手のひらサイズの幸せのお友達

手のひらサイズの幸せ

『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

MENU

【ココロノマルシェ】後悔しても、選んだ道はやり直せないとわかっていても、自分に腹がたち、怒りが沸き上がっています。

ずっと生えてこないと思っていた 姫モンステラさんが 新しい葉を 伸ばしましたですよ

こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。

数年前に、我が家で小さな鉢として育てていた「姫モンステラ」

グングン成長したので、切り詰めて水差しにして根が出たものを別の鉢に植え、東京に住む妹の家にお嫁に出した…とことまではよかったのですが、冬の時期に私の育てていたモンステラが寒さに負けてしまい枯れてしまいました。

大分大きくなったのに、としょんぼりしていたら妹の所にお嫁に行った鉢がビックリするくらい成長したから!と、この春に帰省する際に枝を切って差し穂にして持ってきてくれました。

が、この差し穂、全く発根しないのに枯れない…という状態で2か月が経過。
ダメ元で水差しにしてみたら、1か月でしっかりとした根が出たので、土に植え付け。
そこから1か月を経て、しっかり土に根を下ろせたで新しいツルが伸びてきたと思っていたら、今朝、葉が開いているのを見つけました!

まだとても小さな鉢ですが、寒くなる時期までにもっとしっかりと根が太くなりますように。
そして、越冬できるように環境を整えてあげたいと思います。

我が家に戻って来た「姫モンステラ」が根付いたよ!という我が家の嬉しい情報をご紹介した後は(注:誰にも頼まれていない前置き)ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

ココロノマルシェ、いつも拝読しています。
どのカウンセラーさんも親身に回答なさっていて、心が温かくなります。
ありがとうございます。
もしお時間ありましたら、読んでいただきたいと思い投稿しました。

私は30代未婚女性です。
コロナの影響で失業し、1年前に地元に帰ってきました。
地元に帰るのが嫌で仕方なかったのですが、住み込みの仕事でしたので失業とともに住所も失い、家族を頼って引っ越しました。

しかし どんなに辛くても、石にしがみついてでも、元いた場所で住まいを探していればよかったと後悔しています。

私は、家族と折り合いが悪くて、仕事を探して家をでました。父、母はいつもケンカばかりで、父はほとんど家に居なくて、母はいつも父の悪口や近所の人、職場の人の悪口を言っていました。

小さいころ、私は母と姉が嫌いでした。なぜ嫌いだったのか理由は思い出せません。保育園のころに、落書きちょうに姉と母が嫌いと書きました。それを母がみて、じゃあお母さんとお姉ちゃんは出ていく、と私に言いました。
そのとき、自分の正直な気持ちを知られた恥ずかしさと、悲しさでいっぱいになったのを覚えています。

住み込みの仕事先は、パワハラとモラハラの職場でした。
大声で怒られたり、気に入らないと不機嫌になったり、まるで母のような性格の人が上司でした。
仕事は辛くて仕方なかったです。実家に帰りたくないことと、お金のため、自分の生活のため、と言い聞かせて頑張ってきました。

しかし、クビになりました。
正社員ではあったのですが、退職金はなく、急に退職勧奨をされました。

私は、そのとき頑張っていた糸がプツンときれて、しばらく動けずに毎日毎日寝てすごしました。
退職後、身体にアザがたくさん出来て、すぐに入院しました。血小板、白血球、赤血球が少ない難病です。入院したことは、誰にも言いませんでした。1ヶ月ほど病院で過ごしました。

