自分の感情にダメ出ししなくていいんだよ!それは自分と自分の”内緒話”として分かってあげていいんだよ!
そ、そ、そ、そ、そうなんです!!!
GWが開けて少ししたところで「まさかの激務担当に大抜擢(?)」されて早2カ月弱。
担当業務は9月末~10月くらいまでは続くのですが、一番のピークがお盆明けの昨日までで、なんとか大山を乗り越えることが出来ました。
ふーーーーっ。頑張った!!!
昨日の仕事が終わったタイミングでTwitterでちょこっとつぶやいたのですが、お盆休みの期間を終えてからの数日間は余裕が全くないだろう…と思っていたので、休みの最終日に「心に余裕がない状態の数日を元気にやり過ごせるように」と、仕事でキーボードを使うたびに目に入る指先をご機嫌仕様にしました。
私は不器用なので凝ったネイルをすることが出来ません。
基本は「淡色塗り」なのですが、夏らしい元気な色をポンポンと置くだけだけれど「風鈴」をイメージしたカラフルネイルな色使いで、”ほんのちょっとだけ手間をかけたネイル”にしてみたら、忙しくとも指先が見えるたびにニヤリとして心地よく過ごせました。
自分を元気づけたり奮い立たせるために「事前仕込み」をしたわけですが、すごく小さな事であっても自分のご機嫌を考えて行動できるようになれているなぁ~と、改めて自分の変化にニッコリです。
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ブログでも告知をしていますが、来月9/16(金)の夜19:30~21:00までの時間に、オンラインで「とことん自分を思いやる ~自分を分かってあげる優しい心理学~」と題した講座を開催します。
絶賛お申込み受付中ですので、ご興味を持っていただけましたら是非是非お申し込みをお待ちしています!
講座の説明はこちらでち!!
講座のタイトルにもある「自分を思いやる」という事に関連するのですが(← さりげなく講座をステマ中)、私たちはついつい自分の感情を押さえてしまったり、考えたことに対してダメ出しのようなことをしてしまいがちです。
本当はヘトヘトなのに笑顔で仕事を引き受けてしまったり、本当は傷ついて泣きたいのに笑顔で「大丈夫だよ」と言ってしまったり、ちょっと苦手な人がいるのに「嫌いって思う私は最低!いい面を見つけなくちゃ!」と無理矢理自分の気持ちを飲み込んだり。
社会で人と関わって生きている以上、どうしても飲み込まなくてはいけないことがあったり、空気を読むじゃないですが協調性を持たなくてはいけない場面、断るに断れないこともあるものですが、私たちは自分の気持ちを我慢させることをよくやってしまっています。
もちろん、自己中心的でわがままで粗暴にふるまうことをヨシとしているのではなく、いろんな人とうまくやっていくために「折れるべきこと」「我慢すべきこと」って日常にはいっぱいあります。
それは仕方がないことですし”必要な場面”もあるのですが、それが当たり前になっていくと、自分の大事な感情と付き合うことを疎かにしてしまって、感情を置き去りにしてしまったり感じられなくなっていきます。
一人で過ごせる時間が出来た時に、「自分の好きなことをしましょうね!」と言われると、はて??私の好きなことって何だろう?と思ってしまうならば、自分の気持ちを少しだけ雑に扱うことをしていたり、自分の気持ちを見ないようにすることが当たり前になっているのかもしれません。
えぇ、私の過去がまるっきりこの状態でした。
自分を喜ばせるために自分の好きなことをしましょう!
と言われて面くらい、いざ自分の心の声を聞こうとしても全く心は無反応で、好きなことが分からなくなっていました。
自分の気持ちを”ちゃんと聞いてあげる”ということをしてこなかったうえに、人のことばかりを優先しようとして自分の感情は押さえ込んできてしまったからか、一人になった時に「自分のために」してあげらえることが何も思いつきませんでした。
私たちの感情は勝手にわき上がるものです。
感情は「お天気」のように移り変わるもので、波のようにいい気分が盛り上がったり引いてしまったりするのが普通なのですが、どうもその「波」を私たちはいけないものとして自分の気持ちにダメ出しや×をいっぱいつけてしまいます。
あーー、仕事がしんどい。仕事なんてしたくない。だけどいきなりは辞められないから仕事しなくちゃだし…という状況だったり、嫌だなあと思う人であっても付き合わなくてはいけない環境や状況だったり、苦手なことであっても我慢してやらなくてはいけない場面があるかもしれません。
しょうがないから…と飲み込んだり我慢させなくてはいけない場面があったとしても、そこで押さえ込んだ気持ちは、湧き上がって生まれてしまったもので、押さえているだけで消えてはいませんし、押さえ込む分だけギュッと圧縮されて力をもって強くなってしまっています。
そう、感じないように押さえていますが、フツフツしているんです。
嫌だな!ムカつくな!しんどいな!
