私たちは強い、けれど弱い。だから弱いときに頑張らずに助けを借りればいいよね!

ラリホー!!
なんとなくご機嫌になれちゃうのは、そう、明日からGW後半戦の4連休が始まるからでーす。でーす。でーす。 ← 喜びの一人やまびこ
今週に入って、私はどうやら「腰をやってしまった」ようで、ずっと痛いんです。
少し前に大掃除のためにベッドを少しずらしたり、テレビ台を動かしてホコリを取ったり…と、知らずのうちに腰を使っていたのが原因だろうと思うのですが…
まだずっと痛い
が続いていて、湿布を切らすことができません。
Oh,Nooooooo
改めて、体が自由に動くこと、痛みがないってホントありがたいことだな…と、ギクッ・ズキッとするたびに骨身に染みて感じます。
それでもね、一番痛かったときを10とすると、今は4くらいまで痛みが落ち着いてきています。
だからきっともうじき、ゆるやかに痛みも収束する…と期待して、GW後半戦は「お手柔らか」な感じで、体に負担をかけ過ぎずに過ごしたいと思っています。
* * *
いきなり話が飛んでしまうのですが(← いつものことです)、仁くんが亡くなってしばらくの間、私はかなり深いグリーフの中でもがいていました。
「死別からは立ち直れる」と知ってはいましたが、いざ実際に悲しみが深くてどうにもならない状態の時には「本当は立ち直れないんじゃないか?」と疑心暗鬼になるほどでした。
が…
心はしなやかに立ち直る力を持っていて、ゆっくりとではありますが、深くて強い暴力的な悲しみは、いつしか形を変えて「暖かさを持つ悲しみ」に変わっていきました。
衝撃が強かったときには、食べる、眠る、といったことが出来なかったのですが、それができるようになると日常を少し取り戻した感じがして、すごくホッとしたのを覚えています。
当然ですが、食べれず眠れずの状態では体に力も入りませんからネガティブに寄りがちになる悪循環。
食べて、寝て、そうすると体が元気になる分だけ考え方も楽になり(もちろん浮き沈みはありますが)、回復の方に向かっていけるんですよね。
食べる・眠るという「生きる上での基本的な行動」が取れるようになったものの、強い悲しみや衝撃を受けたダメージは、私の『無意識』な部分にも影響を及ぼしていました。
それが、寝ている間にも心臓がバクバクして寝汗をかいて飛び起きる、というもの。
無意識レベルの「自律神経」が乱れてしまい、寝ながらパニックを起こす状態が続きました。

1~2週間くらいで落ち着くかな?と思っていましたが、一向に寝汗と動悸で飛び起きる症状は改善せず。
さて、困った。
睡眠時の自律神経の乱れには「漢方」が効くのだろうとネットで調べてみたものの、薬の知識のない私にはワケワカメ。
以前、卵巣腫瘍に気付かずにお腹周りの不調で内科を受診していた際に、漢方をあれこれ処方してもらったことがあったのですが、今回は「とても大きな悲しみ」というものが原因なので、果たして内科になるのだろうか??
どちらかというと、心療内科にかかるべき内容かな?ということで、1ヶ月近くたっても症状が改善しなかったため、心療内科に行ってきました。
結果、自律神経の乱れからくる寝汗と動悸とのことで『柴胡加竜骨牡蛎湯』(さいこかりゅうこつぼれいとう)という漢方薬を処方してもらいました。
これ、過去にも飲んだことがあるのですが、ヨモギ餅にシナモンを混ぜたような感じで飲みやすい漢方!!
それに名前がなんか呪文っぽくて、飲む前に「サイコカリュウコツボレイトウ!サイコカリュゥ…」と唱えると楽しくなる漢方。

漢方だけで改善するだろうとのことでしたが、受診した当時は寝てから朝までの間に3回以上は飛び起きていたこともあり、変に目が冴えてしまって寝れなければ睡眠導入剤を使うのもありとのこと。
使わなかったとしても、お守りのように持っておくのは安心だからね。
と言っていただき、セットで処方してもらいました。
私は寝つきは悪くないため、飛び起きてもまたすんなりと寝れたこともあり、結果として睡眠導入剤は使わずに済みましたが、お守りのように「いざとなればこれがある」と思えることはすごく大きな力になっていたのかもしれません。
ちょっと違うけれど、プラセボ効果とか、ああいう感じ??
これがあるから大丈夫!という安心感が、大丈夫につながるというか。
そして、漢方を飲み始めて2週間。
自分自身がさらに日常を取り戻していたことに加えて、漢方が効いてくれたこともあり、徐々に寝汗と動悸で飛び起きる回数が減り、その後、毎日のように飛び起きていたのが1日おきになり…と、少しずつ改善していき
気がついたら、朝まで起きることなく眠れるようになっていました。
グリーフから立ち直る「レジリエンス機能」を備えている私たちは、時間をかけながら少しずつ回復していく力を持っています。
だからもしかしたら、時間をかけている中で自然に自律神経のバランスも戻ってきて、寝汗や動悸を起こすこともなくなっていけたのだろうと思います。
が!!!
自律神経の乱れって、無意識レベルのやつじゃないですか。
寝ても細切れで、しかも軽いパニック状態で起きるって、何気にしんどくて困っちゃうやつだったので、私は「漢方を処方してもらいたい」と思って心療内科の先生を頼り、結果として2週間ほどで随分と楽になることができました。
そのままでも治ったかもしれませんが、助けを借りて「ほんのちょっと回復までの時間を早められた」のかな??
だとしたら、助けを借りれたことは「近道」できたんだからよかったね!!!
私たちは悲しみや絶望からも立ち直れる「強さ」を持っています。
けれど、強さと同じくらい「弱さ」も持っていて、ちょっとしたことで痛むし折れ曲がるし、傷だらけで途方に暮れたりもします。
弱っているときには、自分だけで頑張るばかりではなく、助けとなる人やモノ、力を借りていいんですよね。
弱いからこそ支えてもらって、自分の強さにエネルギーを注入して乗り越える力を燃やせるようにしなくちゃですものね。
すっかり元気になり、朝までぐっすり眠れるようになった私ですが、腰って寝る際にもズキッとくるんですよねー(白目)。
やっぱり痛みがない「なんでもなく健やかに眠りに落ちれる状態」って、めっちゃ幸せなんだなぁ~としみじみ。
早く痛みが消えてくれますように!!
そのためには、湿布の力を借りつつ、それでも痛みが改善しなければ整形外科に行くしかないな…。
ではでは。
明日からの連休に浮かれて、もう1本だけレモンサワーを飲んで、読みたい本を読んで金曜の夜を過ごしたいと思います。
おやすみなさーーい。