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【ココロノマルシェ】37歳。今後の自分の未来が見えません。また、これでよかったのと。後悔が残り、私自身のやりたいことも見えません。

昨日の夕方からマミコの実家に泊まりに来てるですよ。ゆかりちゃんのお部屋のカピバラさんクッションが 最高に心地よいですよ、

昨日の夕方から、ギンちゃん・仁くんと一緒に実家に泊まりに来ています。
何をするわけでもないのですが、いつもは一人の晩ご飯も実家の両親や妹と一緒に食べるだけでも誰かと話していて時間があっという間に過ぎていきます。

今は結婚して東京と新潟を行ったり来たりしている一番下の妹の使っていた部屋のベッドの上に置き去りにされているカピバラさんクッションを見つけ、ギンちゃんはそこが気に入ったらしく喉を鳴らしてうずもれていました。

至福の姿でカピバラさんに埋もれるイケメンギンちゃんをご紹介した後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

37歳。今後の自分の未来が見えません。また、これでよかったのと。後悔が残り、私自身のやりたいことも見えません。
31歳で結婚。夫は転勤族のため、会社を辞め専業主婦になりました。勤続10年。正社員でした。
結婚2年目から、週2回パートをしていた時期もありましたが、2年程で辞めました。
子どもはいません。私自身、あまり欲しい気持ちがわかなかったのが理由です。
後悔。仕事を辞めずあのまま働いていた方がよかったんだろうか。子供もいらないと決めたけど、専業主婦で家にずっといるなら、産んでもよかったんじゃないか。ただ、今から産むのは年齢的にも辛い。

そもそも、結婚したのは正しかったのだろうか。
夫から何か言われたわけではありません。私が専業主婦でいることにも何も文句は言いません
子どもに関しても、夫もそこまで欲しいと思わなかったようで、このまま2人の生活でかまわないと言っています。
それなのに、家で一人過ごしていると、虚しい気持ちになってしまいます。
この後悔、虚しさの気持ちの正体がわかりません。

働きに出たい気持ちもあるのですが、人間関係で悩むことが多く、疲れてしまうんです。
正社員の時も、パートしていた時も悩みはありました。それもあって、専業主婦を選んだ部分もあります。ただ、周りには悩んでいるようには見えないようで、むしろ気が強いぐらいに思われます。そんなことないんです。私自身、すごく周りに気を遣って顔色を伺ってしまうんですね。
自分一人で夫の転勤に関係なく何か仕事ができればいいんですが、そんなスキルもなく、10年の正社員生活なんだったんだろうと、そこからまた後悔してしまいます。
このまま40歳を迎えたくない。でもどうすれば。
37歳という年齢に焦りを感じます。
相談者:クッキーさん

クッキーさん、こんにちは。
37歳。まだまだ若い!とはいえ、女性は出産という女性にしかできない事を前にして30代半ばから生物学的にもグッと妊娠などの可能性やリスクについて考えざるをえなくなるがゆえに「子供を持つ可能性」ということをどうしても考えてしまう年代ではありますよね。
授かる・授からないは別として、どうしても子供に関してはタイムリミットがあるからこそ、立ち止まって考えてしまい、同時に自分が何も持っていない・成し遂げていない…と人生を振り返ってしまう事ってあると思います。

私自身、同じように葛藤したことがあります。
いる・いない、どちらが「いい・悪い」なんてないのに、このままでいいのかな??と泣けてくる日々を過ごしました。(私には子供はいません)

> 31歳で結婚。夫は転勤族のため、会社を辞め専業主婦になりました。勤続10年。正社員でした。

ご主人の転勤について歩くとなると、どうしても自分の都合と関係なく仕事を辞める必要が出てきてしまいますよね。
クッキーさんは10年間の正社員としての経験はいったい何の実を結べたのだろう?私は何をしてきたのだろう??と過去を振り返って自分が何も成せていなことや持っていない事を憂いていらっしゃいますが

