【ココロノマルシェ】武闘派女子と上手くやっていく取り扱い説明書はないでしょうか。
ギンちゃんや仁くんにとっては『毒』であるチョコレイトは、私にとってはご褒美。
メルティキスは大好きなチョコですが、その中で一番好きなのはやっぱりイチゴ味。いつもはイチゴ味を買うのですが、限定のメルティと言われちゃうと、やっぱり買っちゃうよね〜
今年は「柚子」と言うことで、実はちょっと迷ったものの食べてみないと分からないし…と買ってみましたが、結論としては「イチゴの方が好き」でした。
限定味のメルティでは、去年だったか一昨年にはつばいしていた『焦がしバターキャラメル』が絶品だったのだけれど、焦がしバターキャラメルというネーミングだけでも「太れそう…」と恐怖におののきながら美味しさにトロけるという背徳感ある罪なお菓子。
私はレモン味は好きですが柚子味はそんなに…なので「ふーん」という感想になってしまいましたが、柚子味好きの人には是非!!というメルティ情報をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
こんにちは。当方男です。
折り入ってご相談したいことがあります。
私は結婚四年目。結婚してすぐ娘が生まれました。
何を隠そうその妻が自分でも認める自立系武闘派女子です。
この武闘派女子と上手くやっていく取り扱い説明書はないでしょうか。
妻の両親が離婚して母親が働きながら3人や子育てをしていたそうで、
一番末っ子の妻は小さい頃から母があまりいない生活が当たり前のように、自立した生活を送っていたそうです。
そのお陰か、社会人になったあと飲食店の社員としてバリバリ働き、成果もかなりあげていたようです。
そのかいあってか数年で店長を任されまして。
妻はバリバリだったので、バイトの男の子を仕事のことで詰問し泣かせてしまったり、男の社員さんにも物怖じせず物申したりなど武勇伝?も多いです。
そんなおり私と出会い晴れて結婚。
子供にも恵まれ生活をしているわけですが、
その頃の血が騒ぐのか、事あるごとに競争?が発生します。
気遣いも家事も子育てもそつなくこなす妻からみると私の行動には無駄が多いようで、イライラして、強く当たってきたり、冷たい言葉を発したり、ため息をついたりと上から目線での言動が日常的です。
私のほうに競争心があるから問題なのだろうか。
白旗を振ったらよいのだろうか。
白旗振ったところで、逆にイライラを助長させるような気もして動けずいます。どのように対応したら良いのかわからないのです。
気が休まらないので、どこか別の人や場所に癒しを求めたい衝動がおきますがなんとか踏みとどまってる状況です。
私の本音は、妻と愛し合いたいし仲良く暮らしたい。お互いイライラせず穏やかで安心できる関係になりたいと思っています。
私は何系男子なのでしょうか。それを踏まえた自立系武闘派女子の対応マニュアルを是非ご教授ください。
相談者:abzoさん
abzoさん、こんにちは。
奥さんが自立系武闘派女子とのこと。同じ武闘派女子として、ステキな結婚を叶えていて愛されている姿に胸が熱くなります。
武闘派女子とうまくやっていく「取扱説明書」とのことですが、先日師匠である根本さんのブログにabzoさんのお悩みに対する答えになるような記事があったので、お読みになられているかもしれませんね。
師匠の記事にお悩みのお返事となるものが全て書かれていたと思うのですが、その中にもありましたが
> 事あるごとに競争?が発生します。
> 気が休まらないので、どこか別の人や場所に癒しを求めたい衝動がおきますがなんとか踏みとどまってる状況です。
ということも、奥さんとの間に「自立の競争」があるから起きる原理なんだというのが詳しく解説されていました。
自立vs自立の「主導権争い」で勝った方が主導権を握り、負けた方はそれに従うことになる状態。
abzoさんのご家庭では奥さんが現在は主導権をお持ちのようですから、従う側であるabzoさんは師匠のブログの言葉を借りると「とても惨めで情けなく、悔しい気持ちでいっぱいですが、女王には逆らえませんから言う通りにするほかありません。」という状態なんですよね。