地元に戻って、家族との生活が始まると、なぜか毎日イライラしました。
洗濯物をほさない、私が料理している時に、座ってスマホをずっとさわっている、自分の愚痴は話すけど私が愚痴をこぼすと聞かない。
家事を手伝ってほしいと言うと、やってくれました。
同時に、手伝ってと言われるとやる気がなくなると言われて、結局すべて私がやりました。
そして、ついにキレてしまい、やれよ!と大声で怒鳴ってしまいました。
私は、大嫌いな母のように、大声でおこり、不機嫌を露にしていました。ウザイと家族に言いました。
そうすると、家族は、家をでたい(私とは住みたくない)から、あんたはここに残るか、他に引っ越すか決めてと言われました。
完全に私が悪いです。
大声で怒る不機嫌な人は誰でも嫌です。私はそんな嫌な人間でした。
仕事を退職したあと、私がもっとしっかりしていたら。
無職になってしまっていたから部屋は借りられなかったが、なんとか1人暮らしする方法があったんじゃないか。
私は、自立して1人でがんばりたかった。
そんな、考えても仕方のないことをぐるぐる考えてしまいます。

唯一仲の良かった友達とも疎遠になってしまいました。
結婚も妊娠も仕事も住む家も旦那さんも持っている友人と 仕事も住まいも健康もなくなった私。
器の小さい私は、幸せな友人に嫉妬し、こころから彼女を祝福することができませんでした。

自分で考えて、考えた末に地元に戻ることを決めたのに、今、とても後悔しています。
後悔しても、選んだ道はやり直せないとわかっていても、自分に腹がたち、怒りが沸き上がっています。
被害者意識のカタマリになっている自分から抜け出して、自分で決めたこと、後悔していることも受け入れ、前に進みたいです。
私にとって前に進むとは、専門職の資格をとり、人の役に立てるようになることです。今、専門学校に入学するためにパートを掛け持ちしてお金を稼ぎながら勉強しています。

ふと急に、自分や家族、以前の職場の上司に対する怒り、憎しみ、悲しみでいっぱいになります。
後悔を受け入れて、怒りや悲しみにくれずに明るく生きたいです。アドバイスやご意見などありましたら、きかせてほしいです。
どうかよろしくお願い致します。
ご相談:ドーナツさん

ドーナツさん、こんにちは。
コロナがきっかけで仕事を失った事、その後の入院を伴う難病…
随分と短期間の間に苦しい体験ばかり重なってしまわれましたね。
お体はその後いかかがですか??難病とは上手に付き合っていくことが出来ているのでしょうか??

> コロナの影響で失業し、1年前に地元に帰ってきました。
> 正社員ではあったのですが、退職金はなく、急に退職勧奨をされました。

コロナが流行してしまい、生活の基盤が大きく揺れ動き、やむなく生活を変容させなくてはならない方はドーナツさんはじめたくさんいいらっしゃるのかもしれません。
私がもしもドーナツさんと同じように、コロナが原因として仕事を失ったら…と考えてみたら、生活していくために必死に行動しなくてはいけないと思って頑張りはするけれど、すごく不安だし悲しいし、やりきれない思いを抱える…どころではなく、もしかしたらパニックを起こしていたと思います。

コロナが原因だから…と納得するしかなくても、やり場がない思いに気落ちしますよね。

ましてやドーナツさんは「パワハラとモラハラ」のある住み込みでの環境でも音をあげずに頑張ってお仕事をされてきたんですもの。
それなのに「こんな形で助けてもらえなかった」「私が頑張ってきたことは何だったんだろう?」という徒労感もものすごく大きかったのだろうと思います。

一生懸命に頑張って生きてきたんですものね。
歯を食いしばって、懸命に生きてきたのに、なんでこんな仕打ちに…って悔しくなっちゃいますよね。

> 家事を手伝ってほしいと言うと、やってくれました。
> 同時に、手伝ってと言われるとやる気がなくなると言われて、結局すべて私がやりました。
> そして、ついにキレてしまい、やれよ!と大声で怒鳴ってしまいました。
> 私は、大嫌いな母のように、大声でおこり、不機嫌を露にしていました。ウザイと家族に言いました。

ご実家に帰る事は望んでいたことではなく、そこでもまたドーナツさんは頑張る事を余儀なくされて、本当はもう頑張れなくて休みたい状態であるにも関わらず、荷物を一人で全て背負ってしまったんですよね。