10年も正社員としてお仕事してきたこと、それだけで十分に立派な事ではないでしょうか??
私はお悩み相談へお返事を書かせていただくことがありますが、その中には一つの仕事が長く続かない事へのお悩みなどもあります。
クッキーさんにとってはもしかしたら「一つの所で10年”しか”勤めていない」と感じている事も、実は他の人から見たらすごいなぁと思われるようなことだったりします。
自分にできる当たり前は、他の人の当り前じゃない事ってありますから、どうか私は10年働けて来た「実績」があって偉いよね!!ってクッキーさんに対して笑ってあげられますように。

> 人間関係で悩むことが多く、疲れてしまうんです。
> 周りには悩んでいるようには見えないようで、むしろ気が強いぐらいに思われます。そんなことないんです。私自身、すごく周りに気を遣って顔色を伺ってしまうんですね。

仕事をする上で「多くの人との関わりを持つ」「人間関係に関する問題」と言うのは、どうしても付いてきますものね。
クッキーさんにとっては「人間関係は悩みの多いもので疲れる事」「いつも顔色を伺っている状態」「けれど分かってもらえていない」とずっしりと重荷を抱えながら働いていらっしゃったんですよね。

自分なりに葛藤し、悩み、少しでも人間関係をよくするために努力したり気を配って、10年もの間「勤めていた」という実績は、すごい事ではないでしょうか??

ここですぐに「だって他の人はそんなこと当たり前にしているし…」と周りの人との比較をしたくなりますが、やってきたこと・頑張ってきたことを誰かと比較する必要なんてないんですよね。

私は私のやれることをして頑張ってきたんだ。
しんどい事も沢山あったし、理解してもらえなくて悩んだこともあったけれど、10年という時間、ちゃんと働いたんだ。
それって簡単な事じゃないよね。偉かったね。

そんな風に自分の過去に気づかいのある言葉をかけてあげたいですね。
だって、本当に簡単な事ではなかったはずです。
10年って、やっぱり重みのある時間ですものね。

また、人に気を使いながら「気が強いくらいに思われる」というのも、外で頑張るために強く見せる鎧を頑張ってきていたのではないでしょうか??
自分が傷ついてしまわないように、弱く見えないように、必死に自分を奮い立たせていたのであれば、働く間もずっと力を入れて頑張っていたんですものね。

> このまま40歳を迎えたくない。でもどうすれば。
> 37歳という年齢に焦りを感じます。

30代半ばという年代であれば、まだまだ体力もありますし時間がたくさんある中で「自分を持て余す」と、どうしてもあれこれ思考してしまいます。

お子さんがいてもいなくても、仕事をしてもしていなくても、何を「やる・やらない」に関わりなく、私たち人間は

選ばなかったことへの後悔を感じる生き物です。

多かれ少なかれ「こっちを選んでいたらよかったんじゃないのかな?」「この人生でよかったのかな?」と考えてしまう事ってあります。

特に考える時間があればあるほど様々な事を思考しますが、あくまで「考えているだけで行動していない分だけ」焦りや不安は募ります。

ああしていたら…でも。
何も形にできていない…でも。

その「でも」の部分にやれない理由・選ばなかった理由があるのにもかかわらず、自分を責めてしまっているんです。
そして、あーでもない・こーでもないと思考してグルグルとがんじがらめになる時というのは

考える時間がある時です。

言い換えると「時間を持て余している時」や「余裕があるとき」程、あれこれと立ち止まって考えてしまいやすいものです。

私たちは立ち止まって不安になるときと言うのは、今を生きていません。
どんなに頑張っても変える事の出来ない過去を振り返っている時や、まだやってこない未来を憂いている時と言うのは

自分がどうすることもできない事を思考して苦しむ

という事をやっています。
どんなに躍起になっても、手出しできない事を前にして苦しみ続けるんです。
あの時こうしていればと思っても「あの時」に帰る事はできませんし、未来はまだ先なのでどうにもできません。
それって、とてもしんどいですよね。

なので不安や後悔を少しでも手放して生きるためには【今を生きる】という意識を持つことがとっても大事です。
今出来る事に意識を集中して、人との比較をせずに「今やれることを精一杯やっている」自分に〇をつけてあげることは本当に大事な事です。

クッキーさんが感じている「焦り」って何に対する焦りなのでしょう??
何を成し遂げたらその焦りは消えるのでしょう??

