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【ココロノマルシェ】一年前から離婚を言われていて、私は拒否しているのですが、ついに単身赴任で県外に行くことに。

カラフルで歯にもよくて お砂糖も使っていないガムだって 見せびらかしてるでち

少し前にカルディに行ったときに買っておいたガム。

ハイチュウやぷっちょといったソフトキャンディ好きではありますが、あまりガムって食べません。
キシリトール入りのガムは歯のためにも良いもの…だと思いつつも買う事はあまりないのですが、カルディのレジ前に置かれていたガムはカラフルさと一袋90円というお値段に思わず買ってしましました。

買ったまま、やっぱり「食べ時」がよく分からず、家の『お菓子庫』と呼ばれる引き出しに入れっぱなしです。

見た目にかわいいのですが、いかんせんいつ食べればいいのか??と相変わらず逡巡しているという個人的な話をした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

一年前から離婚を言われていて、私は拒否しているのですが、お互い別れたい人と別れたくない人で、気持ちはかわらず過ごしているのですが、旦那は帰らない日々も増えて、帰ってきても夜中や朝方私や子供に会わないように出ていきます。

連絡も私からもしないです。

そして、ついに単身赴任で、県外に行くことに。このままの関係意味ないといわれ、このまま私どうなるのか不安です。 どうしたらいいのでしょうか。
連絡もなんてしたらいいのか、別にしたいわけでもないし、わけわからない文章ですみません。
相談者:shiyaさん

shiyaさん、こんにちは。
人生には思いもよらない「まさか」が起きる事ってありますよね。
1年半前に離婚を言われた時から今日まで、shiyaさんはどんなことを思い、考えて過ごしているのでしょうか?

> 一年前から離婚を言われていて、私は拒否しているのですが、お互い別れたい人と別れたくない人で、気持ちはかわらず過ごしているのですが、旦那は帰らない日々も増えて、帰ってきても夜中や朝方私や子供に会わないように出ていきます。

shiyaさんは「離婚をしたくない」と申し出を拒否されていらっしゃるのであれば、パワーバランスで言えば何とか現状を維持しようと必死に守りに入るため、どうしたって我慢する事も増えますし、自分の気持ちを抑えてしまう事も多くなると思います。

離婚したい人 VS 離婚したくない人

との間で綱引きをしている状態ですから、お互いに疲れてしまいますししんどい状態で過ごしてるんですものね。

ご主人が離婚をしたいと申し出ていたとしても、誰しもが「離婚前提で結婚して家庭を持つ」という事はありませんから、大事にするはずの家族の形を壊してしまう事に罪の意識を感じているのだろうと思います。
たとえ罪悪感を持っているようには見えなくても、家族を解散しようと言うのって楽しい話ではなく言い辛い事です。
女性と違って言葉や表情で気持ちを伝えるのが男性は苦手ゆえに、どうしていいのか分からず、頑なにも見えるように心を閉ざして帰ってこなくなったりそーっと気付かれないように出ていったりしているのだと思いますが、そのことでshiyaさんが胸を痛めているのだとしたら、あまりそのことでご自分の事を責め過ぎてしまわれませんように。

離婚したいと思っているご主人と離婚したくないshiyaさんとの間は、1年の間平行線の状態で、そのバランスが大きく変わるキッカケになったのが『会社からの単身赴任の辞令』だったんですよね。
本当に、これもやっぱり「まさか」という出来事ですよね。

大きく生活のスタイルが変わるというタイミングで、平行線の現状を打破しようとご主人は「これを機に」と自身の離婚したい思いを再度shiyaさんに伝えてきたのだと思いますし、日常のご主人の態度や自分の願いが届かずに距離を置かれている事は、一緒に暮らしているshiyaさんが一番分かっていて感じている事だと思うのですが、心の中では「あぁ、やっぱり気持ちは変わっていないんだ」となんとも表現しがたい悲しみのような、無力感のような、絶望のような、暗くて重たい気持ちを感じられたのではないでしょうか?

すごくサラッと問題やお悩みについて書いてくれていますが、shiyaさんはなぜご主人と離婚したくないのでしょうか?

