【ココロノマルシェ】まったく頑張れなくなりました。電池切れみたいにやる気が起きないんです。
7月も上旬が過ぎようとしていますが、今年は梅雨寒という言葉がピッタリで、まだエアコンを稼働せずに扇風機と網戸だけで快適に過ごせています。
で、ギンちゃんの言うとおり、いくら頭のいいギンちゃんでもガラス戸は重たいので腕の力で開ける事が出来ないのですが、網戸は軽いので『万が一』にも開けてしまうことがないように…と網戸をロックするグッズを調べてみたら、防犯用にいくつか見つかりましたが、結構いいお値段…
なので見た目はイマイチですが、大好きな100均で買えるアイテムで網戸ロックを作りました!!!
もはやハンドメイド…というのもおこがましいくらい簡単な、クリップでシリコンを止めただけなのですが、網戸を開けようとしてもシリコンがグッと力いっぱい阻止してくれるので、ギンちゃんの腕力では網戸を開けるのは無理。
むほほほ。これで安心して網戸にして風を感じられます。
さて、今日も安定してお悩みと全く関係ない前置きをした後で(注:いつもの事です)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
こんにちは。
この場で質問していいものか、戸惑いますが、頼れる人がいなくてどうしようもないので、相談させてください。
少し長くなりますが、読んでいただけるとうれしいです。
私は現在21歳の大学生です。
本来なら4年生になるのですが、去年1年休学していたので、まだ3年生です。
高校生のころ、かわいくて明るい、頭のいい同級生のようになりたかったけれどなれない自分、理想の高校生活とは違った自分がすごく嫌でした。
そんな私は、痩せと成績にこだわるようになり、体重を減らすこと、成績アップ、部活動を頑張る日々を過ごしました。
痩せたら満足できるだろう
学年順位が あがれば満足できるだろう
はじめはそう考えていましたが、
痩せても痩せても、学年順位が何位になっても満足できませんでした。
自信が欲しかったのに、なにひとつ自信にならなくて心にぽっかり穴が開いたような気分でした。
勉強は目標達成したら、少しは緩めることができましたが、ダイエットはやめられませんでした。
希望する大学に入学してからも勉強が厳しい大学なので、頑張っていました。
今思えば高校~大学1年は、なにかに追い詰められているかのように走り続けていました。
そんな中、大学1年の冬 12月。
後期試験の勉強に励んでいました。
いつもどうり、自分を追い詰めて勉強していました。
ストレスのあまり、食べても胃が受けつけなくなり、吐いてしまうようになり 体重はさらに減って、精神的にも体力的にも限界でした。
そして、猛烈な食欲に襲われるようになり気づけばコンビニにはしり、過食になっていました。
それからというもの、まったく頑張れなくなりました。
電池切れみたいにやる気が起きないんです。
もうあれから2年以上経つのに、1年休学しても 全然なおらないんです。
復学したら真面目に頑張ろうと思って、2時間通学にかかる時間を節約するため、下宿させてもらい学校は目の前なのに、休んでばかりでほとんど学校にいけていません。
ちゃんと卒業したい、と思う反面
もう頑張りたくない という思いもあります。
じゃあ、頑張らずにやればいいじゃないか。
そう思い、やろうと思っても そういう訳にはいかないんです。
やるからにはちゃんとしたい、中途半端は嫌なんです。
あれだけ頑張れていた昔がうそのように、今は力が入らなくて
なんで みんなこんなに頑張れてるんやろう?って普通に学校に行けることがすごいと思えるレベルです。
一日中食べてるだけの日々で、誰かに喝をいれてもらいたい
そう思っても、誰もいれてくれないんです。。
もう自分でもどうすればいいのかわかりません。
一人暮らししてからも、ほとんど学校に行けていないことを両親は知りませんし、言えるはずもなく…。
このままいったら、留年確定なので
学費のことも考え、また休学するしかないかな?とか、でもそれを親に言い出すのもまた辛いなあとか、もう色々最悪です。(自分が)
テレビで芸能人を見るのもしんどい
きれいな人、同世代で活躍してる人、頑張ってる人を見ると 苦しくなります。
いろんな苦しみから開放されてまた頑張れるように、なりたいんです。
自分の中にあるいろんな矛盾を解決したいです。
ぜひアドバイスよろしくお願いします。
長くなってしまって本当にすみません。
相談者:りんりんごさん
りんりんごさん、こんにちは。
ずっとずっと自分を頑張らせてきて、燃え尽きちゃって頑張れなくなってしまった自分と向き合っていらっしゃる中で、素直な気持ちを話してくれてありがとうございます。
りんりんごさんの心がほんの少しだけでも軽くなるお手伝いができたら嬉しいな、という気持ちを込めてお悩み相談させていただきますね。
> 今思えば高校~大学1年は、なにかに追い詰められているかのように走り続けていました。
思春期って強烈に「素敵に見せたい」「綺麗になりたい」「他の人みたいにできるようになりたい」と自分のことを意識してしまいますよね。
りんりんごさんはその時に感じた「他の人」との競争意識がほんの少し強かっただけで、誰でもみんな同じように自分を比較してしまう時期なんだと思います。
だって、明るくてかわいい女の子になりたいって思うのは当然ですもの!!!