クッキーさんが「漠然と感じている」不安の正体を探し出すというのも、今できることの一つかもしれません。
思考というのは小さな種がどんどん膨れてあれこれくっついて本題がぼやけていってしまう特徴があるので、ノートを1冊準備して焦りや後悔が襲ってきたら、自分へ問いかけて出てきた言葉をノートに書き留めてみるのもオススメです。

なぜ自分の未来に焦りを感じるのか?その焦りの正体って何だろう??
なぜ過去に選ばなかったことを後悔しているのか?それを選ばなかったのはなぜ?今からそれを選べるとしたら選ぶのかな??

いっぱい問いかけてあげましょう。
その中で強烈な自己否定や自己嫌悪・自分の価値を感じられない自分が出てくるかもしれません。

・何も成し遂げられない自分は価値がないという思い(無価値観)
・本当はこんなはずじゃなかった(自己価値を抑え込んでいる)
・強烈な自己否定
・やりたいことを我慢している(感情の抑圧)(やりたいことを感じられない)
・自分が幸せになってはいけないという思い(罪悪感)

といった、焦りや不安の奥にあるものをあぶりだしたら、それを癒していく作業はとっても大事です。

働いていない私に価値がない訳なんかありませんし、転勤を機に長く続ける仕事や興味のあることを諦めた事があったかもしれませんし、そもそも転勤族だからと興味すら持つのをやめようとしていたかもしれません。

自己価値を感じられていなければ、専業主婦として「養ってもらっている私がやりたいことをしていいわけがない」と、楽しむことすら禁止するかもしれません。

でもそれって、苦しいだけで生きていてもなんのハリもないですよね。

だからこそ、自分の価値を受け取り伸ばして磨き、人生を楽しむために「自分を受け入れて肯定する力をつける事」がとっても大事になります。

つまり、自己肯定感を上げて、自分を愛する事です。

自分が喜ぶことをしましょう。自分の感情が動くことをたくさんしましょう。
生きているのに生きていないように「能面」の状態はしんどいからこそ、自分が楽しめることをたくさんしましょう。
そこに「新しい仕事」につながるヒントがあるかもしれませんし、ライフワークが隠れているかもしれません。
言い方は悪いのですが「暇だと感じられる時間・何もせずに過ごせる時間」が多いとどうしてもあれこれ考えてしまいますから、考えて苦しむ時間を持つよりも、何かワクワクできる事や興味の持てる事、または自分を癒すためにゆっくり休んでリラックスする時間を持つようにすることもいい事だと思います。
(実際私も思考ばかりで身動きできずに苦しかった時に同じような事を言われて「確かに考えている時は暇にしてしまっている事が多いなぁ」と自分に出来ることをすることを心がけました)

いきなり大きなことはできないので、小さなお愉しみを自分に許可してあげて「自分が喜ぶ」という事をしていけますように。
例えばランチにスーパーで買ってきたプリンをつけるとか、お部屋に花を飾ってみるとか、好きな香りの入浴剤を使う…などの小さなことでいいんです。
叶えてあげたいことを見つけて、自分との約束を果たすことで「自分に与えていいんだよ。喜んでいいんだよ。」と言うのを自分に教えていってあげましょう。

焦りがある・しんどい・行き詰ったと感じる時は、今の生き方がもうフィットしていないから次のステージに行くことを考えてもいいよね!と言ってくれている時かもしれません。
嫌な事は続けられないからこそ、自分が興味を持てるものを探してみる、そしてそれをこれからの人生で伸ばし育てていくのは素敵な事です。