勿論、余程の事情があって家と家の関係性で結婚して最初から感情がなかった…などのようなことがなければ、好きな人だから共になることを決意し、子供が増えて家族として共に歩んでこられたのだと思いますから、ご主人に対する「愛情」があって、離婚したくないという思いもあると思います。

お子さんがいらっしゃるのですから、子供を傷つけたり悲しい思いをさせたくないという思いもあるでしょうし、やはり経済的な心配だってありますよね???
子どもを育てるってとても大きな仕事であり、お金だって必要ですものね。
そして誰だって願わくば両親の元でごくごく平凡に幸せな家族生活を子供に贈らせたいと願うものですものね。

> このままの関係意味ないといわれ、このまま私どうなるのか不安です。どうしたらいいのでしょうか。

離婚って「したい」と思っている側と「したくない側」では全く異なる感じ方をしています。

shiyaさんが感じている不安ってどんな不安なのでしょうか??
離婚する事への怖れの中では、何が大きいのでしょうか??

離婚して欲しいと言われて1年も経つし、実際に単身赴任で離れて暮らすことで家族として機能しないのだから、離婚するしかなくなるんじゃないか??と思えば「受け入れたくない現実」を受け入れるしかないために、どうしても怖れや不安が強くなります。

受け身の状態で自分の人生が相手によって変えられてしまうのですから、どうなるか分からなくて苦しいですし、不安になるのも当然です。
それまるでオールがない状態でゴムボートで海の上を漂っているような心もとなさです。
自分でどう進むのかを決められず、襲ってくる大きな波への不安を感じながらただそこで足も付かず手も出せずに「状況に流されている」のですから、力も入りませんし頑張りたくても下手に頑張って力を入れれるとゴムボートは傾き転覆しそうになり、身動きすらできません。

私自身、過去に離婚をしたいと旦那さんだった人から申し出があったときに「離婚したい夫と離婚したくない私」との間でパワーバランスが変わりました。

離婚したい側は要求を通したい側で、自分で道を決めて進もうとする『自立』のポジションに立ち、離婚したくない側はなんとか状況を好転させようともがきながらも離婚しないで!!と引き留める側で言わば『依存』のポジションに突き落とされてしまいます。

人間関係にはパワーバランスが働くため、強く責められれば攻め立てられた側はシュンとなって委縮しますし、怖れや不安が強い時は、自分よりも相手の気持ちを見てしまい、自分を生きれずに相手の言葉や態度に一喜一憂して縛られてしまいます。

> 連絡もなんてしたらいいのか、別にしたいわけでもないし、わけわからない文章ですみません。

shiyaさんが今感じている「感情」ってどんなものが強いのでしょうか?

悲しい気持ちが大きいのですか?
怖れや不安からこわばるような気持ちでしょうか?
なんでこんなことになっちゃったんだろう?と自分を責める気持ちでしょうか?
お子さんや家族を壊してしまうご主人への怒りでしょうか?
私は幸せに軟化慣れないんだ…と希望がない状態でしょうか?

感じるってとっても痛い事だったりするので、あまりに辛いと「感情を切る」ようにして感じなくなってしまう事があります。
けれど私たちは様々な感情を感じる事で物事を考えて生きていますから、大事な感情を抑えてしまうと能面のように表情がなくなり、自分の人生なのにどう生きていいか、どうしたらいいかが分からなくなってしまいます。

shiyaさんの人生です。
離婚したくないと思っているなら、それを大事にしていいんですよ。

「離婚したい夫」「離婚が不安な私」との間で、離婚を受け入れられるまでに私は2年半の別居をしています。
その前にも一度夫婦問題で離婚の話があったので、実質5年以上も不安と怖れを抱えてビクビク過ごしていました。

私は旦那さんだった人の事を好きだったので、好きな人の手を放すことが怖くて悲しくて寂しくて、また彼との関係を良いものに変えたいとどうしても手放せませんでした。
一人になる自分が想像できず、怖れからギューッとしがみついているうちに、だんだんと自分がなぜ離婚したくないのか、今が幸せなのか、なぜこうしているのか…と大事な自分の気持ちが分からなくなりました。

