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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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分かっていても反省ってしてしまうもの ~目指せ・子泣きじじい~

かわいいリスの最中ですね。 食べちゃうの、ちょっと残酷ですよね。

サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室、グリーフケア・カウンセラーのマミコです。

見て見てーーー!
とってもかわいい「リス最中」なんです。

実はコレ、少し前に「カモリネ」というお菓子を買いに行った際に、お店に売られていたのを見つけて、あまりの可愛さに発狂気味に連れて買って来たもの。

賞味期限の関係で、先日パクッと食べた時の写真なのですが、とびきりかわいいので見てください!!

めちゃくちゃかわいい。 あずきも美味しかったです。

お店のある加茂市というところには、加茂山公園という公園があるのですが、そこには「リス園」があるので、そのリスをモチーフにしたお菓子なんだと思います。
で、冬時期はリス園は閉まっていて、いつも思い出して行こうとするとリス園の閉園時期で、まだ一度もリス園に行けていません。
今年は行けるかな??コロナの流行はどうなんだろう??

* * *

私の住む新潟は、昨日はいいお天気でしたが今日は風と雨が強くなる予報で、まだまだファンヒーターが必要な寒さではありますが、県外のお弟子さん仲間が「桜だより」のように、桜の写真をSNSに乗せているのを見て、いよいよ春だ~!とニッコリしています。

昨日は夜にお弟子さん仲間向けにミニ講座を開催させていただきました。

今回は「寂しさ・つながり・孤立感」というテーマで、大切な「存在」を喪失した時に起きる心と身体の変化と回復までの優しい気配り・寄り添い方を講座内容に選びました。

グリーフケアという言葉も、昔よりはぐっと浸透してきたとは思うのですが、まだ耳馴染みのない言葉ですよね。
いわゆる「喪失後の悲嘆ケア」になるので、死別時を連想される方も多いですし、実際には死別の体験をされたご遺族の方向けのプログラムや場でグリーフケアを行うのですが、喪失体験 = 関係性が「死」を迎えたように見える事って、生きていると本当にたくさんあります。

・進級、進学、引っ越しなどで大事なお友達を喪失する
・こんなにも愛したパートナーを失う「失恋」
・生涯を誓った、大切な家族を失う「離婚」
・運命的な出会いでわが子になってくれたペットの死
・病気や事故などで身体の自由や生きがいの「喪失」

他にも色々と「喪失」というのは私たちの身近にあり、その都度私たちは心を痛め苦しみ、そしてゆっくり時間をかけながら新しい世界に順応していきます。
でも、新しい世界に順応して「回復」したからといって、大切な存在の事を忘れるという事はないんですよね。

確かに、喪失直後程の哀しみや痛みは感じなくなっても、思い出すとそこにちゃーーんと「宝物」のように失ったものは存在していて、それがその先の人生の支えになってくれたりします。

哀しみの中にいるとき、心や体は自然に反応をして苦しみます。

その変化と合わせて、回復までの道の中で悲嘆に包まれている人に、どのように優しく安全な場所になれるだろうか?ということを、90分の時間で私なりにお伝えできることを考えたら…

まぁ、欲張り過ぎて90分パンパンで余裕なし

という、ご参加いただいた皆さんを疲れさせる構成にしてしまいまいた。(えへへ)

先日、キャッチコピーの本も読みましたが、足し算したものを「がっつり引き算」するのが大事なんだと痛感しつつも、熱量が強すぎて「これとあれと…」と足し過ぎました。

事前に仕込んでおいた飲食店のDELI

お昼過ぎに飲食店がやっているお総菜屋さん(家からちょっと離れている)へ行き、事前に「ひとり打ち上げセット」を仕込んで、準備万端。

ミニ講座を終えた後は、一人打ち上げをご機嫌に開催しました。

終わった後の心地よい疲れと、90分話したことで上がっていたテンションやアドレナリンが少しずつ落ち着いていくクールダウンの感じを味わいつつも、やはり脳内に湧きあがるのは

もっとここをこうすればよかったな。
詰め込み過ぎちゃったな。

などの、改善点…と言えば聞こえはいいのですが、いわゆる「反省点」が気になりだします。
ハッと気づいて

ダメダメ!いい・悪いは私が決めることではなく、ご参加いただいた皆さんが感じる事であって、私は今日、やれる事に思いを込めて届けた事だけを労えばいいの!!
今は打ち上げだし、課題・改善点はまたゆっくり向き合おうね。

