嫌いな人がいてもいいし、その人を嫌いだと思う自分を嫌わなくてもいい。
あちこちが「体温またはそれ以上の気温」の中、今日の新潟市は雨のため26℃予報で少しだけ過ごしやすい気温です。
雨が強くなるのはお昼前位からの予報だったので、午前中はポツポツとした雨ではあったものの網戸にして入ってくる風と扇風機で過ごせました。
さすがに雨が強くなってきたら窓を閉めてしまうのに加えて、ジメジメッとした湿気の影響で仁くんの呼吸が苦しくないように、お昼過ぎからエアコン稼働。
私が仕事をしているリビングに2魂がいない?!
飲み物を取りに行くついでに立ち上がって寝室をのぞいてみたら、それぞれが思い思いに好きな場所で健やかに寝息を立てていました。
雨空とはいえ夏の明るい光が差し込む寝室で、無防備に安心した姿で寝ているギンちゃんと仁くんを見ていたら愛おしさがこみ上げると同時に、私は2魂がいてくれるから頑張れるんだなぁと、彼らがいかに私にとって「支え」であり「助け」であるのかを感じました。
自分の人生を歩き出そうと決めた時も、2魂が側にいてくれたから、とてもゆっくりではあったけれど前に進めました。
側にいてくれて、一緒に生きてくれて、ありがとう。
愛させてくれて、無条件に愛してくれて、ありがとう。
これからもよろしくね!
思う存分お昼寝して、お腹が空いたらご飯を取り立てにきてね!!!
* * *
突然ですが、昔「とんねるず」さんがやっていた番組で『食わず嫌い王決定戦』というのがありましたよね??
嫌いな食べ物が1品で、それ以外は全部が好きな食べ物。
それを食べる姿を見て、対戦相手が苦手なものを当てるという番組ですが、私は全く有名人でも何でもないけれど…
もしも自分が出演したら、好きな食べ物をどれにしようかなー?
なんて考えたことがあります。
この番組を見たことがある人ならきっと、自分なら…って考えたことありますよね?ねっ?
私は好き嫌いが激しい方ではないけれど、苦手なものが幾つかあります。
・エビフライ
・イチジク
・柿
これはできれば食べたくないトップ3で、頑張っても食べられないものかもしれません。
食物アレルギーで食べれないということではなく、妄想が得意ゆえの苦手さなんです。
私がエビフライを食べられなくなったのは、国語の授業中に気持ち悪くなってから。
教科書に出てきた話で、田舎で暮らす祖母・父・娘と息子の家族の話がありました。
お父さんが出稼ぎに出かけ、都会の美味しい食べ物をお土産に…と「えんびふらい」を買ってきてみんなで食べるという話。
とても微笑ましいはずの話なのですが、教科書で表現されている『咀嚼音』のような表現が気持ち悪くて、授業中に何度も吐きそうになり、それ以来どうしてもエビフライが気持ち悪くて食べられなくなりました。
後は虫が苦手なのですが、エビって虫っぽく見えるのも苦手な理由の一つDEATH!
柿やイチジクも、子供時代に家族で住んでいた借家のトイレに面した庭に生えていた木で、どうも「トイレの実」というイメージがあり、気持ち悪くて食べれないんです。
もうこればっかりは、理由とか理屈じゃないんです。
嫌いなものは嫌い。苦手なものはどうしても苦手、以上!という感じ。
3連休の中日に、サラリーマンの仕事のお客様がやっているイベントに参加した話を書きましたが、そこで「先着順」での無料クレープサービスを食べることが出来ました。
▲ブログでも紹介した写真をそのまま流用!
甘いタイプのクレープは、たっぷりのホイップクリームが入っていますが、一緒にイベントに出かけた妹は「ホイップクリーム・生クリーム」が苦手。
乳感のある「牧場ミルクソフト」とかも、あの濃いミルクと脂肪の強さがダメなのだそう。
チョコバナナのクレープを頼む際に、ホイップクリームは通常の1/4くらいで「ほんのちょっとだけ」にしてください!とオーダーしていました。
生クリームたっぷりのパンケーキやケーキ、パフェなんかもありますが、妹にしてみたら「無理!」なんですよね。
単純に、苦手で嫌いなものがある。
それだけのこと。
私の苦手な「エビフライ」も、妹の苦手な「生クリーム」も、誰かにとっては『大好き♡』なものだったりします。
私が好きな「ハイチュウ」や、ギンちゃんの好きな「マグロやサーモンといったお刺身」、仁くんの好きな「しゃぶしゃぶしたお肉やささみ」が「嫌い!」だという人もいると思います。
* * *
『食べ物』の好き嫌いについて書いてきましたが、苦手・嫌いな食べ物については、堂々…とまではいかなくても、自分の嫌いを主張することはそこまで抵抗を感じずに言いやすい話ですよね。
単純に「食の嗜好」の話なのに、好きな食べ物のことと比べたら、やっぱり嫌いなものを主張するって気乗りのする話じゃないですよね。
そこには『好き嫌いはよくない』と言われて育ったこと関係していると思います。
もちろん、体を作るための食事をする上で「嫌いなものが少ない方がいい」のは分かっていますし、出来れば誰だって嫌いなものがなくて「おいしい」と感じて食べたいですよね。
でもねー、苦手なものはどうしても苦手なんですよね。
もはや理屈じゃない感じ。
好き嫌いなんて誰にでもあるであろうことであっても、嫌いを公言するのは憚られるのですから、これが『嫌いな人』の話になったらどうでしょう??
