私の中の「内なる子どもがこうして欲しかった」も、一緒に癒せているのかも?と思った話
こーーん、にーーっち、わーーーっ! ← 錦鯉さん風に元気に登場
皮膚は飲み薬と塗り薬のおかげで、ヒーッ!とうなるほどの痒みのピークは落ち着いてくれたのですが、相変わらず真っ赤な上に、皮がむけてカサカサ。
お肌の状態が悪くなると、しょんぼりしちゃうものですね。
皮膚トラブルは長期戦で対応するものだと思うので、少しずつ改善していけるようにいつもより優しく肌に触れるようにしてケアしていこうと思います。
話はいきなり変わるのですが、冒頭の写真のギンちゃんは手を体の下に潜すようにして隠しているんですが…
ちょ、ちょ、ちょっとーーー。
なんてかわいいの♡ ← 親バカ
ネコちゃんが手を体の下にしまい込む、いわゆる「香箱座り」というのがありますが、手足をしまい込むスタイルはすぐに動けませんし、敵がいた時にパンチも繰り出せないため『外敵がいない』と思っていてリラックスしている時の座り姿勢と言われているのを聞いてから、こんな形で手足を隠している姿を見るだけでなんかキュンとしてしまいます。
他には寒い時期に手足を体の下にもぐして暖を取っているとも言われているので、ちゃんと寒さをしのぐスタイルをしている頭の良さにもキュンとします。
てか、ギンちゃんが何をしていてもキュンとするんですけれども…
この「香箱座り」の時の手の状態なのですが、ギンちゃんは最近『肉球を上にした形でクロスしたX型』にするのがブーム。
で、調べてみたら…
猫が香箱座りをしながら前足をクロスさせていたら、より深くリラックスしている証拠でしょう。このポーズは、スタンダードな香箱座りよりもさらに立ち上がりにくく、リラックス度が高いポーズといえます。
(ベネッセ ねこのきもち ウェブマガジンより引用)
くはーーーっ。
思いっきり安心してくれているって証拠なんだね~。
ギンちゃんは少し神経質でデリケートな性格なので、相変わらず尻尾への過剰なグルーミングで毛が抜けてしまっていますし、雷や風の音にもビックリするタイプ。
このところ暴風でギンちゃんは耳をそばだてていたり、今日も雷が鳴ったりと、ギンちゃんにとってはちょっと落ち着かない日々なのかも…と心配していましたが、家の中は安全で大丈夫!って信頼してくれているんだなぁ~と思ったら、またしても愛おしさがあふれ出しました。
ギンちゃんと仁くんとは、”干支一回り以上の期間”の共同生活をしていますが、愛おしさはどんどん増すばかりです。
* * *
基本、私は2魂を溺愛しているのですが、人間ってホント、忙しくなって余裕がないときは「愛してやまない存在」であっても
ちょっ、ちょーーっと、今は忙しいから後にしてーー!!!
って言っちゃったりするんですよね。
私は在宅勤務なのでリビングで仕事をしているのですが、ギンちゃんや仁くんは「仕事」なんて認識はないので、単純に私が家にいてパソコンに向かってなんか忙しそうにしている…という感じで思っているはずです。
そして、日中は大体がそれぞれの好きな場所でスピースピーとお昼寝をしているのですが、お昼休みの時間やちょっとコーヒーを沸かしてひと息ついているタイミングなどに、仁くんが「あそぼ!」とぬいぐるみを咥えてくるとがあります。
仕事中にも時々咥えてくるのですが、余程手が離せない場合以外はポイッと投げながらも仕事を続けることができるのですが、自分に余裕がないときとか集中しているときって、ついカリカリッとした態度で「ダメッ!今は遊ばない!後にして!!」なんて言ってしまいます。
頻度は多くありませんが、甘え下手のギンちゃんもそっと顔を寄せてきて「撫でてー」なんて仕草をすることもあり、思いっきり撫でてあげたいのですが、忙しいと「あああーっ!!ホントゴメン。後にしてね!!」と、顔を離して作業に集中してしまうこともあります。
応えてあげたい、でも余裕がない。
そんな状況にもイライラしますし、何より「私にとって愛する大切な存在」に対して、いくら忙しくてもこんなにトゲッとした言い方になっちゃうのが嫌だ…と思いつつも、忙しいとなんだかわからない苛立ちも加味されて、ほんと、気持ちがグッチャグチャになります。
どんなに愛していても、100%要求に応えてあげることはできません。
可能な限り、でしかできないことっていっぱいあります。
そして、ギンちゃんや仁くんは「なんで?」というような仕草をするものの、だからといって要求が通らないと諦めて別のことをしますし、いつもとはちょっと違う状況での私の態度に「???」という程度なのですが、多分この状況に私の『心』が勝手に反応してチクチクしているんですよね。
チクチクするというのは、何かしらの傷があるということ。
具体的に何かあったわけじゃなく、よく分からないけれどモヤッとするとか悲しいとか「自分が刺激されて反応する」のは、普段は意識すらしないような潜在意識の中にある『過去の小さな子供だった時の自分の言語化できない気持ち』だったり『子どもゆえに分かりえずに勝手に思い込んだこと』の蓋が開いたということなのかな??
