(お悩み相談)何をしても悩み後悔し、そんな自分が嫌いです。このまま生き続けることをやめて消えてなくなりたいです。
こんにちは。
心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
すっかり忘れていましたが、今年は「うるう年」で2月は29日まであるんですよね!!
すっぽり失念していたので、ただ「おおーっ!」となってるだけ…という独り言なんですけれど。えへへ。
さて、またしても冬に逆戻りしたような寒さの関係なのか、昨日は愛する我が家の「イケメン」「かわいいの塊」がお腹を壊してしまい、一日中様子を見ていました。
・水が飲めるか
・ぐったりしていないか
・食べれるようであれば食事が取れるか
主にこの3点を意識し、何かあればすぐに動物病院に連れていく用意をしていました。
朝、ギンちゃんはお腹をくだして嘔吐もあったのですが、午後になるとお水を飲んでちゅーるやカリカリも食べ、その後は『ポンポントラブル』は落ち着いているようでホッとしました。
仁くんも食欲はあるのですが、お腹がゆるいのでおやつをあげるのをグッとガマンして暖かい環境で過ごしていたら、お腹の調子もよくなってきたようです。
2魂のことになると、ついつい「病気目線」になってハラハラ動揺するなぁ~と毎回思いつつも、今のところは症状が落ち着いてくれて一安心!という我が家の情報をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)ブログに届いたお悩み相談をしたいと思います。
はじめまして
この度、死の疑似体験からネットを開いてたところ、マミコさんのブログにたどり着きました。
私は同じ新潟県の人間です。
私は何十年も、もしかしたら物心がついた頃から生きにくさを感じてます。
何をしても悩み後悔し、そんな自分が嫌いです。このまま生き続けることをやめて消えてなくなりたいです。
若い時に自傷行為をしたこともありますが、自ら本当に死んでしまうことはできませんでした。
今の望みは、毎日後悔して疲れてしまう性格を変え、気楽に生きたい。
精神科で薬はいただいてますが、この性格を変えることができてません。
良い方法はないでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。
ご相談:Eさん
Eさん、こんにちは。
ブログへお悩み相談を届けていただき、ありがとうございます。
> この度、死の疑似体験からネットを開いてたところ、マミコさんのブログにたどり着きました。
> 私は同じ新潟県の人間です。
わわわっ!
同じ新潟の方にブログを見つけていただけたなんて、とっても嬉しいです。
同郷というだけで、勝手に親近感です。
「死の疑似体験」からつながっていただけたんですね~。
「死の疑似体験」ですが、あくまでも「疑似」ではあっても、ワークショップの中ですごくいろんな感情が動きますし、意外な発見がありました。
また、死と生は「表と裏」のような関係で、死を考えるとそこから生がくっきりと浮かび上がります。
私が参加したワークショップは『いっぺん死んでみる』というもので、社団法人 エデンの森というところで詳細が確認できます。
認定講師の方もたくさんいらっしゃるので、オンラインでもワークショップを開催されている方がいらっしゃいます。
私もオンラインで参加させてもらいましたが、講師の方がいる安全な空間で命に向き合う時間を持てる貴重な体験でした。
「死の疑似体験」は、死を考えて「今を生きる」ためのツールだなぁ、と思っていますので、ご関心があるようでしたら体験されてみるのもいいかもしれませんね。
> 私は何十年も、もしかしたら物心がついた頃から生きにくさを感じてます。
> 何をしても悩み後悔し、そんな自分が嫌いです。このまま生き続けることをやめて消えてなくなりたいです。
> 若い時に自傷行為をしたこともありますが、自ら本当に死んでしまうことはできませんでした。
ただ生きるということが、時に本当に難しく感じてしまうことってあります。
生きにくさを抱えて、死ぬこともできず…と途方に暮れるのは、どれだけ重たくて苦しいことでしょう。
「もういいや」って消えたくなるくらい、毎日全方位に神経をすり減らせて、後悔や自責の念でつぶされそうになりながらも、明日がまたやってくる。
なんでこんなに、生きるのが苦しいのかと泣けてきちゃいますよね。
Eさんは実際に「消えよう」として自傷行為もされたとお話ししてくれましたが、若い時から今に至るまでずーーーっと、消えたいという思いを背負ったまま生きてきたんですものね。
