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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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ダメな私で良かった。その時は辛かったけれど、痛みを知って、良かった。

立体マスクのカラー版を ゲットしたですね!

3連休も「あっ」という間に過ぎて、今日からまた社会人生活のリスタート。

3連休の真ん中は「成人の日」でしたね!!
新成人の皆さん、おめでとうございます。
私は日曜日は実家に泊まりに行ったのですが、道中で振り袖姿の女の子たちの華やかな姿にニッコリさせてもらいました。

時事情報に詳しくない私だったので、成人の日のニュースで知ったのですが、2022年4月から成人の年齢が「18歳」に引き下げられるそうですね。ビックリ。

いきなり話は変わり、3連休の間に100均に買い物に行きました。
来月の入院を前に、あると便利だよ~と教えてもらっていた「延長コード」「ペットボトルに付けるストロー」などを買いに行ったのですが、そこで「500円の立体マスク」のカラー版も見つけちゃいました。

お正月過ぎに白い立体マスクをもらって喜んでいたのですが、白よりもベージュが個人的に使いやすい色なので、買えて嬉しい。
入院の際にも、不織布の使い捨てマスクを持って行く必要があるので、これを持って行こうと思います。

連休初日の夜(厳密には明け方)に、激しい雷鳴で寝不足だったのが応えたのか、日曜に実家に行ってご飯を食べているうちにウツラウツラ…と眠くなり、早目に就寝したのですが、昨日もなんだかぼんやりと眠気が抜けず…
新年早々、仕事に美容院やセミナーなどと予定が詰まっていたこともあり「オーバーワーク気味で疲れたのかな?」と、昨日の午後はゴロゴロと横になりながら過ごしていました。

が…
おやつの時間の午後3時を過ぎたあたりから、どことなく頭が重くなり、徐々に関節がミシミシいうような痛みを感じるようになりました。

イヤナヨカン。

夕方を待たずにお風呂をわかして湯船に浸かって暖まったのですが、だんだんと喉も痛くなってきて、晩ご飯を作る元気もないし…と、熱を測ってみたら『37.6』と発熱していたので、夜7時を前に早々にベッドに潜って寝ることにしました。

季節的にも「風邪」かな??とも思ったのですが、私は生理前に喉が痛くなって熱を出すことがあるので、もしや??と思っていたら、後者の方で、夜中に腰とお腹が重くなってきて「あぁ、こっちか」という感じでした。
生理前後って免疫力にも変化があるのかな??
なんにせよ、コロナもまた流行ってきているので生理前の発熱で良かったなぁとホッとしています。

夜の7時から朝の7時まで、たっぷり12時間(夜中に幾度か起きましたが)寝たこともあり、朝には熱も下がってスッキリしていました。

* * *

今日のお昼休み時間に、過去に読んだ「やなせたかしさん」の著書の一節を書き留めておいたものを読み返しました。

絶望の隣は希望です!』という本の中の一節なのですが、改めて読み返して胸がジーンとしました。

50歳ぐらいまで僕は、失意と絶望の連続でした。
ずーっと何十年ものあいだ、「自分は何をやっても中途半端で二流だ」と思い続けていました。
漫画家なのに代表作がないことが致命的なコンプレックスとなって、50歳過ぎても、まだスタート地点でうろうろしているような気持ちでした。
(中略)
まだ、この世に生まれて3年ぐらいという、文字も読めない、言葉も覚束ない子どもたちが、何の先入観もなく、純真無垢の塊で、アンパンマンに拍手を送ってくれた。アンパンマンをヒーローにしてくれた原動力は、小さな小さな批評家たちでした。
(絶望の隣は希望です!/やなせたかしさん著)

人生の中で、思うようにいかない事や「他の人には当たり前のことが、自分にとっては奇跡」に見えて泣けてくることってあります。

私が望んでいる事は、前澤さんの様に大金持ちになって成功して宇宙へ行く、というような大きな夢ではなく、周りの人が普通に手にしているように見える「家に帰ったとき、ただいまを言う相手がいること」「今日あった事をご飯を食べながら話せる旦那さんがいること」「大好きな人と一緒にいること」なのに、そんな平凡な夢が、どうやったら私の身に起きるのだろうか??と思ってしんみりすることがあります。

私は一度結婚をしていますが、その前にいくつかの失恋をしていて、その都度「なぜ私の恋はうまく行かないのだろう?」と、周りの女友達が結婚して行く姿を見ては焦ったり泣けたりしていた時期があります。

結婚して大好きな人と家族になる夢が叶いましたが、残念ながらまたしても振られてしまい、一人に戻りました。

今はとても元気で楽しく暮らせていますが、時々怖い夢やドキッとするような夢を見て夜中に目が覚め、急に大きな不安や寂しさに泣けることもあります。(朝になるともう大丈夫なんですけれど。)

いくら「自作自演」とはいえ、全くなんだってこんな悲しみや痛みを必要とするのか???と思う事だってあります。

でもね、私は私で良かったと思っています。
やなせさんの言葉を借りれば「何をやっても中途半端で二流」な私だから、何をやってもダメだと思って涙する人の背中に手を当てて「辛いよね。うん、そう思うのは苦しいよね。」って、一緒にその気持ちを感じられると思うから。

私は自分自身が「平凡が奇跡のように感じられる」と涙したからこそ、その悲しみに優しい絆創膏を貼れる手を持ちたいと思っています。

やなせさんは、失意と絶望の連続を生きたからこそ、言葉を話す年齢にもならない小さな子どもたちに愛される「アンパンマン」を生み出すことができたのかもしれません。
50代にもなってなお、コンプレックスを持ちスタート地点をウロウロするような焦燥感を感じ、中途半端で二流だという気持ちが誰よりも分かるからこそ、優しく暖かい話がかけるというギフトを手にしたんですよね。

暗闇のトンネルの中にいる時、そこからいつか抜け出せると思っても、かすかな点のような光すら見えずに、あまりの絶望に途方に暮れてしまうことがあります。
かつての私は、生きることをやめたくなるくらいに絶望したことがありますが、それがどれだけ苦しい日々だったか、実はあまりに苦し過ぎて記憶が断片的です。

でもきっと、絶望の暗闇の中で迷子になって、時に号泣し、生きることをやめたくなりながらも生きてきたから、同じように苦しい気持ちを味わってしまう人を、暖かい毛布で包むように抱きしめたいと思えるんです。
どれだけ辛く寂しいかを、知っているから。

痛みを知っているから、痛みを持つ人に絆創膏を貼る優しい手を持てる。
絶望を知っているから、小さな光を探す間にそっと背をさする暖かい手を持てる。

私はきっと、ダメだったからよかったんだね。
上手くやれない事や、辛かったことも、ドンくさい所も、泣き虫な所も、きっときっと、私の持つ宝物なんだもんね。

ダメな私「だから」良かった、なんていつか言える日が来るなんて想像もしていなかったけれど、そう言えた今日がじんわり嬉しいなぁと思ったおまみーぬでした。

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