大人になって自分が「日常で余裕がないタイミング」を体験して初めて、子どもや愛する小さな命に対して「我慢させること」をしてしまったり「イライラを隠し切れなかったり」するんだということが分かるようになりました。
決して「目の前のその子が悪い子だから」でもなく、「その子を嫌いだから」でもなく、
ただ単に『大人の側の都合で余裕がないだけ』
なのに、子どもはそうは思えずに自分なりに「タイミングが合わずに傷ついたりショックを受けたことに対して自分を納得させる理由」を考えます。
例えば、昨日お母さんに「すぐやりなさい!」って言われたことをしなかったから、お母さんはガッカリして私を嫌いになったから、私がまとわりついたら『後にして!!』って怖い声を出したんだ…とか、お母さんが忙しいのに私がまとわりついたから『嫌われたんだ』とか。
お母さんは子どもに対してではなく、自分に対して余裕がなくてイライラしていただけなのに。
子どもは子どもなりに考えて、傷を抱えて「私は愛されていない」って思い込んじゃうんですよね。
私も、いーーーっぱい誤解して自分に呪いをかけてきました。
私の潜在意識や心のうーーんと奥底の記憶にある「内なる子ども」「小さな女の子」は、誤解して傷付いて、そしてこじれていって自分を嫌いになっていじけちゃったんです。
ここのところ、仕事の電話だったり急な差し込みの対応に追われて、仕事中にあまり余裕がないことが続き、仁くんが「遊ぼうでちーー」と大親友のひつじちゃんを持ってきても、それでもかまってくれないからウサギのタカシを持ってきてこちらを見ていても、対応してあげられませんでした。
忙しさの中で「うあーーーー!大事な仁くんのことを最優先したいのにーー!」と悶絶しつつも、カリカリしている自分もいて、でもそこで「すぐに対応できなかったりカリカリしても愛している気持ちは全く変わらない」ことに気付き、目の前の忙しい仕事を何とか片付けてひと息ついた時に、
あぁ、お母さんもきっと、こんな気持ちだったのかもしれないな。
って思ったら、胸がギュッとなりました。
嫌いじゃない。
むしろ愛おしくて、何よりも優先したいのにできない。
ただ忙しかっただけで、私が何かしたからカリカリしているんでもなんでもなくて、タイミングが悪かっただけだったんだな、って。
自分が「何よりも愛するギンちゃんや仁くん」に対して、思うような愛情を向けられなかったり、願いを叶えてあげられなかったときに、私は必ず仕切り直して言葉と態度でちゃんと「ごめんね」と「愛している」を伝えるようにしています。
前にも「愛する命に言ってしまった情けない言葉で悔やみきれない思いをした」ことを書きましたが、自分が後悔したくないし、大事だからこそ『ギンちゃんや仁くんは気にしていなかったとしても』、カリカリしていた自分がいたことや、2魂は全く悪くないこと、愛していることを『声に出して』伝えることをしています。
自分自身が穏やかな状態で、「さっきは忙しくてカリカリしててごめんね。そんな自分に嫌だなぁって思ってたけど、うまく気持ちをコントロールできなくてガッカリさせちゃったね。」と声を出しながら2魂に話しかけます。
そして、「大好きだよ。だから許してね。仲直りの抱っこしたいな。おいでーー。ハグーー!!なんてかわいいの、なんてフカフカなの、なんて愛おしいの。大好き、大好き、大大大大好きーーー。はぁ、やっぱり君たちは私の宝物だよ。」と抱きしめてイチャイチャします。
