優しさって、思っているよりパワーがあるのかもしれない!!
むかーし、むかし、あるところに「水仕事をしてもハンドクリームなんて要らないわ」といっている娘っ子がおったそうな。
その娘っ子も年を取り、水をパーンとはじいていた潤いが枯渇し、ハンドクリームが手放せなくなったそうじゃ。
…と、昔話風にこんにちは!と登場してみましたが、ほんと、10代の頃に「ハンドクリームなんてめんどくさいし、いらなくね?(ギャル風)」と言っていたのは遠い昔。
今では1年中ハンドクリームを側に置いて、なんならカバンの中にも入れて携帯して持ち歩くほど、1日に何度も何度もハンドクリームを塗らないと『手がガッサガサでしんどい状態』になりました。
失われた潤い…(頬を伝う涙)
ハンドクリームを『鬼使い』することもあり、できればそこそこのお値段で塗り直しが少なくて済むものがないかなぁ~と、私にとって「マイベスト」なハンドクリームを探して早数年。
ハンドクリームと言っても、サラッとした使用感のものから、潤いはある程度持続するけれど少し重めなものなど、自分の好きな質感というか手触りってありますよね??
私は1日中パソコンを使う仕事なので、キーを打つときやマウスを触る時にベトッとするのが苦手で、どちらかというとサラッと馴染む感触のものが好きです。
そして、ズボラでめんどくさがりなので「サラッとしているけれど、あんまりこまめに塗らなくていいもの」を求めています。
あ!!
あとは「香り」も大事ですよねーー。
私はかんきつ系の香りが好きですが、ハーブ系であれば「レモングラス」「ヴァーベナ」などの香りが嬉しい!!
甘めのやわらかい匂いはあまり得意ではないので、好きな香りがなければ無香を買うようにしています。
個人的にはドラッグストアで買える「アトリックス」のハンドクリームも好きでよく使います。
が、冬はちょっと「固い」感じがするんですよね。(あくまでも個人的な感想DEATH)
そうそう!!
キッチンには「アトリックス ハンドミルク」を常備していますが、水仕事の際に手袋をつけ忘れるズボランヌな私にとってはまさに救世主。
花王様、素敵な商品を作ってくれて、あざます!!! ← うーわ、軽っ
「ハンドクリーム探検隊」と化している私ですが、ちょうど昨年の末に、いただきものの「ロクシタン」のハンドクリームを使い終わりそうなタイミングで、実家に泊まりに行った際に妹が貸してくれたハンドクリームがとても使い心地&香りが良かったんです。
妹がお友達からプレゼントしてもらったというハンドクリームは、新潟では有名な「ヤスダヨーグルト」というヨーグルト・乳製品を作っている会社のスキンケアラインのアイテム。
スキンケアラインがあることは知っていたものの、ハンドクリームもあるなんて知らなかった!!
ノーマルタイプとハーブの香りの2種類の展開のようなのですが、個人的にこのハーブの香りが好きで、使うたびにフワッと香る匂いにもホッコリしております。
とはいえ、香り自体はそんなに強くないのも嬉しい。
新潟空港のオンラインショップで取り扱いがあったので、気になる…という方は良かったらチェックしてみてください!
* * *
オールシーズン、365日乾燥は付きまとっているのですが、やはり冬の乾燥は夏の乾燥よりも手強いなぁと思わされるのがかかと。
冬になるとどうしても、少し硬くなってささくれる感じがして、たまーにタイツを履こうとすると引っかかるような感じもあるのが悩みの種。
お風呂大好きっこなので、かかとが固い気がすると週1ペースで念入りにかかとをスクラブし、仕上げにしっかりクリームやボディーバター(濃厚なヤツ)を刷り込んで、ほんの少し柔らかくなったかな??と思うのもつかの間、次の日にはやっぱり固い感じがする…という状態になるのを、どうしたものか??と思っていました。
お風呂上りに「しっかり強めに」クリームを伸ばして、一時的にはしっとりするものの、翌朝にはささくれて…と、効果的なお手入れが分からずにいた所、お友達のHIROKOちゃんがSNSでかかとケアに関する動画を紹介してくれていたので、早速動画をチェケラ!
動画は、さとう式リンパケアという「優しく撫でてゆるませるリンパケア」を提唱されている佐藤 青児さんのもの。
私は初めて「さとう式リンパケア」というものを知りましたが、肩こりなども揉まずに直す方法の本を出版されていたり、優しいケアのプロフェッショナルという感じなのかな??
