【ココロノマルシェ】コロナ禍のストレスと隣人の騒音ストレスにより突発性難聴になってしまい、今後が不安で仕方ありません。
プリン単体でも美味しいのに「ア・ラ・モード」というおフランスな風を引き連れてオシャレに生クリームやフルーツを添えられたら、幸せも倍増よね!!
甘いものが食べたいなぁ、と近所のスーパーのスイーツコーナーをのぞき思わず買ってしまったささやかなご褒美スイーツ。
ギンちゃんが言う通り、プリンを嫌いな人っているのかな?って思うくらい滋養がある美味しさだよねー。
小さな糖分補給をしたよ!という個人的で誰トク?!な話をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
コロナ禍のストレスと隣人の騒音ストレスにより突発性難聴になってしまい、今後が不安で仕方ありません。
今実家に避難して休暇を取っているのですが、実家も毒親と祖母も癖が強いので、疲れます。
引っ越すにしても、派遣社員なのでそれだけの財力もありません。実家から通うには職場は遠すぎます。
今後を考えると不安と自分に対する無価値観がすごいです。
どのように考えていったら鬱気分が改善していくでしょうか?
よろしくお願い致します。
相談者:みーさん
みーさん、こんにちは。
突発性難聴の具合はいかがですか??
ストレスからくるものであれば、ストレスを感じないように治療に専念できればいいのですが、今後への不安を抱えていると気持ちが簡単には休まらないですものね。
ストレスが引き金となって体に病気として現れるって、それだけ「耐えちゃった」「頑張りすぎちゃった」という事なんですよね。
もう限界だよ!!という状態になっているのに、まだまだ!と頑張らせようとしてしまうと、本当にもう休まないと大変だからと、体が病を通して休むように・立ち止まるようにと「強制的」に休みを取らせようとします。
休むことが何より大事だよ。
と、病気を通して休むことを余儀なくされているはずなのに、普段から頑張ることが当たり前になってしまう「頑張り屋さん」ほど、休むことに罪悪感だったり痛みを感じ、落ち着かずに苦しい気持ちを抱えてしまいます。
> 今後が不安で仕方ありません。
病と闘っている時や、疲れ切って頑張れる力がない時はどうしたって気持ちは「不安」な方に引っ張られてしまいがちです。
ストレス性の病気になって「療養・安静」を余儀なくされるほどいっぱい背負い込んでいる状況で
わーい!休めるぞー!!!
って思えませんよね。
「休むしかない」と理解はできても、休んじゃだめだ、このままではだめだ、と早く良くなろうと必死になっちゃうくらい「頑張り屋さん」だからこそ、ストレスを大きく溜め込んで耐えてきちゃったんですものね。
周りに気を使い自分を抑え、いろんなものを飲み込みながらも「繊細」に感じ取る人ほど、不安を抱えながらも自分を我慢させます。
みーさんは「不安で身動きできない自分」「鬱のような悲しい気持ちを抱えている自分」に対してどんな気持ちを一番強く感じていますか?
私がもしもみーさんを目の前にして話を聞かせてもらっていたら、そっと背中に手を伸ばし、ゆっくり幾度もさすってあげながらこんな風に声をかけると思います。
– – – – – – – – –
ずっと頑張ってきて偉かったね。
いまもうーんとしんどいのに、何とか状況を良くしたいと頑張っていて本当にすごいよね。
ずっと辛かったんだよね?
ずっと寂しかったんじゃないのかな?
ずっと我慢してきたんだよね??
立ち止まるって勇気が必要だからすごく怖い事だと思うけれど、体がSOSを出すくらいに「もう頑張れない」みーさんに今必要なのは「優しくしてあげること」じゃないかな?
白旗をあげて、ただ休んでみない?
大丈夫だよ、また歩き出せるからね。
だからいっぱい泣いていいし、不安に思ってもいいし、自分を不甲斐なく感じてもいいし、そうするしかできない「今」のみーさんでいいんだよ。
みーさんがみーさんのままでいていいんだよ。
– – – – – – – –
限界にいる時、傷だらけの時、泣いている時はうーんと自分に優しくしてあげる言葉何より大事だと思っています。
私はゲームに詳しいほうではないのですが、RPGゲームで自分の力(パワー)がなくなってきて戦う力がなくなると、パワーを回復させるためのアイテムを使って一時的にパワーを回復させますが、フルパワーに戻ることはなく一時的に少しだけ力が戻るものの、ちょっとしたことで傷を負い戦闘能力を失っていきます。
きちんと戦えるようにするためには、ちゃんと宿に泊まって「休息」が必要で、それは自分がゲームしている時にもしかしたらすごくいい場面であったとしても、わざわざ一度そこから離れてでも休まないといけなくて、とても時間をロスしてしまうようにみえます。
でも、必要だから休むんです。
そして休むことで「歩き出せる状態に戻る」事ができるんです。
みーさんにとって「今は無理せずに休むことが一番大事」な時間です。
そしてそうするしかない事を頭では理解出来ていても、不安を「感じる」気持ちがあるのもまたしょうがない事です。
私たちは「自分の気持ちを理解してもらえない」「受け入れてもらえない」と感じた時にとても傷付きますし悲しい気持ちになります。
不安になるのはいけない事ではありません。
不安な気持ちって楽しいものではないのでできれば避けて通りたい気持ちではありますが、ストレス性の病気になって「楽しい!ワクワクする!!」と思えることの方がまれですし、ポジティブに考えられたらいいとは思うけれど
【ポジティブに気持ちを切り替えなくてはいけない】なんてことは、誰が決めたんでしょう??