自分の世界は自分が作るものです。
他の誰かが作るのではなく、自分が選んでそこに存在します。

自分には何もない・悩んで生きたいと思っているから「何もなくて焦る道」を選んでそれを生きています。

それを変えられるのもまた、自分です。

自分で選んでいるんだ!と思う事は、本当にとても大事で、自分が選んでいるなら自分でまた変えていくことが出来るからこそ、私はなぜこんなに虚しいと感じて生きようとしているのかな??と自分の事を見つめてあげてみてください。

お悩みを読ませていただいて「クッキーさんがクッキーさんの価値」を見失ってしまっていないかな??クッキーさんは「私は何もできないし何かしない自分を責めて」いないかな??と感じました。

どんなにすごい事を成し遂げて周りから評価されたとしても、自分が自分の価値を「大したことない」という場所に置き続けていたら、どんな成功をしても「足りないしこれでいいのかな?」と砂をかむような日々を生きることになります。
対して「私はちゃんと価値がある」と自分の価値を受け取れていると

今の自分にできる事はこれで、それで十分なんだ

と、自分に対して言ってあげられるようになります。
周りからの評価も必要ありませんし、何よりも自分が自分を攻撃して責めることがなくなります。

途中、少しキツイ表現をした部分もありましたがクッキーさんがクッキーさんだからこそ愛される理由であったり、周りの人を笑顔にしてきた事、その時々で自分と愛する人たちのために良かれと思った選択をしてきた事を、どうか認めてあげられますように。

私は以前、自分自身に価値なんてないと思っていましたし、自己肯定感は地中にめり込むくらい低く、クッキーさんが感じたような焦りや不安、これでよかったのだろうか?と過去を後悔して立ち止まった時期があります。

その大きな闇のようなものは、いくら周りから埋めてもらおうとしても埋まることは決してなく、自分が自分を「これでいいんだよ」と認めてあげられない限り変わらない事に気付き愕然としました。

自分にちゃんと価値があると受け入れて、自分を大事にして肯定することが出来ると、焦ってしまう自分にも、後悔する自分にも「しょうがないよねぇ」「ゆっくりさがしていこうね」「今からでも大丈夫だよ!」と自分を受け入れて責めずに共に歩むことが出来るようになります。

何者かにならなくたっていいんです。
クッキーさんがクッキーさんでいるだけでいいんだ!と自分を受け入れていってあげられるようになると、随分と肩の荷が降りて焦りから解放されて行けるようになると思います。

ちょっとずつ、少しずつ、自分を決して責めずに「どんな選択も、その時々の自分が最善だと思って選んだことで、その時の私のベストだったんだよね」って過去に優しい声掛けをしてあげられますように。
人間は成長した分だけ、過去を振り返ると「こういう選択もできたかもしれないなぁ」と思えたりしますが、その時々で迷い、自分にとって出来る事を選んで生きているんですものね。

また、ホルモンバランスも人によっては乱れるからしんどかったら婦人科を受診したり漢方やサプリメントに頼るものありです。
あまりに焦りが酷い時や不安が強くて落ち着かない時などは、心療内科を頼ったりカウンセリングを利用したりすることも助けになってくれますから、抱え込み過ぎないようにしてくださいね。

最後に、後悔って「私はできる」とちゃんと自分の価値を知っているからこそ、モテる感情なのかもしれません。
年齢からくる焦りや不安を用意することで、クッキーさんはご自身の価値にそろそろ気付いていいんだよ!とクッキーさんの潜在意識が教えてくれているのかもしれませんね。
私の価値をそろそろ受け取ってもいいんじゃない?
私は私のままで愛されていいし愛していいんだよ!って。

迷ったり立ち止まるって、決して悪い事ではありません。
よりよい自分の生き方・自分にフィットしたものの見方を見つけていくための時間ですものね。
虚しい気持ちの時は、自分を自分自身で強く抱き締めてあげて「独りぼっちにしてきてしまってごめんね」「ゆっくり一緒に探していこうね」と側に自分がいるよ!と届けてあげながら、焦っている自分をどうぞ否定せずに過ごしてあげられますように。

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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡

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