(お悩み相談)今まで時折声をかけてくれていたご近所さんが、実は宗教信者で、気軽に誘われついていくと宗教講堂でした。
こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
私は髪が細くて切れやすく、コシがない弱いタイプなので、ドライヤーやアイロンなどの熱ですぐに痛んでしまうのが悩み。
さらに部分的にクセ毛で、どうしてもアイロンなどを使いたくなってしまい、少しでも熱に対するケアができたらいいなぁ~と思っていました。
そんな中、美容院で過去にやってもらった事のある「酸熱トリートメント」のシリーズから、熱を味方につけた「SUBLIMIC エアリーフロー シアーオイル」なる、ヘアケアアイテムを紹介してもらい買ってみました。
お値段は3,500円したかどうかという感じなのですが、使用料はセミロングでワンプッシュなので、思っているよりコスパは良さそうです。
使い始めてまだ1週間たっていないのですが、私の髪には合っているようで、柔らかく弾力が出てきた感じがして嬉しい!!
これからどう変化していくのかは、使い続けないと分かりませんが、悩んでいる部分をサポートできるいいアイテムに出会えるってありがたいですよね~。
最近買った熱に対するヘアケアアイテムをご紹介した後は(注:誰にも頼まれていない前置き)ブログに届いたお悩み相談をしたいと思います。
まみこ様。いつも心が疲れた時、優しくしてくれてありがとうございます。
私は結婚して2年で、頑張ってきましたが、心がポッキリ折れてしまいました。
今まで時折声をかけてくれていたご近所さんが、実は宗教信者で、私は、〇〇(身バレを避けるため伏せます。お寺に誘われました)に行かない?と気軽に誘われ、ついていくと宗教講堂でした。帰り際、入信するつもりはないのにお守り(実際は札)〇〇円と講堂利用料は毎月〇〇円と言われ、大パニックになり、主人や親族と相談し、お守りは最初に断ったほうがよいと助言され、断りに行きました。
伝わったのかどうかはいまいちわからないのですが、断りに行った際も推してきて、善意の押し付けの恐怖が、怖すぎて、あとから見張られてる、怖すぎて、睡眠薬を過剰摂取してしまい、あらゆる相談センターに相談しました。中には善意の恐怖が分かって貰えず冷たい対応に腹がたちましたが。昨日は恐ろしく家から出られませんでした。
もう物をいただくのもやめたいのですがどうしたらよいでしょうか。まとまりがなくすみません。
ご相談:さくらさん
さくらさん、こんにちは。
ブログへお悩み相談を届けていただき、ありがとうございます。
すぐにお返事が書けませんでしたが、その間も眠れているかな??と気になっていました。
どうですか?
少しは気持ちが落ち着いてきて、眠れてきていますか?
まだ胸はザワザワしますか?
> 私は結婚して2年で、頑張ってきましたが、心がポッキリ折れてしまいました。
さくらさんが具体的に何で心がポッキリ折れてしまわれたのか、具体的なことはお話をお聞きしていないのであくまでも推察での発言になってしまいますが、言葉の中に『頑張ってきた』とありあますので、さくらさんの持てる力をフルで使い切るまで、懸命に日々を送ってこられたのだろうと思います。
よく頑張りましたね!!!
私、一生懸命だったね!!!
と、フルで力を使い切って「充電が必要な今の自分」に対して、うーーんとヨシヨシしてあげてください。
ポッキリ折れるということは、折れてしまわないようにギリギリでしなっている時にも無理をしたということですものね。
「お疲れさまでした」を受け取ってくださいね。
> 今まで時折声をかけてくれていたご近所さんが、実は宗教信者で、私は、〇〇(身バレを避けるため伏せます。お寺に誘われました)に行かない?と気軽に誘われ、ついていくと宗教講堂でした。帰り際、入信するつもりはないのにお守り(実際は札)〇〇円と講堂利用料は毎月〇〇円と言われ、大パニックになり、主人や親族と相談し、お守りは最初に断ったほうがよいと助言され、断りに行きました。
予想外の出来事に巻き込まれてしまって、とっても大変でしたね。
宗教講堂という場所にいるだけでもドキドキされたと思いますし、言い方は悪いのですが「不意打ちでの完全アウェイの状態」に置かれたら、頭が真っ白になってしまうと思います。
戻られてからご主人や親族に状況を話して、断りに行くことができてヨカッタですね。
とはいえ、しばらくは心臓のバクバクした感じや不安な気持ちが体の中に残って、思い出すだけで冷や汗が出てしまう状況なのではないでしょうか??
