【ココロノマルシェ】成功者な友人のやることなすこと全てに競争心を抱いているのでは?
毛足の長い小さめラグ(180cm×130cm)は数年前にニトリで買って以来、毎年何度かお洗濯して使っていました。毎年「もうさすがに痛んできているので買い替えよう」と思うのですが、丁度いいサイズ・色・予算に合うものがなかったのですが、職場の人から「ネットで買うと安くて使い捨てられるし色も豊富だよ」と言われ、同じサイズの白くてふわふわのラグを買いました。
で、少しの時間ですが引っ張り出して使っていたこのラグを捨てよう…と思い、とりあえず何もないスペースに置いておいたら、この上でギンちゃんや仁くんがお昼寝するものだから、もう1年、ここに敷いておいて汚れたら捨てよう!と思っています。
気が付いたら11月で駆け足で冬がやってきますね。
みなさんも暖かい部屋支度をして風邪などひかれませんように。
ボロボロラグをお見せした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
成功者な友人に嫉妬しています。
もともと趣味の場で出会った彼女ですが、趣味関連で華やかな結果を残す姿を見ては、遠くに行ってしまったような寂しさを覚え、嫉妬もしていました。
しかし最近気づいたのです。
私は彼女のやることなすこと全てに競争心を抱いているのでは?と。
趣味への嫉妬はもちろん、仕事や住んでる地域・裕福な生活などなど。
何気ない会話でそれらの話が出てくるたび、嫉妬している自分がいます。
その都度嫉妬を認め、「”今”の私にはできないことだよな。しょうがない。」と競争を手放そうとはしています。
ですが彼女に関わること全てが競争対象になっているせいで、その対処もキリがなく心が休まりません。
本当は競争なんてしたくなく、対等な目線で彼女と交流したいだけなのに。
おすすめのアプローチがあれば教えていただきたいです。
相談者:nikkiさん
nikkiさん、こんにちは。
嫉妬って苦しいですよね。感じたくない!!って思うのに、勝手にメラメラと心の中に炎が燃えて、なんだか気付くとその人の事のイライラする部分を追っかけ続けている自分に気付いて自己嫌悪したり…
なんで嫉妬という感情があるんだろう?と思ってしまいますが、嫉妬も上手に活用できると自分を成長させるエネルギーになりますが、飼いならし方が本当に難しいですよね。
嫉妬の感情ですが、私たち人間だけではなく犬も飼い主さんの行動に対して嫉妬して甘えたりいたずらして気を引こうとすることから、本当にごくごく当たり前にある感情なんですよね。
だからまず「嫉妬している私がいても、しょうがないよね」と許してあげることも大切な事だと思います。
したくなくてもしてしまう私を「ヨシヨシ」と隣で肩をポンッと叩いてふぅっと息を吐いてあげるようなそんな感じで、受け止めてあげてみてくださいね。
> 私は彼女のやることなすこと全てに競争心を抱いているのでは?と。
> 趣味への嫉妬はもちろん、仕事や住んでる地域・裕福な生活などなど。
> 何気ない会話でそれらの話が出てくるたび、嫉妬している自分がいます。
嫉妬の感情は、より近い距離の人に抱きやすい傾向があるので、nikkiさんの趣味の場という近い場所にいる存在で、手が届く場所の人だからこそ、より強く嫉妬を感じてしまっているのだと思います。
・なんであの人は恵まれているのだろう?
・なんであの人は仕事でも成功しているのだろう?
・私は何も持っていないのに、あの人はたくさん持っている。
きっとnikkiさんがお友達に抱いている感情というのは「自分と彼女を比べて」起きる妬みや憧れがごっちゃになっている嫉妬だと思うんです。
他人と比較してしまう裏側には、もしかしたらこんな気持ちが隠れているのかもしれません。
・私は頑張っているのに何も持っていない
・自分は残業したりスキルアップしているのに評価されていない
・もっと裕福だったらガマンしないで好きなことができるのに
・やりたい仕事でもないし毎日が楽しくない
自分には「ない」「評価されていない」「我慢している」「楽しくない」と思っている状態であれば、それをいとも簡単に手にしているように見える人が近くに居たら、妬ましい気持ちになってしまうのは当然ですよね。
nikkiさん、やりたいけれど我慢している事、食べたいのに我慢しているもの、嫌々やっているけれどやりたくない事、自分を我慢させている事ってどれくらいあるでしょうか?
もしもよかったら、それをリストアップしてみて、叶えてあげられそうなものは自分のために叶えてあげて、止められるものがあれば止めてみる、という事をすることで「我慢というロープで縛っている状態」を少し緩めてあげる事でも、心に余裕が出てきて、また違った見方が出来るようになります。
例えば、平日はお料理したくないのに頑張って自炊してバランスを考えて作るけれど、本当はたまには手抜きしてジャンクフードやお惣菜で済ませたい…というような気持ちがあったら、それを叶えてあげることはできそうですよね。
こんな風に、リストアップしたものの中でも比較的叶えてあげやすいものや止めても問題のないものをやめてあげる事で、本当に小さな隙間かもしれませんが余裕が心に生まれますので、よかったら試してみてくださいね!
