【ココロノマルシェ】コロナになり、転職活動をしたのですが上手く行かず。考え方が全部マイナス方向に引っ張られてしまいました。
コロナの流行でマスクをして会社に行くようになったことで「マスクにメイクがつく」「実際アイメイクさえしておけばフルメイクはしなくても平気」という事で、ただでさえズボラでメイクを適当にする私は【日々スッピン】でいる事が増えました。
とはいえ、メイクをするのが嫌いではなくメイクアイテムを見るとワクワクしますし、季節ごとの新商品や限定色などにも誘惑されます。
今年はGW頃に百貨店などが営業を停止していて春夏用のメイクアイテムを買う事はせず、そのまま在宅を機にのばーっとノーメークでいたのですが、ちょっとしたお買い物など、メイクをするまでもないけれど眉毛くらいは整えてきれいにしよう…という時に重宝したのが、プチプラコスメの「インテグレードの眉マスカラ」です。
基本的には少しだけ薄い部分をアイブロウで足した後で、この眉マスカラで髪色に合わせてふんわりをプラスして透明眉マスカラで毛流れを整える…のが私の眉メイクなのですが、簡単に毛色を明るくして整える効果があるので、スッピンでさっと眉を調整したいときにはコレ1本でOK。
以前もご紹介したことがあると思うのですが、今の所ふんわり系の簡単眉マスカラとしてかなりお気に入りでリピートしています。秋のメイクアイテムもチェックしたいと思いつつも、ズボラゆえに今日もスッピンだというどうでもいい情報を長々とした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
はじめまして、根本さんのvoicyからきた者です。
コロナになって在宅になり、仕事や自分の目標について考え直し、転職活動をしたのですが、上手く行かず。
考え方が全部マイナス方向に引っ張られてしまい、自分の目標に向かって何を一番大事にして行動していったらいいのかわからなくなってしまいました。
この相談は中々一つの問題でなく、複数の問題にからまっていて、すんなり説明ができないのですが、よろしくお願いします。
相談者:ゆーりさん
ゆーりさん、こんにちは。
コロナ禍で自分に向き合って自分らしい生き方・自分にフィットしている生き方を真剣に考えた方はゆーりさんを含め、きっとたくさんいらっしゃると思います。
かくいう私もユーリさんと同じく、在宅勤務になったことで今までの働き方について無理していたことに気がついたりと、今もいろいろと自分への問いかけをしたり仕事への向き合い方について模索中です。
> コロナになって在宅になり、仕事や自分の目標について考え直し、転職活動をしたのですが、上手く行かず。
景気のいい企業も中にはあるようですし、これを機に成長している会社もあるのだとは思いますが、日本全体がコロナで活動に制限があったり自粛を余儀なくされて「閉塞感」「不景気感」が強いですよね。
その中での転職活動となると、希望に沿った活動への成果が得にくい…という社会的背景もあると思います。
とはいえ、うまく行かない事って心が折れていきますよね。
頭の中では「このようなご時世だから…」とか「ちょっとうまく行かないからって否定されてなんていない!」と思う事ができても、それ以上に自信を失う事で湧き出る不安や心配に支配されて、気持ちがネガティブな沼にハマってしまうんですよね。
自分の中で「うまく行かない」という事が続くことで「ダメなんだ」という負の体験を積み重ねてしまう事で、自分に対する自信を失うって、とてもしんどく重たい気持ちになります。
無理矢理ポジティブになろうとしても空元気な感じでかえって気落ちして、また負のループが深くなる…なんてこともありますものね。
> 考え方が全部マイナス方向に引っ張られてしまい、自分の目標に向かって何を一番大事にして行動していったらいいのかわからなくなってしまいました。
私たちの思考は、体調に引っ張られる事が多々あります。
マイナスな気持ち・ネガティブな思考に寄り過ぎている時というのは、このままではいけない!と力みがあったり、頑張り過ぎている時かもしれません。
自分の気持ちが分からない…と感じるくらい、いっぱいいっぱいなんですものね。
急がば回れ、という言葉がありますが自分の気持ちが見えなくなるくらいマイナスに引っ張られている時は、頑張る力を少し弱めて『休むこと』も力をまた取り戻すのに有用です。
新しい道を開拓してみよう!と踏み出してみたら、その道は思っていたよりぬかるんでいて足が取られ、ズブズブと沼のようなものにゆーりさんがハマっている状態を想像してみてください。
どうしよう!!と焦ってなんとかそこから逃れようと力を入れて足を動かせば動かすほど、その沼の中で足を取られて深みにはまってしまいます。
考え方がマイナスの沼にハマっている時は、そこで何とか早く抜け出さなきゃ!!ともがけばもがくほど体力を消耗して疲れ切って抜け出せなくなる事が多いので、うーんと気持ちがネガティブに寄っている時は『あえての休憩』というのを取るのも、マイナスから抜けだしやすいと思っています。
私は何をしたいんだろう?
