お恨み帳を書く事に罪悪感を感じるあなたが、自分を責めなくていいと思えるように。
昨日、忙しさのピークの中にいた時に出掛けた「あずあずちゃんが夢を叶えて移住したCradle(クレイドル)のこと」をブログで書きましたが、サトヒちゃんとお茶をしたオシャレカフェでみつけた美味しそうなマフィンを3つほど、私の留守中にギンちゃん・仁くんを見てくれていた妹のために買って帰りました。
妹は私のマンションに泊まってくれていたので、お土産にしたマフィンを二人で半分こにして食べましたが、これがすこぶるおいしくて感動。
美味しかったのでまた食べたいなぁと思い、通販とかやっていないのかな??とお店の情報を調べてみましたが、どうやら通販などはないようなので、次回Cradleにお邪魔した際にも買って帰ろうと決めています。
在宅勤務なのでお菓子作りする時間も捻出できそうなときにマフィンを焼いてみようかな??
こんなにおいしくするコツが知りたいなぁ。
楽しかった旅の記録を、師匠である根本さんも本日のブログで書かれていました。
で、この中でみんなでUNOをしたことが書かれているのですが、師匠への忖度をしなかった(というより、攻撃したことが理由で)どうやら
根本さん所有のかなり強力そうなお恨み帳の中に「マミコ」の名を刻まれる
という「恨まれる・呪われる側」に選ばれるという体験をしちゃいました。WOW。アメイジング!!!
お恨み帳には怒り・嫉妬・妬み・そねみ・呪い…
何でも良いから「ムカつく」「氏ネ」などの罵詈雑言を書いていいし、とことんネチネチと悪口・暴言を書いていい、と提唱されていますし、私自身「手放しをしたかった」相手に対して、お恨み帳を書いたこともあります。
もちろん、自分の中にある「禁止している怒りなどの感情」を解放するための安全な場所でもあるので、お恨み帳をガンガン書いていいし、むしろ書いちゃおうゼ!と鬼畜生としても勧めていますが、お恨み帳が苦手、書く事に罪悪感を持つという方もいらっしゃると思います。
私もお恨み帳は実践したことがありますが、どうも性に合わず…
私の場合は「呪う」「怒りをぶつける」という事への抵抗よりも
圧倒的な悪口の語彙力のなさゆえに、
小学生低学年レベルの暴言しか出てこない
という「トホホ」な気分になる事が性に合わない一番の理由なのですが、多分それだって「誰かに対して悪い言葉で罵る」という事をずっとずっと禁止してきたがゆえに経験値が足りないという事でもあるんですよね。
私が書いた過去のお恨み帳なんて、最大級の怒りは「氏ネ」をひたすら繰り返すくらいで(← いや、十分悪いけどな!!)
・バカ
・ハゲ(呪っている相手はフサフサだけどね…)
・デブ(呪っている相手は中肉で太ってないけどね…)
・足が臭い(呪っている相手より私の方が臭いけどね…)
・蚊に刺されろ(これは地味に嫌だよね…)
くらいしか出てこなくて、子供のいちゃもんみたいな言葉しかなくて「お恨みの波に乗り切れない」ゆえに不消化だという理由ですが、そもそも誰かに対して「怒りを持つ」という事にすら罪の意識を感じる人ってきっとたくさんいると思います。
言葉選びだけではなく、私もやっぱりあまり気乗りしませんし、怒りを誰かに向けて持つという「パワー」があまりありません。
私の場合は怒りを感じると逃げることも多いですし…
ちょっと話は前後しますが、お恨み帳という「DEATH NOTE」を書いていい!という事を知って以来、
私自身が呪う側・怒りをもって相手を罵っていいと推奨する側
で見ることが圧倒的に多かったのですが、今回、自分がお恨み帳に名を書かれる「呪われる側」というのを初めて体験して気付いたことがありました。
おまみーぬ、ある程度の妙齢だけれどまだまだ「初・体・験♡」な事が残っているんですよね。むふ♡
師匠がブログで書かれていたお恨み帳への記名は、あくまで「かわいい呪い」ではあるけれど、これだって
ある程度近い存在になれているから
名前が上がるんですもんね。
もしも私がお弟子さんになっておらず、根本さんとUNOをするような機会がなければ、呪いをかけられたり「いつか覚えてろ!」と冗談でも思われるような事ってないんですよね。
言い換えると、お恨み帳に名を刻まれるというのは、その人にとって「とっても深いところまで近付けたからこそ」という事。
例えば、朝の通勤途中ですれ違う時に「邪魔だ!」とか「チッ」と舌打ちするような人に出会ったとしたら、すごくムカつきますし、瞬時に脳内で
あいつに今日、災いが起きますように。
位に呪いをかけるようなことだってあるかもしれません。
呪わなくとも「何なのあの人?不愉快。ムカつくーー!」と苛立ちを感じたり、悲しい気持ちになってションボリしたりすると思います。
でも、その気持ちっていつまでも持ち続けませんよね??