ギンちゃんや仁くんにしてみたら、もはや何のこと??とキョトンな感じで、あくまでも私が勝手にリセットされるための作業ですが、
許してね。
あなたは何も悪くないのに、私に余裕がなくて応えられなかったんだよ。
本当にごめんね。
何よりも、誰よりも、あなたのことを愛しているから、こうやってギュッとしたいんだよ。
という思いや言葉、抱きしめた時のぬくもりに、なんだか自分自身が癒されている気がする…って思ったんです。
年末の講座でも少しお話させていただきましたが、私たちは『聞こえてくる音』を耳で拾って脳に届けて処理しています。
聞こえてきた音を脳は情報として「〇〇って言っている」と受け取るのですが、他人の声で合っても自分の声であっても、同じように拾い集めます。
だからね、私がギンちゃんや仁くんという存在に「声にして」伝えている言葉が自分の耳にも入ってきて、それを脳が処理する際に、
自分の内なる子ども・インナーチャイルドが「かけてもらいたかった言葉」だ!!って、自分の言葉で癒しを進めているのかもしれない
と気付いて、何これスゴイ!!とひとりで興奮しました。
大人になった今だからこそ、子供時代の私が欲しかった言葉や、欲しかったハグを『自分で自分に惜しみなく届けてあげる』ことができるんですもんね。
私の場合は、ギンちゃんや仁くんがいてくれて、2魂にかける言葉が「私の欲しかったもの」に合致するものが多いこともあって、家で声に出して言葉を届けていたことで、知らずに『私の内なる子どもの傷や痛み』を癒せていたのかもしれません。
そうして少しずつ、無意識の奥にある「私はダメだから愛されない」という子供の時に思い込んで握りしめた呪いをほどいていけていたのかな???
私はひとり暮らしで、なおかつ「話しかけられる2魂」がいるので言葉を声として発して伝えることが出来ていますが、ご家族がいたり話しかける相手がいないと、声に出すってなかなかしないことですよね。
頭の中で自分に優しい声をかけることも素敵だけれど、声として耳から「愛している」「大切だよ」という言葉が入ってくることで浸透するものって、侮れないくらい大きいのかも?!
なので、ホッと一息のお風呂で自分一人になれた瞬間に、湯ぶねに顎までくっつけて小さな声でもいいから自分の欲しい言葉を声にして耳に届けてみたり、ぬいぐるみや推しのポスターや写真に話しかけてみたりするのも、ジワジワと「過去に傷付いた自分」を癒す力になるかもしれません。
自分の胸にそっと両手のひらを重ねて暖かさを感じながら、ベッドの中で眠る前に小さな声で「大好き」って伝えるのもよさそうですよね~。
でも、自分に「大好き」って言うのは照れ臭いというならば、こんな呪文はどうでしょう??
キステルアイヨシダイダ
ほーら、何の呪文か分からないから抵抗なく言えちゃいませんか??
これ、「大好きだよ、愛してる♡」をバラして混ぜた秘密の呪文DEATH。
自分だけに分かる謎の暗号であれば、ボソッと呟いても照れ臭くない上に、でも本当は「大好きだよ、愛してる♡なんだよなーーー。アホだなぁ。」って緩んでニヤリとできれば、なお癒されること間違いなし。
たった一言だけ、声に出して自分の心の奥の傷に1滴のお薬を染みわたらせてあげてみてくださいね。
じわーーと、きっといつかその言葉があなたの助けになってくれますように。