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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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【ココロノマルシェ】幸せがとても怖く、幸せが来たら急いで逃げてしまいます。

ウサちゃんでちー!クマちゃんもパンダちゃんもにーたんも仁くんもいるでち~

見て見て・見て~~
これ、鍋つかみなんです!!!

前に「お姫様事件」でも触れた、知り合いのバーの店長さんのお母さんが、ご高齢と言う事もあり『やりがい・生きがい』にもなるから…と大好きな手芸でかわいい鍋つかみを作って、無料でお客さんにお裾分けしてくれるんです!!!
初めて頂いた時に、鍋つかみのアップリケはお魚模様だったのですが、動物モチーフがあったらいいな♡とそれとなくリクエストしたら、こんなにかわいい動物モチーフの鍋つかみを作ってくれました!!!
※わが家の分と実家の母・妹たちの分もどうぞ…という声に甘えてもらってきました。わーい。

今日も関係ない前置きが長くなりそうなのをグッと堪えて(注:いつもの事です)ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

私は好きな人と結婚して幸せになることが夢なんですがとても幸せになることに抵抗があります。

現在彼氏はいませんが、気になる人はいます。

ただ幸せがとてもこわいです。

幸せになって、それがいつまで続くのだろうという不安、彼に見捨てられる、飽きられる不安がずっとあります。

でも、彼氏を作って結婚したいのです。

でもそういう思い込みがあるので、幸せが来たら急いで逃げてしまいます。

幸せになると周りから嫉妬されたりいじめられたりするんじゃないかって思うんです。

こんな私、、幸せになれる日が来るのでしょうか。
相談者:きぼうさん

きぼうさん、こんにちは。
幸せに憧れながら、それが目の前に現れると怖くなる気持ち、私も同じ感覚を持っていたので、ぶんぶんと頷きながら(赤ベコりながら)読ませていただきました。

【好きな人と結婚して幸せになる】
なんて素敵な夢でしょう♡私もその夢と同じ夢を抱いています。えへへ。

>ただ幸せがとてもこわいです。
>幸せになって、それがいつまで続くのだろうという不安、
>彼に見捨てられる、飽きられる不安がずっとあります。

幸せになりたい!と願いながらも、幸せが怖いのはきぼうさんも書かれているように【幸せ慣れしていない】と言う事もあるのですが、

  • 私は(価値がないから)見捨てられるにふさわしい
  • 私は(魅力がないから)飽きられるのが当然だ
  • 私は(自信がないから)幸せが逃げていくに決まっている

きぼうさんはそんな風には思っていない!と思われるかもしれませんが、潜在意識の中にこんな思いが刷り込まれていて、普段は「幸せになりたい♡」と夢見ていられるのに、いざ実際に幸せが近くにやってくる(素敵なパートナーが現れる)と潜在意識の中にある怖れがムクムクと湧きだして、自分の自信の無さから『幸せはこわいもの』ときぼうさんにストップをかけているのかもしれません。

> 幸せになると周りから嫉妬されたり
> いじめられたりするんじゃないかって思うんです。

この部分から感じた事なのですが、きぼうさんは『人からどう思われるか?』をとても意識されていたり、自分自身がどう思われるのか?そこに意識が向きやすい、言わば他人軸に傾いてしまっていることはないでしょうか?

そしてやや他人軸で考える部分もあるとは思いますが、『自分を否定してしまう気持ち』が根底にあるのではないでしょうか?

少し考えてみて欲しいのですが、自分の事をきちんと肯定出来て自分をちゃんと褒めたり認めたり出来る人は、幸せになった自分が人から妬まれる!って思うでしょうか??

幸せっていいよ~
私は幸せになって当然だし、きぼうちゃんも幸せ掴んじゃいなよ!楽しいよ!!!

嫉妬されるのでは?いじめられるのでは?と思うよりも、こんな風にニッコリと幸せな笑顔を振りまき、
見ている側も「あの人には幸せがに合うよね~」と頷いてみるのではないでしょうか?

先にも少し書きましたが、自分に対して「自信がない」「価値がない」「魅力がない」と『ない』をベースに評価してしまっていると、知らずの内に潜在意識の中に

私は幸せになるはずが「ない」
私が幸せになっていいはずが「ない」

そんな風に繰り返し繰り返し、自分に言い聞かせて刻み込んでいるのと同じような事をしてしまうんです。

なので、師匠も常日頃行っているように『自己肯定感』を上げること、自分を承認して評価してあげる事が、幸せになるためにも必須なんです。

でもね、必須とは言いましたが、

自己肯定感が低くても幸せになってもいいんですよ!

