(MOUSOU)なりきりクッキング 〜今晩は夜勤なのね変〜
今日は健やかな晴れの土曜日。
アラームをセットしなくていいお寝坊できる土曜日…なのに、今朝は早朝からカラスが大合唱。
私の部屋のすぐ近くに電柱があり、そこに最近カラスが数羽集まっているなぁと思っていましたが、まぁ、そのカラス達がけたたましく「カァカァ」と朝から追いかけっこするように鳴き続け、アラームよりも早く目が覚めてしまいました。(とほほ)
ということでモゾモゾと起き出して、youtubeで「聞いたことあるクラシック音楽」というのを流してお茶を飲んで「朝の喫茶店で寛ぐ妙齢女子」を気取って本を読んで、起きる予定だった時間になったところで今日の活動を開始!
今晩は久しぶりに妹たちが泊まりにやってきて「ホームパーティ」(← という名の飲み会)をするのですが、そのためのお料理の仕込み。
冒頭の仁くんのご紹介の通り『マミコ飯店の大人気チャオズ(餃子)』をちまちまと作りました。
今回は味は2種類。餃子作りって楽しくて好きです。
作っている間は「無になれる」ので思考ばかりしてしまって苦しかった時によく「ツネツネ」と作ったなぁ。
今晩は餃子を食べるため、お約束の富美男ちゃんレモンサワーの他に、この間飲んでみて美味しかったサントリーのBLUEという発泡酒も準備しています。
イヒヒ。楽しみ。大いに食べて大いに飲み、大いに酔っぱらうぞ!!エイエイオー!
さて、突然ですが(← 突然なのはいつものことです)私は離婚する少し前に「離婚してからまたパートナーシップに恵まれたい」と思い
理想のダー様を召喚!!
というリストアップを実行した事があります。
とはいえ、この頃はまだ「次の恋をしたいけれど…」と思考では思えていても、感情面では整理が出来ていなくて、リストアップした項目の大半は「元旦那さんの素敵だと思う面」が重なっていて、先日読み返して思わず笑ってしまいましたが(それだけ好きな人と一緒になれた「実績」を今は良かったね〜と笑って受け入れています)、リストアップした物の中から元旦那さんの面影部分を排除して残ったものというのは『私が望んでいる大事なもの』だと言うことでもあります。
●私の大事な人たち(家族・友達)を受け入れ理解しようとしてくれる
●ホームパーティーを一緒に楽しんでくれる
●ギンちゃん・仁くんも一緒にお出かけに連れて行ける人
●作ったものを美味しいと言って食べてくれる
●私の夢や目標を応援してくれる人
●私の大事にしているものをバカにしない
私はギンちゃんや仁くんもいるので、ホームパーティー(というとお洒落ですが、要は家に来てもらって楽しむ)を開催するのが好きです。
とはいえ、社交的な性格ではないので「頻度」は多くはないのですが、そのホームパーティーは友人だったり家族だったり、友人と家族がごっちゃだったり…と私にとって「大好きな人たち」。
その人たちに思いやりを持って接してくれて、理解しようとし、私の気持ちを大切にしてくれる人が私の理想です。
という事で、まだ新しいパートナーには恵まれていませんが、来たるべきその日を勝手にMOUSOUして「なりきりクッキング」をしたら、今日は朝からテンション高めで幸せな気持ちになれたので、そんなおまみーぬの妄想劇場を発表しちゃいまーす。
あ、ちなみにご機嫌にテンション上げ目で楽しくなりすぎてお昼寝して今起きたところです。
イエーーー!!
ジャスティーース!!!
ちなみに今日のMOUSOU のシチュエーションは…
結婚を前提とした同棲をしている彼が土曜日夜勤。
その日に私の妹達が飲みにやってくるという、起きそうで起きていないなんとなくパラレルチックな妄想。イヒヒ。脳内は私の自由じゃ!!
おまみーぬ飯店の大人気メニュー
カァカァと元気なカラスの声で目覚めた私の隣で、カラスの鳴き声すら届かないくらいに熟睡している彼。
同棲して3週間。
なんだかんだと荷物の片付けやら新しい生活リズムを模索していたけれど、やっと少し「彼と暮らす事」に慣れてきたような気がする。
とはいえ、当たり前のように好きな人の顔が隣にあっていつでも抱きつけるなんて、やっぱり一緒に暮らすって素敵だ!!
忙しく働く彼は今日も仕事だから、彼のセットした目覚ましが鳴る前に起こしてしまわないようにそーっと寝室を出る。
私はインスタント派で美味しいコーヒーの淹れ方が分からないので、ただ今絶賛練習中。
朝はコーヒーとパンと目玉焼きが基本なのだけれど、仕事が休みの日はいつも彼がおいしいコーヒーを入れてくれる。
私はまだまだ足元にも…ってレベルだけれど、いつか「コーヒー美味しく淹れられるようになった検定合格」をもらえるように、日々修行に励む健気さが、きっと私のチャームポイント…だよね?