でも自立心はabzoさんにもありますから、不満や怒りが溜まり、それを癒す場所を求めて他の女性に気持ちを向けたくなっているのかもしれませんね。
『クーデター』と師匠のブログで称されていた浮気ですが、abzoさんはお子さんや奥さんを大切に思っていらっしゃるからこそ、踏みとどまりたい・奥さんともっと良い関係を築きたいと思っていらっしゃる事、本当に愛情深くてステキなご主人だなぁ、と思っています。
師匠のブログ記事を読んでいただけるとabzoさんの気持ちが楽になると思うので多くは必要ない…と思いつつ、私も奥さんと同じ武闘派女子なので、こうしてもらったら嬉しいと思うことや、せっかくこんなに愛して想ってくれているからこそ、abzoさんご家族が暖かく愛の溢れる幸せな時間を持てるようにと祈りを込めて、少しだけお話しさせていただきます。
> 妻の両親が離婚して母親が働きながら3人や子育てをしていたそうで、一番末っ子の妻は小さい頃から母があまりいない生活が当たり前のように、自立した生活を送っていたそうです。
この部分を読ませていただき、奥さんはまだ小さな「甘えたい(依存したい)」時期に、お母さんが一生懸命働き子供達を育てている姿を見て、甘えたい気持ちを押し殺して自立したのだろうと思います。
誰しもが大人になって行く過程で自立をして行きますが、子供時代に存分に「甘える」ことが出来ずに自分のことは自分でやらなくてはいけない!と自立せざるを得ない状態だったのだとしたら
甘え方を知らない
と言うこともあるのではないでしょうか??
お子さんを通して「甘える」「頼る」ってこう言う姿なのか…というのをボンヤリ理解することはあるかもしれませんが、自分が甘える事や甘える術を知らなければ、どうしたって自立したまま何でも自分でバリバリやるしかないんですよね。
何でもかんでも自分で抱えるのではなく、誰かに少し荷物を持ってもらいたいと思っても、どれくらいの量をお願いしていいのか、はたまたどうやってお願いしたらいいのか分かっていなかったら、頼りたくても頼れずに1人で抱えてイライラもしてしまいます。
> そんなおり私と出会い晴れて結婚。
男性に対してでも「意見を言えてやり込められる」奥さんが、abzoさんと結婚したいと思ったのは何故なのでしょう?
自立してバリバリと仕事をし、1人でも立てる力のある奥さんがabzoさんと「共に生きていきたい」と思ったのは何でだと思われますか??
> 気遣いも家事も子育てもそつなくこなす妻からみると私の行動には無駄が多いようで、イライラして、強く当たってきたり、冷たい言葉を発したり、ため息をついたりと上から目線での言動が日常的です。
無駄がなくそつなく何でもできてしまう奥さんにはない「余裕」や「無駄に見えるゆとり」が魅力だったのではないでしょうか??
また、結婚というのは「恋愛」とは形が変わり「生活」になっていきます。
恋愛中にかけてあげていた言葉をお互いにかけることがなくなっていったり、お子さんもいて仕事もして…となるとどうしても日常生活に追われる訳ですから、余裕もなくなって「これくらい分かるでしょ?!」と自分のものさしや基準で相手を見てしまい、ついキツイ当たり方をしてしまうことも増えてしまいます。
夫婦というのはとても近い関係です。
よく「夫婦は鏡」と言う言葉で表現されていますが、パートナーが見せている姿は自分の姿なんですよね。
奥さんに余裕がなく気遣いを示してくれていないのであれば、abzoさんも同じように余裕がなくてabzoさんなりの気遣いをしたとしても、それが奥さんに届いていない状態なのかもしれません。
子育てや家事など、どうしても女性のやりたいやり方や導線などもあり、協力しようとしてくれていても女性が思っているような結果にならず、逆にイライラさせてしまったり…ということもあると思います。
せっかく「助けになりたい」という気持ちがあるのに、それが噛み合っていなかったら残念です。
abzoさんは奥さんに対して、ご自分が「助けになりたいと思っている」気持ちを伝えるという事をしているでしょうか??
