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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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「ラーラーラ、ララーラー」のワーク ~どんな出来事にもあなたという主役がいるから~

今日はGW頃の陽気って言ってた通り ホッカホカでしたね

3月の真ん中とは思えないくらいの陽気で、今日は羽織物もいらずの青空の日曜日でした。

東京に住む妹夫婦が帰省して来ていたこともあり、昨晩は「お尻脇の傷」もだいぶ落ち着いたギンちゃんと仁くんも一緒に実家に泊まりに行きました。
傷がひどいときはギンちゃんもストレスになるだろうということや、傷から出る膿などで実家を汚してしまうのでしばらく週末も実家に帰らずだったので、久しぶりの「モフモフチーム」に会い、父は大喜び。
仁くんを従えてお膝に載せながら、WBCを観戦していました。

ふっくらすると、色々判別が付きづらいと分かったたべっ子たち

久しぶりの実家で妹たちとのお喋りで盛り上がり、持参したレモンサワー(500ml×4本)が瞬く間に消えました。ヒック。

少し前にコンビニで見つけて気になって買っていた「たべっ子どうぶつ」の厚焼きチョコがけタイプをおつまみ(?)に持って行ったのですが、ふっくらとしたビスケットは裏側から見ているとどれも似た形に見えて動物が判別できず。
ネコはふっくらすると耳がめちゃくちゃ申し訳程度に残ってはいたものの、ネコ??という形なのもかわいい。

たべっ子動物は、こどもの時から好きなお菓子なのですが、最近はイチゴやミルクティーなどのひたひたした感じの「食感も面白い」ものがたくさん出ていますよね~。
次はどんなものが出てくるのかな??楽しみです。

* * *

今日も突然ではありますが、どうしたって思わずウルッとしてしまうCMと言えば、小田和正さん×様々な写真で構成されている「明治安田生命」が挙がれると思います。

その「小田和正さんの歌に乗せて、登録した写真でオリジナルCM風の動画を楽しめるサービス」というのがあると聞き、少し前にスマートフォンの中に入っている写真を登録してオリジナル動画を作ってみたら…

なんでかすべての写真に紐づく記憶がよみがえってきて、最後に泣く

という体験をしました。

オリジナル動画は全部で4種類。
「言葉にできない」「たしかなこと」「愛になる」「風を待って」から好きな歌を選んで作れて、最後に表示されるメッセージも選択肢から選べます。
※動画は利用規約でSNSや多数の人に見える場所には乗せていけないので、とっても残念ですが私が作ったものは乗せずに個人で楽しみました。

全部で9枚の写真を登録できるのですが、いざ作ってみようと思ってスマートフォンの写真を見たら、撮影しても消さずにスマートフォンの中に残している写真は、みんなそれぞれに『私にとっての思い入れ・思い出』のある写真なので、じっくり見てしまうといろんな気持ちが蘇ってきました。

スマートフォンの中にあった一番古い写真はコレです。

絶尾手術の後の麻酔が切れずにトロンとしているギンちゃん

少しトロンとした目をしているギンちゃん。
最初の夫婦問題が起きて間もなく、豹変した態度で私に接する元・旦那さんと、悲しみに暮れて痩せこけていく私。
ぎくしゃくした空気の中で、ギンちゃんも仁くんも不安でいっぱいになり、ギンちゃんは尻尾を執拗にグルーミングしたり噛んだりと自傷行為を行い流血。
尻尾なので動くたびに出血してしまい、エリザベスをつけても口が届いてしまい、ガーゼや包帯で保護してもうまく行かず、貧血が酷くなってしまい断尾手術をすることになりました。

飼い主として「幸せにする」と決めていたのに、私のふがいなさで不安定にさせてしまって手術を受けさせることへの申し訳なさで胸が痛かったな…。

手術を終えたギンちゃんをお迎えに行ったら、まだ少し麻酔が残っているのかぼんやりしていて、お水を飲もうとしてこぼしたりしたっけ。

この写真は、手術を終えて帰ってきたその晩の、まだ少し麻酔が残っているギンちゃんの姿。

この時の私は、すごくすごく辛かった時期でした。
現実がこうもうまく行かないんだ…って泣いて、眠れずに激ヤセし、その中でギンちゃんまで不安定にさせてしまって情けなくて申し訳なくて。
ギンちゃんの前で泣いたら心配させると思い、お風呂場でシャワーを出しながら号泣したっけ。

動画用の画像を選ぶ段階から、もうウルウルしてしまいました。

スマートフォンの中には、私が「家族として存在していた」時間の写真もいっぱいあり、何気ない風景に見える一つの写真にも、その時々に感じていた様々な感情があり、どれもすべて「大切な私の過去」。

迷いながら9枚の写真を「言葉にできない」の音楽に乗せたものと、もう9枚を「たしかなこと」に乗せて作り再生したら、音楽が相まって感情が動いたうえに、自分が選んだ最後に出てくるメッセージがガツンときて号泣。

