【ココロノマルシェ】大好きだった彼と別れたこと、授かった命をおろしてたことを乗り越えられないでいる私です。
ゴールデンウィークに軽井沢に行った際買ってきたジャムたち。
すっかり忘れていたのを「発掘」し、これまた仙台に行ったときに買ってきた「蔵王クリームチーズ」(個人的にお気に入り♡)と一緒にクラッカーに乗せてたべるのがこの3日ほどの大ブーム!!
私は旅行やお出かけをすると「美味しいもの」をお土産に買うのが好きなのですが、買った後、割と食べるのを忘れてしまうので、買ってきてから時間が経っていますが、今、私を幸せな気持ちにしてくれています。
私が夢中になっているクラッカー on the クリームチーズ&ジャム情報をお届けした後で(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
こんなことを相談できず、こちらで初めて相談させていただきます。
不倫関係にあった彼(既婚者)とお別れしました。理由はばれてしまう前になかったことにするためです。
初めは、離婚させたいわけではなかったはずの気持ちが、彼との相性が良いと感じ心地よくて、離れられなくなっていきました。
冷静に考えたら、このままの関係を続けてはいけないとわかるのに、一緒にいることでお互いが癒されるのならそれでいいと、正当化している自分がいました。
お別れを決め、たくさん泣きました。友達関係に戻ろうと努力しようと切り替えました。
しかし、奥さんと2人でいるのを見るのもつらくなっていました。
その後、私が妊娠してしまっていることがわかり、彼に伝えるか悩みましたが、伝え、おろしてほしいと言われました。不倫をばれたくないからです。
申し訳ないと言われました。おろす費用も払いたいと言われました。
でも、お別れしもう2人では会えない関係で、彼を頼ることもできず一人で抱えているうちに、心が壊れてしまいました。
大好きだった彼と別れたこと、
授かった命をおろしてたこと、
を乗り越えられないでいる私です。
何をしていても心ここにあらずで、
何をしたいのか、何をしていたら楽しいのか、わからなくなっています。
立ち直りたいと思っているのに行動できない、外に出てみても何にも興味を示すことができないでいます。
誰かにすがりたい気持ちで、日々自分の弱さとの戦いです。
乗り越えられるための考え方を教えていただきたいです。
相談者:k.さん
k.さん、ずっと胸の中にしまっていた思いを打ち明けてくれてありがとうございます。
1人で抱えるには、とっても重たくてしんどい荷物を抱えていましたね。
いきなりですけど、側に行って「ヨシヨシ」としてあげて「お疲れ様だったね」と暖かい飲み物を差し出して、ただ側でk.さんの手を握っていてあげたい気持ちでいっぱいです。
いっぱい傷ついちゃいましたね。
いっぱい罪悪感を背負いこんでしまいましたね。
切れ味の鋭い日本刀でバサリとやられてしまい、深くて大きな傷がある状態で「瀕死の状態」なのですから、どうぞ、自分のことを責め続けないでいてくださいね。
とはいえ、責めちゃいますよね…
最初は軽い気持ちで始まった不倫だったのかもしれませんが、どんどんと愛着が強くなり「彼を自分のものしたい」と思うほどに好きになったんですもの、その彼と離れるというのは、とても悲しく辛い決意が必要なことでしたね。
> お別れを決め、たくさん泣きました。友達関係に戻ろうと努力しようと切り替えました。
> しかし、奥さんと2人でいるのを見るのもつらくなっていました。
うんうん、悲しい気持ちでいっぱいになりますよね。
「不倫」なので彼には奥さんという存在がいたと分かっていた恋だったとしても、彼のことをすごく好きだったんですから、大好きな人が自分以外の女性をパートナーに連れているのを見るのを心穏やかに見るなんて無理ですよね。
それはごくごく普通の感情ですから、そんな自分にヨシヨシとしてあげてくださいね。
