仲間と美味しいものと、文学書の世界に紛れ込んだ気分と。
楽しみに待っていた4連休ですが、過ぎてしまうと「あっという間」で、また今日から仕事がスタート。
業務のことで胃がキリキリする日が続きますが、連休中に久しぶりの旅行をしてきて気持ちをしっかり充電してきたのでしばらく頑張れそうです。
ということで、1泊2日で出かけた『八ヶ岳』への旅行のことを今日は書きたいと思います。
私が泊りに行ったのは「八ヶ岳Cradle」という、お弟子さん仲間であるあずあずちゃんのゲストハウス。
昨年の秋にも1度お邪魔しているので、二度目ましての訪問です。
今回の旅行のメンバーは、相方のサトヒーヌファミリーと本音隊の小川正美ちゃん、植物への愛をたぎらせているやまだようこちゃんと働く「自営業ママ」として奔走しているテツコハナヤマ氏。
みんなとはオンラインでお喋りをしたり、何かとメッセージをやりとしているのですが『生(リアル)で会う』のは久しぶり。
テツコちゃんとは2年近く直接会っていない事に気が付き、お互いにビックリ。
オンラインもいいけれど、やっぱり直接会えるって嬉しいですね♡
みんながお土産に…と持ち寄ったものが、まさかのフィナンシェ被り!!!
偶然にも気が合い過ぎるーーー!と大笑いでした。
※私は入浴剤とネコちゃんのイラストのカワイイドリップコーヒー(写真左端)でフィナンシェ被りをせず…
実はこの「お土産祭り」の写真ですが、よーーく見てもらうと…
去年私が「木彫り」をしたアマビエをクレイドルに置いていきましたが、薪として燃やされずにちゃんと「クレイドルの住人」としてここにいてくれて、ジーンと感動。
届いたばかりというハンモックに早速身を預け、ゆらゆらと心地よくリラックス。
私は朝に家を出て車であずあずちゃんの所へ行ったのですが、お昼に電車組を駅まで迎えに行き、その後道の駅でお昼ご飯を食べてクレイドルに戻ってからは、特にお出かけしたりするでもなくゆったりとお喋りして夕飯までの時間を過ごしました。
標高が高い場所を感じさせる白樺の木。
クレイドルのテラスに隣接した庭は、夏の盛りに茂る植物たちに覆われていました。
クレイドルのテラスでBBQが出来たらよかったのですが、残念ながら雷と嵐のような突然の雨でBBQは諦めることになりました。
その代わりに…
みんなでテクテクと歩いて晩ご飯を食べに行きました。
食べてお喋りしてお酒も飲んで…
大忙しながらもあっという間に過ぎて行く楽しい時間。
みんなニッコリの笑顔。
こうやって集まってご飯を食べるのも、コロナが流行ってからは「特別な時間」に変わり、みんなに会える時間はとびきりに輝いている時間に感じました。
今までは当たり前に出来てたことが、どれだけありがたいことだったのか。
またこうやって大勢で集まって食事が出来ることが「当たり前」になる日が早くやってきますように。
クレイドルに戻ってきてからは、ひたすらお喋りのまったりタイム。
あずあずちゃんが買ってきてくれた「信州浪漫」というリンゴを被ったかわいいクマのイラストが描かれているビールで乾杯!
贅沢にもカウンセラーさんがいっぱい集まっているので、最近のモヤモヤについてや自分がブロックしているあれこれについて「ミニカウンセリング(酔っ払いバージョン)」をしてもらったり、「恋愛」「仕事」についてワチャワチャとお喋りして、あっという間に夜が更けていきました。
何をするでもないけれど、こうやってお喋りして気持ちを吐き出すってすごく大事ですね~。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、日付が変わる前に片付けをして明日に備えておやすみなさい。
バタンキューで爆睡し、すっきりと目覚めた朝。
お天気にも恵まれて気持ちよく晴れて、まだ日差しも強くない時間だったので、テラスに出て風を感じながらのコーヒータイム。
遠くの川の水の音や風に揺れる葉のカサカサとした音。
スーーッと抜けていく高原の風の匂い。
空を仰ぐと緑の葉の隙間から見える青い空とモクモクとした夏の入道雲。
みんなが自由に思い思いの朝の過ごし方をする中で、私ものんびりと力を抜いて少し薄めたコーヒーを飲みながらしっかり充電しました。
非日常の贅沢な気分。
今回は仁くんが手術から間もない事と暑さもあって実家に預かってもらいましたが、クレイドルはペットもお泊りOKなので、今度はギンちゃん・仁くんも一緒にテラスでのんびり過ごしたいな。
うん、また来なくっちゃ!!
またいつか、ギンちゃん・仁くんだけではなく、チオビーとも一緒に来れたらいいなぁ。
ぐへへ、ぐへへ、とテラスでコーヒーを飲みながら目をつぶって妄想していたのはココだけの内緒です。
朝の爽やかな妄想時間を終えた後は、テクテクと歩いて朝ごはんを食べに行きました。
辺り一帯が緑豊かで、どこか外国に紛れ込んだかのような気分になれて、歩いている間も楽しい時間。
花の名前に詳しくないのが残念だけれど、あれこれと咲いている花を見て心が震える時間でした。
厚切りのベーコンが乗ったフレンチトースト。
パンとベーコンの上にメイプルシロップをかけて食べるのですが、甘いシロップがベーコンの塩気をよりクッキリさせる感じで、甘いけれどキリリとした味わいでおいしい!