人間、誰だって疲れたらイライラします。
小さなイライラを飲み込んで「まだ大丈夫」「まだ我慢できる」と思っていても、そのイライラはどーなつさんが心の『我慢の壺』に押し込んでいるだけで、イライラは消えたりなくなったりしたわけではないんですものね。
ツボの中にギュウギュウに物を押し込んで行ったら、ある日ツボがいっぱいになって蓋が閉まらなくなるように、ドーナツさんの心の中の『我慢の壺』がいっぱいになってしまえば

それまで一切小出しにしてこなかったい感情がまとめて破裂するように、大声を出して怒鳴るという「大きな爆弾」になってしまったことは、おかしくもなんともない事です。

ずーーっと我慢しちゃった分だけ、1回の怒りが大きくなって収集がつかなかったんですものね。

なんでも自分で引き受けて頑張ろうとする『自立した人』は、時に怒りのやり場や発散の仕方が分からずに、ドカンと噴火してしまう事があります。
ドカンと爆発するくらいずーーっと我慢し続けていた、というだけなのですが、しんどさや怒りを周りに少しも感じさせずに飲み込んでしまうので、周りの人は

え?そんなに怒ってたの??
なんで急にそんなに怒るの??

と、過去に自分たちが我慢を強いていたなんて思いもよらず、大きな怒りを前にして面食らいます。

なかなか難しい事ではありますが「我慢し過ぎて貯め込むと、私が嫌いなお母さんと同じようなやり方で周りを巻き込んで怒りを爆発させてしまうから、怒りを小出しに出来るように、我慢し過ぎないように」していけるといいですね。

嫌な事をされたら嫌な顔をしてもいいですし、理不尽な扱いにはNOを言ってもいいんですよ!

とはいえ、きっと我慢がクセになっていると嫌と言ったりNOを言う事をいけない事だと思ってしまっているかもしれません。
少しずつNOを言う練習をするのもおすすめですが、まずは心の中に湧いてきた「嫌だな」という感情があれば、それをどーなつさんが無視してしまわずに

今、私は嫌だって思ったんだね。
何がどう嫌だったんだろう??
私が蔑ろにされているって感じたのかな?私に対する感謝が感じられなかったからかな?
私はどうして嫌な気持ちになっているのかな?

と、自分の中で怒りや不愉快な気持ちに触発するもの = ドーナツさんが大事にしているものを見つけてあげて、侵害された大事なドーナツさんの思いにドーナツさんが優しい言葉をかけてあげてください。

家族のためにと思って「愛」を持って家事をやっていたのに、誰にも「ありがとう」って言ってもらえなくて悲しかったね。
感謝を強要している訳じゃないけど、私の愛に気付いて欲しかったのに、届いていなくて悲しいね。
でもね、私はずーーっと頑張っているのを見ているし、懸命なドーナツちゃんの行動を誇りに思うよ!!
おつかれさま。ありがとう。

そんな風に、怒りの後ろに隠れている「分かって欲しい」というドーナツさんの気持ちに寄り添い、誰よりもドーナツさんのことを分かっているドーナツさんからの労いの言葉をかけてあげてください。

そして、怒りが収まらない時はそれを発散させましょう!!

師匠である根本さんが提唱している「お恨み帳」を書いたことはありますか??
怒りの気持ちを紙に思いっきり書きなぐるというのが基本なのですが、お恨み帳の書き方・効能についての根本さんの記事を参考にご紹介させていただきます。

私も過去に、どうにもならないくらいの悲しみと怒りがあった時に「藁人形」に五寸釘を打ち込もうか?!と思った事もあります。
私は新潟在住で移動を考えて諦めましたが、静岡県伊東市にある『怪しい少年少女博物館』というところでは、なんだか少し軽い感じで藁人形を打てるようですので(お土産にも最適!なんて書いてありますので、暗い雰囲気ではなく前向きな感じの藁人形の扱いですよね)、本格的に怒りを発散するのに思いっきり藁人形を打ってみるのもいいのかもしれません!

