(お悩み相談)2ヶ月や3ヶ月会えないこともあり、もう別れて他の人を探した方がいいのかなと思いつつ、行動できません。
こんにちは。
心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
先日ドラッグストアに行ったら、イチゴ味祭りに遭遇。
やった!!
そこで買って来たのが「ロアンヌ」というブルボンのお菓子。
ゴーフレットって、なんとなく「貴族」「セレブ」「おハイソ」な食べ物っていう感じがしませんか?
薄くて繊細で、パリッとしていて少量なのに高い…。
スーパーやドラッグストアでも「貴族気分」を体験できるなんて、本当にブルボンさんありがとう!!
ただ残念な事に、私はまだ「腸」がちゃんと動いてくれておらず、パンパンに膨れていて食べるのが苦痛な状態が続いています。
漢方と食事制限、1回で食べる量はこれくらいかな?とトライアンドエラーで調整していることで、少しずつ「食べてもつらくなり過ぎない量」を探しているところなので、まだおやつを食べるのはもう少しおあずけです。
早く腸がグルグル動いてくれるようになって、ストックしてあるイチゴ味のお菓子を食べたいなぁ~という「新たなストックが増えたよ」情報をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)ブログに届いたお悩み相談をしたいと思います。
マミコさん、こんばんは。
以前仕事のことで悩み相談したAKです。
そのときはありがとうございました。
今はなんとか就職できて仕事しています。
今度は恋愛のことで相談したいです。
2年ほど前からアプリで知り合った人と付き合っています。
しかし彼が仕事が忙しく、鬱っぽくて体調を崩しがちと言って、なかなか会えません。
2ヶ月や3ヶ月会えないこともあり、もう別れて他の人を探した方がいいのかなと思いつつ、行動できません。
会うときも平日の仕事終わりとかで、あまりちゃんとしたデートをしていません。
実は私はちゃんと付き合った人は彼が初めてで、それまでは片思いが多かったです。
会ったときは優しいし、メールも1日に1回くらいはくれるし、彼のことは好きなのですが、こんなに会えないと付き合ってる意味があるのか?と思います。
会えないことに対して彼に不満を言うと、「申し訳ないから別の人を探した方がいい」と言ってきて、それにイライラしてしまいます。
別れた方がいいと頭では思うのに、でも彼の調子が良くなって会えるかもしれないと思うとなかなか別れられません。
私自身はっきり決められないのも悪いのかなと思いますが・・どうしたらいいでしょうか。
ご相談:AKさん
AKさん、こんにちは。
ブログへお悩み相談を届けていただき、ありがとうございます。
お仕事も決まったようでヨカッタですね!!(ニッコリ)
> 彼が仕事が忙しく、鬱っぽくて体調を崩しがちと言って、なかなか会えません。
> 2ヶ月や3ヶ月会えないこともあり、もう別れて他の人を探した方がいいのかなと思いつつ、行動できません。
> 会うときも平日の仕事終わりとかで、あまりちゃんとしたデートをしていません。
好きな彼ですもの、会いたいですよね~。
彼の事情は「仕方のないこと…」と頭では理解できるし…と何度自分に言い聞かせるようにしても、会いたいものは会いたいですよね。
彼だからこそ会いたいし、デートしたいし、もっともっと親密になりたいんですもんね。
なんだか大切に思われていないように感じて、悲しい。
もっと「恋人気分」を味わいたいのに、寂しい。
こんなのって「憧れていた」恋人同士の関係じゃなくて、モヤモヤする。
こんな気持ちの時に、彼との関係についてグルグル考えてしまうと、どうしたって土台が「ネガティブ・不安・モヤモヤ」なので、ハッピーで前向きな考えが湧いてくることはありません。
だから、AKさんが書いてくれたように「もう別れて他の人を探した方がいいのかなと思いつつ」という思考になってしまうのも当然ですよね。
そう思っても「好きな気持ちもあるし…」と気付いては、また振り出しに戻る…をグルグル繰り返してしまっているのだろうと思います。
決められない、行動できないという時 = 決めたくない、行動したくない
だと私は思っています。
思考はあれこれお喋りしてくるので、どうしたらいいんだろう?って揺れますが、決めたくない時ほど「考えること」で自分を縛って足止めしているのかもしれません。
行動したくなるまでは、分からないことは置いておく。
いわゆる「天に預ける」というのをしてもいいのかな?と思うんです。
今すぐ別れなくてはいけない「特別な事情」があるわけでもないのならば、AKさんが『私がのぞむパートナーシップ』を描き、その理想や希望の中にいるAKさんの隣に彼がいることに違和感を感じるかどうかを、ゆっくり考えてもいいのではないでしょうか?