沢山泣いて、泣いて、泣いて、それでもまたふとした折に涙が溢れて止まらない…を繰り返すと思いますが、泣きたいと思っている時はとことん泣きあげましょう。涙は心を浄化させていく作用がありますから、遠慮せずに泣きましょうね。
確かに不倫は「お相手がいる」事を前提にしてますし、望ましい形の恋ではないので自分の中に「罪悪感」を持たせてしまう恋愛だと思いますが、不倫であっても恋をしてお別れをしたのであれば、それはやっぱり【失恋】ですものね。
失恋は幾つになっても、幾度体験しても慣れるものではないし苦しく悲しく、身が引きちぎられるような喪失感や生きる力を失いかけるくらいの絶望を感じたりするものです。
ましてや嫌いになって別れるのではなく「不倫だから」別れたのですもの、大好きな人から離れるのは、とても痛かったですよね。
そして、新しい命をお腹に宿した時も、いろんな事を考えたと思います。
おめでたい事、奇跡が起きた事、本当ならば喜ばしい報告ができる嬉しい出来事なのに、それを素直に喜べず不安も沢山感じ、彼に打ち明けたときに「堕ろしてほしい」と言われた時の絶望感とこれからのことへの恐怖や不安は、想像できないくらい大きく重たく、その時もいっぱい泣いたのだろうと思います。
> その後、私が妊娠してしまっていることがわかり、彼に伝えるか悩みましたが、伝え、おろしてほしいと言われました。不倫をばれたくないからです。
> 申し訳ないと言われました。おろす費用も払いたいと言われました。
妊娠が分かってから彼に伝えるまでの時間の葛藤と苦しみ、彼に「堕ろしてほしい」と言われた時のk.さんの気持ちを「想像」してみましたが、何度イメージしても辛過ぎて、うまく言葉が出てきません。
悔しいですね。
悲しいし情けないし、泣ける…という言葉では片付けられない思いがいっぱいあった事だと思います。
頭をハンマーで思い切り殴られて、心を手で握りつぶされたような、体の血の気が引いていくような、とてつもない絶望と不安も感じたのではないでしょうか?
あぁぁぁっ、やっぱり悔しいですし情けない気持ちでいっぱいだし、無力感と途方もない疲労感に押しつぶされそうになります。
中絶、考えるだけで怖かったですね。
「堕ろしてほしい」という言葉を受けてから、どれだけいろんな事を考えて絶望したのでしょう。
何とか命を守れないのか?いや、どうにもならない…と時間制限のある中で何百回、何千回と同じことをグルグルと考えたんだろうと思います。
どれだけ重たい荷物を背負いこんで、1人で耐えてきたのでしょう。
> でも、お別れしもう2人では会えない関係で、彼を頼ることもできず一人で抱えているうちに、心が壊れてしまいました。
心と体の大き過ぎる痛みを誰にもいえずに抱え続けたんですもの…
すぐに動き出すことは出来ないくらいに傷だらけなんですから、今はしっかりと「休む」事を優先する時間です。
壊れた心に優しくお薬を塗り、傷ついた体にもとことん優しくしましょうね。
今は【無理は厳禁】と自分に言い聞かせてくださいね!!!
> 大好きだった彼と別れたこと、
> 授かった命をおろしてたこと、
> を乗り越えられないでいる私です。
大き過ぎる現実を前に、途方にくれて当然です。
両方がk.さんの心を責めて追い込んで、苦しめているんですものね。
乗り越えられない程にとてつもない悲しみの中にいるk.さん。
最愛の人を失い、自分が授かった命を失くす選択をした事、簡単になんて乗り越えられる悲しみではありません。心が押しつぶされて痛くて苦しくてたまらない程の悲しみです。
だから、思いっきり悲しみましょう。
嘆き叫び、涙が枯れてもまだ身動きできない状態でいいのですから、とことん悲しみましょう。それは、今のk.さんにとって必要な時間です。
悲しみから立ち上がれない、そんな自分を受け入れるのは難しいことだけれど
仕方ないんだよ、無理矢理頑張ろうとせずに、だって今は動けないんだから…とk.さんがk.さんの事を受け入れてもらえたらいいな、と心から思っています。
乗り越えられなくていいじゃないですか!!
