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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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過激派・ハードモードを好む私たちだけど、現実はスモールステップがいい!

残暑厳しい日が続いてますですね

9月になって1週間が過ぎましたが、まだぜんぜん「夏」な暑さが続いていますよね~。

とはいえ、日が沈むのも早くなり、朝晩は真夏のような暑さは引っ込みだして、少しずつ秋に向かっているのを感じますが…

でもまだ、秋の装いなんてイメージ湧かない

じゃないですかーー。かーー。かーー。 ← 久しぶりの一人やまびこ

イメージ湧かないけどかわいいに屈しました

これからだんだん秋が深まり冬になると、身体を暖かく包み込んでくれる「モコモコアイテム」が手放せなくなりますが…

まだ、全然夏の気配で、モコモコがピンとこない!!

けどでも、こんなにかわいいカーディガンを目の前にしたら、季節感がバグりつつも、物欲の権化と化しました。はいー。

後ろも袖もミッフィーちゃんの世界

柔らかくて滑らかな「モコモコ素材」の前身頃・袖・後ろにも、かわいいミッフィーちゃんの世界が広がっています。

ボタンもかわいい形でキュンが大暴走

カーディガンなのでボタンで閉めて着ることもできるのですが、ボタンまでがかわいい形をしてて、血反吐を吐きそうでした。

はぁ、かわいすぎる。

見えないところまで、ニッコリ笑顔になれるカワイイが詰まっているカーディガンですが、これがなかなかいいお値段。

私は在宅勤務ができていることと、家着でゴロゴロする時間が最高だと思っているので、部屋着は着心地の良い好きなものを選ぶようにしています。

が…
カーディガン1枚で、約1万3千円。
私の中では「高級部屋着」の部類。

お値段は全然かわいくなーーい。

でも、カーディガンはかわいい。
これを着たら、毎日がハッピーになる!!

そう思ったので、いつも頑張っている自分へ、私からプレゼントすることにしました♡

私は寒い時期があまり好きではなく、日差しが短くなっていくのにつられて気持ちも沈みがちで「あーあ」とションボリするけれど、寒くなったら「かわいいカーディガンがある!」とお楽しみが待っていると思うと、少しだけ気持ちもフワッとします。

これを着るのはまだ先になりそうですが、かわいい「前準備」が出来てニッコリです。

カーディガンはジェラートピケのもの。
ネットショップでは売り切れているようですが、お店によってはまだ買えるみたいなので、気になっちゃった方はぜひぜひお揃いましょ♡

* * *

自分に思いやりを向けるとか、自分にやさしく接して大切に扱うことをしているうちに、少しずつ自分との関係性も変わっていき、今の私は「私なんて…」と思うことが随分と減ってきました。

『私なんて』、の後に続く言葉はたくさんありました。

私なんて、かわいくない。
私なんて、愛される存在ではない。
私なんて、価値がない。
私なんて、役に立たない。
私なんて、恥ずかしい存在だ。
私なんて、何をしてもダメだ。

私なんて、私なんて、私なんて…

いてもいなくてもいい存在だし、私のことを好きになることなんて、今世では無理だろう。

私は自分のことをちっぽけに扱っていましたし、自分を見下し、嫌っていました。

私が”私”じゃなかったらよかったのに。

そんな風に自分に対して酷い扱いをしてきました。

けれど、この「私なんて」の思いはとてもつらく、何をしても生きづらくて、自分のことを大切な存在だと思えないので、私を大切に思ってくれる人の気持ちも受け取れずにいました。

「十分愛してあげられなくてごめんなさい」という罪悪感について
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私の中でとびきり深くて暖かい気付きがあり、それをブログに書き終わったタイミングで、なぜか保存・公開ができなくな.....
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受け取れなかったのは「与えるふりしてクレクレなテイカーだった」から。ゆっくり「受け取る」準備ができればいい。
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色々とこじらせていた中で、「自分を分かってあげる自己愛心理学」(高橋美保さん著)という一冊の本に出会いました。

自分の気持ちを大事にしていいこと、自分を愛して大切に扱っていいこと、それを教えてくれていた本で、『自己愛』と表現されていますが、今の言葉で言えば『自己肯定感』を育てていくことの大切さを気付かせてくれました。

自分の気持ちに嘘をつかない

という言葉が特に印象的だったのですが、私なんて…私なんて…と自分を否定してばかりいたために、私は私の気持ちにすら気付けないくらい、私との関係性が最悪の状態でした。

その後、色々な痛みや体験を経て、私を嫌うのではなく「自分を好きになって自己肯定感を持てるようになりたい!!」と決意し、自己肯定関係の本を読み漁り、その瞬間に立ち上がるや否や

アレコレすっ飛ばして、早く自己肯定感を持ちたい!!

と力を入れてハードモードに突っ走り、ずっと無視されていた「私」との温度差にも気付けず、あれこれ頑張れば頑張るほどに空回りし

また自分を好きになれずに終わった。
もう、自己肯定感を育てるなんてムリだろう。
私はやっぱりダメなんだ…

と、自己否定感ばかりを育てる結果になり、自分に対して更なる嫌悪のまなざし・否定の目を向けていました。

それでもまたしばらくすると、やっぱり自分を肯定できるように…と、諦めずにトライするのですが、どうにも「すぐに白黒つけたい」「やったら必ず結果を出す!」と、自立が騒いで急ぎ過ぎてしまい、結果は自分を嫌いになっていくことを繰り返していました。

