思い煩うことなく今日を生きるって、なんて素敵なことなんでしょうね!
いい子で暮らしたご褒美に、一足早くサンタさんが掃除機をプレゼント…だったらいいのですが、自分で買いました。
はいー。(やす子さん降臨)
いいの、いいの。
私は自立したオトナノオンナだもの!!
自分で欲しいものを買うのよ!!(強がり)
先週、掃除機がポキンと折れて使えなくなってしまい、慌てて購入しました。
掃除機がないと分かった途端、不思議なくらい「ホコリ」が目につくんですよね…。
家電に興味がナッシングゥ~な私なので、何を買えばいいのか分からず、googleに相談。
「スティック型 掃除機 白 2024」
と入れてみたところ、スティック型掃除機のレビューをしている記事を発見。
マキタ・日立・アイリスオーヤマ・パナソニック・ダイソン・シャーク…と、色々と並んでいましたが、この中から選ぶことを考えたらめまい。
いっぱいあり過ぎるーー。
・お値段3万円以内
・スタンド式充電
・ブラシに髪の毛が絡みにくい
・吸引力がそれなりにある
・サイクロン式
で絞り込み、アイリスオーヤマかな?と思ったところで、仲良くさせてもらっているJさんから「日立のラクかるスティック」がいいらしいよ!と情報をもらい、チェケラ!!
おおーっ。よさそう。
お値段もアイリスオーヤマで買おうと思ったものと、日立の商品はほぼ同じくらい。
さて、どちらにしようかな?
と思いながら、通販サイトを確認したら
・日立は注文後5~7営業日で配送
・アイリスオーヤマは翌日着
ということで、アイリスオーヤマの方を買う事にしました。
もう、これくらいでしか「どちらにしようかな?」が決められないくらい、どちらもよさそうだったんです。
家電に興味がない…けれど、必要に迫られて買ったけれど、やっぱり新しい掃除機は嬉しいものですね!
私が買ったのは「SUUZE」という商品。
読んで字のごとく「めっちゃ吸うゼ!」ということで、吸引力が強めで、T字のヘッド部分が髪の毛が絡みにくい形状。
ネーミングがダジャレなのも、好きです。
しかも…
スウゼを逆さ読みすると【ゼウス】になるんです!
そう、神様です。
くはーーーっ。
スピ好きにはたまりませんよね~~。
わが家にゼウスが届くなんて、考えただけでワクワクがジワジワです。
実際に使ってみたら、真新しい掃除機はグングンとホコリをパワフルに吸い込んでくれて大満足です。
毛が多い族で構成されてる「多毛の国」の我が家には、ピッタリのいいお買い物ができました。
ほんと、決められて、買えてよかったー。
そして、日立の掃除機をオススメしてくれたJさん、貴重な情報をありがとうございました♡
* * *
土日は「動物医療グリーフケアフォーラム」に参加し、2日間みっちり濃厚な学びの時間を過ごしました。
自分の中でも大事にしている指針が、いつの間にかぼやけてしまっていたことに気付き直したり、これまでに学んでいたことがより深く自分の中で落とし込みができたりと、オンラインではありましたが「学びの場」に参加することでたくさんの収穫を得ることができました。
たくさんの人のエネルギーが乗っているからだと思うのですが、その熱量やグループマインド的な共鳴があって「あっ!」と見えるものがあるんだろうなぁ。
定期的に刺激をもらう学びに参加するって、私にとっては大事なことだと実感しました。
すごく素敵な気付きがたくさんあったので、このことについてはまた改めてブログに書きたいな~と思っています。
* * *
丁度1年前。
「卵巣がんかもしれない」と結果待ちをしている間、私は精神的に不安定でどうにもならなくなりました。
その際「乳がん」の診断を受け、摘出手術を終えて経過観察を続けているという母の知人の方が、私の話を聞きに来てくれて、不安に寄り添ってくれました。
「がん」という病が自分の身に起きる…というのは、想像をはるかに超える恐ろしさや絶望、とてつもない衝撃で、目の前の現実を全く受けとめることができませんでした。
グリーフケア・ターミナルケアのことを学んでいたので、衝撃を受けてから「受容」に至るプロセスを知っていたはずですが
現実を前にしたら、そんなの全然吹っ飛んじゃいました。
2週間くらいすると衝撃を徐々に受容していくのが一般……と言われても、とてもじゃないですが2週間で受容するなんてムリだ!!と思うくらい、私は激しく動揺しました。
ほんっとうに幸いなことに、私の腫瘍は「良性」だったので一気に安堵することができましたが、「がんかもしれない」「巨大腫瘍で悪性なら予後はよくないだろう」と結果待ちをする間の、言葉にすることのできない不安と絶望は、とんでもなく大きな気付きを私に届けてくれるものでした。
結果として「良性」だった私は、当事者の方の気持ちの機微をすべて理解できるというはずはありませんが、
命がこの先なくなるかもしれない
と思うような出来事を前にした時の恐怖や取り乱す感じは、その後の生き方や価値観をも変える力を持つほど強大だと知ることができました。
治療を終えて「命に関する差し迫った期限」を意識することなく日常を送れるようになった今、グリーフケアやターミナルケアの場で、自分が感じた大きな苦しみがあったことが「微力ながら」意味を持ってくれるのだろうと思っています。
私自身、揺れ動く気持ちで苦しかった時に、「当事者」だった彼女が「ただ分かってくれる」だけで、どれほど助けられたか!!