そんな時に、離婚経験のある女友達から言われた言葉に救われました。

離婚したくないならそれでいいんだよ。
あなたの人生なんだから、あなたが選んでいいし、自分の気持ちをワガママだって思う必要ないんだよ。
ワガママでいいじゃない!?
だって向こうだって受け入れがたい「離婚」を要求しているんだから、あなただって向こうが受け入れがたい「拒否」をしていいんだよ。
自分がどうしたいか、決めるのは自分だよ。

shiyaさんが旦那さんに何を言いたいのか?どうして怖れているのか?なぜ何も伝えられないのか?自分の事なのに訳が分からなくなるくらいまで、自分の気持ちを置き去りにしてしまっているんじゃないのでしょうか??
怖れや不安が強ければ、いっぱい我慢して飲み込んでしまったものもあると思います。
自分の感情・思考を切ってしまうくらいに、麻痺させないといけなくなっちゃうまで自分を追いやってしまっていたら、離婚する・しないに関係なく

shiyaさんが笑えているでしょうか?
shiyaさんは生きることを楽しめるでしょうか?

離婚したくないと思うその先にある「不安」は、自分やお子さんたちの平和や幸せを願っているからこそ湧くものです。
安心して笑顔で暮らせる日常の幸せを感じて生きたいから、怖れや不安を持ってしまうんですものね。

離婚問題の中にいると、離婚したくない!という思いだけをギューッと握りしめてしんどくなってしまいますが(しょうがないんですけれど)、離婚したくないのは旦那さんに背を向けられたまま現状を維持したいからではなく、出来れば毎日を不安に感じずに、ともしたら小さなこと煩わしい!なんてブツクサ言いながらも『当たり前に感じていた日常』を生きたいからではありませんか??
そして好きな人とまた、今まで築いてきた「家族」「家庭」に明るい火を灯したいから苦しいんですものね。

離婚する・しないは一度置いておいて、究極を言えばshiyaさんが「幸せ」に生きることが何より大事な事です。
きっとその幸せには『お子さんたちの笑顔と安心と成長を見守る事』も含まれていると思いますが、離婚してもしなくても

shiyaさんが自分の思いを大事にして選び、心地よく穏やかに、笑顔で楽しく生きることが一番重要な事。

自分だけの幸せのモノサシを持つことです。極論を言えば自分が幸せになればいい。

これだけで幸せ / 小川糸さん著

自分の気持ちが分からない…と途方に暮れていた頃に出会って、私の心に響いた言葉です。

ここまで極論を思えるまでにはまだ至れていませんが、自分が幸せになる事・平和に暮らすこととを『自分が選んで決められる』まで、たとえ相手からワガママや平行線だと思われても、自分を大事にしてあげようと思えた言葉です。

shiyaさんの幸せってなんでしょうか?
どんな時に笑い、どんなことを楽しみ、何を美味しいと思い、誰と一緒にいる時に自由に振舞えるのでしょうか?

きっと気持ちが分からなくなるくらい麻痺させているのであれば、感じることも苦手になっていると思いますので、日常の中でちょっとだけでいいので「意識的に感じる時間」をもって、自分の心を大事にしてあげてください。

感じるというのは、あぁ、お風呂があったかくて心地よいなぁ、お布団が気持ちよくて安心して眠れるなぁ、今日のコーヒーは苦いなぁ、夕日が赤く染まってきれいだなぁ、夜が早くなってきてしんみりするなぁ、といったような些細な事でいいので、ぜひ自分の『気持ち』を大事にする時間を意識してあげてくださいね。

そして、もしも自分に我慢させている事がたくさんあったり、お子さんやご主人に対しても「申し訳ない」と思う気持ちが強ければ、寝る前に大きな深呼吸を数回した後、自分を労わるように優しく両腕をさすり、その後でギューッと自分を抱きしめるようにしてこんな言葉を自分に呟いてあげてください。