これはお家でも作れそうなので、お休みの日で時間のある時に真似してみようと思います。
テラス席での朝ごはんは、爽やかな風と少しずつ暖かくなっていく日差し、大好きな友達の笑顔と尽きないお喋りのおかげで、普通に食べるよりも何倍も美味しく感じられました。
Cradleのある八ヶ岳の原村は、ペンションや別荘が立ち並ぶ「絵本」のような世界。
日本なのにどこか外国にいるような気分になれて、道を歩くだけで幸せな気持ちになれました。
思わず摘んで食べてしまいたくなる、たわわに実っているブルーベリー。
収穫されている感じがなかったので、きっと鳥が食べに来るんだろうなぁ。
お腹がいっぱいでパンは買わずに終わってしまったけれど、次回は買って食べてみたいと思う絵本から飛び出したかのような可愛らしいパン屋さん。
みんなと別れて、ひとりでテクテクとお散歩。
お手入れされているオープンガーデンもたくさんあって、時間があればあちこちお邪魔してお庭を見せてもらいたかったのですが、それはまた今度のお楽しみにとっておきます。
テクテク歩いて見えた世界は、行った事がないけれど昔本で読んだ「赤毛のアン」のグリーンゲイブルズを思わせてくれて、カナダのプリンスエドワード島に旅に来ているような気分になれました。
今、曲がり角に来たのよ。
曲がった向こうには何があるか分からないけれど
でも、きっといちばん良いもの(素晴らしい世界)に違いないと思うの。
(赤毛のアン・モンゴメリ 著より引用)
曲がり角を曲がる前に思い出したのがこの一節。
曲がったその先はきっときっと「素晴らしい景色・素晴らしい世界」だと思えてスキップしたくなるくらい素敵な場所。
現実には悩むことだって迷う事だって沢山あるけれど、青空の下で感じた「きっと希望がある」と思える感覚を忘れてしまわないように。
そして日常の中で自分が気落ちしそうな時に、弾んだ気持をほんの少しでも思い出せるように。
大好きな赤毛のアンの世界に迷い込んだような気分を味わえて、ほんの少しのお散歩時間でしたがすごくすごく自分が充電されたのを感じました。
キラキラした景色を、いつかきっと大好きな人にも見せてあげたい。
その時には手をつないで、笑顔であなたを見上げて。
きっと本の中の世界はもっともっと美しい色に見えるんだろうな。あぁ、早くそんな日が来ますように。
うふふ、未来が楽しみだーーー。
お散歩の後はあずあずちゃんの『アクセスバーズ』を体験!
帰りの時間の都合で30分の短い施術をお願いしたのですが、力を抜いて寝ている私の頭やこめかみに柔らかく触れてもらっていると、感覚が研ぎ澄まされてまぶたの裏に色が浮かんで来たりして、とても面白い体験をすることができました。
アクセスバーズは強く指圧したり…というマッサージとは異なり、ポイントとなる場所に優しく触れてもらっているだけなのですが、脳をクレンジングするというだけあって、思考で凝り固まった状態がじわーーっと溶けていくというかクリアになってスッキリする感じがありました。
上手く言葉に出来ないのがもどかしいのですが、じんわりじんわり緩むというか、意識があるのに眠っているというか、なんだか不思議な感じではありましたが、短時間でしっかりリラックスさせてもらいました。
アクセスバーズを受けた後、みんなと少しだけお喋りして私の旅は終了。
夕方にはギンちゃん・仁くんをお迎えに行く予定にしていたので、お昼過ぎにみんなと別れて新潟に向かう途中であずあずちゃんから教えてもらった『近くの直売所』に寄り道。
ギンちゃん・仁くんを預かってくれている実家へのお土産と共に、夜に飲んだリンゴを被ったクマのビールを私用と妹へのお土産に…のつもりが
チーズやそば茶、桃にリンゴジュースに地ビールにクラフトチューハイやベーコンや珍しい野菜…とついつい興奮してあれこれカートに入れてしまい、
直売所でまさかの7,000円越え
という、この旅最後にして最大のお金を使いました。
イエーーイ。
桃はお店の人の話では数日置いて熟成させてから食べる方がいいとのことだったので、あと数日おあずけ!をされた後で食べるのが楽しみです。
旅は終わってしまったけれど、ビールやチーズも買って来たので週末のちょっと特別な時間に旅気分を思い出しながら味わおうと思います。
まだコロナも流行っていますし、そうそう旅やお出かけが出来る訳ではありません。
以前のように気軽にみんなにも会えるわけではないけれど、久しぶりにみんなと会えてひたすら笑って過ごした時間にしっかりたっぷり栄養をもらってきました。
ご褒美時間を満喫出来て本当に楽しかったーー。
また次にみんなに会える日を楽しみに、また毎日を私の速度で紡いでいこうと思います。
ということで、私の旅の記録でした。
思い出してニヤニヤして、しばらくは旅の思い出で頑張れそう…とかいいながら、すでに仕事のことでイライラ・モヤモヤしたりしているおまみーぬでした。