身近な所に憧れの対象があって、そこと違うと強烈に思ってしまったがゆえに、りんりんごさんは全力で頑張って走ってきたんですものね。
一生懸命でしたね。
自分ではもう頑張れないと思う所まで、休むことなく全力疾走してきたりんりんごさんの事を、もしも近くにいたら「お疲れさま」と言って抱きしめてあげて、一緒に美味しいものを食べて、笑って、その笑顔の可愛らしさを思いっきり褒めてあげたいです。
> それからというもの、まったく頑張れなくなりました。
> 電池切れみたいにやる気が起きないんです。
> もうあれから2年以上経つのに、1年休学しても 全然なおらないんです。
りんりんごさんの書かれている文章の中に、何回「頑張る」という言葉が出ているか数えてみたら、なんと10回も登場していました。
無意識かもしれないけれど、りんりんごさんはいつも本当に『頑張ってきた』んです。
頑張るって自分を奮起させる時には必要ですが、ずーっと頑張り続けると私たちは頑張る力がなくなって、燃え尽きて何もできなくなります。
もう、頑張る力が残っていないから
今はまだ頑張れるほどの力が蓄えられていないから
頑張りたくても頑張れないんです。
少しだけイメージしてみてください。
ヘアゴムをぐーーっと力いっぱい引っ張ると、ゴムはぐぐーっと伸びますよね?
そして、緩めてあげるとゴムはまたキュッと縮まりますが、思いっきり伸ばすと少しばかり緩くなって伸びた状態になります。
そしてまた、思いっきり引っ張ってみると、またグーッと伸びます。そのゴムを今度は緩めることなくずーっと引っ張り続けてから指を離すと、ゴムはどうなると思いますか?
伸びきってしまったゴムは、使いたいと思った時に使えなくなってしまいます。
引っ張り続けてしまい過ぎて、伸びきっちゃったからです。
心も全く同じです。
ずーっとずーっと鞭打って頑張り続けたんですもの。
もう頑張れないくらいになっても、まだまだ!!と鞭打って頑張ろうとしたけれど、りんりんごさんは
もう頑張れないくらいに
いっぱいいぱいなんです。
それくらい、自分が疲れている事をまずは許してあげて欲しいんです。
ずーっとずーっと、頑張り続けてきて、心のゴムが伸びきってしまって、今は使えない状態なんです。
私はもう頑張れません。
助けてください。
私はもう頑張りたくありません。
私を許して下さい。
りんりんごさん、上の言葉をつぶやく事はできそうですか?
頑張れない私、助けて欲しい私、頑張りたくない私、立ち止まっている事を許して欲しい私、を認めてあげられそうですか???
> あれだけ頑張れていた昔がうそのように、今は力が入らなくて
> なんで みんなこんなに頑張れてるんやろう?って普通に学校に行けることがすごいと思えるレベルです。
力が入らないのは、今、頑張れない証拠です。
そんな時は休むことが何よりなのに、ずーっと頑張る事をしてきたりんりんごさんは、休んでいる自分を「このままじゃいけない」と許してあげられいないんじゃないでしょうか?
休んでいるように見えて、ちょっとも心が休まっていないんですものね。
常にりんりんごさんが自分を監視して、頑張らないなんてどういうことなの?頑張れない私でいいの?と自分を苛めてしまっているんですもの。
他の人が頑張らずに「普通にできている」事ですら、りんりんごさんにとっては「頑張ってやらなくちゃできない」位になっている程
もう頑張る事の限界にきている事を知りましょう、ね。
もういっぱいいぱいで、もう限界なんだ、と。
頑張るどころか、立ち止まることだって辛いくらい疲れているんだ、と。
そして、頑張れないという事は決して悪いことではなく
動けなくなって立ち止まることで自分を守ってあげる事をしてあげることができる大きな一歩であって、とっても素敵なチャンスなんです。
しんどいと感じて自分が頑張り過ぎないように「自分のペース」を見直そうよ…と自分で自分の動きを止める事にしたんです。
今まで鞭打ってきた分、これからは自分を大切にしてあげる時がやってきたんです!!!