分かろうとしてくれることの優しさ。
分かろうと思って側にいてくれる人の暖かさ。
彼女に届けてもらった優しさを、私も同じように循環させていけるようになりたいと思い続けています。
その「恩人」でもある彼女が、がんから5年目の定期健診の結果が「問題なし」だったことと、あれからちょうど1年だね~というタイミングが重なり、ささやかなお祝いとしてお夕飯に誘っていただきました。
すごーーーい!!
お家にお招きいただいたのですが、お家で「石焼きの器」が出て来るって思わないじゃないですか?!
韓国語を勉強しているという彼女は、大の韓国好き。
それもあって、韓国料理もレパートリーが多いのだそう。
タッカンマリというお料理、知ってますか?
私は「はじめまして」でした。
コチュジャン風のタレやニラを添えて食べる骨付きチキンのスープなのですが、あたたかくて滋養のある美味しいスープでした。
レシピを聞いたので、この冬に自分でも作ってみようと思います。
この他に、サラダやデザートまでお腹がパンパンになるほどたくさんのおもてなしを受けて、あれこれお喋りしてあっという間に夜が更けていきました。
「がん」は発生した場所や体調などによって一概ではありませんが、一般的には術後5年の間に再発がないと『治癒』と言われるそう。
彼女はちょうど5年の検査で再発せずにクリア。
ですが、乳がんの場合は再発率が少し高いため、治癒の状態までには10年の経過観察期間が必要なのだそう。
ちょうど半分の折り返し地点。
「今年もクリアできたー」という安堵感は大きいけれど、毎年検査が近付くと、やっぱりドキドキすると気持ちを話してくれました。
ドキドキする気持ち、結果を早く知りたいけれど、知るのが怖い気持ち。
毎年それを味わうのは、本当にしんどいことだろうと思いますが、そんな中でも明るく「今を楽しく生きる」ことを続けている彼女は、キラキラ眩しく輝いていました。
私はありがたいことに「あの時だけ」で病気と離れることができ、繰り返しの不安と向き合わずに日常を送れています。
思い煩うことも、不安に感じることも、ドキドキすることもなく、ちょっと先のことを考えてうんざりしたりすることができるような「何でもない毎日」を続けていられるって、本当にありがたくて、とても幸せなこと。
不平不満を言いたくなったり、ドラマがなくて面白みがない…と言えちゃうくらい「平凡な今日」を更新できたことが、私にとっては自慢したくなっちゃうくらい嬉しいことです。
お腹が空いたな~と思えること。
ご飯を食べて味を感じられること。
「極楽~」と言いながらお風呂でボーッとできること。
未来のことを考えて、あれこれ悩めること。
疲れて眠たくなること。
明日が当たり前に来ることを疑いもせずにいられること。
生きていることが、当たり前だと思えていること。
どれ一つとっても「当たり前」なんかではなくて、ちょっとしたことで「当たり前が奇跡」のように遠くなった瞬間に、当たり前がいかに幸せなことかに気付きます。
何かすごいことを成し遂げていない…かもしれないけれど、今日を平凡に過ごせるだけでも、本当はとってもすごいことを更新し続けているんですよね。
生きているって、それだけですごいこと。
なんでもない今日を更新できたことは、とっても価値ある幸せなこと。
うふふ、また今日も「平凡であり続けた」ことにニッコリです。
あっ!!
明日はクリスマスイブですね~。
何も予定はない私ですが、出社当番日なので雪が積もらなければ、帰り道に「毛の多い国の民」で楽しめるささやかなクリスマスアイテム(注:おひとり様サイズのケーキやお惣菜類)を買えるといいな!
ということで、メリークリスマーーース。