コーヒーが淹れ上がって間もなく、寝室で目覚ましの音がして寝癖をつけて目を擦りながらパジャマの彼がリビングにのそのそとやってくる。
『おはよ。休みの日なのに早いね。』
「朝型カラスが大合唱してて目が覚めたよ。」
『え?そうなの??全然わかんなかった。』
欠伸をしながらまだ眠そうな彼の前にマグカップに注いだコーヒーを、私のマグカップには半分くらい豆乳が入っているものを。
トースターにパンをセットし、フライパンの中の目玉焼きをお皿に乗せて、二人揃っていただきますと手を合わせて間もなく、元気なキツネイロに焼き上がったパンがトースターから弾き出される。
『今日、久しぶりの土曜夜勤だーー。』
「ここしばらく週末の夜勤はなかったもんね」
『うーん。でも、俺が夜勤なのをいい事に家でホームパーティーするんでしょ?』
「えへへ。偶然だよー。チオ君が休みの日だったら良かったけど、みんなの予定が合う日がなかなかなかったんだもん。」
そう、今日は私の大好きな妹達が「新居訪問」と称して泊まりがけで遊びに来る日。
みんなそれぞれ別々の生活をしているから、こうやって集まるのは2〜3ヶ月に1度だけれど、大好きな家族をおもてなしするために、今日は得意料理の「餃子」を作る予定。
『マミコさん、今晩のメニューはもう考えてあるの??』
「うん。買い物もしてあるからチオくんがお仕事行った後で仕込みはじめるつもり。」
『今日のお品書きは??』
パンと目玉焼きを食べ終え、コーヒーを飲みながらの朝のわずかな時間の談笑タイム。
「今日はおまみーぬ特製餃子2種と、冷しゃぶサラダ、お豆腐と水菜の和風サラダの予定。サラダが多いのは女子だからね!」
『おまみーぬ飯店の餃子、いいな。何味?』
「たけのことザーサイの中華風と、鳥ひき肉と大葉とチーズのちょびっと洋風餃子の2種でございます!」
えっへん!と得意げに発表すると、ちょっと拗ねたような顔をする彼。
『絶対それうまい奴じゃん。俺がいない日にずっちーなぁ。おまみーぬ飯店の餃子、明日も作ってよ。』
「あはは。私、ツーデイズで餃子??それって明日も飲んじゃうって事だよ?」
『あはは。餃子じゃなくても飲むくせに。』
「バレてたか。いいよ。うん、明日も餃子にしよう!」
彼からのリクエストをもらい、朝の時間は終了。
ごちそうさまでした、とした後、彼は仕事に行くための準備をし、私は後片付けと同時に仕込み準備。
トントンと餃子のタネになるタケノコやザーサイとキャベツを刻み、ボウルに豚挽肉と中華スープの素・ごま油・塩胡椒とオイスターソースを少し。すり下ろしたニンニクと生姜を少しと、刻んだ具材を混ぜ混ぜ。
もう一種類は鶏ひき肉にハーブソルトとコンソメ、ガーリックパウダー、刻んでおいたキャベツと大葉と2種類のとろけるチーズを混ぜ合わせる。
皮は手抜きで市販のもの。
まあるい生地にタネを乗せ、タックを作ってたたんでいく作業は無心になれて実は好きな作業。
一つ、二つ…とお皿に餃子が並び、仕事に行く準備ができた彼が私の手元を覗きに来た。
『俺が必死に夜勤中に餃子パーティー…いいなぁ』
「チオくんの代わりに、思う存分飲んでおくね!」
『うーわ、ひでぇ。でも妹さん達と集まるの久しぶりだもんね。楽しんでね。』
そう言って笑う彼の顔はとっても優しくて、この素敵な笑顔に会うために私は生まれてきたのかも?!なんて思うくらい愛おしい。
餃子をツネツネ包む私の頭をポンッとしておでこに小さくキスを一つ落とした後で『じゃ、行ってきます』と仕事に向かう彼。
慌てて手を洗ってお見送り…の私より早く、すっかり彼に懐いたギンちゃんと仁くんが玄関でお見送りしていて、そんな光景がしみじみ幸せ。
『あ、昨日買ってきた缶ビール、妹さん達と飲んでね。俺からの差し入れ』
そう言って下手くそなウインクをして玄関を出ていく彼。
好きな人が「行ってきます」をいう場所、そして「ただいま」が聞ける場所になれた事の嬉しさが、じんわりと染みてくる。
私の大好きな彼が、私の家族に向けてくれる暖かい気遣いが何よりあったかい。
この人を好きになって良かった。
この人と一緒に暮らせて、嬉しいな。
今日も明日も、私はきっと微笑みながら餃子を作る。
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え、えへへ。
いいじゃーん。どうせ餃子作るのは変わらないんだし、せっかくなら「ムホーーッ」って勝手に照れながら作った方が楽しいじゃーん。
まだ同棲どころか思いっきり独り身で告白すらできていないのですが、彼と同棲ている私をイメージしたら胃の奥がキュンとするというか「ウホホー」と幸せな勘違いに包まれてテンションが上がりました。
いやー、なりきりクッキング、最高!!
超・気持ちーーー!(← 北島康介さんの口調でお読みください)
あーっはっは。やりたい放題。
いやー、やっぱりMOUSOUは正義!MOUSOUは私を救う!!
ということで、いつものアレ叫んどきます。せーの!
安心してください!!妄想ですよ!!!
(← とにかく明るい安村さん風にお読みください。)
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