消えたいという思いを持つ中で、消えずに生きることは、とっても大変なことです。
今日まで、ううん、今この瞬間まで、よく頑張っていらっしゃいます。
本当に、本当に、お疲れ様です。
* * *
ちょっと脱線しちゃいますが、私の話をさせていただきます。
積極的な強い「希死念慮」とは異なりますが、私も時々ふっと「もういいや」「明日の朝、このまま目が覚めなくてもいいのになぁ」と思ってしまうことがあります。
生きるってやっぱり、大変ですもんね。
当たり前に見えることを奇跡のように感じてしまったり、自分が生きている意味が分からなくなってしまう時は、特に。
生きていることに意味がないとか、死にたいと強く願うわけではないけれど、生きていると疲れちゃうことってあるんですよね。
不器用でうまくやれないときはなおさら。
私は望んでいたわけではないのですが、離婚をして一人と2匹(猫・犬)と暮らしています。
幸い、両親は健在で近くに帰る家もあり、妹が二人いますが仲はとてもよく何かと一緒に活動しています。
正社員として働く会社もあり、安定したお給料ももらえています。
一人で暮らす賃貸住宅があり、やりくりの中で少しの貯金もできています。
気心知れた友達にも恵まれていますし、動物と暮らすという好きなことも叶っています。
ノートを書いたり本を読んだり、手芸や簡単な料理といった趣味のようなものも楽しめています。
「ある」を見れば、たくさんあります。
けれどそれでも、ささやかながらも周りの人が「当たり前」のように叶えている、結婚生活や子供を持つこと、より生き生きと人生を謳歌している姿を見ると、ないものねだりで落ち込んでしまうこともあります。
今現在、私にはパートナーはおらず、この先だって諦めてはいなけれど100%絶対大丈夫!なんていう保証もない。
生活のために働くための仕事はあるけれど、もう頑張りたくない。
いや、でも…独身だったら定年後も働かないといけないよね?
お金の不安もあるから、老後のために投資なんかも勉強すべき?
今は両親も健在だけれど、見送ることが耐えられるだろうか?
愛する「わが子」のように思っている2匹との別れは、乗り越えられるだろうか?
こんな気持ちがうわーーっとのしかかってきて、寝る前にベッドの中で泣く日もあります。
– – – – –
もう、充分に生きたよね。
生きるってつらいなぁ。
眠ったらこのまま朝目が覚めず、死ねていたら楽なのになぁ。
なんか、疲れちゃったな…。
あっ!!でも2魂(愛猫・愛犬のこととこう呼んでいます)を見送ってからじゃないとダメだから、2魂を見送った翌朝に私も逝けたらいいな。もう思い残すこともないし。
でも、私は健康だし、まだ死ねそうにはないな…。
– – – – –
こんな気持ちになる夜が、幾夜もあります。
こう思う時って、疲れていたりするんですよね。
私、一生懸命生きているのになぁ。
私、頑張ってきたのになぁ。って。
ふっと「生きることをしんどく」感じる日がある私ですが、昨年末に『卵巣がん』かもしれないと検査結果を待つ間に、ワークショップで感じたものとは段違いにクッキリとした死を意識することになりました。
【 がんの可能性 = 死の可能性 】が現実になったとたん、死の宣告をされた気持ちになり、私は身近な友達やカウンセラーさんに泣きながら伝えた言葉があります。
・死にたくない
・気が変になりそうなくらい、生きたい
いざ「死がそこにある」と思ったら、初めてパニック発作を起こすほどに衝撃を受けました。
それなのに、手術が無事に終わってホッとした後で、また気分は浮き沈みがあり「生きてるって疲れちゃっうな」なーんて思ったりする日もあります。
思いっきり横にそれて脱線した私の話でしたが、いろんな気持ちがあっていいんですよね。
玉石混淆(ぎょくせきこんこう)という言葉がありますが、辞書によると
玉と石とが混じり合っているという意味から、すぐれたものととるに足りないものとが入り混じっていること。
よいものと悪いものとが、いっしょになっていることをいう。
とあるように、私の中にも「生きたい」という気持ちを持つ私もいれば、「疲れきって消えたい」と思う私もいて、そのどちらも私の大事な気持ちです。
たった一つの考え方だけではなく、良い考えも悪い考えも、キラキラな思いも真っ黒で誰にも見せたくない思いも混在していて、それが私なんです。
* * *
> 今の望みは、毎日後悔して疲れてしまう性格を変え、気楽に生きたい。
> 精神科で薬はいただいてますが、この性格を変えることができてません。
> 良い方法はないでしょうか?