二人の関係を「より良いものにしていきたい」と、そのためにできることをしていきたいと思えるのか、それとも「彼のことは好きだけれど、関係性を深めるのはしんどそうだ…」とお別れを選ぶのも、どちらもAKさんが選べるものですし、どちらを選んでも選んだ方の道が拓けていきます。
* * *
関係を続けるか・別れを選ぶかという「2択」で考えた時に、私たちが決められない理由の一つに
失敗したくない、後悔したくない
というものがあります。
(余談ですが、私はこの傾向がものすごく強いので、決めるまでにメチャクチャ時間がかかるタイプです)
自分が決めるって、すごく怖いですよね。
なんなら向こうから別れを切り出してくれたら、こんなにも毎日悩まなくて済むのに…と苛立ちすら感じたりしますが、これが一転して本当に別れを告げられたら、悲しくてどうしようもなくなったりするんですよね。
先に「別れ」の方から少し話をさせていただくのですが、別れを告げらたらどうしようもなく悲しい気持ちに襲われるのは『喪失体験』だからです。
自分から別れを切り出すにしても、同じように『自分にとって特別な人を失う』という点では、同じ喪失体験になります。
私たちは喪失を体験すると、程度の差はあれ「悲嘆(グリーフ)」を感じます。
AKさんは「グリーフケア」という言葉を聞かれたことがあるかもしれません。
一般的に『死別後の喪失ケア』として使われるのがですが、喪失の中でも理不尽で最たるものが死別というだけであって、私たちは生きている中で様々な喪失を体験します。
学校を卒業すれば、慣れ親しんだ環境や人間関係を「喪失」します。
職場で新しいコンピューターの入れ替えがあれば、慣れ親しんだ仕事道具を「喪失」します。
引っ越しをすれば、環境やこれまでの住居を「喪失」しますし、恋愛であればパートナー関係を解消することで、愛する人との関係を「喪失」します。
喪失ですから、ワクワクするような楽しい経験ではありません。
悲しみや痛みの深さは「喪失対象との関係性」によって程度に大きな差がありますが、お別れする時にはやっぱり心がつねられたような気持ちになったり、「あーあ」とため息がでちゃったりします。
そして、喪失を体験するとセットで出てくるのが『後悔』『罪悪感』とよばれる、過去を振り返ってしまう気持ちです。
後悔が自分に向けば「自責」、相手に向けば「他責」となり、怒りを使って後悔を表現する人もいます。
別れの選択をする場合は、「後悔」をなくすことが難しんです。
後悔してしまうことが普通で、その後悔は「何かをした後悔」「何もしなかった後悔」…つまり、
何をしても・しなくても後悔する!
どっちに転んでも、後悔ありき!!
なんです。
本当に、思考と心って複雑な事をしてくれますよね…。
なので、何かを手放す・別れを選ばなくてはいけない時には「後悔はするものだ」と分かっておくことで、未来の後悔を予測して不安になり過ぎずに決めていけるようになれたら…と思い書かせていただきましたが
いや、分かっていても後悔するなんてイヤですよね。
この後悔なんですが、別れを選ぶ以外にも前向きな選択肢を選ぶときにも「どっちが失敗しないだろう?」「どっちが後悔せずに済むだろう?」と不安になる際に湧き出てくるものですよね。
そんなとき、私はこの言葉を思い出すようにしています。
どっちを選んでも「絶対後悔する」から、安心して選んじゃったらいいよ!
どっちに行っても後悔するけれど、どっちに行っても幸せになれるから。
何かを選ぶときには「選ばなかった方」をいくらでも想像できるので、後悔してしまうものです。
選ばなかった道は生きられないのですもの、選んだ方の道が「その時点では」失敗だったのかも…と思っている状況にいるときは、あっちを選んでいたら…ってどうしたって思ってしまいます。
でも、どっちにいってもちゃんと「幸せ」になるために、私たちは自分の決断をしています。
だからちゃんと、どちらの道を選んでも幸せになっていくために、その道で出会うものやコトを掴んで「選んだ道で幸せ」になっていくんですよね。
私たちは迷って決める時に、自分にとってより「よい」選択を無意識に選んでいます。
だって、自分にとって茨の道・悲しみや苦しみを味わう選択をしようなんて人は、めちゃくちゃまれだと思いませんか??