今起きている出来事に対して不安を感じている状態なのに「不安を感じたり鬱々していてはいけないんだ!」って思って自分を責めるのは、すごくしんどいですよね。
みーさんが今置かれている環境下で「不安」だと感じている。
感情には本来、いい・悪いはなく、こう感じたら「正解」でこう感じたら「間違い」なんていうものはないんです。
それなのに、不安を感じちゃいけない!!って禁止してしまっていたら、禁止を破って不安がせりあがってくるたびに自分を責めて苦しくなって負のループが回りだしちゃいますものね。
> 今実家に避難して休暇を取っているのですが、実家も毒親と祖母も癖が強いので、疲れます。
> 引っ越すにしても、派遣社員なのでそれだけの財力もありません。実家から通うには職場は遠すぎます。
休暇を取るしかなくて実家に身を置くしかない「今」クセの強い人に囲まれていて疲れてしまうみーさんは「しんどいのに周りに気を使うことが疲れる」のであれば「自分を抑えて耐えようとして疲れちゃうんだね」と、みーさんがみーさんの気持ちを聞いてあげて受け取ってあげてください。
心に専属のカウンセラーさんを置いたり、自分の話を優しく聞いてくれるお友達になってあげるような気持で、沸き上がっている感情・気持ちをただ「そうなんだね」と受け取ってあげるように接してあげてみてください。
みーさんが感じている気持ちに「間違い」などというものはないですし、湧き上がってしまった気持ちを「無理に消そうとしなくていい」んです。
だってそこにあるんです。
みーさんの大事な大事な心が。
みーさんの心は「ストレス性の病気になってしまい、未来が不安でたまらないのが辛いんだ」「私の気持ちを誰か分かって欲しい」「私の事を大事にして欲しい」って言っているんですものね。
まずは、しっかり休みを取りながら「そうだね、私は今不安が強いんだよね。動けないからなおさら焦っちゃうし、家にいると気が滅入っちゃうから苦しいね。そして焦って前に進もうと頑張りたいのに頑張れない状態ももどかしいよね。いっぱい辛い気持ちを抱えているね」と、みーさんの気持ちを分かってあげることをしてあげませんか?
私の中に我慢させて禁止してきたたくさんの気持ちがあるんだね。
ホントは分かって欲しくて「しょうがないよ」って笑ってほしかったのに、ずっとそれじゃダメだ!って言ってきちゃったね。ごめんね。
今のみーさんの気持ちを知りたいな。
どんなことでもいいから教えてね。話してくれて、ありがとう。
こんな風に自分の「気持ち」に寄り添う事からスタートしましょう。
その上でしんどい方法を抜け出すためのみーさんにできる方法を探っていきましょう。
みーさんの「不安」な気持ちは何も間違っているものではないですし、みーさんはみーさんでいていいんです。
> 今後を考えると不安と自分に対する無価値観がすごいです。
「無価値感」というのは、自分を犠牲にして我慢をすることを積み重ねてどんどん強くなっていきます。
無価値感が【すごい】状態なのであれば、何かをしなければ愛されない・何もしない私は愛されてはいけない(居てはいけない)という思いがものすごく大きくなっているはずですから、動けない・休むしかない・何も与えられない自分にたいする「自己攻撃や自己否定」でずーーっと「休んでいる」自分を虐めているのではないでしょうか?
今まで愛されるために・受け入れてもらえるようにと、一生懸命に「頑張る事」でみーさんが生きてきたのであれば、与えるものがもうない状態まで枯渇して「自分のために休もうね」と体からの休息のサインを与えられた今の状態では、無力感と情けなさもいっぱい持っていると思います。
ずっとずっと頑張ることが習慣や生活の基礎になってしまっていたら、急に「休もうね」と頑張ることをしないようにと言われても、どうしていいかわからなくなっちゃいますよね。
みーさんはきっとたくさんの人に「愛を与える」「笑顔や心地よさを与える」「人に気を配り安心感を与える」ことをしてきたと思います。
その過去の実績があるわけですから、また元気になったら人に与えることのできる才能はあるのですから、与えるためにも・届けるためにも、まずは空っぽになってしまった自分を満たすために「休む」事を練習しませんか??
元気になっても頑張り過ぎたらまた休憩が必要になりますから、せっかくの「休まなくてはいけない今」を使って「休み方を習得する」と考えるのはどうでしょうか?
みーさんはゆっくりする、という事に対してどんな感情を抱きますか?