私は藁人形こそ打ちませんでしたが、新潟にある『鍛冶道場』というところで、五寸釘を叩いてペーパーナイフにするというワークショップに参加した際に、思いっきり木づちで熱した五寸釘をはたく際に

ふざけんな!馬鹿にするな!悔しい!苦しい!

という思いを心の中で叫び(同席していた友達や指導にあたってくれたおじいちゃんが側にいたので)、思いっきり力を込めて叩きつけた時に、なんだかとってもスーーーッとしました。
勿論、それですべての怒りや悲しみがなくなるわけではないのですが、文字通り体を使って怒りを発散するというのもとても大事な事で、心の中の『怒りの壺』にまたスペースが出来るのを感じました。

藁人形じゃなくとも、ボクシングジムで思いっきり打ち込みをしてみたり、一人カラオケで大熱唱したり、ベッドのマットレスを的に見立ててボコボコにしたりと、やり場のない怒りの感情を、体を使って思いっきり発散するのもとても大事です。
どうぞ、怒りを我慢できない自分はダメなんだと思わずに、上手に怒りを発散するどーなつさんに合うやり方を見つけてくださいね!

怒りはドーナツさんが「周りから理不尽に扱われている」「大切にされていない」と思うから湧きあがるんですもの。
怒りの気持ちはネガティブで感じたくない感情ではありますが、私たちの感情は「どれもすべて必要だから備わっていて、ネガティブ・ポジティブに優越はない」んです。

慣れないと怒りの感情の扱いは難しいけれど、決して悪者ではないので、少しずつ上手に怒りを小出しにしたりガス抜きをしてあげられますように。

そして、爆発しちゃった…という思いは小骨のように心に引っかかるかもしれないけれど、そうするしかできなかったんですから、どうぞ過去のことを責め過ぎずにいてあげてください。

だって、私たちは不完全で弱さと失敗が付きまとう「人間」です。
完璧になんてできませんから、失敗してしまう事もありますし、そこから学べばいいんですものね。

ご家族への事、中のよかったお友達の幸せを心から祝福できずに疎遠になってしまった事、何でも頑張ってしまう事、逆境に近いようなしんどい状況の中でポジティブになれない事…
お悩みを読ませていただいて感じたのは、ドーナツさんがこんなにも頑張り屋さんのご自身のことを

まだ足りないと責めてしまっている

という事でした。
こんなにも頑張っているのに、まだまだ足りない、まだまだ弱い…と自分を懸命に叱咤激励しているのは、しんどくありませんか??

ドーナツさんが置かれた状況に私が置かれたら、こんなに懸命に頑張れません。
ドーナツさんはご自身では気付いていないと思いますが、とっても凄い事をやっているんですよ!!!

色々とうまくやれなかったこと、もっとうまくやれたのではないかと思えることがあったとしても、一度ドーナツさんのことをぎゅーーーっと両腕で抱きしめて、こんな言葉をかけてあげてみてください。

「私のせいでこうなったんだ」じゃなくて、「私だから」ここまでやってこれたんだよね。
「私だから」出来た事、「私だから」耐えれた事、「私だから」頑張ってこれたんだものね。
本当に、お疲れ様。
私、本当にありがとう。

ドーナツさんだからこそ、乗り越えてこれたんです。
難病の時にも一人で入院して病と向き合い、耐えてきたのですものね。

仕事を急に失い、途方に暮れてご実家に帰る選択をした際にも、もっとやれる事はないか??とその時に出来る精一杯を模索したはずですし、そうするしかない中で色々な気持ちを飲み込んで耐えて頑張って上手くやろうとしたんですものね。
頑張りすぎちゃって、結果として怒りを爆発させてしまった事を後悔する結果になってしまったけれど、置かれた状況の中でも「どーなつさんだから」ここまでの期間、我慢できたのではないでしょうか??