もうこんなに苦しいなら恋なんてしたくない…と思うくらい辛かった失恋も(私の場合は、結婚後にも失恋をするという苦い経験になりましたが)、こんなに楽しかった当たり前の毎日も、ちょっと特別な旅先でのシーンも、フラワーアレンジメントを習っていた時に撮った作品写真も、その時々に『どんな思いだったのか』という、自分が主役での感情がくっついていて、だから音楽と短いメッセージに刺激されて涙腺が緩むんだなぁ~というのを体験しました。

フラワーアレンジメントは、苦しくてどうにもならなかったうえに、自分のことも分からなくて「好き」なことをしよう!と言われても何をしたらいいのか分からず…。少しでも好きなことを探そう!と挑戦したことで、作品の写真を見ると、その時の自分が健気で一生懸命だったことを思い出します。

自分のことが何も分からなくなるくらい、私は私を無視して生きていました。私のことが分からない…と途方にくれながらも自分の声を聞こうとしてくれたあの時間があるから、今の私があります。
自分を甘やかすなんて全くできず、自分を責め抜いていた私が、試行錯誤しながら私のために頑張ってくれた日々があるから、今の私は「日々を幸せだ」と笑って暮らせています。

ありがとう、私。
私を諦めずに付き合ってくれて、本当にありがとう。

他にも楽しかった旅行の時の写真や、引っ越しを決めて今のマンションについて間もなくの2魂との写真や、少しずつ元気を取り戻して前に進んでいた頃の写真、離婚してからの日々の一コマ、仁くんの心臓手術の後での面会での一枚を選んだ動画にも、ひたすら号泣。

たった30秒、たった9枚の写真で、こんなに泣いちゃうなんて。

小田和正さん、凄すぎる…

なんでこんなにも感情が刺激されて泣いちゃったかを考えたら、それはその1枚の写真に、自分が主役になって感じたたくさんの『感情』があるから。
嬉しい、幸せ、押しつぶされそうな苦しみや痛み、やりきれなさ、情けなさ、ビックリしたり、感動して震えたり、初めて見た時に圧倒された気持ちだったり、写真に登場する命たちとの絆や関係性だったり、その時々に自分が必死だったり全力だったり、ゆるんで心地よかった「時間」があったから。

どんな出来事も、自分がそこで様々な感情を感じながら体験してきたことです。
そしてそれが、自分という「ライフストーリー」であり、どれも全て、私という人生の大切な経験です。できれば体験したくなかったような、嫌な出来事も含めて、ね。

全部全部、自分が主役なんです。
あなたがいたから、あなたが感じたから、その1枚は「大切な1枚」として残っているんですものね。

でねでね、いつまで提供されているサービスかは分かりませんが、明治安田生命の動画作成サービスを使って手軽に過去を慈しみ感情を動かすのも素敵なのですが、動画を使わずにワークとしてもメチャクチャいいのかも!!!と思ったので、それを今日はご紹介して終わろうと思います。

題して:ラーラーラ、ララーラーのワーク

1)紙とペンを用意します

2)まずは、1年前のあなたの思い出に残る出来事(いい思い出も、悪い思い出も)を書き出しましょう

3)少しずつ過去に戻って行きながら、あなたにとっての印象的な出来事、後悔していること、大事件、幸せだったこと、やり残したことなどを書き出しましょう

4)自分史を作り終えたら、一旦休憩!自分の好きな飲み物を用意して戻り、深呼吸を大きく3回したら書き出した紙を広げます

5)小田和正さんの「言葉にできない」をBGMに流しながら、自分史を読み返しましょう

6)感情が蘇ってきた際に、その当時の自分にかけてあげたい言葉をかけてあげてください

7)最後に、その出来事全てが「私が主人公」だった出来事で、そこから傷ついたり成長したり、喜びや思いやり、人の痛みをを知れた財産だと、書き出した紙を抱きしめて自分に伝えてあげてください。

これまで、私が私でいてくれてありがとう。
これからも私という人生を、共に歩んでいこうね。

ラーラーラ、ララーラーという小田和正さんの歌声は、きっとあなたのこれまでの悲しみや喜び、怒りや幸せを優しく包んで愛おしいものへと変えるように、それぞれの出来事にそれぞれの色を添えてくれるはずです。

どの出来事も、あなたという主人公がいなければ成り立たない出来事で、あなたが何かを感じなければ記憶に残らないものです。
自分史を書く時に出てくる思い出は、痛みがあったとしても、あなたという人を作る上での何かしらのベースになっているものだから、それを否定も肯定もせずに「そうだったね」って受け入れて優しい見方をするために、ラーラーラ、ララーラーという小田和正さんの魔法を借りちゃいましょう!

ラーラーラ、ララーラーと小田和正さんの「言葉にできない」をご紹介しましたが、私は「たしかなこと」をBGMにして数年の自分を振り返ったら、体を折り曲げて泣きました。

私、頑張ってきたなぁって。
ありふれた日々の中にいた私は、精一杯生きてきたよね。
私、偉いね。私、凄いね。
私、ありがとう。

こちらは小田和正さんだけの歌声ではないのですが、もしよかったらBGMにして自分が主役の過去を抱きしめに行ってみてください。

* * *

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