落ち着かずにソワソワしちゃいますか?
何もせずにお昼寝してしまうと自分を責めてしまいますか?
もしも「休憩中」の自分に罪悪感や情けなさを感じてしまったら、両腕で自分の肩を優しくトントンしながら声に出してこう言ってみてください。
いい?よく聞いてね。
みーちゃんは積極的な休憩を取ったんだよ。
この先元気になるために「積極的な攻めの休息」だからね。
今日もちゃんと充電して、ほんとに偉いね。
苦手なことに挑戦して、すごいね!
無価値感をたくさん抱えている人は、何かを差し出さないと自分の価値を感じられないのですから、何もできない時にどんなにか自分を責めるのでしょう。
責めるしかできない状況下でも「自分のために休もう」と【頑張って】いることは、簡単な事なんかじゃないですよね。
それをちゃんと褒めてあげましょう。
休もうとしている自分、未来のためにしっかり力を蓄えている時間に価値を見出してあげましょう。
休み方の習得をする!という意識で、ぜひ「みーさんにとって」心地よくボーッと緩める時間の過ごし方を開拓してみてくださいね。
お風呂にいい匂いのバスソルトを入れるとほぐれてゆっくりできますか?
お部屋でアロマをほんの少し焚いてみるとリラックスできるでしょうか?
美味しいコーヒーを作って飲むと「ほっ」としますか?
ソファーの上でお昼寝するのは心地よい時間ですか?
お花を飾ると気持ちが和らぎますか?
美味しいスイーツを食べる時間に「ふふふっ」と笑顔で緩めますか?
マッサージしてもらうと体の力は抜けますか?
温泉でただボーッと過ごす時間は好きですか?
ここで色々と休むための方法を試してみて、自分にとって「これは気持ちよかったな」と思えるものを知っておくことは、この先の未来で疲れた時に自分を癒す方法が習得できているということですから、積極的に休み方をマスターしておきたいですよね!
未来に対する不安は、考えすぎるとどんどん膨らみ自分を苦しめます。
私もみーさんと同じように「無価値感」がたんまりあって、未来の自分を想像して不安でたまらなくなる事を幾度も経験してきました。
今も完全にそれを手放せているかと言えば「まだちょっと…」という状態ですから、不安でたまらなくなってしまうみーさんの心情が想像できます。
そんな時は自分に対してこんな言葉をかけて、考えすぎるのをやめるように意識しています。
未来がそうなるって決まってるわけじゃないし、心配事の9割は現実にならないらしいよ!
もしもその1割に当たってしまっても、その時にまた何とかする方法を考えればいいし、分からない事や手出しのできない未来のことで「今」苦しむ必要はないんだよね。
もしも未来に苦しい思いや不安な状況がやってくるのだとしても、その時に対応すればいいんですよね。
何もわざわざ「先取り」して今から苦しまなくていいんだよ、と何度も自分に声をかけてあげて、不安な場所から離れるようにしました。
考え続けるとどんどん不安は膨らんで大きくなるので、ちょっと考えるのを離れるだけでも全然違うので、もしもよかったらみーさんも不安で震えている自分がいたら、自分に声をかけてあげてみてくださいね。
また、他にも私はこの言葉を自分に届け続けています。
どんな選択・どちらを選んでも人間は「絶対に後悔する」生き物らしいから、安心して選んでいいよ。
どっちを選んでも後悔するけれど、どっちを選んでも幸せになれるからね。
私たちは何かを決める・行動する際に選択が必要な場面で大きく悩みます。
どちらがより成功する道なのか?どちらのほうが後悔しない選択なのか?
でも、何を選んでも選ばなかった選択肢を「後悔する」という性質があると知っていれば、選ぶときに気持ちが楽になりませんか?
また、どっちを選んでも必ず後悔が付いて回りますが、どっちを選んでも自分にとっての幸せが未知の先にあると思えば、気持ちが晴れやかになりますよね。
そしてもう一つ、とびきりかわいいスヌーピーからも自分を楽にしてくれる言葉があるのでお届けします。
不器用が僕の専門なんだ。
Awkward is my specialty.
(スヌーピー)
器用に様々な事をこなせればいいですが、今はそうできませんよね。
休んでいる時にいろんなことを上手にこなせない自分に「不器用が今の私の専門だから!」と茶目っ気たっぷりに微笑みかけてあげられますように。
「無価値感」がある自分を今すぐにそのまま愛せなくてもいいんです。
犠牲しちゃう、人のために尽くしちゃう、頑張ろうとしてしまう自分のことをただ許してあげましょう。
とにかく責めることが一番辛いですから。
無価値感の根っこにあるのは「愛されたい私」ですから、一生懸命自分を差し出してまで愛されようとした健気なみーさんのことを、まずはギュッと抱きしめてあげることをしながら、少しずつ体の元気を取り戻したら、また未来を自分らしく歩いてく方法を考えましょうね。
後遺症なく難聴が完治することを心からお祈りしています。
どうかゆっくり休めますように。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。