恐れってとても強い感情なので、それが和らいでいくまでは思い出す度に体もキューーッと引っ張られて反応してしまいます。
さくらさんは何か身に付けたり、触れていると安心できるものはありますか?
柔らかいブランケットだったり、子供時代からずっと大事にしているぬいぐるみだったり、ペットと暮らしていれば愛らしいペットでもいですし、ギューッと抱きしめたり包まれたりすることで安心できるものがあれば、それを使って不安な時に側にいてもらってくださいね。
私は子供時代にちょっと病的な恐怖に襲われることがあり、それを和らげるためにずっと「健ちゃん」と名付けたクマのぬいぐるみを抱きしめてやり過ごしてきました。
今は発作のように恐怖がせり上がってくることはほとんどなくなりましたが、それでも一人暮らしの家にはちゃんと連れてきていて、何かあった時に助けてもらうように準備しています。
ぬいぐるみの話に関連して、過去のトラウマが襲ってきたときのことについて、別の方へのお悩み相談の中でお返事を書いている記事が、何かのお役にに立てれば…と合わせてご紹介させていただきます。
> 伝わったのかどうかはいまいちわからないのですが、断りに行った際も推してきて、善意の押し付けの恐怖が、怖すぎて、あとから見張られてる、怖すぎて、睡眠薬を過剰摂取してしまい、あらゆる相談センターに相談しました。中には善意の恐怖が分かって貰えず冷たい対応に腹がたちましたが。昨日は恐ろしく家から出られませんでした。
善意であり、その方が信じていて「すごくいい」と思っているからこそ、伝えてあげたい!!という熱量があるのでしょうけれど、断るってとても嫌な気持ちになるものですよね。
断るのが得意な人って少ないと思うんです。
断ることで生まれる罪悪感のようなモヤモヤしたものもありますし、どうして分かってくれないの?!という怒りや悲しみも生まれますものね。
ご近所さんで、話しかけてきてくれる=側にいる存在でこちらを見ている
と感じちゃいますし、物理的な距離が近いと離れきれずに気持ちがグラグラしちゃいますよね。
冷たい対応もあったかもしれませんが、相談センターでいろいろと事情を伝えてあることは、さくらさんの「身を守る」ためにできた素敵な行動だと思います。
睡眠薬の処方があるということは、さくらさんは心療内科への受診、またはかかりつけのお医者様がいらっしゃるのですよね??
不安が強くて動悸がしてしまったり、家からも出られないくらいの怖れに支配されているならば、信頼できる先生から「今必要なお薬」であったり「サポート的に話を聴いてもらえる場」を紹介してもらって、不安を一人で持つのではなく、援助してもらって和らげていくこともされてみてくださいね。
(きっともうしていらっしゃると思いますが、緊急事態ですもの、もっともっと甘えていいのでさくらさんの心を守ってあげてくださいね。)
見張られていると感じたり、さくらさんが眠れなくなってしまうくらいご近所さんの存在がさくらさんの心の中にある時というのは、心理学的な言い方をすると
・ご近所さんとの心の境界線があいまいになってしまっている
・ご近所さんがさくらさんの大事な「心の領域に侵入している」状態
だと思うんです。
物理的にはちゃんと距離はあるのに、考え事をするたびにそこにご近所さんが登場してきて、さくらさんに憑依してしまっているような状態です。
境界線を飛び越えて相手を侵入させてしまう人というのは、相手のことを傷付けないようにと気を使うことが多く、人の痛みを自分のことのように捉えることのできる、とても優しい人に多いのですが、きっとさくらさんも敏感に人の気持ちに寄り添えるのではないでしょうか?