今まで自分の事を後回しにしてきちゃってごめんね。
自分の気持ちを持つことがダメだって我慢させてきちゃってごめんね。
私の人生だから私が決めていいのに、遠慮させてごめんね。

自分にいっぱいゴメンネを届けてあげてください。
ゴメンネが優しく響くようになって、それに慣れてきたら、今度はぜひ「ありがとう」を伝えてあげてください。

今まで私の事を抑えてきちゃったこと、ごめんね。
ずっと我慢してくれて、ありがとう。
ずっと不安だったよね、寂しかったし辛かったよね。
それなのに懸命に生きてくれて、ありがとう。
そしてこれからも、仲良く生きていこうね。よろしくね!

単身赴任で物理的に離れてしまうと、もう終わりなんじゃないか…と怖れが強く出てしまいますが、単身赴任期間は言わば「別居」であって、離婚ではありませんから、その期間を利用して自分を立て直したり自分がどういう選択をしたいのかを考えるいい時間かもしれません。

私が夫婦問題で生きる力を失くしかけていた時、夫婦問題のセミナーに参加し、同じような悩みを抱えている「同士」と出会ったり、個人的に知り合った同じ境遇の「仲間」がいます。

みんなそれぞれに問題の形は違っていましたが、外から見たら「もうダメでしょ?」と言われてしまうような状況でも、決められずに悩んでいました。

急な手術が必要な子供がいる状態で音信不通になりいなくなったご主人との離婚が決められずに泣いていた彼女の元に、1年半後にご主人が帰ってきました。

もう構わないでくれ!とご主人に背を向けられて家庭内別居になり、その後義両親も登場して揉めて別居になったにもかかわらず、今ではご主人とお子さんと仲良く愛されて暮らしている人もいます。

絶対に離婚したくない!と悩み続けて離婚せずに済む方法を模索し続けた私は、離婚をするという決意をすることが出来て、また自分一人で歩き出しています。

本当に、何がどうなるかなんて未来は分かりません。

単身赴任 = 離婚!と怖れてしまうのは当然ですし、その怖れはとても大きく強いものであることは十分承知の上でですが、shiyaさんが離婚したくないなら、それを受け入れなければ離婚は成立しませんから、不安や怖れが強い時には大きな決断は出来ないから…と、あまり怖れ過ぎずにいて欲しいと祈っています。

そして、出来ればご主人には「ごめんなさい」よりも「ありがとう」を届けてあげられたらいいですね。

離婚したいっていうのに、それを受け入れられない自分を責めていたらどうしても「ごめんなさい」って言ってしまいます。
ごめんなさいは謝罪の言葉なので、言われた側も「俺の願いはまた届かなかったんだ」と思ってしまいますし、心地よい気持ちになれる時間ではありませんものね。

離婚したいという気持ちがあるのに、私のことを待ってくれて「ありがとう」って言えたら、それは感謝に変わります。
同じことなのですが、温かさが違います。

ありがとう!って言われても、頑なに扉を閉めたご主人はその言葉を跳ね返すかもしれませんが、それでも「ありがとう」って思いを込めて接したり、実際に伝えてみるのはとっても暖かい時間になります。
どうぞ、出来るだけごめんなさいよりもありがとうを伝えて、shiyaさんがどうしたいのかを決めるまで、頑張り過ぎずに自分とお子さんを大事にしながら、どう生きていきたいのかを考えて、幸せのための決断ができますように。

それは、離婚せずに待つという事かもしれませんし、離婚して歩き出すことかもしれませんが「自分が決める」という事が、その後を生きていくためにとっても大事だからこそ、自分の気持ちを感じてあげて、shiyaさんとお子さんが幸せであり続けられるようにと祈っています。

怖れや不安があると体もギューッとこわばってしまいますから、意識的に緩むためにマッサージをしたりお昼寝をしたり、甘いものが好きならケーキを食べたり、ふぅ、と一息ついて緩める時間を自分にあげてくださいね。

自分を責める時間が長くなるとどんどん追い込まれてしまいますから、自分に出来るだけ優しくしてあげられますように。

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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。

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