時間がかかってもいいんです。無理に乗り越えようと心に蓋をする必要はありません。
今、私は絶望している。
今、私は全身で泣いている。
今、私は傷付きすぎて動けずにいる。
そんな時には「悲しむ事」も大切な事なんです。
どうにかしたくてもどうにもできないんです。
だから、そんな時は悲しみ嘆きながらでいいので、休む事をする時間だと自分に教えてあげながら、落ち込んでいるk.さんの事を受け入れ「どうにもできないんだもん!!!」と、そのまま悲しいみの中にいていいんですからね。
無理は厳禁です!!
あまりに深い絶望や痛み、悲しみが強すぎる時は1人で頑張らなくていいんですよ。
こうやって気持ちを書き出す事で楽になれるのであれば、またお悩み相談を利用することもいいですし、カウンセリングを受けて1人で持っていた荷物を降ろして一緒に持ってもらってもいいんです。
また、抱えきれずに眠れなくなっていたり食べることすらできなくなっていたら心療内科の扉を叩いて治療や投薬に頼ってもいいのですから、なんでも1人で何とかしようと抱えすぎないでくださいね。
私も過去に、あまりに絶望しすぎてどうにもならず、心療内科の扉を叩き、そこで初めて知らない人の前で号泣し、悲しみをそのまま受け入れていいと言ってもらい、それだけでどれだけ救われたか、あの時の安堵感というのは計り知れないものでした。
私は投薬ではなく先生とのカウンセリングで立ち直るきっかけを掴みましたが、本当にしんどい時用にお薬をもらっていました。それはある種の「お守り」でしんどすぎたらこれを使えばいいんだ…と思えたことは救いでした。
そして、悲しみが大きすぎて「心が壊れた」と言うくらい落ち込んでいる時は、浮上なんてできないのですから、しばらくは悲しみが側にいることを「仕方ないんだな…」と自分に伝えてあげてください。
> 何をしていても心ここにあらずで、
> 何をしたいのか、何をしていたら楽しいのか、わからなくなっています。
> 立ち直りたいと思っているのに行動できない、外に出てみても何にも興味を示すことができないでいます。
今のk.さんにとって悲しむことや動かないでじっとしている事が、大切な時間です。
何にも興味が持てなかったり、世界に色彩がない感じであっても仕方ないんです。
どうにかしようとしてもどうにもならないのであれば、じっとその時をすごしましょう。
そうして「ただ生きる」事をしばらく続けていいんです。いいえ、「ただ生きる事」を目標にしましょうね。
心が壊れて感覚が戻っていないんですから、外の世界に興味が持てない事、歩き出せない事、楽しめない事を許してあげましょう。
> 誰かにすがりたい気持ちで、日々自分の弱さとの戦いです。
弱くてもいいんです。
すがりたくて、でもどこにも言えなかった思いを、ここで初めて「秘密を打ち明けた」事ができたじゃないですか!!!
弱さと戦う力なんて、今はないはずですから、ダメな自分・みっともない自分・情けない自分・涙が抑えられない自分でいいって自分のことをギューッと抱きしめてあげてください。
何度でも、何度でも、自分に思いっきりハグですよ!!!
過ちを犯さない人はいません。
完璧な人間は存在していません。
私たちは神様から「生まれつき不完全であることをヨシとされて」この地球に命を受けています。
不完全な中で精一杯に生きているんです。
k.さん、池上明先生をご存知ですか?
