時に立ち止まらざるを得ない「波」に飲まれることもある
先生も走るほど慌ただしい、12月。
いやはや、やることがいっぱいあって「気持ちだけが前のめり」で、それだけでグッタリしちゃいそうなのですが、もう明日は金曜日だなんて!!!
今週は本当に慌ただしくて、記憶が断片的です。
そうそう!!!
週末に買った「無印良品のモコモコカバー」ですが、ギンちゃんは大喜びで愛用してくれています。
仕事の合間、トイレに立って戻ってくると2魂がそれぞれのボディーカラーのクッションの上で健やかな寝息を立てている姿を見て、思わずニッコリ。
フカフカのクッションで、思いっきりお昼寝してね!!
仁くんは気管虚脱があり、夏は暑さで「はぁはぁ」と呼吸が荒くなってしまいます。
ようやく涼しくなって、仁くんにとっては過ごしやすくなってきた…と思いきや、寒い時期もまた「乾燥」が引き金となり、気管への負担が大きくなってしまいます。
先週末、少しだけ咳が増えてきたので様子を見ていました。
乾いた感じの「ケホケホ」という咳が、だんだんと「キンキン」と高い音の咳に変わり出し、その後、湿った音で「ゼーゼー、べーべー」という羊のような音がする咳を繰り返すようになりました。
はちみつをペロッとさせたり、体を縦にして抱っこしてあげると少し咳が楽になるのですが、咳に合わせて右胸が「ポコッ、ポコッ」と膨れるのを発見!!
仁くんは咳が原因で『会陰ヘルニア』になってしまったのですが、咳き込むとさらにお尻にも力が入り悪影響。
お尻も咳に合わせて「ポコッ」と膨らみます。
あれれ??
咳がきっかけで、胸の部分にもヘルニアのようなものが起きちゃったの???
ドキリとしましたが、仁くん自身は食欲もありお水も飲めていて、トイレも問題なし。
元々の診察予約を入れている日が数日後だったこともあり、とりあえず様子見をすることに。
それが日曜の夕方だったのですが、夜になると発作のように激しい咳込みがはじまりました。
数回の咳であれば様子を見ますが、激しく咳き込むと「気管・お尻」に影響があるため、久しぶりに鎮静のシロップを飲ませました。
シロップを飲んで10分くらいで、とろーんとして眠ることができたのですが、夜中に薬が切れると、また咳発作。
もう一度シロップ投与で、またとろーんとして明け方まで眠ることができましたが、薬が切れるとまた「べーべー」と湿った音の咳を繰り返すようになりました。
ありがたいことに、食欲はありお水も飲めているし、トイレも問題なし。
発作程の強い咳は少し落ち着いていたのですが、お昼過ぎにまた発作のように強い咳を繰り返し始めたので、上司に相談して中抜けさせてもらって病院へ!
* * *
主治医の先生がお休みだったので、代わりに見てくれた先生も「咳がひどいね。飲み薬よりも咳止めの注射と、トロンとする注射をしましょう!」とすぐに処置をしてくれて、その後レントゲンで胸の状態を確認してもらいました。
咳がかなり湿っていたので、肺炎や肺水腫といった「肺」に関する危険性を心配されていたようですが、幸いにも両方共問題なし。
咳は「気管虚脱」からくるもので、急な寒さや乾燥から気管に負担がかかってしまったのだろうとのことでした。
気管もそうなのですが、仁くんの場合は「気管支」のほうが重症で、『気管支軟化症』のせいでより苦しい咳になってしまっているのだそう。
咳に合わせて胸がポコッと出るのは、胸の骨が押されていることが原因で、ヘルニアという訳ではなかったのは一安心。
咳止めの注射で落ち着くとは思うけれど、まだ咳が出るようならばシロップを使うことと、翌日以降に「お守り」として咳止めの飲み薬も出してもらいました。
乾燥から咳が誘発されやすいので「加湿」「適温」を意識することに加えて、こまめな換気をすることも咳を軽減させるためにできることだと教えてもらいました。
ファンヒーターを使っているのでこまめに換気をしていましたが、今よりも頻度を上げて空気を入れ替えてあげた方がよさそうです。
注射のおかげで、病院から帰ると徐々に咳は落ち着いてくれましたが、翌日もまた、少し咳がぶりかえしてきたため、咳止めとシロップを投与。
* * *
そして水曜日。
気管虚脱のサポートになれば…と「月イチ」で打っているカルトロフェンの注射と、会陰ヘルニアの確認のために予約してた受診日だったのですが、咳がまたぶり返していたので、咳止めの注射も合わせて打ってもらいました。
ギンちゃんも一緒に病院受診。
関節炎のために定期的に「ソレンシア」という注射を打っていて、少し早目ではありましたが、何度も病院へ行ったり来たりするのが大変だったので、仁くんの予約枠内にねじ込んでもらいました。
先に注射を受け、仁くんの診察が終わるのを待っている間、先生や診察台に思いっきりに背を向けて全然違う方向を見るギンちゃんの姿に、笑っちゃいけないけれど笑わせてもらいました。
病院は楽しい場所じゃないもんねぇ。
それでもいい子にして待ってくれていて、エライ!!