> じゃあ、頑張らずにやればいいじゃないか。
> そう思い、やろうと思っても そういう訳にはいかないんです。
> やるからにはちゃんとしたい、中途半端は嫌なんです。
ダイエットも勉強も、頑張って結果を出してきたりんりんごさんですもの「完璧主義」を持ってしまっているのは仕方のないことです。
その完璧主義を緩めてあげる事が心を少し楽にする事になるのですが、緩み方をしらない今の状態では、それを手放して「グレーな状態」「出来なくてもいい」と言ってあげるのは難しいと思います。
であれば、完璧主義を発揮して【完璧に充電する休み方をしてみる】と決めて見ることはできますか???
そう、頑張らない事を頑張るんです!!
りんりんごさんの中に「休む = サボっている」というイメージがあるのだろうと思いますが、どんなに頑張りたくてもガソリンが空だと車はウンともスンとも動かないように、私たちもエネルギーがない時には動けません。
充電する期間は悪あがきせずにとことん休んで充電してあげる方が早く充電されると思いませんか??
拒食や過食で自分の心を保とうとしてしまう状態というのは「心の中の問題」なので分かりにくいかもしれませんが、これが「体の問題」として目に見えていたらどうでしょうか?
血まみれで息も絶え絶えの瀕死の重体の体を思い浮かべてみてください。
さらに、あちこち骨折もしていて動けないとしたら、この状態で「休むのはちょっと…ゆるゆるとでいいから頑張ろうね!」と言うでしょうか?
りんりんごさんの心も、同じ状態なんです。
骨折している人に「走れ」とはいいませんよね?
血だらけで倒れている人を無理矢理起こして「立ちあがれ!」と叱咤激励する人はいませんよね??
そして、骨折や血だらけの傷を手当てするために休んでいる人に「うわー、あの人サボってるわー」と心ない言葉をかけるでしょうか??
心が休憩を必要としている時も、全くコレと同じです。
頑張る事がもう出来ないくらいヘトヘトの状態の人は、骨折して血まみれの人と同じなのですから、そんな人が無理していると周りの人も「ちょっと休みなよ…」と心配過ぎて気が気ではありませんよね。
こんな時は思いっきり休むこと。
サボっているのではなく、心の治療をしている時間です。
そして、休むときにもコツがあります。
> テレビで芸能人を見るのもしんどい
> きれいな人、同世代で活躍してる人、頑張ってる人を見ると苦しくなります。
りんりんごさんは常に自分を責めてしまっているので、休んで自分を治療してあげている今は
できない事を数えるのをやめて、
できる事を・できた事を数えることを頑張る!
どうせ頑張ることがやめられないのであれば「ダメ」をカウントして自分を苛める為に力を使うのではなく「出来ないと思っている中でもできている事」を見つけてカウントする事をして欲しいんです。
高校生だったりんりんごさんは、自分の短所を見て克服・改善しようと頑張ってきましたよね。
そして今でも自己否定し、自分に「ない」「足りない」というダメな部分にフォーカスしてしまっています。
でもね、ないものばかりを見ていたら疲れてしまって、今のように動けなくなってしまいます。
「ない」をベースに頑張ると、りんりんごさんが体験されたように、目標の学校に「入れた」という実績があってもまだそこに上がいて私は足りない…と自分を認める事ができずに不足ばかりを追い求めようとしてしまいます。
希望が叶って目標とした学校にいても、ダイエットに成功しても、ちっとも満たされないのは「ない」がベースだからなんです。
休んでいる今も、りんりんごさんが「できている」事っていっぱいありますよね???