で、見ていたら本当に「目からウロコ」というか、『えっ?スクラブとかしなくていいの?本当にこんなに簡単でいいの?』というようなやり方でビックリ。
動画を見ていただくとやり方は分かるのですが、親指と人差し指をやさしくクルクル回した後は、足を下から上に優しく撫でてリンパを流し、足の裏やかかとも同じように
ただ優しく、優しく、撫でるだけ
なんです。
私は滑りがよい感じが好きなので、少量のクリームをつけて足の裏を優しく撫でることにしましたが、今までスクラブをしてクリームをギュギュッと塗り込んでもすぐにガサガサになっていたので、本当にこれでカサカサが直るの?!だとしたらすごくない?!とメチャクチャ驚きました。
でもね、今まで「削って・強くケア」してきてもそんなに効果がなかった訳ですし、ならば違うアプローチをするのもよさそうだ!ということと、何一つ難しくもないしお金がかかるような負荷のあることではないし、やってみなきゃ「私に合う・合わない」が分からないよねぇ~と、数日間、優しいかかとケア(厳密には足裏ケア)をした結果…
まだカチコチは完全にはなくなっていないけれど、強めにケアしていた時よりしっとり柔らかくなってきている気がしています。
いや、まだ1週間経つかどうかなので全然固い部分もありますが、私には『優しく撫でるケア』が合っているみたいです。
動画の中でかかとを優しくフワフワッと撫でる方法を教えてくれた後で、佐藤先生が言われていた言葉もとても素敵でした。
私たちの求める世界というのは、
柔らかくて暖かくて軽いという世界
(佐藤 青児さん / さとう式リンパケア)
自分に優しい目を向ける、優しい声をかけることに加え、お風呂で体を洗ったりする際にふわふわの泡を作って優しく洗ってあげると「じわーーっ」と満たされた気持ちになるのは体験済みでしたし、スキンケアも柔らかく優しく触れるようにすると、心までほぐれるように感じます。
心と身体は繋がっていて、皮膚の感覚が脳(思考)や感情(心)にも影響があるとは分かっていましたが、改めて自分の体を「優しさと暖かさ」でケアすることが、こんなにも効果が出るんだ!!と驚愕でした。
本当にただ、優しくふわーーっと撫でるだけなのに。
でも、この「優しくふわーーっと」というのを実践しようとすると、手の動きだけではなく、手を動かすために脳が指令を出す際にも、優しさをイメージして信号として手に送り出しているから優しく触れられるんですよね。
そして、優しく触れると当然ですが、愛おしさや大切なものという気持ちのスイッチがオンになり、自分に対して暖かい感情を持てるようになります。
自分のかかとや手を優しく撫でてケアしている時間は、たとえ短時間であったとしても、きっと自分におもいっきり優しくて暖かい目と意識を向けている、愛おしい時間なんですよね。
目に見えない「心の領域」に対して優しくしよう!優しさはきっと効果がある!!と想像しやすいけれど、私たちの体にとっても、優しさってとっても大きなパワーになって働きかけてくれるんだというのを体感しました。
優しさって、すごい!!
優しいって、こんなに力があるんだ!!
だったら、感情や思考で自分に優しさを向けることに加えて、肉体的にも優しく接してあげたら、もっともっとゆるんで楽になって、望む自分に近づいていける…のかも?!と思ったら、なんだかフフフッと嬉しい気持ちになりました。
だって、優しくする方が近道みたいじゃない??
頑張って自分を否定したり、無理させずに、柔らかく心地よく「自由」になれるなんて、控えめに言って最高じゃーーーん!!
週の真ん中水曜日。
今週は寒気の影響もあって、いつも以上に早起きして通勤したり、地域によっては雪かきで披露していたり、日常を送るだけでヘトヘトになっている方も大勢いらっしゃると思います。
そんな「いつも以上に頑張っている」自分に対して、優しく両腕を撫でたり、胸の上に手を当ててじんわりと暖かさを感じながら、自分に対して優しい一言をかけてあげてみませんか?
ヘトヘトだね。お疲れ様。
いつもありがとう、私。
頑張ってるの、知ってるよ。
そんな風に、小さな小さな、でもあなたが言われたら少しだけ笑顔になれる暖かい言葉を、優しく自分を撫でながら伝えてあげて、寒さに負けずに心に優しさの暖を広げて眠りにつけますように。