自己肯定感を上げることは、幸せを感じること以外でも役立つとは言え
自己肯定感レベルが2段階上がったので、髪の毛がピンクに変わりました!!!などのように分かる変化ではなく、あくまで自分が「前より楽に自分と付き合えるようになった…かな?」というような曖昧な手応えを重ねていき、ある時自分を振り返って
昔の私と今の私では、全然生きやすさが違うよなぁ~と実感できるものです。

数カ月で実感できる人もいれば、年単位で取り組んで実感できる人もいて、成長速度は本当に人それぞれです。
また、指標もはっきりするものではないですものね。

なので『自己肯定感が上がっていない私ではまだ幸せにはなれないのね…』と思ってしまわなくてもいいように、

自己肯定感が低い私でも幸せになる!と決めてしまうのがファーストステップです。

漫画の「ONE PIECE」でモンキー・D・ルフィが言う【オレは海賊王になる!】の宣言と一緒です。
いいんです。宣言しちゃって。

私は幸せになる!幸せは怖くなんかない!!!
って、まずは宣言するところからスタートしてみませんか?

心理学でいう「コミットメントする」と言う事でもありますが、私は幸せになってもいいんだ、大丈夫なんだ、怖くないんだ、と自分に言い聞かせることで脳が少しずつ「幸せって怖いものじゃないの…かも?」と勘違いしてくれればしめたものです!!

アファメーションとして何度も何度もつぶやくのもお勧めですし
一日一回、足は肩幅に開き、腰に左手を当てて右手を突き上げ、キリッと宣言してみる!というのもオススメですよ~。

コツは『ちょっとアホになってみる』こと

自分を肯定できない・承認できないうちは、アファメーションのように言い聞かせても怖れが出てきてしまったり、本当はそんなことないよね…と疑念が湧いてきてしまいます。
なので、自分でも「なにやってるんだか~」と少しだけクスリと笑えるようにしてあげることで、まぁ、そう思えたらいいし怖くないのかもしれないよね、と自分をだましてあげる事が出来ればいいんです。

うちのマミコ、くだらない提案してますけど家の中で「私はわらしべ長者になる!」ってやってまして、実際、結構わらしべってるんですよ…

えへへ。
実は私も実践しています。

わらしべ長者(いろいろみんなから助けてもらって幸せになる)の宣言を元気いっぱい、ポーズを決めながらやっている私ですが、
実際におやつのお裾分けをもらったり、出来ない作業を助けてもらったり、友達や仲間が私を気遣って側にいてくれたり、実際に「わらしべ具合」もぐんぐん上昇しているんです。
もちろん、私も結婚して幸せになる!のは夢ですし憧れです。
その夢を怖いと思ってしまわないように、頑張る時にも少しだけクスリと笑える方が続けやすいと思うんです。

幸せになる!とコミットメント(決意・宣言)をする事に加えて

幸せを感じる基礎練習

をするのも大切です。

スポーツで例えると、野球経験なんてないのに突然バットを渡されて打席に送りだされたら、いきなりホームラン(大きな幸せ)を打つ事は出来ないですよね。
幸せも同じで、いきなり大きな幸せが目の前にビュンッ!と投げつけられても、その球威に圧倒されて見送ってしまったり、時にはそれがぶつかって「怖い」と感じてしまいます。
だとしたら、幸せの剛速球が来た時にスコーンと気持ちよく打てるように、コツコツと基礎練習をすればいいんですよね。

きぼうさんが思う「幸せを感じる基礎練習」ってどんな事だと思いますか???