・学校を休んだとしても、ちゃんと起きる事ができた。
・ベットから出てこれなくてもトイレに行きたくなったら起きてトイレに行く事ができた
・料理を作りたくなくてもコンビニで食べ物を買う事ができた。
・めんどくさくてもシャンプーすることができた。
・勉強せずにひたすら本や漫画を読む事ができた。
えーっ???全然できていないです!!と否定したくなるかもしれませんし、頑張っていないように見えるかもしれませんが、何かを「した」「できた」という部分に焦点を会わせて欲しいんです。
生きるための基本である、寝る・起きる・食べると言う事だって「できる」にカウントしていいんです。
一見ダメなように見える「ベッドから起きてこない」中でトイレに行けた事だって「できた」なんです。
趣味や好きな事、興味のある事に時間を使ったとしたら、その時間を持つことが「できた」んです。
どんなにくだらないこと、些細な事でも「できた」をいっぱい見つけてあげる事は、自分を評価してあげる事です。
自分の短所・不足ばかりを見てきてしまったりんりんごさんに、自分にも「できる」「ある」を沢山届けてあげる事が、自己評価を上げるための力になってくれます。
初めのうちは些細なことを数えてください。
小さなことでも評価してあげる事で、自分の心の貯金通帳の残高が増えていくように、自分の価値を見つけるクセがついていきます。
そしてもう一つ、りんりんごさんが人生の休憩時間を利用して、りんりんごさんにとっての「一番の親友」「最高の友達」になってあげて欲しいんです。
りんりんごさんに大親友がいて、その子がものすごーーく頑張り屋さんで、勉強も手を抜かず毎日朝から晩まで必死になって働いていて、休むことができずにヘロヘロになって、りんりんごさんにこんな風に相談してきました。
『私、頑張らなきゃいけないのに、もう頑張れないんだ…ホントは休みたいんだよね』
この言葉を聞いたら、りんりんごさんは何と言ってあげたいですか?
どんな言葉をかけますか???
「休むっていうのはサボる事!ダメダメ!!!頑張れ」って言いますか?
きっと言わないですよね。
でもね、今のりんりんごさんは、一番身近にいて一番大切な自分に、何度も繰り返しこの言葉をかけている状態なんです。
それって、あまりにもかわいそうじゃないでしょうか???
ずっとずっと頑張り続けて、激しく骨折して血だらけで立ち上がれない状態の自分をになっても、まだ頑張ろうとしているのを知っているのは、他でもないりんりんごさん自身です。
一番身近で苦しんでいる自分をずーーっと見てきたんですものね。
『私、頑張らなきゃいけないのに、もう頑張れないんだ…ホントは休みたいんだよね』
もう一度、この言葉に対して、りんりんごさんは何と言ってあげたいですか???
・無理しないで休んでいいよ。何かあったら話してね。相談に乗るから!
・頑張りたいときに頑張るためにも、ちょっと休むべきだと思うよ
・お疲れ様!(ハグ)よかったら今日はうちに泊ってゆっくり休んでいきなよ!
・はい!美味しいお茶とお菓子。ちょっと緩もうよー
こんな風にニッコリほほ笑んで大親友に優しく声をかけるのではないでしょうか?
その言葉を、これからはいっぱい自分にかけてあげてください。
優しい言葉を、あたたかい言葉を、いっぱいいっぱい届けてあげてください。
自分にとことん優しくしてあげてください。
人に対しては言えるけど、自分には言えない…
私よりも頑張ってる人だっているのに…
こんな風に思ってしまうかもしれないけれど、他の人と比較する必要なんかないですし、自分が一番自分の近くにいるのですから、遠慮せずに沢山自分に優しくしましょう!!
りんりんごさん、ダイエットだってお勉強だって、誰よりも頑張ってきませんでしたか?
ちゃんと結果も出しましたよね?
たとえ今、ちょっと息切れしたからといって、過去にずっと頑張って結果を出してきた事を認めてあげて、褒めてあげませんか?
これまでの健闘を、大いに認め・讃え・ありがとう、って届けてあげましょう。
自分のことだからって謙虚になんてなる必要は全くありません!
自分にとことん優しく・暖かい言葉をかけて、今の自分に出来ていることを受け取る事を続けていくうちに、少しずつ自分の心が充電されて、また歩き出してみようかな?と思える日がやってきます。
留年のことも、いつかご両親に話をする必要が出てきた時に
ちょっと頑張れなくなっちゃったから甘えさせて欲しい。
ずっと頑張って奮闘してきたけれど頑張れなくて助けて欲しい。と、言えるといいですね。
休むことは弱さでも逃げでもありません。
自分を優しく見つめる大切な「人生の休み時間」です。
今までずーっと「頑張る」という過酷で辛い道を必死に駆け抜けてきたりんりんごさんが、ここでしっかり羽を休めて、またニッコリと微笑める日がやってきますように。
りんりんごさんは今までこんなに頑張ってこれたんだから、頑張る力をちゃんと持っているしなやかでステキな女性です。
ちょっと緩む!を覚えると、これから先の人生がより豊かになりますから、神様がくれた「がんばるな!」のメッセージをどうか暖かく受け取れますように。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。