心に余裕がないと、どうしても他人を羨んでしまいます。
疲れている時もそうですよね。
だから、意識して自分を緩めて休ませてあげてみる事も、嫉妬を緩めるのに役に立ってくれます。
また、嫉妬というのは「自尊心が低いとき」「人との線引きが出来ずに距離が近いとき」に起きやすいものでもあります。
どうせ私なんか…と自分が自分を否定している時には、どうしたって周りの人と比較してしまいますものね。
また、人と比べる事で嫉妬が起きるのですが自分ではない他の人の行動が気になって見続けてしまう…という状態は『他人軸』の状態です。
だからこそ、自分を否定するのではなく受け入れてあげて(妬みを持っている自分も許してあげて)私は私、人は人、とブツブツと呟いて線引きする事を意識する事も大切です。
> その都度嫉妬を認め、「”今”の私にはできないことだよな。しょうがない。」と競争を手放そうとはしています。
うんうん!すごく素敵な取り組みをされていますよね~。
自分の嫉妬を認めてあげた時に、しょうがないって手放そうと頑張っている私は、本当に偉いよね~!と出来れば自分の心に優しく誉め言葉も届けてあげてください。
苦しい感情を受け入れて頑張って手放そうとしているんです。
それって本当にすごい事ですよね!
また、nikkiさんの欲しい答えではないかもしれませんが、私たちは物理的に近い存在にはより嫉妬しやすいので、あまりに嫉妬が辛いときは、お友達から少し距離を取ってみる事も自分を助けて守るための方法です。
nikkiさんは「嫉妬を上手に収めたい」と願っていると思うのですが、もしもあまりに苦しいのであれば、その場に自分を置きっぱなしにするのは自分苛めになってしまいます。
苦しい状況の方がやる気がでる!というのであれば別ですが、そうではないのなら『自分を守るために逃げる』というのも私は大事な事だと思っています。
距離を取ると言っても遮断するとかそういう極端な事ではなく、どうしても嫉妬の感情が強い日は「今日はちょっと疲れているから」という言い方をしたりして誘いをお断りしたり顔を合わせずに済むように自分を守ってあげる事も、自分を大切に扱う作業のひとつです。
自尊心がない・弱い状態の時はより嫉妬しやすいのですが、自尊心がないというのは自分に自信がない状態の時。
自分を攻撃して虐めている時というのは、自分を肯定なんてできませんから、無理してその場にいたら自分がどんどん惨めに感じられて、より強い嫉妬を感じてしまうと思うんです。
距離を少しだけ置くことで、また次の機会にはお友達として心地よく関係を継続できるようになるかもしれませんし、お付き合いするのを無理しないでいいんだよ!と言ってあげられるとnikkiさんが楽になれるかもしれませんね。
また、自尊心が低い状態や他人と比較してしまう…というのは、自分を否定して自分が満たされていない時に起きやすいので、自分を受け入れて自分に優しく接し、自分が自分を満たしてあげる事をすることでも、嫉妬心を感じにくくすることが出来ます。
人には必ず長所と欠点があります。
自分がダメだと思っている部分が、人から見たら魅力に見えている…なんていう事もあることだってあります。
だから、自分の「ない」を数えるのではなく「私にもこんなにある」という見方をして見るのも自分に優しい作業です。
・私が今頑張っている事ってなんだろう?
・私はそれをどんなふうに頑張っているんだろう?
・そのために我慢している事ってあるだろうか?
・頑張ったおかげで成長している点ってどこだろう?
自分の頑張っている姿を俯瞰で見るイメージで自分を見てあげると、一生懸命に頑張っている自分が健気で愛おしく感じませんか?
努力家さんで、嫉妬すら飲み込んで受け入れようとして、イライラする自分の気持ちも我慢して、そして成長しようと奮闘しているんです。
そんなnikkiさんの姿を見たら、どんなふうに声をかけてあげて接してあげたいでしょうか?
私たちはどうしても「周りの人」の素晴らしさに目がいってしいまって、自分を追い込んで虐めるクセがあります。
自分の頑張っている事はちっぽけにすら感じてしまう事もあります。
けれど、本当にちっぽけなんでしょうか?
一生懸命、本当に頑張り続けているんではないでしょうか?
どうか、自分を優しく見つめてあげる事をしてあげてください。
泣いている自分がいたら、その自分の手を握ってあげて一緒に泣いて、抱きしめてあげてください。
お友達とは違うけれど、nikkiさんにあるたくさんの価値に気が付いてあげてください。
また、別の方法としては『羨ましい事を認めて声に出す』というのも心が軽くなったりします。
いいな!羨ましいな!私にはないからな!って認めて白旗を振るイメージです。
技術や知識は頑張れば習得できて嫉妬せずにいられるかもしれませんが、生まれ持った環境など、自分ではどうする事も出来ない「恵まれたもの」を前にして抑え込んで辛いのであれば
「〇〇ちゃんはお金持ちで本当に羨ましいな~」
「こんなに素敵な結果を残せちゃうなんて憧れちゃうな~」
「仕事も順調なんて羨ましいよーー」
そんな風にお友達に素直に自分の気持ちを軽い口調で言えたら、心の奥も同じようにスルッと軽くなったりします。
笑いながら「いいな~」ってライトに言えたらいいですよね。
nikkiさんはお友達を嫉妬してしまう位、きっと日々、いろんなことを頑張っているんだろうと思うんです。
そんな頑張り屋さんの自分をねぎらって、自分の中にある魅力や価値を認めてあげて、自分にたくさん優しく寄り添って「自尊心」を暖かく包んで充電していってあげませんか?
そして、自分に徹底的に優しくするうえで、しんどかったら少しだけお友達と距離を取ってもいいですし、ダメだなぁ…と思う自分を責めるのではなく「ダメでもいいから自分を愛してあげている私は偉いね!」と、どこまでも自分に優しく寄り添ってあげてみてください。
ガマンをやめて、出来るだけたくさん自分の願いを叶えてあげてみてください。
そうする事で自分を満たすと、足りていない…と人と比較して苦しむ状態から抜けやすくなります。
nikkiさんの望む嫉妬との付き合い方ではないかもしれませんが、何か少しだけでもnikkiさんの心が楽になれたらいいな、と願っています。
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