私たちはどうしても『上手くやれなかったこと』『ダメだったこと』を数えてしまいがちですが、ただでさえ状況が過酷な中で鞭打つのは自分がかわいそうです。
出来なかったことと同じくらい「できたこと」「できたらいいなと頑張ったこと」も褒めてあげませんか??

なんで頑張ったんでしょうか?
何で我慢したんでしょうか?
なんで怒りをグッと飲み込んできたんでしょうか??

それは、自分や周りを幸せにしたい・役に立って喜ばせたい・私を認めて欲しい、からですものね。

だからまず、頑張り続けているドーナツさんのことをドーナツさんが「認めて」あげることからはじめてみましょう。
世界で誰よりもドーナツさんの気持ちを分かっているのは、ドーナツさんご本人ですものね。

どんな言葉、どんな労いをかけて欲しいのでしょうか?
何を分かって欲しいのでしょうか?
泣いている自分にどう接して欲しいのでしょうか??

それを惜しみなくドーナツさんがドーナツさんに与えてあげてください。
「ありがとう」「大好きだよ」「幸せになっていいんだよ」「悔しいね」「苦しいね」「悲しかったね」って、ドーナツさんの気持ちに寄り添って、一緒に怒ったり泣いたり、抱きしめたりしてあげて、丁寧にドーナツさんのことを扱ってあげてください。

先にもチラリと書きましたが、周りの人からの扱いに対して「怒り」の感情が湧いてくるのは、ドーナツさんご自身の「思考できる範囲」ではないかもしれませんが、ドーナツさんの潜在意識とよばれる大事な意識の中で

こんなにも大切で大事な私が、こんなに理不尽な目に合うなんて!!!
そんなこと絶対に認められてはいけない!!

という、自分への尊厳・自分を大切に思う気持ちがあるからです。
大事にされるべき尊い私が、こんなに悲しい思いをするなんて…と、傷付いたことに対する深い悲しみが怒りの感情として現れているんです。

自分自身が思考できる領域ではない「心のずーーーっと奥深い場所」には、ちゃんとドーナツさんが愛されて大切にされて幸せになるべき存在である、という思いがあるんですもの。
ドーナツさんが自分を犠牲にして差し出してしまうばかりではなく、ドーナツさんの望む幸せを手にしていいし、愛されて大事にされていい!!と、大事な自分に対して許可を出して言ってあげられたらいいですよね。

> 後悔を受け入れて、怒りや悲しみにくれずに明るく生きたいです。アドバイスやご意見などありましたら、きかせてほしいです。

仲のよかったお友達の幸せを心から祝福できずに疎遠になってしまった…とありましたが、誰だって自分に余裕や幸せがない状況の中で「自分の事のように」喜ぶのは難しいものです。
喜びたい!!と思ったって、心が付いてこない事があるのは仕方のない事です。
心から喜べない気持ちの奥には「私もこんな風に幸せになりたい」という大きな思いがあるのではないでしょうか??
そして、そう思えるという事は「幸せになれる」という自分を「自分の内側では知っている」という事でもあると思うんです。
だから羨ましいし眩しく感じちゃうんですものね。見方を変えて見たら「あぁ、私はちゃんと幸せになれる自分を知っているのに、我慢させているからしんどいのね」って心から喜べなかった過去の自分を、ほんの少しだけも許してあげられたらいいですね。

選んだ道はやり直せないかもしれませんが、これから先の未来はいくらでも作っていくことができます。
過去に失敗や傷がない人なんていませんし、後悔のない人生を送れる人も、きっといません。

後悔や苦しみ、痛みをなかったことにはできないけれど「そうするしかできなかった」「その時に出来る最善だった」「精一杯やって来た」という『足りていなくとも精一杯だったこと』を認めて、褒めて行ってあげられますように。

そして、ネガティブな感情を悪者にしてしまわずに、今、ドーナツさんの中に怒りや悲しみが湧いているならば、一度その感情に丁寧に向き合って感じきってあげませんか??

