(MOUSOU)和やかに戦い、勝利した暁には?の巻
給湯器って音楽がなってお風呂が沸いたこととか、給湯温度を変えると「変更しました」という感じで、女性の声でアナウンスしてくれますよね。
私の住むお部屋の給湯器はNORITZのもので、お風呂を沸かすと「あと少しで湧くよ」と事前アナウンスをしてくれた後、肩に両手を添えて左右に揺れたくなるような音楽がして「お風呂が沸きました」と言ってくれます。
今日もいつも通り「お湯張り」ボタンを押してお湯が沸くまで仁くんとぬいぐるみさんを投げて取ってくる…という遊びをしていて、そろそろかな??と思ったところで
ピロピロリーンと天使が登場するかのような初めて聞いた音がして
『お風呂の栓を確認してください』
と注意喚起。
慌ててお風呂を確認したら、栓を外に外して蓋をしてお湯を注いでいました。もちろん中は空っぽです。
やってもーた!!
けど、聞いたことない音楽は本当に天使降臨!みたいな荘厳な感じだったので、これが聞けたから「うっかり」でもいいか?!と自己肯定してみました。
さて、どうでもいいウッカリ話をしたところで唐突に妄想しようと思います。
こう見えて、以外にヤルんだよ!
金曜日の夜。
仕事次第で何時になるか分からないという彼を待たずにお風呂に入り、部屋着に着替えておこたに潜り込んで「コタツムリ」に変身完了!
もちろん、オコタの中にはギンちゃんと仁くんもかくれんぼしています。
コタツムリになりながら、少し前にもらっていた「カタログギフト」の申し込みをしていなかった!とカタログをパラパラめくってどれがいいかな?と気になる商品のページに折り目をつけていたところに、ピンポーンという呼び出し音がして彼がやってきた。
「お疲れ様」
『ヘトヘト〜。はい、お土産。』
手渡されたのは彼が食べるのに選んだであろうお弁当と、私へのお土産のお菓子。
つい先日、お揃いで色違いで買ったモコモコの部屋着に着替えながら、オコタの前に広げていたカタログギフトの本をチラ見して、彼もまったりコタツムリ。
お弁当を食べる彼を見ながらポツポツ会話をしつつ、そういえばDVDも返しちゃったねぇ?今日どうする??みたいな話の流れからトランプでもしよう!と盛り上がって、2人で出来る…といえばスピード?という流れから、勝負することに。
『スピードって、マミコさんトロいから勝負になんないかもなー』
って見くびるから、ふふん!見てなさい!!と強がって
「ふっふっふ、それはどうかな?じゃぁ、3回勝った人の言うことを何でも聞くって罰ゲームつけて真剣勝負しない?!」と提案すると
『おおっ、強気 笑。後で「ゴメンナサイ」って言っても罰ゲームだからな』って不敵に笑う彼。
お、おぅ。強く出たけど、彼「スピードの達人」だったらどうしよう…
カードをシャッフルして配り終えた後、せーの!で真剣勝負。
まさか…の、私の圧勝!!!
やだ、彼ちょっとトランプ弱いの??と調子に乗ったら2本連続で負けてしまって後がない。ヤバイ!!
『マミコさーん、いいの?ハンデつけてあげようか?』
なんて憎たらしい事言うから「お気遣いなく」と真剣モード。
で、次は私が勝ってイーブンへ!!!
えっへん。私だってやればできるんだい。
罰ゲームをかけた最後の試合は熱かった…
で、見事に私が勝ちましたーーー!!イエーイ。
「ふっふっふ。本気を出せば私は凄いんだぞー」
『悔しいー。なんで負けたんだろう?』
本気で悔しがる彼を前に得意気にふふん、と澄ました顔の私に問いかけれる彼。
『さ、罰ゲームの命令は何でしょうか?』
実は、ずっとずっと、密かに憧れていた事があるの…
あぁ、でも照れ臭い。
けど、「何でもお願いを聞いてもらう」なんてこんな機会を逃しちゃう手はないよね?と1人でドギマギ照れ臭そうにいい淀む私を見て
『もしかして、マミコさんエッチな事考えてる?』とニヤニヤするから「ちっ、ちがうもん!」と真っ赤になりながら彼にお願いしたのは
「笑わないで聞いてね…あのね、自撮りでチオ君とツーショット写真を撮りたいの…」
と、彼と2人で仲良しバカップルみたいに並んで何気ない写真を撮りたい私の憧れを暴露。
仲良しカップルには普通な事かもしれないけれど、しばらく彼のいなかった私にはずっと憧れていた夢の一つ。
照れながらも彼を真っ直ぐに見ている私に、彼が手を伸ばしてきて頭をクシャっとした後
『エッチな事じゃなくて残念。でも、いいよ。写真撮ろう。』
ってピッタリくっついてくれてスマートフォンを取り出すから「ちょ、だって今すっぴんだしヤダー」っていうのにお構いなしでカシャッと撮った1枚は、お世辞にもキレイには写ってないのに微笑ましくてあったかくて、ヤダー消して!!明日ちゃんとお化粧して撮りたい!!とジタバタしながらも、しみじみと幸せだなって感じています。
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あー、今日も私の「やりたい事」を好き勝手叶えるMOUSOUをしてニヤニヤしています。
くだらない勝負って楽しいですよね。
勝者の言うことを聞く!って何かしらカケても大した事なくて、そういう「ごくごく普通」でどこにでもありふれた、けれどすごーーく憧れるシーンって皆さんにもありませんか??
あ…
ちなみにMOUSOU上では「スピード」勝負に勝っていますが、御察しの通り私はドン臭い星の住人のため、速さ勝負系のスピードはめっぽう弱いです。
割と得意なのは「神経衰弱」とかそういう記憶系です。
という事で個人的な願望を全開にしたMOUSOUをお届けした後は、元気いっぱいに〆のアレを叫びます。
安心してください!!妄想ですよ!!! (← とにかく明るい安村さん風にお読みください。)
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