精神科のお薬で、生きることが少しでも平坦に続けていけたらいいですね。
精神科の先生の治療方針・投薬予定などがあると思いますので、話せるようであれば「こうなりたい」という希望を先生に伝えられますように。
「毎日後悔して疲れてしまう」と書かれていますが、後悔するのはとてもつらいことですよね。
後悔は過去に対してするものですから、今の自分に手出しができないもので思い煩うばかりでどうすることもできません。
どうすることもできないからこそ、責める対象が自分になりますから、Eさんはすでに「自分責め」でたくさん傷ついている状態だと思います。
それが毎日ともなれば、言葉が悪いのですが「フルボッコ」にされてボロボロになっている状態ですものね。
Eさんは「後悔したり自分を責めることがつらい」ことを『経験者』としてご存じですよね。
ちょっとだけ視点を変えて見ていただきたいのですが、Eさんを慕ってくれる人だったり、信頼できるお友達が「実はこんなことがあって後悔でいっぱいなの。毎日、毎日、そのことで自分を責めて疲れてしまって…」と打ち明けてくれたら、
Eさんは目の前の人にどんな言葉をかけてあげるでしょうか?
どんなことをしてあげようとするでしょうか?
つらいよね…。その状態は苦しいよね…。って、まず労ってあげるのではないでしょうか?
元気を出してね、良かったらおいしいお茶とケーキで気分転換しない?なんて、差し入れまでしちゃうかもしれません。
優しい言葉と優しい時間、落ち込んでいるときに差し出してもらえたら嬉しいですよね。
他の人にしてあげられることを、自分にもしてあげてください。
自分の痛みや苦しみを、誰よりも強く知っているのは、他でもないEさんですものね。
苦しんでいる自分を、まずは許してあげましょう。
「そうするしかできないもんね」「後悔しちゃう癖を手放したいけど、まだ無理で苦しいね」って、全部まとめて自分を許し続けてあげましょう。
許す…つもりが、途中で自分責めをしちゃうことがあるかもしれません。
そんな時は、うまく許せない自分のことも「いいよ」「しょうがないね」「うんうん」と優しく微笑んで許してあげてください。
責めるのはつらいですから。
ひたすら「許す」を繰り返していくうちに、許すのが癖になっていったらしめたものです!!
後悔したって大丈夫になれば、問題は問題じゃなくなりますから。
* * *
Eさんが目指す「気楽に生きる」というものがありますが、気楽ってどんなイメージでしょうか?
私の中では「わーーい!」って喜んで無邪気に楽しむイメージですが、きっと穏やかで緩んでいる感じをイメージされますよね?