私は何を大事にして、どうやって進んでいけばいいんだろう??
と考えても答えが見つからずに不安になったり、考えることがマイナス寄りで苦しいのであれば、まずは自分が笑顔になれる時間を自分に与えてあげてください。
ゆーりさんにとってリラックスできる時間ってどんなときでしょうか?
温かいお風呂に入ると心もほぐれて嫌な気持ちが消えますか?
音楽を聴いている時は無心になれるでしょうか?
美味しいお茶を飲むとホッと安らぎますか?
カラオケで思いっきりノリノリで歌うとスッキリしますか?
運動している時は考え事をせずに爽快になれますか?
柔らかいタオルや着心地の良い部屋着に包まれると安心しますか?
甘いものを食べると幸せ~ってにやけますか?
ネガティブな感情とポジティブな感情は相反するもので、背中合わせです。
光と闇(朝と夜)のようにそれぞれ存在はしているのに同時には存在できないものです。
美味しいものを食べながら誰かを呪おうと思う事ってないですよね?
温泉に入って「ふあーー」っと緩んでいる時に誰かを傷つけたいとも思わないですものね。
ネガティブに寄っている時は笑顔になれませんから、まずは自分に栄養をあげるためにも「自分が笑顔になれる時間を意識的に自分に与える」という事をして欲しいなぁと思います。
ゆーりさんにとって、笑顔になれる緩める、ふんわり温かい気持ちになれる行動ってどんなものでしょうね。
キレイな景色を見る、海の匂いや青い空を感じる、ふわふわした柔らかいものに触れる、心が弾む香りを嗅ぐ、安心できる場所でゆっくり寝むる、美味しいものを食べる…。
どんなものでもいいので、自分を寛がせてあげてください。
そして緩んでいる時、笑顔になれる時に「あ!私これをやりたいんだった!」「この角度から責めたらやりたいことができるんじゃないのかな?」と思わぬひらめきだったりやりたい事が湧いてくることも多々あります。
力みがない方が自由に発想しやすいですし、ね。
コロナ禍の中で「仕事や自分の目標について考え直し、転職活動をした」というゆーりさんは、それだけ自分に対して真剣で真摯で、まじめで努力家、頑張り屋さんなのではないでしょうか?
実際に行動を起こすって勇気が必要ですし、自分のために今いる場所からの変化を求めるって自分を大切に扱っているという証拠ですものね!
そして頑張り屋さんほど、うまく行かない時に「こんな私はダメなんじゃないか」「このままうまく行かなかったらどうしよう」「頑張っているのに報われない」と自分を責めたり自己嫌悪に陥り、辛い気持ちになりがちです。
頑張り屋さんでこのままではいけない…と思えば思うほど、辛い気持ちを早く切り離せるようにとネガティブな思考をコントロールしようと頑張りすぎちゃっていませんか??
私たちは「ネガティブは良くない」「悪い事を考えちゃいけない」「落ち込まないようにしよう」とネガディブを否定してコントロールしようとすればするほど、余計に不安や心配や悩みといったネガティブな思考が増幅します。
ダチョウ倶楽部さんの「押すなよ、押すなよ」というお約束のネタがありますが、まさに「〇〇するな」「〇〇してはいけない」という言葉は、「〇〇する」という自分をクッキリイメージさせてしまうがゆえに、そこに引っ張られてしまうんです。
つまり「ネガティブになっちゃいけない」と自分に言い聞かせれば聞かせるほど、ネガディブになっている自分を連想して、どんどんネガティブに引っ張られるからこそ、ポジティブになろう!自分の声を聴こう!!と自分を無理矢理にコンロトロールしようとしない事も大事です。
感情というのは抑圧して抑え込むといつまでも消えずにくすぶってしまいますが、感じてあげると抜けるという特性を持っています。
だからネガティブだったりマイナスな思考についても『私は落ち込んでいるんだね』『私は悲しいんだね』『私は不安に思っているんだね』と気付いてあげて、それを【ただ受け入れる】だけでいいんです。
沸き上がったマイナスな思考を「ダメ!!」と抑え込むのではなく、ただ気付いて感じてあげればOKと自分に許可を出してあげてください。
とはいえ、マイナスな感情って気持ちのいいものではないので早く何とかしたくなりますよね。
マイナスな感情に支配されている時って、どんな風に接してもらうとゆーりさんは心がほぐれるでしょうか?
誰かに優しく話を聞いてもらって、その気持ち、分かるよ!って微笑んでもらう事で心はほぐれそうですか?