なんとしてもその思いを消化させたい、この怒りを何とかしたい、あの人への思いを手放したいからお恨み帳を使って真剣に向き合う、なんてことを通りすがりの人に対してはしません。
お恨み帳を使ってまでも「その人に対する感情を整理して手放したい」と思う相手と言うのは
あなたにとって、とっても深い関わりだったり
あなたの人生にとって、いい悪いは別としても「影響を与えた(ている)」人だという事。
私が人生で初めてのお恨み帳を発動させたのは、元・旦那さんとお相手の女性に対してでした。
といっても、私はお相手の女性については「知りたくなかった」こともあって、彼から聞いたわずかな情報(これも私が効き出したというよりは、彼が罪悪感から私に伝えた彼女の断片的な情報)しかなかったので、お恨み帳に書こうと思っても気持ちが入らず、彼女に対しては
なんでそんなことするの?
なんで私の大事な人を奪うの?
なんで私の幸せを粉々にしたの?
というような泣き言だったのですが、私はバリバリに元・旦那さんに執着していて苦しかったので、彼を手放したくてお恨み帳にも向き合いました。
泣きながら、もがきながら、お恨み帳に向かい合ったなぁ。
それでもスッキリするよりも「好きな人に怒りを持つ自分」を責めたりもしました。罪悪感、恐るべし。
「好き」の反対語は「嫌い」ですし、「愛」の反対語は「憎」と辞書には書かれているように、私たちは「好き」「愛」という感情が行き場をなくしたり、愛を使うことが出来ない時に『怒りや憎しみ、嫌うという事を使って』、相手に関心を持とうとする健気さを持っています。
嫌う・憎しみを持つことにもエネルギーがいりますから、相手を自分の心の中に住まわせてとっても近くに感じているんですよね。
私たちは興味のない人・心が動かない人に対して「無関心」でいます。
チラッと一時的に心が動いたとしても、お恨み帳を使ったり、手放しをしようと涙を流したりするようなことはありません。
お恨み帳を使ってまで何とかしようとしている、というのは
それだけその人があなたにとって「大切な人」であったり「影響力のあった人」だという事の証ではないでしょうか??
そうだとしたら、お恨み帳に名を書かれる人というのは
「あなたという人の人生に強い関わりがあったで賞」として、あなたの書くお恨み帳に名を残している
と言う見方ができますよね。
それだけ強く関われる・強烈に覚えてもらえる・手放そうと思うくらい大きな存在になれたというのは、見方をちょっと変えると「光栄なこと」ともいえる事ではないでしょうか??
大好きだった彼との恋が終わって、この思いを断ち切りたくてお恨み帳に向かう。
それはそれだけ強く深く、誰よりも彼を思っていたからこその行動ですよね。
お母さんに対する様々な感情を処理したくてお恨み帳に向かうのも、お母さんに分かって欲しかった・愛して欲しかった・関わって欲しかったという思いがなければ「傷ついた!!」と恨んだりしませんし、お恨み帳を書いてまで何とか気持ちを整理したいと思うくらい大きな存在なんですものね。
あなたのお恨み帳に名を残せる人・登場できる人って、誰でもいい訳ではなく「あたにとって大きな存在」の人。
それだけ誰かの心に残ることが出来るって、そうそうありません。
お恨み帳に刻もうとしている相手に対して「私が深く思った人」っていう見方をしてみると、恨まれるくらい・怒りに燃えるくらい関われた存在として
表だった表彰状とは形が違うけれど
私の中に「住みついてくれたで賞」を贈呈していると思うと、罪悪感が緩まるような気がしませんか??
お恨み帳は出来ればあまり発動したくないノートですよね。
誰かに対して怒りを持つことや、誰かを手放すなんてあまり気持ちのいい事ではないですもの。
けれど「それだけの向き合い方をしてまでも」その人を許したい、その人を忘れたいと思うくらいの人との付き合い方ができるって、見方を変えたらとっても素晴らしい事ですものね。
あなたがお恨み帳を発動しなくてはいけないくらい、心的距離が近い人がいるという事を、罪悪感を持つよりも「私はこの人を愛したからお恨み帳にこの人の名を刻むんだな」「私に対して望ましい形ではなくとも影響を及ぼした人としての名を刻んできるんだな」という風に相手を見てあげながら、思いっきり鬼畜生になってお恨み帳に書き込んじゃえたらいいですね。
あなたのお恨み帳にはそうそう簡単に登場出来ないからこそ、お恨み帳に書かれるって「すごい事」なんです。
そんな風にちょっとだけ視点を変えてみて見ると、罪悪感がちょっとは弱まるかもしれませんね。
お恨み帳は決して悪いものではなく、あなたの心を解放するための場です。
だからどうにもならない思いを燃やすために、お恨み帳を使う際に自分を責めてしまい過ぎないように、罪悪感を少しでも持たなくなれたらいいなと思い、お恨み帳に名を書かれたことから考えた見方についてお届けしました。
しかし、お恨み帳にまで「マミコ」が登場できるなんて、私も鬼畜生として出世(?)したもんだなー。
なんちゃって。えへへ。