* * *

今の私が私に優しいまなざしを向けられるようになったのは、急ぐのをやめてからです。

いっぱい挫折し、いっぱいうまくいかないやり方をして気づけたのは、「少しずつ好きになっていけたらいいな」でした。

いや、「いきなり好きになれたらいいな」という思いは捨てきれなかったけれど、今まで一足飛びで行こうとしてうまくいかなかったのだから、別のやり方である「少しずつ歩みを進めてみるしかないな…」と。

最初のうちは、こんなことして何になるんだろう?というくらい、小さな小さな変化でしたが、その小さな変化を積み重ねて、私は私と仲良くなることができました。

生きづらいからこそ、今の状態がしんどいからこそ『急いで』『最短で』と思ってしまうけれど…

いきなり「自分大好き♡」になろうとしなくても、大丈夫。

いきなり自分を愛せる力が湧いてきたら最高ですが、ずっと「自分のことは大嫌い」って、自分のことを雑に扱ってきたんですもんね。

大人になる過程で、大人になってからも、自分ではダメなんだ・足りていないと、傷付いて悲しくなる経験を重ねてきた結果、自分のことを少しずつ嫌いになっていったのではないでしょうか?

長い時間をかけて、コツコツと「自分のダメな部分」「自分の欠点」に意識を向けて、何年もかけて自分を嫌いになっていったんですもの、ね。

長年かけて築き上げた「私なんて」という思いですもの。

幾層にも重なった様々な体験があって、大切な私を守るために「私なんて」という呪いをかけ続けてきたんです。

何年も、ううん、何十年もかけて自分を我慢させてきたのですから、いきなり「仲良くしようね♡」と言われたって、私だって拗ねちゃいますよね。

今までひどい扱いしてきたのに、何言ってんの!!
私がどれだけつらかったと思ってるの?
その手をいきなり握って、信用しろって言われたって、信じられないっつーの!!!(怒)

って、激おこぷんぷん丸(古っ)になっちゃいますよね。

あなたが、この人苦手だな~とか、この人嫌いだな~と思う人がいたとして、その人との関係を良くしていくとしたら、どうするでしょうか?

苦手・嫌いを少なくして好きになっていくために、いきなり間合いを詰めたりしませんよね??

少しずつ歩み寄るでしょうし、少しずつ長所や魅力を探していきますよね。

でもやっぱり、好きじゃない人ですから、最初のうちは最低限の関わりをすると思います。

– – – – –
まずは、他愛のない挨拶をする。
  ↓
本当は嫌いなんだけど、それでも1日ひとつ、嫌いな人の「良いところ」を探してみる。
  ↓
まだ全然好きじゃないけど、あの人もあの人なりに頑張っている…のは分かる。
  ↓
あの人も大変なんだな…
  ↓
一度お茶でも飲みながら、話を聞いてみようかな?
– – – – –

これくらい「ちょっとずつ」、いっぱい時間をかけながら、嫌いな相手を『それなりの知り合い』のポジションに変えていきますよね。

でも、ここまできてもまだ「好き」だとは言えないし、『友達』と呼ぶこともできない。

知り合いくらいになった後も、挨拶をしたり、その人の”いいところ”を意識して見るようにして、そうしていくうちにいつしか

嫌いとまではいかないかな?

と気持ちが変化して、そこから少しずつ「友達」になっていくことができるかもしれません。

自分に対しても、これくらいのスモールステップで関係性を良くしていければ大丈夫です。

朝起きたら、自分に「おはよう。今日もよろしくね」と挨拶をして、1日たったひとつでもいいから自分の素敵な面を褒めてあげて、他の人と比べちゃう日があったりして落ち込んだりする日があっても、自分なりに頑張っている部分を意識して見ようとして。

欠点も多いし、はぁ~って思っちゃうけれど、私も私なりに頑張っている…と少しずつ認めてあげましょう。

それを繰り返しながら、自分にちょっとだけ優しい目を向けられるようになってきたら、自分のために美味しいお茶を用意して、自分の気持ちを聞いてみましょう。

私が我慢させていた、私の気持ちを。
私が傷つけてしまった、私の苦しみを。

そして、あふれ出てきた自分への「文句」を受けとめながら、

自分にちゃんと「ごめんね」って謝りましょう。

悪意はなかったし、そうするしかできなかったけれど、私が私を蔑ろにしてきて、こんなに傷付けてしまって、ごめんねって。

誰だって嫌なことをされたら、その人から「ごめんね」ってちゃんと届けてほしいと思いますもんね。

そして、ごめんねと一緒に「これからは、仲良くしていきたい」って伝えて、自分のことを信じてもらえるように、自分に「ありがとう」もたくさん届けていきましょう。

コツコツ、小さな歩みでも、じわじわと変化して自分と仲直りしていくことはできましたから!!

苦手な人や意地悪をする人が、いきなりグイグイ心の中に土足で踏み入ってきて

これからはマブダチだから、夜露死苦!!!

って言われても、こっちとしては「嫌いな人」ですから、スンッとして無視しますよね。
何調子こいてんだか…って、冷めた目で見ちゃいますよね。

激しめ・急ぎめに「ハードモードで即結果!」を掲げちゃいがちですが、ゆっくり関係を築くしかないこともあります。

これまでのやり方がうまくいかなかったとしたら、別の方法である「ゆっくりじわじわ大作戦」を試してみませんか?

長年失敗ばかりしてきて自分を好きになれずにいた私でも、じわじわと自分との関係を変えていくことができたから、あなたもきっと、大丈夫です。

大丈夫、大丈夫だからね。
自分を好きになりたいという思いがあるあなたならば、ゆっくりでもちゃんと、自分と仲直りできるからね。

ではでは。
少し早い日曜の夕方を楽しむため、冷蔵庫のレモンサワーをクピッとしようと思います。

みなさんも、心地よい夏の終わりの日曜日を満喫くださーーい。

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