辛いよね、しんどいよね、って背中をさすってもらえたら安心できますか?
何も言わずにただ隣にいて、一緒に暖かいお茶を飲んでボーッとしてもらうとホッとしますか?
ぜひ、ゆーりさんの心がほぐれそうなやり方で、ユーリさんがユーリさんに対して接してみてあげてください。
マイナス・ネガティブになっている自分の気持ちを自分が聞いてあげて「頑張っているのにうまく行かないからしんどいよね」って言ってあげてください。
「抜け出したいけどマイナスの沼にはまっちゃったね。苦しいね。」って気持ちを分かってあげて優しくしてあげてください。
自分が欲しい言葉、自分がして欲しい事を誰よりもよく知っているのは自分自身です。
ぜひ、自分にあったかい思いやりを沢山届けてあげて、安心してマイナスな気分を許していってあげてください。
マイナスな気持ちになっても私は私を抱きしめてくれるんだ!という安心感が持てると、マイナスになっても自分を責めなくなって、うんと楽になれます。
自分に優しくするって、やりがいのある暖かい作業ですし、自分との信頼関係が築けるようになっていくと自然と自信もついていき、マイナスな気持ちが抜けやすくなります。
また、思考してグルグル考えて訳が分からなくなるという事は多々あるので、思考のおしゃべりがうるさいな!!と感じたり、気持ちが分からなくなった時は「頭の中にある事を紙に書き出す」という事でアウトプットして見てください。
紙に書き出して視覚化することで、頭の中にあった問題を俯瞰で見ることが出来るようになります。
また、頭の中から切り離せるの
紙に書き出すことです。内側に抱え込んだ気持ちを外側にアウトプットすれば、いったん距離をおくことができますよね。自分とは切り離して、心に引っかかっている問題を俯瞰できるようになります。
書き出した頭の中のおしゃべり・不安・分からないモヤモヤってどんな内容でしょうか??
頭の中ではあれこれ想像が膨らんで大きくなっていた問題も、紙に書き出してみると「これって考える必要あるのかな?」「これって解決方法がありそうじゃない?」などと冷静に見やすくなります。
また、書き出した悩みの中でこれを握りしめていたくない!この思いは捨てたい!というものを塗りつぶして「いーらない!」と言ってみたり、実際にその髪を丸めて捨てるなどするのも、不要な感情を捨てるのに役立ちますので、もしも良かったら試してみてくださいね!!
アウトプットして出てきた問題や悩みについては、ユーリさんが親友の相談に乗ってあげるように優しく受け止めてあげて、アドバイスや励ましを与えられそうなことがあれば自分にそっと伝えてあげてくださいね。
他にも忙しい思考を止めるために、意識を体にフォーカスさせることも有効です。
出来ればリラックスできる姿勢で(ゴロンと横になれたら最高です)、ゆっくりと3~4秒数えて息を吸い込み、6~8秒かけて大きく息を吐き出しましょう。
その時に自分の中にあるマイナスな気持ちをふーっと吐き出すイメージをし、息を吸い込む時には明るくキラキラしたものを体の中に取り込むイメージをするとより効果的です!
この呼吸をなんとなく気持ちが軽くなるまで繰り返してください。
呼吸に集中することや、イメージすることに意識がフォーカスされることでグルグルしている思考が楽になります。
また、吸い込むのにかけた時間の倍の時間で吐き出す「1対2呼吸法」というのは副交感神経の働きを高めて緊張やストレスを和らげるものなのなのだそうです。私自身が過去に不安が強かった時に心療内科の先生から教えてもらった方法で、実際にやってみるととてもリラックスできたのでオススメです!
他にも思考しているなと感じたら、意識を自分の足の裏や自分の指先に集中してその感覚を感じる事に向けたり、お腹に手を当ててじんわりと暖かさを感じるという事も、思考を途切れさせてグルグルする状態を止めることが出来ます。
頭の中のおしゃべりが止まらない…と思ったら、ぜひ「体を使って」そちらに意識を移すことで思考を緩める方法も試してみてください。
ゆーりさんのお悩みについて、なんだかとりとめのない話をしてしまいましたがコロナ禍ッて、自分が思っている以上に閉塞感や緊張感といったストレスを感じる状況です。
知らずに力が入っている事も沢山ありますし、緊張状態が長く続くと疲弊してしまいちょっとしたことで心のバランスを崩しやすくなってしまいます。
さらにこの暑さも追い打ちをかけるように夏の疲れが溜まり、気が付いたらメンタルがネガティブに寄り過ぎて涙があふれる…という事もありますから、自分を労わり優しく緩ませてあげて、少しずつまた自分のやりたい事を応援できるように自分に自信をつけることが出来ますように。
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。