後悔や失敗に潰されるのではなく「気持ちを切り替えてハッピーな考え方、明るい思考で前に進もう!」という考え方はとても素敵な考え方です。
手出しすることが出来ない過去の重たい感情に足止めされて、うつうつと過ごしてしまうなんて時間がもったいないですものね!!

けれど、もしも、一時的には前向きな考え方に触れて楽になれたように感じても、どこか心にモヤモヤが残っていたり、ポジティブな感情が長続きせずに不機嫌な感情が顔を出してしまうのであれば、そのやり方は「少し頑張り過ぎで階段を一段飛ばしで登っている」状態なのかもしれません。

未消化の感情を抱えたまま、なかったことのように頑張らせてしまっては、また『我慢の心の壺』が破裂してしまいます。
また、壺からネガティブな感情が溢れてしまわないように、ぎゅーーーと上から抑え込むことに体力を使ってしまっていれば、他のことを頑張る力もなくなってしまいます。

ですからまず、ドーナツさんの心の中にある「怒り」に気付いて、その怒りの奥にある「分かって欲しい」「認めて欲しい」「大事にして欲しい」といった悲しみなどの『負の感情』をなかったことにせずに、感じて理解してあげてください。
それは時に涙があふれる時間になったり、抑えきれない怒りに体力を消耗するかもしれません。
自分ではみっともないと思う位揺れることもあるでしょう。

けれど、感情は不思議な事に、抑え込んでもなくならないけれど「感じきると抜けていく」という特性がありますから、お恨み帳・一人カラオケ・激しいダンス、なんでもいいので上手に発散の場を設けて、思いっきり感じ尽くしてあげられますように。
そして、怒りが抜けていくときっと「分かって欲しかった思い」が顔を出すと思いますから、そこでぜひドーナツさんの大事な大事な思いに優しい声をかけてあげられますように。

あの時の私は、本当に辛かったんだよね。
本当に悲しかったし、甘えたかった。助けて欲しかったんだよね。
私はいつだって、誰よりも頑張ってきたんだもんね。
ありがとう。ありがとう。本当に、今まで頑張らせてきてごめんね。

ネガティブな感情や負の思いを断ち切れない時というのは、ネガディブな思いを押し殺してしまって、その感情をなかったことのように壺の中に押し込めてしまっている時です。
きっとドーナツさんの「我慢の壺」はいっぱいになって抑えられなくなっているから、怒りを使って「私の痛みや苦しみに気付いて!」とドーナツさんに訴えているのだろうと思います。

自分のために泣いてあげたり、一緒に怒ってあげたり、情けない自分を抱きしめてあげることはとっても大事な事です。
身動きできない足踏みの時間にもちゃんと意味はありますし、足踏みしかできない時は足場を固めている時間です。

どうぞ、まずはドーナツさんが持つ怒りを発散させながら、怒りの陰に隠れている痛みや悲しみを手当てしてあげながら、どーなつさんが笑顔になれる時間を少しずつ増やしていって、ドーナツさんの心に栄養を与えてあげていって欲しいと思っています。

誰かの役に立ちたい!というとびきり素敵な夢があるドーナツさんですもの!!!
その夢を叶えるためにも、まずは自分が頑張れるための力を蓄えなくては消耗してしまうばかりですから、誰かの役に立つために自分を満たそう!!と、ご自身を甘やかしてあげて、今は無理せずに「未来のために力を蓄えているんだ」とドーナツさんを暖かく見守ってあげることが出来ますように。

– – – – – – – – – – – – – –

ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡

ココロノマルシェへ

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。

ブログdeお悩み相談に応募する

友だち追加
  • HOME
  • >
  • お悩み相談
  • >
  • その他の問題
  • >
  • 【ココロノマルシェ】後悔しても、選んだ道はやり直せないとわかっていても、自分に腹がたち、怒りが沸き上がっています。