と、自分の胸に手を当てて「ヨシヨシ」とした後は、気持ちを切り替えて(?)ヨカッタと思う事や、自分なりに努力したことををひたすら労い・自画自賛タイムとしました。

が…
寝る前にベッドの中でボーッとすると、やはりムクムクと湧き上がるのは「詰め過ぎちゃったし、色々大事にし過ぎると、一番伝えたいとがぼやけちゃうから、ご参加者さんたちに伝わらなかったのでは?」と、またしても反省会モード。

昔から続けてきた思考のクセって、本当に根深いですね。

こう見えて(?)私は、完璧主義な傾向が強く、今はそれでも歯を食いしばって「これでいい」と言えるようにはなったものの、まだまだ「良いものを」と思うクセが抜けきれません。
よく言えば『向上心があり』『より成長したい』という事ではありますが、完璧主義の怖いところは

これでよいということはなく、ハードルの天井はどこまでも上がり続ける

という事。
はじめる前には「やれたら100点」と言えていたはずが、いざやってみると「やれたけれどこの部分が…」と100点があげられずにハードルが上がっているんです。
でもこの矛盾に全く気付かず、ハムスターの遊び道具の輪っかのように、無限にクルクルと自分責めの輪の中で走り続けて疲弊します。

反省会モードに突入したところで、またしてもハッと気付き、上記のような「私って頑張り屋さんだし、成長意欲高い系だもんねー」と、そんな自分を苦笑いしつつ「ヨキヨキ、愛いやつ」と褒めて考えることをやめました。
以前は反省会モードはひたすら続き、自分責めをしている事にすら自覚がなかったので、今は「クセで反射的」に反省会を開いても、それに気付いてストップできるようになったのはすごく大きなことだと思っています。

反省会しちゃうくらい、真面目なのよね♡

と不敵な笑みを浮かべた後は、5秒くらいでバタンキューでしたが、やはり染み付いた「ちゃんとしなくてはいけない」「人からどう見られるか」「良いものを届けないと申し訳ない」といったようなものは、ふとした時に無意識に湧き上がるんですよねー。

自己否定イズム、おそろしや。

それはきっと、ちゃんとしているべき・役に立たなければいけないという気持ちが強いからですが、私たちは欠点もありいびつでパーフェクトにはやれませんし、ある面では役に立てますが、足りないところは誰かが「役立つ場所」としてお願いすることが一番なんですよね。

だいぶ「役立てなくてよし!!」と指さし確認できるようになれてきましたが、まだまだ役立とうとする…

そんな時は「こうなりたい」というお手本を用意するのが大事。
この人みたいになりたい♡とモデリングすることで、より「役にたたなくてもいい」と言えればよくなですか?!

ということで、私のお手本は…
ドロロロロロロ・ドンッ!! ← ドラムロールのつもり

「子泣きじじい」です。

みなさん、付いてきてくれていますか??
そう、ゲゲゲの鬼太郎でも主要キャストとして登場する、あの「金」と書かれた前掛けをしているおじいちゃんの妖怪。

ゲゲゲの鬼太郎のホームページには「赤ちゃんの泣き声で敵をおびき寄せ、身体を重石にして相手をつぶす」と紹介されていますが、先日実家に行った時に偶然見た『妖怪ランキング大百科』というテレビで、子泣きじじいは

何がしたいか分からない! ジジイババア妖怪ランキング第1位

を獲得していたんです。

すごくないですか??
「何がしたいか分からない」というランキングの、堂々の1位です。

テレビによると、老人なのに赤ちゃんの泣き声で泣いて重たくなるだけの攻撃力…一体「何をしたいのか?」と紹介されていて、私の中でも「すごい♡」と一気に注目度上昇。

何がすごいって、どんどん体が重たくなるだけで、他に特筆すべき面がないにも変わらず、あの鬼太郎の主要キャストで、多分沢山の人が知っている「人気者」のはずなんです。
正直、子泣きじじいが何をする妖怪か分からなくても、「あぁ、あの妖怪ね!」と思われた方も多いと思います。

ねーーー。すごいですよね。
だって、役に立たない、何がしたいか分からない妖怪なのに、それでも愛されているんです。

私たちももっともっと、「子泣きじじい」に近付くべく、何したいの??と言われるくらいにワケワカメで愛されていいんですもんね。

役に立つから愛されるのではなく、私は私だから、愛されていいんですもんね♡

ひとり反省会をついつい繰り広げてしまう皆さんも、自分責めをしている事に気付いたら、ぜひこんな風に言ってあげてください。

やめやめ!!
私は子泣き爺を目指してるんだったわ。
ふぅ、危ないところだった。
役に立ちそうになっちゃうところだったわ。

どうせなら、チャーミングな赤ちゃんの声で泣ける「無駄にキュン」の要素を身に着け、より一層「何がしたいのか分からない」と言わせちゃいましょう。

目座せ、かわいい子泣きジジイ!!

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