彼から別れを迫られている訳ではないのですから、どうしたいのか?を自分でいっぱい問いかけ、AKさんが「ヨシ!」と思える答えを見つけるまでは、急かさず自分を信頼してあげてください。
そして、答えを選ぶときには「続ける100:別れる0」「別れる100:続ける0」といったような、極端な答え(100%)を求めない、というのも大切です。
物事はそんなに簡単に白黒ハッキリしているものではありません。
このままの関係は嫌だ…という思いは30%くらいあるけれど、でもやっぱり彼が好きで一緒にいたい気持ちが70%くらいで強いから、関係を維持してより良くする工夫をしよう。
彼のことは好きだけれど、この関係はどうしても私の中で消化できなくてモヤモヤが80%だから、お別れしよう。
というように、AKさんにとってより強く傾いた選択肢を選んでいけばいいんだな…という風に思ってもらえたら、少しだけ肩の力が抜けて楽になるかもしれません。
* * *
後悔についての話を先にさせていただきましたが、大好きな彼に会いたいのに、いっぱいデートを楽しみたいのに
「待つ」というのは辛いことですよね。
恋愛以外でもそうですが、待ちの姿勢って楽しいものではありません。
あと60分待てば、ビックサンダーマウンテンに乗れる!と思えば、待つことも楽しめるかもしれませんが、ただ何か分からない行列に並ばされるのは苦痛でしかないですよね。
AKさんの理想のデートシーンが分からないので、あくまでパッと思いついた形ですが、2カ月後の土日は二人でショッピングからディナーに行って、ナイターで映画を見てからお泊りして…というように「AKさんが待っても満たされる」彼との時間が約束されていたら、待つことも今ほどのモヤモヤではないかもしれません。
2カ月先?
それとも、3カ月もまた会えないの?
こんな風に、会いたいのに会える日が分からない中では、モヤモヤしちゃうのは当然です。
決められないし先も見えない…という時には、AKさんが「今やれることを決めていく」ことがオススメです。
今すぐ別れるのがいいのか、このままがいいのか…大きな選択ではなくていいんです。
決められない中で「次のデートまでは待つことを決める」「待っている間を楽しむ時間に変えると決める」「あと3カ月の間に自分の気持ちを決める!と決める」というように、AKさんの中で決めて行動をすると、グルグル足踏みしているときより気持ちが軽やかになります。
もちろん、決めたとはいえブレることがあってもいいんです。
「3カ月の間に彼から連絡がなければ別れると決められるようになるぞ!」と決意していたとしても、「好きだからやっぱり撤回しちゃった、てへぺろ♡」って言っても大丈夫です。
AKさんがその時々で「自分の気持ち」を決めて行ければ、どんな選択でもいいのですから。
そして、彼との関係をよくしていきたい!次のデートまで待つと「決めた」ら、前向きに取り組むことが色々と見つけていけるようになります。
・次に彼に会った時に惚れ直させるメイクテクを磨いちゃお!
・美容院でヘアチェンジしてみようかな?
・ネイルも色々試してみたいなぁ
・おうちデートで彼に食べさせたい「得意料理」を練習しちゃう?!
・次のデートの時に誘いたいお店をリサーチして探してみよう
・彼の激務が落ち着いたら「二人でしたいこと」リストを作ってみよう
待ち時間にも、自分が「惚れ直させるぞ!」「もっと楽しい関係にするぞ!」と決めれば、取り組めることがいっぱいあります。
ちなみに…
「一緒にしたいこと100」という、やりたい事を書き込めるかわいいノートを使って書き込んだものを、彼にプレゼントして一つずつ叶えてもらっていく…なんていう提案も出来ちゃうかもしれません!!
私もまだ途中ですが、このノートにあれこれ「未来のダーリンとやりたいこと」を書き留め、それを妄想して悶絶するひとり遊びを満喫しています。
いざやってみると楽しいので、ご興味があればぜひ!
他にも、彼のための行動ばかりではなく「せっかくの待ち時間に読みたい本を読む」「自分一人で楽しめる趣味に没頭する」「英会話に挑戦する」「興味のある勉強や資格取得にチャレンジする」など、待ち時間を満喫させるというのも素敵ですよね。
決められないから「待つ」「現状維持」をしている間にも、AKさんがより魅力的で素敵になるための時間がたくさんありますもの!!
私、素敵になっちゃう♡
と、待ち時間をAKさんを楽しませたり、より魅力的にさせたり、彼とやりたいことをやどんな関係性になりたいのかを「先に描いて」楽しんでキラキラしちゃいましょ!
