何もせずに「じっとする」ことも、また一つの行動だと思うんです ~辛かった時に書き留めた大切な言葉たち~
じゃじゃーーん!!
随分と遅ればせながらも、ただいま絶賛「沼」っておりますKITTAというシリーズのマスキングテープやミニシール。
12月に新しいタイプのものが発売されたばかりで、ちょっとバタバタしていてLOFTまで行く時間が取れずにいるため、お家にいながらネットショッピングで買っちゃいました~。
そうなんです!!!
今回の新作には「切手シール」が登場して、子供時代に切手シールを集めていた私は大興奮。
全部で4柄(4タイプ)が発売されたのですが、1セット500円弱というそこそこいいお値段がするものなので、厳選して2柄を選択。
これをノートやグリーフケアの勉強用の資料にペタッとするのを想像したら、もうそれだけで興奮。(そういう性癖なもので…)
嬉しいな~。かわいいなぁ~。
他にも、新作の透明のマスキングテープKITTAも新柄が出たのでこちらも厳選して2つ、その他にずっと気になっていたけれど買わずにいた猫柄のミニシールも合わせてポチッたものが届き、早く使いたくてウズウズです。
今日は私は月イチの土曜出社日かつ「急なコンペ対応」の準備で大忙しだったため、せっかく届いたKITTAを使うところまで余裕がなかったので、明日はちょっとだけ心がささくれているのをなだめるために自分の好きなこと・好きなものを愛でながらのんびりしようと思います。
美味しいケーキでも買ってきて、お家ノート時間を取りたいなぁ。
ノートと言えば…という感じで強引に繋げちゃうのですが、KITTAと同じキングジムが出している「HITOTOKI NOTE」からも数か月前に新作が登場しました。
私は縦長の手帳サイズが使いやすいなぁ~と思っているのですが、今回はなんと「パスポートサイズ」の小さなノートも発売されています!!
HITOTOKIノートはどのページもガバッと開けることに加えて、ペンが滑らかにすべるツルツルした紙のノート。
私はザラッとした書き味は苦手で、ノートはツルツルしている方が好きなので、この書き味もとても好みです。
1,000円超えする「ちょっとお高いノート」ではありますが、とてもかわいいので気になる方はぜひ手に取ってお店で確認してみてください!!
カバーもかわいいものがいっぱいですよーー。
* * *
ノートつながりで強引に話をするのですが、私は何かとノートに言葉を書き留めて、それを見返して自分を勇気づけたり励ましたりしてきました。
昔、失恋をした時に自分を元気づけるために言葉を書き留めだしたのがノート作りのきっかけだったのですが、その後に夫婦問題があった際に、ひたすらノートにあれこれ書いて自分を奮い立たせていました。
当時使っていたのは、無印良品のドット罫のパスポートサイズくらいのリングノート。
ゴムバンドがついていてパチンと挟めるもので、小さなノートはいつもカバンに入れて持ち歩き、何かと心が折れそうになる度に見返していました。
恋愛や夫婦問題絡みの言葉がいっぱい並んでいるのですが、今もたまにパラパラとめくってみると、あの当時の懸命に関係を良くしようと思っていた時の気持ちが蘇り、健気だった自分を抱きしめたくなります。
振り向いて欲しかったよね。
嫌われちゃって哀しかったよね。
私、一生懸命だったね。
私、精いっぱいやったよね。
私、愛していたんだもんね。
結果は、このノートを一生懸命に書き留めていた当時の私が望んだものではなかったけれど、不思議なもので
「絶対に嫌だ!」と思っていた選択肢側の未来を生きている今の私は、とても楽しく幸せに生きています。
この経験を通して思ったことは、人ってきっと「どんな選択をしても」ちゃんとその道を歩き出しながら、自分なりにやっていこうとするんですよね。
それにね、私たちは迷ったり悩んだりして、それが選びたくない!!というようなものを選ばざるを得なかったとしても「自分にとってその時にそれが最善」なものを選び取っているし、自分の意識には上がってこなくても無意識レベルでそれを選ばせていたりします。
誰だって自分に「良くないもの」を与えようとしませんものね。
自分の知覚できる意識では「ゲッ!最悪!!」と思うようなものも、未来に良い実を刈り取るための通過点だったりして、いわゆる【人生万事塞翁が馬】という言葉のように、ほんと、後になって分かることもいっぱいあるんですもんね。
* * *
黒い小さなノートを書いていた頃、私が何よりしんどかったのは「決められなかった」ことでした。
常にグルグルと思考ばかりしていましたが、その思考は『もうどう頑張っても無理なんだから、離婚を受け入れるべき!』というものに対して、『でも…』『嫌だ…』と反発しては希望的なことを考えたり、希望が見えなくて落ちこんだり…。
答えが出せずにグルグルし続ける自分に対して、何で決められないのよ!と責めてしまって傷付けてしまう状態。
傷付けば尚更弱って、決断する力もなくなるという悪循環。
表面的には何も動いていなかったのですが、頭の中は常に忙しくてジタバタともがいていました。
そんな自分に対して書き留めていたのが、こんな言葉でした。
何も決められないならば、何もしないことを頑張りましょうね!