何をどんなやり方でしてあげたら、奥さんの助けになるのか?と聞いてあげているでしょうか?
夫婦というのはとても近い存在ゆえに「分かっているつもり」「届いているつもり」という事が案外多くあります。
ありがとうと思っている気持ちは届いている「だろう」。
愛しているという感情を理解してくれている「だろう」。
この「つもり」や「だろう」は残念ながら届いていないことが多いものです。
態度や言葉で何度も伝えないと、届かないことって本当に沢山あります。
奥さんから「優しい気持ち」「歩み寄りの姿勢」「感謝の言葉」を欲しいと願っているのであれば、それをabzoさんが先に差し出してみてください。
先日ブログの記事で書いたのですが、私たちの心は相手が示した「好意」や「嫌悪」を察して受け取り、それと同じものを返そうとします。(好意の返報性・嫌悪の報復性という心理効果です。)
奥さんが日常的に追われていることでイライラしている気持ちを感じ取り、abzoさんの気持ちが休まらず同じように不愉快になって外に気持ちを向けたくなるのも「嫌だ」というものを感じ取ってそれに応えようとしているからだとしたら、奥さんに対して「好意」を意識的に伝えることで、奥さんも好意を感じ取り同じように応えようとするのですから、先にabzoさんが「奥さんから受け取りたいものを与える」というのはとても効果的です。
また、いくら自立で何でも出来るとはいえ、それは「奥さんが頑張ってこなしている」だけで当たり前ではないんです。
奥さんの頑張っている姿や、家事育児をそつなくこなしてくれている事に対してどれくらい『ありがとう』という感謝を伝えているでしょうか?
感謝は伝え過ぎるということはありません。
惜しみなく、溢れるほどに「ありがとう」を届けませんか?
abzoさんも「あなたのおかげ」「助かるよ」「ありがとう」って言われたら嬉しいですよね。その言葉は何度聞いても心の中で弾んで喜ばしい気持ちになれるものです。
言葉で、態度で、照れ臭いようなら手紙にして、折に触れて「いつもありがとう」と奥さんのことを労い、感謝を届けてみてください。
また、女性と男性では「言葉」に対する感じ方や受け取り方が違います。
男性は言葉でコミュニケーションを取ることを苦手としていますし、あまり言葉に重きを置いていませんが、女性は言葉をとても大事にします。
だから「愛している」「ありがとう」という『言葉』を届け続けることは、とても暖かい愛の贈り物です。
何年も日照りでカラカラに乾いた土地に種を植えて花を咲かせようと思っている状態を少しイメージしてみてください。
土は水気がなく乾き、ガチガチです。
耕し始めても途方もなく硬く、幾日も幾日もひたすら耕してもなかなか柔らかくなってくれません。
けれど、諦めずに耕し続けるとやがて土は柔らかくなる手応えを感じ、そこに栄養素や水を与えて肥沃な土になるように工夫をしていきます。
だんだん土の状態が良くなり、やっと種を蒔くことができました。
そして種を蒔いてもまた、丁寧に水をあげ続け、芽が出たら日差しで焼けてしまわないように管理をして気を配り、長い時間の努力の結晶として、乾いた土だった地に花を咲かせる姿を見ることができます。
心も同じです。
奥さんの心は硬くなってしまっていたら、言葉や愛あるスキンシップを届けてもすぐには届かず跳ね返されるかもしれません。
けれど、諦めずに届け続けることで、ゆっくりと奥さんの心に浸透し、愛の花を咲かせることができます。
是非、愛や感謝を届け続けてください。
笑顔を沢山向けてあげてください。
また、先に「甘え方を知らない」という事を書きましたが、甘えていいんだよ・頼っていいんだよ、と少しずつでいいので言葉と態度で奥さんに「甘え方」を教えてあげるのも、外で着ている自立の鎧を家の中で少しずつ脱いでいくための力になります。
私も甘え方を知らずに何でも自分でやらなくてはいけないんだ!と勝手に荷物を背負いこんで自立し、結果として旦那さんだった人にクーデターを起こされて、浮気というとても痛く苦しい物を受け取りました。
浮気や不倫が「正しい・正しくない」という話は別に置いておき、浮気を知った時に私はとても傷つきましたし、とても悲しく苦しい体験をしました。
浮気をしていた旦那さんはどうかといえば、やはり苦しそうで大きな荷物を背負いこんでいるように見え、とても幸せそうではありませんでした。
浮気で悲しい気持ちや辛い気持ちになる人は沢山います。
パートナーである奥さんやお子さんも傷付きますし、自分の心も罪悪感で傷つけます。また、お相手である女性も同じように罪悪感や悲しみを抱えます。
だとしたら、わざわざ傷付く道を通らなくても幸せになるための「努力」をしてみる事は、少し先の未来でみんなが笑顔で暮らせるための素敵な努力だと思いませんか?