一番簡単で効果があるのは『慣れる』ことです。

私たちの日常には、幸せはいっぱい存在しています。

朝、卵かけご飯を作ろうと思って卵を割ったら黄身が二つだった!幸せ~
毎朝乗る満員電車が、今日は私の目の前が空いて座れちゃった!幸せ~
会社にきたお客さんの手土産が、食べてみたかった有名スイーツ店のシュークリームだった!!幸せ~
お気に入りのブラウス発見!これを買って来たら私3割増しでかわいく見える!幸せ~
30円高いカレールーを奮発したら、激ウマだった!!幸せ~
お風呂にトポン。はぁ~幸せ~
湯上りのビールって最高!!!幸せ~
ほろ酔いでベッドにダイブ!!なにこれ幸せ~

幸せを感じるハードルは、低ければ低いほどいいんです。
なぜなら、基礎練ですから!というのもありますが、幸せを感じることに慣れて欲しいからなんです。
幸せ慣れしておくことで、幸せは怖くないし、私は幸せになっても人から妬まれる事もなければ、その幸せが逃げていく事はない、と幸せを身近に感じられるようになって欲しいんです。

そしてもう一つ。
幸せが長続きしない、怖いと思う心の奥には

転んでケガをするのが怖い
痛い思いをしたくない

つまり、上手くいかない事にしておけば、上手くいかなかったときに「ほーらね、やっぱり!」と言えることで、転んだ時の痛みや傷を最小限にしておきたい怖れが働き
私の幸せは長続きしない、私は見捨てられるに決まっている…
そんな風に予防線を張っておくことで、転んだ時の自分の心を防衛しているんです。

自分の心を防衛して守ろうとしているなんて、健気ですよね…
私もこの防衛を長い事続けてきましたし、今もまだ完全には防衛をやめることは出来ていませんが、自分を守りたいと必死に悪い事を予測する自分がいるとしたら、それってなんて健気なんだろう♡と思えたら、そんな自分も愛おしく思えるようになりました。(自己承認でもあります)
必死に自分を守る健気なきぼうさん、それってとってもかわいいですよね。

私の事ではありますが、私はこの先、弱さを受け入れ仲間や友達に泣きついて、落ち込んでも浮上するんだ!って決めました。
もちろん傷付くのは怖いし、そう思うまでに時間もかかりました。
そして、この気持ちに行きつくまでには自分を許し・肯定し・自分の事を「少しはいいやつ…だよね?」と言えるようになるまで、たっぷり時間がかかりました。
だからきぼうさんも焦らなくていいんです。
転ぶことへの怖れが強い時は、まだ準備やタイミングが整っていない時です。
それが「今の私」なんだもの。しゃーないし、それでいいんです。
そうやって「私は傷付きたくなくて自分を守るために怖れを手放せないんだな」と思い出すだけで良くて、それを手放せない自分を優しく見守ってあげることが『自己肯定』でもあります。

長くなっていますが、最後にもう一つだけ…
きぼうさんの言う『好きな人と結婚して幸せになることが夢』の幸せってどんなものなんでしょうか?
その幸せを具体的にイメージできますか?

結婚スタート時は1LDKの賃貸物件なんだけれど、とにかく窓からの日当たりが良くて、朝日がカーテンの隙間から差し込んで眩しそうに目をこすって起きる彼を見るのが幸せなの♡
朝はご飯とお味噌汁、目玉焼きとウインナーで和なんだか洋なんだかわかんないけど、美味しいって食べてくれて幸せ♡
マグカップはずっと憧れていた北欧食器のお店で二人で選んだお気に入り!週末は彼が豆からこだわっているコーヒーを入れてくれるんだけど、ホントに美味しくて幸せ♡

イメージを具体化させるともっともっと長くなりそうなので、サクッとあげてみましたが、幸せって感じる風景は人によって全然違います。
漠然とした幸せではなく、それを具体的にイメージしてみることでその幸せが身近なものに感じられたり、怖いと思う気持ちが薄くなるかもしれません。
そして、イメージした中で「今、きぼうさんが一人でもできる幸せ」を実際に先取りして体験しておくことで、それが現実になったとしても、怖いと思わずにニッコリ笑って受け取れるようになります。

上のイメージであれば、和洋ごちゃまぜの楽しい朝ご飯を食べて笑ってみるとか、美味しいコーヒーを味わってみるとか、そんなことでいいんです。
描いている幸せを「体感しておく」ことで、それが彼を通して本物の幸せとしてきぼうさんの前に現れた時に、戸惑わずに体がスルッとそこに馴染めるようになったら最高ですものね。

私たちは「幸せになって欲しい」と両親や神様から沢山の願いを込められてこの世に生を受けたんだもの。
まだ手にしていない幸せは、ほんの少し怖いかもしれないけれど、幸せになる使命を背負ってきた!のだとしたら、それを受け取っても妬まれたりする訳はないですものね。
幸せは怖くないもの、そう思える日が少しでも早くきぼうさんを包み込みますように。

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