あの人のことが嫌い。
あの人とは合わない。
どうしても苦手。
自分の生きている世界に「嫌いな人」「苦手な人」は、出来るだけ少ないといいなぁ~とは思いますが、この世界にはいろんな人がいて、どうしても合わない・疲れてしまう人がいるのも事実です。
過去にブログでもご紹介しましたが「262の法則」というものがあり、どうしたって『2割』の合わない人がこの世界には存在してしまいます。
誰しもが身近な存在の人のことを「嫌いになりたい」訳ではありません。
できれば「仲良くやれたらいい」と思うし、「嫌わずにいいところを見つけたい」と思いますよね。
嫌いな人・苦手な人を前にしても、仲良くなれるように…と思うって、もうそれだけで「充分」に頑張って努力している証拠じゃないでしょうか?
嫌いな人がいることへの罪悪感、こんな私はダメな人間だ…なんて、自分を責めないでください。
苦手な人と仲良くするために、自分を押し殺して我慢させて側にいるのだとしたら、どれだけあなたは『あなたのことを苦しませている』のでしょう??
あなたの本音は、あの人が嫌い…いや、大嫌い!!
それでいいんですよね。
嫌い=意地悪をする、嫌がらせをするなどではなく、ただ「嫌い」なだけなら、何の問題もないんですものね。
ここで出てくるややこしい「目くらまし」があるのですが、それは
私が嫌いなあの人だけれど、みんなからは好かれている
というもの。
周りの人からは「あの人って素敵だよね!」「あの人ってすごいよねー」と一目置かれていたり、他の人にとっては親しみやすいいい人かもしれませんが、「あなたにとってのいい人」かどうかはまた別の話。
先に食べ物の好き嫌いの話をしましたが、エビフライって「ご馳走」でもあり好きだという人も沢山いる美味しいメニューですが、私はどうしても嫌いで、自分で頼むことは絶対にありません。
食べたいメニューの中に紛れ込んでいたら、人にあげちゃいます。
みんなにとっての「いい人」が、あなたにとっての「嫌いな人」だってあり得るんです。
嫌いな人のいい面を探すこと、嫌いな人を何とか好きになろうとするって、エネルギーをメチャクチャ消費しますからヘトヘトになります。
嫌い!と湧きあがる感情を思考で必死に抑えるのですから、感情は抵抗して暴れますし、とってもしんどいことです。
嫌いな人がいるならば、「私には合わない」「私にとっては苦手」と素直に自分が認めてしまって、そっと距離を置くのが一番。
嫌いな人が自分とどうしてもかかわる必要があるのであれば、最低限の挨拶や会話だけ淡々とこなせていたらもう十分。
嫌いだけれど食べないわけにもいかない状況だから…と、苦手なものをチビリと食べるのと一緒です。苦手でも食べたら、エライ!頑張った!って思いますよね。
嫌いな人を好きになる努力にエネルギーを使うよりも、自分の好きな人を好きでいるため、自分を喜ばせる環境を作るためにエネルギーを使えた方が、きっと楽しいはずです。
苦手な人の為に大切な自分のエネルギーを消費しちゃうなんて、もったいない!!
それでもきっと、今まで自分をガマンさせても周りを優先してきた人や、みんなと仲良くするべきという教えを守ってきた人ほど、自分の中に『嫌い』という感情があることが許せなくて自分を責めてしまうと思います。
昨日のブログでも書きましたが、この世界は『陰・陽』の2つの面があるのが当然なのですから、好きがあればその反対の嫌いがあるのはどうしようもないことなんです。
この世界の理なのだとしたら、しょうがないよなーってちょっとだけでも思ってもらえて、自分を責める呪いが緩まるといいなぁ。
嫌いがあるからこそ、好きな人の「好きな面」が際立ちますし、嫌いな人がいるからこそ好きな人を大切にしたくなります。
嫌いな人も、そう思うと「好きな人をより一層愛する力」として働いてくれているのだから、ちゃんと役目があるんですよね!
それでもまだ…自分の中にある「誰かを嫌い」という思いに罪悪感を感じる方がいたら、鬼畜生技を一つ伝授しちゃいます!
あなたが「苦手」「合わない」「嫌い」なあの人の、イヤな部分・苦手な部分はどこでしょうか?
それをリストアップしてみてください。
苦手な人のいい面なんて見なくてOK!
苦手な人の「ここが嫌だよ」を書き出したら、あれこれ出てくるのではないでしょうか?
そこにはきっと、あなたにとって「大切にしている思い」を踏みにじるようなもの、自分とは気質が違う面、そりゃ合わないよな…というものがたくさん並んでいるはずです。
こんなにも嫌い・苦手・合わない理由があるならば、しょうがないよなぁ~。
そんな風に、リストに並んだ「苦手ポイント」を見て思えたらいいですね。
私にとっての苦手な人は、私にとってのエビフライのような存在です。
あなたにとっての苦手な人も、あなたにとって「食べられない嫌いな食材」と同じ存在です。
嫌いな人がいるのはしょうがないこと。
それを必要以上に責めずに、心を鬼畜生モードにしちゃってくださいね!
私はさらに、『苦手な人を自分の世界に入れない大作戦』も決行できるくらい、鬼畜生レベルをあげています!
苦手な人から自分を守り、自分を平和に愛する方法はコチラからどうぞ。
週の真ん中水曜日。
1週間のど真ん中で「心の中で堂々と嫌いな人」を叫ぶ!
さぁ、あなたもレッツ・鬼畜生!