届かない思いを「復讐」というやり方を選ぶのではなく「先に愛を贈る」というやり方にする事で、不思議ですが「愛が循環する」ようになっていきます。
最後に…
師匠のブログ記事にもありましたが、私たち武闘派女子は本当はとても繊細で傷付きやすく、だから自分を守る鎧を着て負けないように自分を強く奮い立たせて戦場でドンパチしています。
依存を押し殺して自立するしかなかったからこそ、強く強く自立していったんです。
だから本当は、とても『チョロい』んです。
だから本当は、とても『かわいい』んです。
ブログ記事にあったこの部分に、多くの武闘派女子たちが涙し、反響も師匠の元に沢山届いていました。
荒れ狂う彼女に近付いて、思い切り抱きしめて、腕の中で暴れるだけ暴れさせて、力尽きて大人しくなった頃に「バーカ。その程度で俺がお前のこと嫌いになるかよ」って言ってチューしてあげたらいいです。
う、う、う、うわーーーん。(涙)
本当にこんなんでいいんです。
私たち自立系武闘派女子は強く見せているけれど、それは部族が戦いに行くときに自分を強く見せるように気持ちを奮い立たせているのと同じように「自立」を着込んで必死に立っているんです。
もちろん、情熱的で頑張り屋さんで、大切な存在のために「たくましさ・強さ・勇敢さ」も持ち合わせて強大な敵にも挑んでいく勇気もあります。
頑張って自立を身につけたのですから、鎧の下には無数の傷や骨折跡があります。致命傷だった傷を隠している場合だってあります。
自立系武闘派女子はなんでも出来るのに、なぜ結婚したいと思うのでしょうか??
頑張りたかったからではなく、頑張るしかなかっただけで頑張ってきたんですもの。
一緒に支え合える人がいてくれて、頑張る力を緩める場所が欲しいからではないでしょうか??
なんでも出来るのに結婚したいと思っているのは、何よりも
あなたの事を心から愛しているから
ですものね。
イライラしたり素直になれなかったりするかもしれませんが、愛しているからその手を掴んだのです。
奥さんの手を離してしまうのではなく、手繰り寄せて抱きしめてあげてください。
おまけになりますが、私は自分のブログの中で「妄想」というのを書いています。
ブログ読者さんである「武闘派女子」から分かる!!とシュプレヒコールをもらったもの、妄想なのにうるっときた…と言ってもらったものなどがあり、女子の気持ちや憧れという視点で、何かがお役にたつかもしれませんので評判の良かったものをいくつかご紹介させていただきます。
自立系武闘派女子とはいえ「女子」なんです。
だから少女漫画みたいなベタなものに弱かったりします。
それくらい「自分から甘えにいく」「自分から武器を置いて頼りにいく」ことができない不器用で愛すべき女子たちです。
だから、私たち自立系武闘派同志である奥さんをギューッと抱きしめてあげて、愛の言葉を沢山届けてあげて、照れ臭そうな笑顔を集めてください。
abzoさん家族がもっと仲良く暮らしていけるようになるように、遠方にいる武闘派女子が応援しています!!
フレーフレー、abzoさん。
奥さんとお子さんと繋いだ手が、離れることなく愛情でより深く繋がれますように。
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私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。