という気持ちは湧きあがってしまう「自然な自分の心の反応」であるにも関わらず、それを感じる自分を諫めたり、時にはそんな風に思うなんて最低!と自分の気持ちを批判して責めたりしますが、
自分の中に湧き上がった気持ちは、否定せずにただ感じてあげればいいんです。
ただ「そう感じたんだね」って受け入れてあげればいいんです。
みんなちゃんと仕事しているのに、仕事が嫌だって思う私は駄目人間だ。
苦手な人がいて嫌だと思う私は、心が狭い嫌なやつだ。
アドバイスの言葉のはずなのに、すごく傷ついて泣きたい気分になるなんて、私は弱くて嫌になる。
いいじゃないですか!!!
仕事が嫌だ―って思ったって、いいじゃない。
嫌いな人がいるのだって、しょうがないじゃない。合わない人がいるのはおかしいことでも何でもないよね??
人によって傷つく言葉は違うもの。あなたがぐサッと来てしまって涙が出そうなくらいつらかったなら、悲しい気持ちを押さえなくていいじゃない。
他の人は共感してくれないような事であっても、自分の気持ちに「そうだよね」「いいじゃない」って言ってあげていいんです。
誰かがあなたに、本音や弱音を告白しているときに
絶対に言ってはいけないことがある。
それは、正論です。
(ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉 より引用 / 小池一夫さん著)
昔読んだ小池一夫さんの著書の言葉にもあるように、自分が苦しい時に気持ちを話した時に「分かってもらえること」で救われるのに、もしも正論を返されたらどうでしょうか?
私は過去に大好きな人を手放せずに執着しまくりました。
頭ではちゃんと分かっているんです。
もうどうにもならないことも、手放すことが自分と彼を楽にする方法だという事も。
でも、私の心はそこまでまだいけていなくて、葛藤している自分を「しょうがないじゃない。答えが出るまで待とうよ」っと分かってもらえるだけで救われました。
現実がそれで変わる訳でも何でもないけれど、それだけで気持ちは楽になって涙が出ました。
でもここで正論を振りかざされて「なんで手放さないの?歯を食いしばって手放しなさいよ!この意気地なし!!」と言われたら、私は立ち上がれなかったと思います。
正しいことが悪いことではありませんし、正しいことは正しくていいけれど、気持ちというのは「分かってもらう」「理解してもらう」「受け止めてもらう」だけで、スッと楽になるんです。
分かってもらう、そうだね!って言ってもらうだけで救われるんです。
自分の気持ち、湧き上がった思いに対して「正論で論破」したり、「これは駄目だよね」と否定するのは、ちょっと聞いて欲しいんだよね…と打ち明けたり相談したことに対して叱られてしまっているようなものです。
理不尽ですよね?
自分の気持ちを否定されたら悲しくなるばっかりですし、何より自分がかわいそうじゃないですか??
だから否定やダメ出し、矯正や正論を自分に振りかざすのではなく、自分の気持ちを素直に感じて受け入れてあげましょう。
仕事、嫌だね。うんうん、嫌だね。
あの人の高圧的なところが苦手だね。高圧的な人が嫌いだもんね。
気にしていることを言われたら、悲しいよね。泣けちゃうよね。
それだけでいいんです。
その後に「仕事が嫌だ…だと??社会人としてそれは…」と怒りの監視をつけて熱血指導しなくていいんです。
そんなことしても自分は喜びませんから。
自分の毎日に「喜ばしいこと」「心地よいこと」「安心できること」が多いほど、人生が伸び伸びとして幸せを感じ、楽しいものになると思いませんか?
分かってもらうだけで、感情は癒されて抜けていきます。
ダメ出しされて抑圧されれば、分かってもらえなかった感情は押さえつけられて潰されているだけで、消えてはいきません。
そして押さえつけられ続けると、いつしか私たちは「ねぇ聞いて!ねぇ分かって!」と訴えるのを諦めるようになります。
それが、感情が感じられなくなるということ。
喜びや幸せといったものは「感じるもの」ですが、自分の気持ちを抑圧して我慢させ続けると、いつしか心地よさや楽しみすら感じられず、生きている喜びが分からなくなってしまいます。
生きづらさを抱えちゃうなんて、頑張って抑圧した結果としては残念過ぎますよね。
いいも悪いも要りません。
ただただ「そう思ったんだねー。それは嫌だねー。それはムカつくねー。それは悲しいねー。それは頭に来たねー。」と、押さえたい”ダメだと思う感情”を受け入れてあげること。
それが小さな自分への思いやりです。
今日のあなたはどんな「ダメなこと」を心の中に感じたでしょうか?
それをただ「そうなんだね」と聞いてあげて、許してあげて、自分の気持ちに共感してあげてみてください。
いいんです。
誰にだってドロドロした嫌な感情がありますから!!!
私にだってたくさんありますし、気持ちの良いものじゃなくても、それも私ですから。
正論じゃなくても、あなたがあなたの味方になってあげることで気持ちは軽やかになります。
自分の中での「内緒話」は、誰にも聞かせる必要のない自分と自分との秘密です。
どうぞダメな自分の内緒話を聞いてあげて、否定せずに「そっかぁ」と微笑んであげられますように。
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