じゃじゃーん!!
今更ですが、iPadのメモ帳でもイラストが描けることを発見し、ノートに書き留めていた内容を簡単なイラストにしてみました。(渾身のドヤ顔)
3年ほど前にiPadを買った際に、調子に乗ってアップルペンシルも買っていたのですが、ようやく今日、日の目を見て活用することができました!!!
…
相変わらず話が横に逸れたので戻します。
コップの中に泥水が入っていて、それをストローでかき混ぜたところをイメージしてみてください。
コップは濁っていて、そのコップを目の前に置くと前が見えなくなります。
これが、決められずにいて思考ばかりしていた時の私の状況です。
この状況を何とかしよう!!と躍起になると、どうしてもグルグルと執拗にストローで泥水をかき混ぜてしまいますが、これでは状況は悪化するばかりです。
まぜ続けている限り、ずっと泥水は濁ったままコップの中を真っ黒に染めています。
答えが出せずに目の前が見えない時にやるべきことは、ストローから手を離して、ただ待つことです。
ただ待っているだけ??と思うかもしれませんが、何もせずに待っていると徐々に泥水の中で泥部分だけが下に沈殿していき、上の部分の水はゆっくりと澄んでいきます。
これと同じように、何もせずに待っていれば、ちゃんと見通しが良くなって身動き出来たり答えが見えてくるものです。
私たちは何かをしようと思った時に、まずガムシャラに行動しようとします。
自己肯定感を高めたい!
依存を手放したい!
ダイエットしたい!!
なんでもそうですが、勢いをつけて行動して、焦って結果を出そうとしがちですが、これはいわば泥水のコップをかき混ぜている状態の場合も沢山あります。
自分に合っているやり方ではなかったり、一気に結果を出そうとして無茶をしている時は、いくら動き回って力を入れても、コップの水はグルグル搔きまわされて濁ったままです。
なんだかうまく行かない…
答えが見つからない…
決めることができずに八方塞がりのように見える…
そんな時には、一旦力を抜いて心を静めるように、何もしないことも「1つの行動」になると思っています。
じーっと待っている時間は、確かにジリジリと焦ってしまうかもしれません。
でも、かき混ぜて先が見えずにしんどいならば、じっと何もせずに泥水が濁りを止めるのを「待つ」ことで、自分にとっての大事なことが見えるようになってくるかもしれません。
何もしない間って、このままでいいんだろうか?と不安が幾度も波のように押し寄せるので、実は何もしない事の方が大変だったりもします。
だからね、今、答えが出せずに停滞したように足踏みをしている自分がいたら、決められない自分を責めるのではなく、泥水が澄んでいくのを「待つという行動をしている」自分を肯定してあげて、焦る気持ちをそっと毛布で包むように「いいんだよ」と言ってあげてください。
決めることができるようになるのを「待つ」ということも、ちゃんとした行動だと私は思っています。
今の私には「そうすることしかできない」んですから、そんな自分を責めちゃったら自分がかわいそうですものね。
何もしないということも、大切な選択肢です。
どうぞ、どんな時も自分を責めすぎずに、ほんの1㎜でも優しく自分に接してあげることができますように。
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12/27(火)20:00~zoomによるオンライン。
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