(MOUSOU)シャイなあなたの優しさにキュン、の巻
ユニークに自分を知る「自己診断テスト」を楽しもう!という記事を書きましたが、自己診断とはまた違ったのでそちらには書かなかったのですが…
【サンタさんへお手紙書いた】あなたが本当に欲しいプレゼント診断
と題した、気になるテストがありました。
設問に答えて言って、私がサンタさんに「本当に欲しいもの」としてお手紙にしたものとは…
ドロロロロロロロロロロロロ(← ドラムロール)
あはははははははは。
大当たり!!なんでわかっちゃったの???
私にとっては「イケメン = チオビタ氏」です。(突然の告白)
私からみた最高にカッコイイ彼が、毎日ぎゅっと抱きしめてくれたら、夕ご飯がパンの耳だけでも幸せ、って微笑める!!!
インターネットで幾つかの質問に答えただけで、抱きしめられるのに飢えている事が分かるなんて…
おそろしや、嬉しや、楽しや。
という事で、今日も自分をニコニコさせちゃうMOUSOUをレッツ・スターティン!!
何でもない日のプレゼントだって、とっても嬉しいんだけどね…
3連休の最終日だった月曜日、彼に付き合ってもらってショッピングに行った。
雑貨屋さんや靴屋さん、彼のお洋服や文房具…
取り止めなくぷらぷらしながら、新年の目標にした「英語の勉強」用の新しいノートやシールや付箋といった、まずは楽しくやる気が出そうなアイテムを買ったりして、お買い物デートも楽しい時間。
楽しいけれど人混みや移動、そろそろ疲れたしどっかでご飯食べて帰ろうか?と話しながら駅に向かう途中で目に入ったかわいいキーホルダーの前で立ち止まる。
ハンドメイドだと思われる刺繍が丁寧に施された、グレーで緑色をした目のギンちゃんみたいな猫のマスコットがついたキーホルダー。
かわいい!かわいい!!目つきが悪いのも、ヒョロッとした感じも、すごくかわいい!!
「あー、かわいいなぁ。」
『ん?ギンちゃんみたいだねぇ。』
「だよね!だよね!!私もそう思った。かわいい。」
私が手にしたキーホルダーを2人で手にして見る。
ほんとにかわいい…
お値段をチラリと見ると、手が込んでいるもん、そりゃそうだよね…の3,600円。
かわいいし、買えない訳じゃないけど、キーホルダーがない訳じゃないし探していたものでもないから、即決できずに悩む。
迷ったら取り敢えず保留…だよね。
と、後ろ髪を引かれながらも買うのをためらって諦め、彼と手を繋いで電車に乗って彼の家の近くの居酒屋で晩ご飯をした。
乾杯してしばらくして、今日買った文房具の話になった時、ふとやっぱりキーホルダーが可愛かったことを思い出し、買えばよかったなぁ…って呟く。
「迷って買わなかったけど、今思い出してもキュンとするー。あーん、迷ったら買う!っていう人になりたーーい」
『ん?あぁ、あのギンちゃんみたいなやつ??』
「そう。あーあ、職場と反対方向だから仕事終わってから買いに行けないし、ハンドメイドだったから売り切れちゃったらヤだなぁ。」
『…そんなに欲しかったんだ。 笑』
「うん。実は相当欲しかった。でも我慢しちゃった。あー、バカバカ、私!!」
この話はそれで終わって、彼の職場で来月行われる「卓球大会」に出るために卓球練習する話だとか、英語教材は何がいいだとか、ほろ酔いになりながら、たくさん笑える時間を過ごして楽しい休日を終えた。
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そして今日、私はノー残業デーで彼も仕事が早く終われたからと、待ち合わせてお外ご飯する事に。
ベトナム料理の可愛らしいお店で、並んで乾杯。
いつもなら「くーっ!染みる」とか言ってグダグダする彼が、今日はなんかソワソワしている。なんだろう?なんかあったのかな??
お料理が運ばれてきて、ビールをお代わりしてとりとめのない話をしていたら、急に咳払いする彼。
『ケホケホッ』
「?」
『今日、昼飯買いにコンビニに行く途中で、道に落ちてたの拾ったんだよね。はい、あげる。』
そう言って不恰好なラッピングをされた小さな荷物をバッグから取り出して、照れ臭そうに私に手渡す。
何でもない日にプレゼントをくれるのが照れ臭すぎて、不器用な彼。
「拾った…って。(笑)ありがとう。開けていい?」
小さくて軽いラッピングを剥がすと、中から出てきたのはこの間買うのを迷って諦めた、ギンちゃんみたいなグレーのキーホルダー。
やだ…私が欲しいってちょっとシュンとしたのを覚えていて、わざわざ買いに行ってくれだんだ…
やだ、嬉しすぎる。
「…これ。買いに行ってくれたんだね。ありがとう!!!どうしよう、すっごく嬉しい。」
キーホルダーを握り締めながら、嬉しくてちょっと声が高くなる。
しみじみ、幸せだと思う。
こういうのって、嬉しい反則だ。
ニコニコして嬉しくてビールをくいっと飲んだ私に、照れ臭そうに差し出したのはお花屋さんの店先で売られているような、小さなミニブーケ。
『今日、ここに来る前に道で摘んできたんだよね』
って、本当に照れ臭そうにして私を見ずに少し斜め上を見ながら差し出すその小さなブーケは、お花が好きだという私を思い出してくれて買ってくれたであろう小さな小さな、けれどとびきり愛を感じる贈り物。
「キーホルダーももらった上に、お花まで…どうしよう、ありがとう。嬉しい。愛されてる、私。」
ちょっとウルウルして、思わず泣きそうになった私を見て、なぜかワタワタ慌てる彼。
『あ…えっ、その、ほら!!道に生えてたの摘んだやつだからっ!!!』
ってもー。なんだよ、それ、メルヘンか?!
ってもー。なんだよ、それ、アルプスの乙女か?!
照れ屋な彼の、なんでもない日の「愛がいっぱい詰まった贈り物」は、最高の贈り物。
どうやら道に落ちてたり、咲いていたものらしいけど、だとしたら私たちの間に広がる道は、幸せの道だ!って小さく確信した。
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私も大概不器用ですが、喜ばせたい!って思いながらサプライズ的な事が照れ臭い彼って、かわいいですよね〜
グレーのネコちゃんのキーホルダーは、2年前のゴールデンウィークに東京に住む妹の家に泊まりに行き、新宿のお店をショッピングした時に見つけて一目惚れしたものの、お値段も高いし必要なものじゃないし…と買わずに諦めたのに、やっぱり気になって帰る前に引き返して買おうとしたらすでに売り切れていた…というおもひでのキーホルダー。
迷ったら、買う!
と言える潔さが欲しいけれど、やっぱり迷うと一旦保留にする、優柔不断なおまみーぬです。
欲しかったけど買わなかったものを覚えていてくれて、さりげなくプレゼントされたら、もうキュンが止まりませんよねー。よねー。よねー。(← ひとりやまびこ)
いつか照れ屋の彼がはにかみながら差し出す小さな贈り物をもらうのをニヤニヤ夢見て…
安心してください!!妄想ですよ!!!
(← とにかく明るい安村さん風にお読みください。)
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