「5年日記」をめくり、ずっと見返せなかった「ギンちゃんの旅立ちの日」と、その後の日付の部分にかかれた自分の言葉を見て、決めました。
症例検討の場をお借りし、私のグリーフワークとして「宇宙一愛おしいギンちゃんのすごさと、私の今の状態」を素直に知ってもらおう、と。
日記のフリースペース部分には「どれだけギンちゃんがすごい存在だったか」を、ビッチリと書いていたページがありました。
ギンちゃんは、本当にかっこよくて、すごくて、イケメンなんだから!!!
そう思ったら不思議と力が湧いてきて(といっても微力ですが)、構成を決めることができました。
資料と作成する際、ギンちゃんとの出会いやみんなで旅した記録など、膨大な量の写真を見返したりして、その時々の思い出が蘇って思わず笑顔になったり、号泣したりと感情が大忙しでしたが、たっぷり時間をかけて向き合ったことが、私にとっては本当にいい形のグリーフワークになってくれました。
哀しみは今も私にまとわりついているけれど、今の自分を否定せずに受け入れ、湧きあがる様々な気持ちをひとつひとつ「自分なりに受け止め・抱きしめる」ことができたおかげで、資料を作り終えた後からは少しずつブログも再開できるようになりました。

症例検討の資料の表紙は、ギンちゃんの火葬の日の「お別れの会」で使用した遺影写真を使いました。
青空の下、お出かけ先の海辺で撮った「旅慣れた猫のギンちゃん」の愛おしさが溢れる一枚。
体を神様にお返ししに行った日も、12月だというのに、この写真に負けないくらいの青空だったよね。

資料の最初の方で「ペット情報」を紹介するのですが、ギンちゃんと仁くんは、やっぱりセットで並んでいなくちゃね!!

ギンちゃんは「咽頭麻痺」での突然死でした。
実は、仁くんが会陰ヘルニアの手術を受けるかどうかを迷っていた頃から、ご機嫌なときにゴロゴロという音が微妙に掠れることがあり、それがなぜかとても気になっていました。
ゴロゴロ音を動画で撮って、当時のかかりつけの獣医さんにも相談しましたが、異変を感じ取ってもらえず…。
仁くんの術前検査で静岡の病院に行った際に、ギンちゃんも一緒に診察してもらい、レントゲン・エコー検査をしてもらったのですが、そこでも特に異常はなし。
ですが、先生は「飼い主の『何かある』には必ず何かある」と言ってくれて、どんな不安も軽視せずに親身になってくれ、新潟に戻ってからも定期的にエコー検査を続けることを提案してくれました。
そのときの話をスライド資料にしていたら、本当に小さな小さな「異変」はあったけれど、結局最後までその「何か」は分からずじまいで、でもギンちゃんと私は「信頼できる先生たち」に出会えて、原因を突き止められなかったとしても
不安や「気になる」を受け止め、向き合ってもらえたことで、とても安心して日々を過ごせていたなぁ
と、分かろうとしてくれる存在の持つ力の大きさを、しみじみ実感しました。
答えが出なかったとしても、答えを捜そうとしてくれる存在がいてくれるだけで、心は軽くなるし力も湧いてくる。
私も先生方から「与えてもらった」ように、答えが見つけられないとしても、その人の抱える不安や小さな異変を「分かろうとし続けること」ができる存在になれるように。
それは、ギンちゃんと共に生きた中で、私が身を持って体験して「嬉しかった」ことだから。

急な呼吸困難で旅立つことになった日の朝、いつもと同じように過ごしていた姿を数枚写真に撮っていましたが、それをスライドに載せながら
いつも通りの日常を続ける中で旅立ったんだね
と、ギンちゃんのあまりの「潔くあっさりとした」旅立ちに、ギンちゃんらしいというか
CoooooooLが過ぎるよ!!
と泣き笑い。
旅立ちの瞬間というか、お別れをする際には、まるで仁くんの時と同じ状況で、亡くなり方までお揃いだなんて…
仲良しにもほどがあるでしょ!!!

「症例」というには少し違ってはいましたが、グリーフケアを学ぶ安心できる暖かい仲間のいる場で、いかにギンちゃんが愛おしくカッコいい『漢』だったかを熱弁させてもらいました。
おかげで少し、2魂の死を「しょうがないなぁ」と受け入れる入り口に立てました。
まだペットロスの状態からは回復していませんし、2魂に会いたくてたまらなくなる日もたくさんあります。
立ち止まって前に勧めていないような、自分だけがまだ身動きできずに立ち止まったままのような感覚も続いていますが、
しょうがないよね。
だって、ものすごく深く愛していたんだもん。
しょうがないよね、3魂で支え合ってきたんだもん。
私の生きるための「力の源」だったんだもん。
そんなに簡単に前に進めないのは、当然じゃない!!
と、忍法・開き直りの術を発動したら、不思議と「ま、いっか」という苦笑いと共に、ゆっくり前に進みだすために『前を向ける』ような気がしてきました。
ギンちゃん、あなたの「イケ散らかし具合」を全力で発表したよ!!
あなたのことを話すことができて、誇らしかったよ。
話し終わったら、なんだかちょっと力が抜けて、そしたら「本当に手から離れてしまった」ような寂しさも襲ってきて…
あらやだ、感情が大忙しですわよ、奥様!!
ということで ← どういうこと?
大きなギンボールを電子レンジでチンとしたりしながら、ゆっくりと「私とこはるちゃん・はっくん」の生活を編み始めました。
ギンちゃんと仁くんを胸にギュッと抱きしめながら、また新しいカタチの毎日を織り上げていく。
大丈夫。
私には2魂と生きた「宝物の記憶」と、「いつか私が肉体を脱ぎ捨てた際に再会するという希望」があるのだから。
さてさて、今日はこれから本を読んで眠りにつこうと思います。
明日からまたウィークデーがスタートですね!
6月は祝日がなくて「うううっ」と気が重い月ですから、月曜から存分に自分に「甘い目線」を持ち、自分をケアして乗り切りましょう!
おやすみなさい。
明日のあなたの手のひらに、小さな幸せが見つかりますように。