次に彼に会ったら惚れ直されちゃって、もっと会いたくさせてもヨシ。
自分を楽しませているうちに、彼じゃなくてもいいと思えてもヨシ。
素敵に輝いているAKさんに惚れてアタックしてくれる男性に出会って揺れるのもヨシ。
ね、どっちに転んでもAKさんが幸せになれる道しかなさそうじゃないですか??
もちろん、パートナーシップはお相手である「彼」があってのことなので、彼の事情もあれば、思った通りにならないこともありますが、彼の出方を見てばかりの『彼軸』になってしまうと、どうしても自分の足で立てなくなってしんどくなるので、「私がやれることを決めてやっていく」ことで自分の足で立ち、待つだけの時間を変えていけると、見えてくるものがまたあると思います。
* * *
長くなっていますが、最後にもう少しだけ。
彼が私を好きだということは、毎日のメールや「理想とは違うけれど数か月おきのデートでの仕草」から感じられるけれど、私ののぞんだ愛し方をしてもらえていないことが悲しい、私はもっと愛されたいし大切にして欲しい!!という思いがAKさんの中にありませんか?
パートナーシップはとても距離の近い関係性であり、そこで起きる問題を通して「私が私にして欲しいこと」を見せてくれていることがあります。
彼を通して「投影(映し出して)」することで、AKさんに気付かせてようとしているものがあるとしたら??
もっと愛されていると実感させてほしい。
もっと大切に大事にされたい。
もっと私を優先して欲しい。
私のやりたいことをして笑顔にして欲しい。
もっとハグして欲しい。
もっと大好きって言って欲しい。
パッといくつか書いてみましたが、AKさんが彼に「もっと●●して!」と言いたいことはなんでしょうか?
よかったらそれを紙に書き出してみてください。
書き出した言葉は「AKさんがAKさん自身にして欲しいと思っていること」です。
私が私を雑に扱っていたら、もっと大事にして!!と、彼との関係や問題を通して見せてきているんです。
私を愛して!という欠乏感があるときは、自分のことを誰よりも愛したいのに、そうしてあげていないよ~と、外の世界を使って教えてくれています。
GUでセールになっていたワンピースと、伊勢丹で迷って買ったお高いワンピースがあったとしたら、AKさんは両方共に全く同じ扱い方をするでしょうか?
セールで買ったワンピースは洗濯機で自分で洗ってポンと干すけれど、お高いワンピースはクリーニングに出して大事に扱うのではないでしょうか?
セールで買ったワンピースがほつれてしまっても「ワンシーズン切れたからOKだよね!」とためらいなく捨てるのに対し、お高いワンピースは少しのほつれなら直せないだろうか?と裁縫箱を引っ張り出してくるかもしれません。
AKさんは、自分のことを「セールで買ったワンピース」のように扱ってしまっていませんか?
AKさんのことを、もっともっと大切に扱い、愛してあげて大事にしてあげましょう!!
自分のことを大切に扱うようになると、不思議と周りからも大切に扱われます。
自分のことを愛するようになると、不思議と周りからも大きな愛をもらえるようになります。
だって、誰かが大事にしているものを知っていたら、それを雑に扱っていいなんて思わないですもんね!
その人が扱うのと同じように、大事に丁寧に、愛をこめて扱います。
私が思った形で彼から愛されていないように感じる…という時には、もしかしたら自分が自分を少し残念な扱い方をしているんじゃない?と教えてくれているのかもしれません。
楽しいことやより魅力的になることをしながら「一人の時間」を味わいつつ、同時に素敵なAKさんに対して、AKさんが優しさや愛情をこめて丁寧に自分を扱ってあげてみてくだい。
忙しくて心が少しお疲れでウツ気味な彼であっても、毎日メールしたくなっちゃうくらい素敵な魅力にあふれているAKさんですもの!!
もっともっと自分を愛してあげて、今以上にどんどん魅力マシマシになっていってくださいね。
仕事の忙しさやウツ気味な彼を『理解し』『待つ』時間は、好きな人に対してであればすごくしんどい時間です。
せっかく会える時も特別な感じがなくてガッカリ…を繰り返すのは、その都度モヤッとして、モヤッとする自分にガッカリしちゃったり…なんてこともあるかもしれません。
でもこんなにも彼の事を理解しようとし、「彼の調子が良くなって会えるかもしれない」と思ってあげられるって、すごく素敵な女性ではないでしょうか??
私から見たら、とっても素敵な女性です。
そんな素敵なAKさんですもの!!
笑顔の時間を増やして、もっともっと輝いちゃってくださいね♡
新潟より”エアハグ”をギュッと込めて。
マミコより