すると、相手の気持ちをまるで自分のことのように受け止めて疲弊してしまい、気が付くと無意識のうちにその人に支配されてしまった感じになって、自分のこと以外で疲れてしまいます。
優しくて人のことを思いやれる人ほど、意識的にこんな言葉をつぶやいて「境界線」を持つようにすることで自分を守る力を育てることができます。
私は私、人は人。
お隣さんは、お隣さんにとっての正義や真理を持っていて、それをよかれと思っている。
私には私が思う正義や真理があり、それはお隣さんと違っていて全然いいこと。
そして、私の正義や真理、私の存在や心は私だけのもので、お隣さんに土足で入らせる必要はない。
私は私、お隣さんはお隣さん。
ご近所で気にかけてくれてありがとう。でももう、大丈夫だから。
アファメーションと呼ばれる「言葉にして呟くことで、その言葉を自分の耳が聴いて、無意識のレベルに届ける作業」なのですが、よかったらブツブツと呟いてみてくださいね。
今すぐ…という即効性はないのですが、ジワジワと効いてくるものなので、これを応用して「心の距離を取りたい物や人」に対しても、境界線を引くために使うことが出来ます。
この先もサクラさんを助けてくれる力になってくれると思うので、無理のない範囲でやってみたい時にブツブツしてみてください。
また、気持ちを楽にするためにも「いざという時になったら、弁護士さんなどにも頼れるんだ!」ということも知っておくと心の荷物がちょっとだけでもおろせるかもしれません。
私は法律的な面では専門家ではないので、具体的にさくらさんの不安を取り除く助けになるご提案は何もできないのですが、心理カウンセラーでもあり弁護士さんでもある「小川正美 先生」をご紹介させていただきます。
正美先生は女性の弁護士さんで、心理カウンセラーでもあるので、相談センターでの悲しい対応のようなことはないと思います。
相談料はかかってしまいますが、聞いてもらって安心できてゆっくり眠れるようになれるのであれば何よりですものね。
自分が不安でいっぱいの時に、体にちょっとしたアプローチをしてあげて、自律神経を整えることもほんの少しではありますが効果的ですのでご紹介させていただきます。
1)鎖骨のあたりに両手をクロスするようにして優しく置いてあげましょう
・右の鎖骨のあたりには左の手のひら
・左の鎖骨のあたりには右の手のひら
2)自分を落ち込ませる嫌な出来事を思い出してください
3)右手、左手、右手の順に、鎖骨のあたりを交互に1秒間隔で軽くノックするように叩く
4)ただ2~3分、この動作を繰り返します
これは「バタフライハグ」と呼ばれるもので、自律神経に働きかける効果が確認されている「自分に優しい手当て」です。
ストレスやトラウマがあると、ネガティブな感情を生み出す右脳が暴走してしまいます。
その結果、ポジティブな思考を促す左脳の働きが低下します。
ネガティブな感情を湧き立たせる右脳の暴走を抑え左脳の働きを改善するのが、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)とよばれるものなのですが、ご紹介したバタフライハグには簡易版としての効果があるのだそうです。
ネガディブな感情が強いときは、脳半球のバランスが崩れ右半球が優位になっているのですが、左右のからだの部位に交互に刺激を与えることで、脳半球のバランスがとれるようになり、結果としてネガティブな暴走が止みやすくなるのだそうです。
これを繰り返していくと、嫌な出来事を思い出したときの悲しみや落ち込みが小さくなっていくという実験結果があるそうなので、これも即効性はないものかもしれませんが、不安な時の自分への「おまじない」のように、トントンと自分に優しい刺激を与えあげてみてください。
どこでもできますし、お金もかかりませんから!!
その他にも、過去にブログで紹介した「思考をちょっと落ち着かせて楽にさせる方法」もご紹介させていただきます。
あれこれ色々書きましたが、本当は身近な場所にいて「それは怖かったね。大丈夫だよ。」って抱きしめてもらえるのが一番安心できますし、そうできないことがとてももどかしい気持ちです。
直接のハグはできないけれど、新潟からさくらさんの不安が和らぐように、エアハグを送ります。
しばらくは不安の波が幾度となく襲ってくると思いますが、それもゆっくりと小波に変わっていくと思いますので、何か美味しいものを食べたり、暖かいノンカフェインのお茶を飲んだり、気分がよくなるようなアロマを嗅いだり、ご主人にギュッとしてもらったり、足湯をして温まったり…と、少しでもさくらさんがリラックスできるもので自分を楽にさせてあげられますように。
心を込めて。
マミコより