過去の傷も全部含めて、私は私。
こんにちハロウィーーン!(← 渾身のおやじギャグ)
今日は10月最後の日。そう、ハッピー・ハロウィン・デイ!
私の暮らす新潟はさわやかな秋晴れ。
昨日は久しぶりにお外でご飯を楽しみすぎて、夜(というか夜中)に帰ってきてバタンキューとベッドに潜り込み、起きたのは朝9時半。
いいお天気だったのでタオルやベッドリネンなどをザブザブと洗濯し、網戸にして換気をして掃除機をかけたりと、すっきり気持ちよく環境を整える事ができた1日でした。
ちょっと早い「お昼からのお風呂」を満喫したのですが、お風呂ですっかり緩んだので、日差しがキラキラ眩しい寝室のベッドにダイブして、あっという間に夢の中へ。
瞼を閉じていても世界が明るく感じられる位、瞼の上に光が注いでいるのを感じて思わずうふふって微笑む時間。
世界はあったかい、世界は明るい、そんな気持ちになれて心地よい時間でした。
時間にして1時間くらいですが、しっかり熟睡して気持ちよく大きな伸びをして起きた後はスーパーへ買い物に行ったり、本を読んだりして、今日はのんびりとお家時間を過ごしました。
早いもので丸二年。
離婚届を出してから、あっという間に時間が過ぎて行きました。
ホント、時間が過ぎるのって早いなぁ。
私は離婚をして一人で生きていく事がとても不安でしたし、孤独で寂しい日々なんだろうと未来を悲観していましたが、その不安は見事にハズレてくれて、ひとりと2匹の愉快で楽しい生活をおくれています。
少し前のブログでも書いたのですが、私はパートナーシップを叶えて、大好きな人と一緒にご飯を食べたり日常の小さなことで笑ったり、仕事のグチだったりムカついたことを「ちょっと聞いて!」と話したり、長い休みがあればどこかに行こうかと計画を立てたり、そんな「日常的な幸せ」をまた味わいたいと思っています。
私の結婚生活は、悲しい事に別々の未来を歩いていくことになって「解散」となりましたが、私は彼と結婚生活をおくれて「大好きな人が家族になる」という事が心地いいものだと体験させてもらいました。
後半、悲しかったことも沢山あったけれど、振り返って思い出すと「居心地のよく大事な場所」でヌクヌクと暮らせていたこと、彼と結婚出来て良かったなぁとつくづく思います。
結婚生活は幸せで楽しい時間だ!と身をもって体験したからこそ、また未来に「幸せで楽しい時間・大好きな人と家族になる時間」と持ちたい!!と強く思えているんだろうなぁ、なんて思っています。
だからね、悲しい結果になってしまった「結婚生活」ではあったけれど、私にはかけがえのない体験をさせてもらったあったかい時間でした。
もちろん、離婚をしたくて結婚したわけではないですし、私が彼を嫌いになって別れたわけではないので、離婚するという体験そのものは、やはり望ましいものではないけれど、私の人生にはきっと「必要だから」組み込まれていたのでしょうし、良い事も・望まない事も、
全部が今の私を作っている大事な私の「素」なんです。
過去の体験が、今の私を作っているんだもんね。
胸には鋭い刃物で切り付けられたような傷跡があって、それを隠すように絆創膏が貼られていたりするかもしれませんが、傷跡があるのが他で替えのきかない「かけがえのない私」なんです。
私は離婚したくなかった側なので、結婚しているのに失恋するような体験をしたわけですが、ご紹介した記事の中でも書いているように
たった一人のものさしで測られて
「私ではない」と言われただけで私がダメなわけじゃない
って何度も何度も自分に届け続けてきました。
だってねぇ、大好きな人に「私じゃない」って言われちゃったら、そりぁ悲しいし自己価値だって下がったように感じちゃいますもんね。
離婚というのは、別に胸を張ってあちこちに言いたくなるような体験ではありませんし、自己肯定どころか私は「どうせ捨てられる」「どうせ愛されない」と思っちゃうくらい心が拗ねちゃいますし、悲しい言葉に胸が痛かったこともあります。
離婚して間もなく、紹介したい人がいるから合ってみない?と言ってくれた人がいました。
残念ながらタイミングが合わず、紹介してもらうには至らずだったのですが、紹介で一緒にご飯を食べる予定の日程を詰めていた時に
マミコちゃんがバツイチだっていうのは言ってないし、隠しておいてね!
バツイチだって言うと〇〇さんがマミコちゃんに会う前に条件面だけで「なし」って言うと勿体ないからさ。
と言われて、悪意はなかった言葉なのにとてもグサッと来ました。
バツイチという言葉がネガティブなイメージに捉えられて、合ってももらえいないのは嫌だろうから、という意味ではありますが
私は何も「悪い事」「恥ずかしい事」「ダメな事」をしたわけではなく、離婚したという体験をなかったことにはできません。
私が歩いてきた道、私が体験してきた事、過去の傷も全部含めて、これが私です。
万人に受け入れて欲しいとかではなく、様々な見方をする人がいてもいいけれど、私は私を「過去の体験ごと」私として受け入れてくれる人たちと付き合っていきたいし、傷や絆創膏だらけの私を愛してくれる人と生きて行きたい。
私が私のことを嫌いにならないように、自分のことを「愛されない存在」にしてしまわないように、アファメーションのように自分に声掛けしてきたのが先ほどご紹介した「たった一人のものさしで測られて「私ではない」と言われただけで私がダメなわけじゃない」という言葉と、こんな言葉でした。
過去の傷も全部ひっくるめて、今のあなたが大好きです
そう言ってもらえる恋をするぞ!
そう言ってくれる人に出会う未来を選択するぞ!!
と、何度も何度も自分に声掛けしてきました。
大好きな人から「そのダメなところも全部含めて、マミコさんが好きだよ」って言われたら、やっぱりとーーーっても嬉しいじゃないですか!!
嬉しい方を向いて生きて行きたいし、自分が何を欲しいのかをちゃんと「決めて」それに向かって舵を切って生きて行きたいですもんね。
今のところまだ、私の好きな人から私の願った言葉をもらえるような状況ではないけれど、いつかそう遠くない未来に大好きな人から「過去の体験事全部まるごと、私を全部好き」と言ってもらえる体験が出来るように、ひとりの時間にできる準備を楽しく続けていこうと思っています。
ハッピー、ハロウィン。
みなさんのハロウィンの夜がお化けに泣かされない、微笑み溢れる時間でありますように。