胎内記憶の事を発信し続けている産婦人科のお医者様なのですが、その先生が生まれてくる事が出来なかった赤ちゃん(流産でも死産でも中絶でも)は、ちゃんとそれを望んで・選んでお腹にやってきているという事を言っているのを過去に聞いたことがあり、それについて調べてみたら、他の方のブログの記事の中で先生がインタビューに答えている記事があり、それをご紹介させていただきます。
ご自分を責めすぎないで欲しいと心から願っています。
中絶という選択は、誰しも「したくて選ぶ」ものではありません。
後悔はきっといつまでも心に残ると思いますが、その後悔に対して心の中で「ごめんね」って届けてあげて、悲しみから少しずつ立ち上がれるようになったら「ありがとう」って伝えてあげられますように。
そして、体も大きく傷ついてしまいましたよね。
心の痛みの方が大きくて体の痛みは置いてけぼりかもしれませんが、k.さんの体も沢山傷付いて休む事が必要ですから、どうぞ、無理だけはしないであげて、できる事ならば体をしっかりと休めてあげる事をしてくださいね。
でもきっと、体の痛みよりも心がずっとずっと痛いですよね。
嘘でもいいから「産んで欲しい」って言って欲しかったと思います。
いくら池上先生が子供達から聞いたメッセージがあったとしても、自分がお腹の中の赤ちゃんとお別れするのを選ぶのは、心にとってはあまりに酷な選択です。
せめてせめて、大好きな人に一緒になって涙を流しながら、k.さんに寄り添って考えてもらいたかったですよね。
中絶という選択しかなかったにしても、2人で悩み、模索して「叶わない願いだけれど、本当は堕ろしてなんて言いたくないんだ」って言ってくれたら、心はこんなに傷つかなかったのに、ね。
心の負担は、本当に大き過ぎるものでしたものね。
> 乗り越えられるための考え方を教えていただきたいです。
苦しいですから早く楽になりたくてもがいてしまうのは承知ですが、急がば回れというように、急がないでじっとしてみませんか?
今は「動けない」のが答えなのですから、頑張りすぎも禁物です。
早く良くなりたいと焦ってしまうと、かえって上手くいかない時だってありますからね。深呼吸して、あえてゆっくりを意識しましょう、ね。
過去の出来事から立ち直れないくらいに絶望や落ち込んでいる時に、お説教や叱責など「責める」事は一切必要ありません。
傷付いているk.さんに寄り添い、一緒に泣いて、一緒に笑って、一緒に歩んでいく一番の理解者にk.さんご自身がなってあげてください。
心の中に抑えている様々な気持ちを、うんうん、っていっぱい聞いてあげてください。答えなんてなくていいんです、ただ、湧き上がる気持ちを絶望を、受け入れてあげてください。
今のk.さんは心が壊れてしまっているけれど、壊れただけで時間はいっぱいかかっても壊れた部分を直して、また世界を感じ、笑い、楽しめるようにきっとなれます。
起きてしまった事はずっと心に残るとしても、記憶に深く刻まれたとしても、深い深い絶望と悲しみ、もう泣き尽くしたと思っても溢れる涙を流した後で、長い時間がかかったとしても「あぁ、私はちゃんと自分の気持ちを感じられて生きることができている」と言える日がやって来る日は、きっときっとやってくるでしょう。
勇気を出して辛い気持ちを届けてくれたk.さん。
頑張らなくていいんですからね。
生きていると色々あります。
人生を振り返ってみると「あらら…、あそこで失敗している」と思う事はいくつだってあります。
そして、その失敗の度合いが大きいと感じる事だってありますし、無理矢理物事に全てきっちり向き合わなくてもいいんです。
逃げる事、休む事も、いいんですから。
> 誰かにすがりたい気持ちで
ちゃんと自分の気持ちに応えて、ここに書き込んでくれたk.さんがいてくれて良かった!
何も助けになれていなかったとしても、k.さんが気持ちを聞いて欲しいと思って祈るような思いで投稿してくれたお悩みにお返事を届ける事ができる「誰か」であれたことが、良かったな、って思っています。
誰かに話をする。
自分の気持ちを「放す」事、自分の心の中を「書く」事は心を癒すお薬のような働きをします。
今すぐは立ち上がれないし、立ち上がらなくてもいいですから
k.さんがまた自分を幸せにしたいと思えるように、自分を他の人に愛させてもいいと思える優しい日がやってくるようにと祈っています。
悲しみと苦しみがk.さんをがんじがらめにして、絶望の沼から逃れられないのであればそれを耐えられるようにと、そしていつの日にかそれの沼から這い出せるようにと祈っています。
心は回復しながら何度も揺れ動きますから、どんな自分の気持ちも「仕方ない」と泣き笑いで寄り添ってあげられますように。
離れていますが、暖かいハグの気持ちをたくさん込めて。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。