心と体はつながっていますから、思考でガチガチしていて「気楽さ」を感じられないのであれば、外側から緩んでリラックスする時間を増やすのもオススメです。
お風呂でゆるーーっと脱力するのもいいですし、好きな香りのクリームやオイルで自分をマッサージして力を抜いてみるのも素敵ですね。
あったかいお茶をゆっくり味わう時間、心地よい音楽を聴いて深呼吸してみる、暖かいお湯を張ったバケツに手を入れる「手浴」をしてみる…。
ガチガチな自分を「気楽」なイメージに近づくような、リラックスした状態に体を使って置いてあげることで、思考もつられて少し緩んでくれます。
気楽 = 緩んでいる感じなので、もっと手っ取り早く『ボーーッとするのを目標』にするのもいいですね!
5秒ボーっとすることを目標にしてみる。
5秒だけでもボーッとしたら、必ず自分をほめてあげてください。よしよし、って。
続いて10秒ボーっとしようとしてみたら、途中で余計なことを考えて「あぁ、できなかった…」と自責したら、そんな時はすかさずにIKKOさんを召喚してください。
また責めちゃってるぅ~。どんだけぇ~!!
失笑でもいいので、自分をちゃかして笑ってあげましょう。
緩めていないときには笑えません。
そして、IKKOさんにご登場いただくことで、第三者目線を持つことができて、自分から一度離れて俯瞰で状態を見ることができます。
グルグルした自分責めの輪の中から、一瞬だけ、一歩だけでも外れることができると、ずっと巻き込まれた状態でいるより早く楽になれます。
また、気楽に生きるって「笑って楽しんでいる」生き方ですから、楽しめるものを見つけるのもオススメです。
以前参加したセミナーの中で『愛することをやめると、自分を攻撃するようになる』という印象的な言葉を聞きました。
愛する対象は、何でもいいんです。
趣味を愛してもいいですし、ペットや植物を育てて愛でてもいいですね。
推しを見つけるのも楽しそうですし、食べ歩き、温泉巡り、入浴剤に凝ってお風呂を満喫、カメラを楽しむ、音楽や映画鑑賞、読書、勉強…
日々の後悔で自分を攻撃してしまっているならば、好きなことや愛せるものを増やすことで、自分責めを和らげる助けになれそうなので、それこそ「気楽に」気になるものを試して好きを集めてみてください。
* * *
「この性格を変えることができてません。」と書いてくださいましたが、性格をマルっと変えてしまったら、それってEさんでしょうか?
後悔してしまう性格がEさんを苦しめる「欠点」なのであれば、それはなくせないものとして持ち続けつつ、魅力や長所をより一層伸ばすのはどうですか?
長年変わることのない「性格」は、すぐに変えることは難しいものです。
簡単に変えられないものを前にして苦しむのならば、変えらそうなもの、プラスしていけるものを伸ばして補っていくことで、欠点を今よりも気にならなくしていくこともできます。
変えたいと思うような「欠点」も、自分を形作る個性のひとつです。
嫌だなぁ…と思ってしまうものは、少しずつ変えていくことしていくことができたらいいのですが、簡単にクルッと変わらず『長期戦』です。
きっと今も自分を変えようと努力して取り組んでいらっしゃると思いますので、うまくいかないときにぜひ自分にこんな言葉をかけてあげてください。
今は道の途中だからね。
渦中にいるときって、変化に気付けないよね。
頑張ってるよね、私。
私のためにありがとう。
また少しだけ私の話をしちゃうのですが、数年前まで自分のことをどうしても好きになれず、いわゆる「自己肯定感」が持てない自分のことが嫌いでした。
そんな自分を許し続け、自分に思いやりをもって接し、自分との仲直りを続けてなんだかんだと5年になります。(厳密には、もっと前からいろいろ試して挫折もしています)
今の私は、数年前の私と比べたら「自己肯定感」も育ち、はるかに生きやすくなれました。
が、多分、性格も外見も、時に落ち込んだり思考優位でネガティブよりな考え方も、前とそんなに変化はありません。
自分を好きになりたい!と模索している中で、いきなり変化を感じることはありませんでした。
じわじわとゆるやかに変化し、2~3年したところで「あれ?考え方が前より楽になれてるな~」と気付き、5年たった今は「全然変わっていないところもあるけれど、それでもいいし、生きやすくなれた!」と笑えています。
全くの別人のように性格を変えることはできなかったし、それでも欠点のある「嫌いだった自分」を嫌い過ぎずに仲良く付き合えるようになれました。
短時間ではなくゆるやかに、じっくり時間がかかってしまいましたが、ある時に気付いたら「ずいぶんと道を進んでこれた」と振り返って変化に気付けました。
先程も書きましたが、Eさんが「変化していく際中」なんだろうと思います。
だから、変化を感じられなくてがっかりする自分を、時に優しく労ってあげて、うまくいかないときには無理せずに「休憩」を入れて、また向き合いたくなった時にリスタートするくらいの緩やかさで、じわじわ変化をしてきましょう!!