注射も頑張ったし、ほんとうにいい子だよ!!
* * *
昨晩、夜中に鼻が詰まって呼吸がしづらかったのが原因で、ムクッと起きてハァハァと苦しそうにした後で咳を数回。
発作のようになるのか…と身構えましたが、一時的なもので落ち着いてくれて、今日はだいぶ咳も収まってきてくれました。
とはいえ、気管虚脱とは付き合い続けていくしかないので、乾燥対策や私がやってあげられることは何だろう??ということを考えて、できることを工夫しながらやっていこうと思います。
今週は、仁くんの不調以外にも、職場の引っ越しを機に働き方への変化もありそうで、あれこれ考えたら眠れないくらい不安になったり(石橋叩き派なので、過剰に心配し過ぎるタイプ)
ようやくウトウトしたと思ったら、仁くんの咳で飛び起きたりと、睡眠不足+仕事への不安から食事が喉を通らず、疲労困憊でした。
でもね、人間やっぱり「限界がくると眠くなる」んですよね。
仕事のことで不安からモヤモヤしまくりーぬですが、激しい睡魔に誘われて眠ることができたら、少し気持ちも穏やかに落ち着き、何も解決していないけれど、ちゃんと食べられるようになりました。
そうそう!!
ちょっとしたことで不安になりがちな私は、不安で心臓がバクバクし始めたときの『自分サポート』となるお守りアイテムをいくつか常備しています。
その一つが、クマのぬいぐるみの「健ちゃん」をギューッとすること。
そしてもう一つは、気分が落ち着く「暖かいハーブティー」を飲みながら、ブランケットに包まったり、あずきのチカラなどを使ってじんわり体をあたためて、ゆっくり深呼吸をすること。
ドキドキと不安が強いときは、交感神経が優位になっているので、リラックスして副交感神経を作動させるようにするのは、ほんとに大事!!!
ハーブティーは色々と種類があって、不安に効くタイプのものもあるようですが、私は
カモミールティーにたっぷりレモンを入れて飲む
と、不安でトゲトゲしている自分の力を少しだけ緩めることができます。
多分なのですが、子どものときに読んだ「ピーターラビット」の絵本の中で、ピーターがお腹を壊した時にお母さんが「お薬」としてカモミール(かみつれ)を煎じてくれたのを思い出して、その『薬効』がじんわり私に効くんだろうなぁ~と思っています。
自分にとって「これが好き」というお茶の力を借りて、緊張している自分をほぐすのも、自分へ愛を向けた優しい行動ですものね。
あったかいものを体に取り入れることも、不安を和らげるのに効果的ですし、フカフカ・じんわりと温まることでも、こわばった体や心をゆるませる助けになります。
毎日が『凪』で穏やかであって欲しいけれど、生きていれば思いがけないことにドキリとしたり、波がザプンと音を立てて大きくなってしまうこともありますものね。
つまづいたり、立ち止まったり、迷ったり、途方に暮れたり、色々とあるのは仕方のないこと。
その度に足踏みしたり、後退したり、時には泣いたり迷ったりするけれど、それでもまた少しずつ時間を味方につけて元気を取り戻し、日常を送っていけるようになります。
雨模様が長く続いても、いつしか時折くもり空が見えるようになり、そのうち「くもり時とき晴れ」のように心も楽になれるから、雨の日は傘をさして濡れないように身を守っているだけで大丈夫。
雨の日だからこそ、お家の中で自分を柔らかく包む、あったかいお茶でもいかがですか?
転んだりつまずいたことで、また「あっ!」とう気付きもいっぱいあったので、その話はまたいつか!
ではでは、眠たくなってきたので、おやすみなさ~い。