生きづらいからこそ「変わりたい!」という願いが大きくなってしまいますが、変化という意味では同じようにすぐ結果を求めたくなるダイエットについて、漢方を使ってダイエット指導をされている医師の工藤孝文さんの言葉をご紹介させていただきます。
私のクリニックでは、患者さんを決して自己嫌悪にしないように、目標もわざと緩く設定し、順調じゃなくても明るく、やさしく接しています。
目標に向かって頑張っていると、つい過食してしまう自分を許せないかもしれません。
でも、あなたの中にはいろいろな自分がいます。まず、自分を知って、認めて、許してあげることで、長い目で見ると目標の達成に近づくのです。
「ゆるやせ漢方ダイエット」では、ゆるく、でも確実にやせるためには「自分にもゆるく!」とお伝えしておきます。
(引用:ゆるやせ漢方ダイエット/工藤孝文さん著)
「気楽に生きる」にもつながる「ゆるさ」を、自分が変わっていく過程でも大事にしてあげることが、遠回りしているように見えて近道なのかもしれません。
そしてもう一つ、頑張っているのにうまくいかないときや、考えてもどうにもならない自分を助ける魔法の呪文をご紹介します。
何をしてもうまくいかないそんな時は…
とりあえず、保留!!!
と自分に宣言して、おいしいおやつを食べたり漫画やドラマを見たりして、頑張るのを保留にしちゃいましょう。
大丈夫。
長期戦でゆるくやっていくのですから、時に保留にしてあげてもOKですから。
また、Eさんの中で後悔してしまう事柄を頭の中で考え続けずに、紙に書き出してみるのもオススメです。
書き出すことで頭から取り出せるという利点もありますが、そこにたくさんの後悔が並んでいるのを目にしたら、「こんなにたくさんの後悔を抱えて…つらかったね」と自分をギュッとしてあげてください。
いっぱい抱えている自分を見つけてあげて、優しくしてあげてくださいね。
うんと長くなってしまっていますが、もう少しだけお付き合いください。
私はグリーフケアを学んでいますが、後悔に関してこのような言葉が出てきます。
なにかを「して」も後悔。「しなくても」後悔する。
グリーフケアは死別後の喪失感を和らげていくためのものですが、愛着のある大切な存在をなくすと、ほとんどの人は『後悔の念』を抱きます。
ご遺族の方のほとんどの方が、後悔の想いを吐露されます。
後悔は、愛するものや大切なものに対して抱く感情です。
どうでもいい対象には「あの時こうしたことがいけなかったのでは?」「もっとできたことがあったはずなのに」とグルグルと強い後悔の気持ちを抱き続けられません。
なぜなら、どうでもいいから。
後悔の感情は、自分にとって大切なもの愛するものを教えてくれるものです。
Eさんが「何をしても悩み後悔する」、自分の行動や思考、性格に対して悩みを持ち公開の感情を感じるということは、自分のことを心から愛してあげたいからではないでしょうか?
愛する自分だからこそ、変わりたい・変えてあげて生きやすく笑顔にしてあげたいと願うんですものね。
そんな「自分を愛するがゆえに起きている後悔」だとしても、後悔している時間はつらいものです。
後悔しているときって、その場で思考がグルグルしてそのことで頭がいっぱいになってしまいますよね。
後悔の最中は思考が過去に飛んでいて、今を生きれていません。
あっ、後悔してるな!と思ったら、自分の胸に優しく手を当てて「その時の私は、これしか選べなかったんだもんね。その瞬間のベストがこれだったんだから、しょうがないよね」と言ってあげましょう。
どんなに手を尽くしたくても、過去に戻ることはできません。
その時の自分には、それしか選べなかったんです。
瞬間瞬間のベストを尽くしているはずです。だって、後から後悔したくないから!
後悔は「今の自分」だからできるんです。
追い込まれて余裕のない自分ではなく、今たっぷりと時間をとってシュミレーションできるから「別の手がある」と気付けるんですものね。
そして、後悔で頭がいっぱいになっていると気付いたら…
別の集中できそうなものに、いったん逃げちゃいましょ!
これまで自分を後悔させて責めても、現実が良くなっていないのですから「逃げる」という別の手を試してみるのもアリですよね。
先にも書きましたが、気楽に緩める「好き」なことに逃げてもいいですし、手軽にリラックスできるマッサージを受けてご褒美しちゃうなんていうのもOK。
他には、お笑い番組やモノマネ、楽しいYouTubeでケタケタ笑うのもいいですね~。
後悔しているときって笑っていませんよね。
だから、笑えることに逃げて、自分を助けてあげましょう。
また、どうせ後悔するなら『後悔するたびに100円貯金』をしてみる!
1か月後に貯金箱を開けてみて、「こんなに後悔したんだ。苦しかったね。」と自分に優しいまなざしを向けてあげた後、全額まるっと自分を笑顔にしたり癒すためにご褒美としてパーッと使っちゃいましょ!!
いろいろと書かせていただきましたが、自分のことを好きになれず変わりたいと願う時は、変われない自分に気落ちしたりもどかしさに泣けてきちゃいますが、
そんな自分、ダメな自分、変われない自分のことを決して責めないでください。
そして、優しく自分をゆるめることを意識して増やしてあげてください。
どうか心配をしすぎないでください。人間は、自分で後始末ができるいきものです。命を終えることに、難しい技術も訓練も、リハーサルも、必要ありません。人は誰でも、そのときがくれば、まるで呼吸をするように、自然に旅立てるようになっています。
(引用:まずは、あなたのコップを満たしましょう/玉置妙憂さん著)
最後になりますが、時々揺れ動いて「生きているのってつらないぁ」と思う私が、時々思い出す言葉をご紹介させていただきました。
今すぐかどうかわかりませんし、どんな風に逝けるのかは全く分からないけれど、人はいつか必ず死にます。死ねます、という言い方もあるのかな?
玉置さんの言葉にあるように、その時が来たらまるで呼吸するように自然に命を終えることができるのだと思えば、死がくるのを目標にて生きてもいいのだろうと思っています。
何かすごいことを成し遂げたり、なりたい自分になり切れなくても、自分を今より許せるようになって、命がふっと消えるまでの時間を淡々と自分の好きなことをしながらゆるゆると「ただ生きる」のだって一つの生き方ですものね。
私も時につまづきながら、大変だなぁ…なんて泣いちゃう日もありつつ生きています。
Eさん、ともにゆるゆると頑張りすぎずに生きていきましょう。
私を見つけてくれて、大切な気持ちを届けていただけたこと嬉しかったです。
ありがとうの想いと、今日の自分責めがちょっとでも緩むことを祈って。
マミコより