優しく気品あるお姫様であるあなたが、お恨み帳を書けるようになるための秘密の方法。
カヌレ(仏:Canelé)はフランスのお菓子。
正式名はカヌレ・ド・ボルドー(cannelé de Bordeaux)というなんだかオシャレな気品を感じる名前。
カヌレを初めて食べたのは社会人になってから。
職場でお客様からの差し入れで初めて食べたカヌレは、外がカリカリ甘いのに、中はしっとり&もっちりの不思議な食感。
独特な形をしていてフランスのお菓子だと聞くだけで「気品があるわ~」と感じましたが、あまり身近にあるお菓子ではないため、ここ数年は全く食べる機会がありませんでした。
昨日、冬の支度と必要なものを買いに出かけた際に、ショッピングセンターの吹き抜けになっているエントランスコーナーに特設コーナーがあったので見に行ったら、なんとも恭しくまるで宝石のように一つ一つを商品見本を陳列しているカヌレ販売。
どれもつやつやしていて、見た目にもゴージャスで「欲しい」と購買意欲を駆り立てられました。
ほんと、見せ方って大事。
15種類くらいあったと思うのですが、どれも一つが220円(税込み)という、高いのか安いのかよく分からない絶妙な値段設定。
ゴージャス風なのに手が届く幸せな気持ちになれるのも、最高!
どれもこれも美味しそうだったのですが、今の所チオビーが食べに来る予定もない「ひとり暮らし」なので、厳選して3つを自分のために買いました。
仁くんと一緒に写っている写真の左側から順に
・はちみつレモンチーズ
・ココナツ
・塩キャラメル
一番人気と書かれた「塩キャラメル」を食べてみましたが、表面の皮がモチッとした厚手のカリカリ感があって(← うまく表現が出来ないんですがカリッとしているのに薄くないんです!)キャラメリゼされたほろ苦さとほのかな塩気で甘さがより引き立ち「おいひーー」と思わず口をついて出てしまいました。
3 つともペロリとイケちゃるだろうと踏んでいましたが、思った以上に1つの満足度が高くて、たった1つの「ちょびっと量」で満たされました。
残り二つは今日・明日のおやつにしようと思っています。
見た目にオシャレでお値段は控えめ。
1個でうっとりティータイムが満たされて満足なんて、カヌレって「お嬢様のお菓子」だなぁ。
さすがおフランス!!
私が買ったカヌレは、私が知らなかっただけで「専門店」としてこの夏にオープンした『アトリエキャンティ』というお店でした。
新潟在住の方で気になる方は、ぜひ♡
* * * * *
唐突ですが私は本を読むのが好きです。
遅ればせながらですが、ちょっと前から「電子書籍」を覚え、毎月お給料にプラスがあった際に(残業代や手当てなど)数千円を本に使うのが密かなお愉しみ。
何を買おう?と厳選する時間もワクワクします。
私はKindleアプリで本を読むので、Amazonを使って買うのですが「欲しいものリスト」に沢山の本が買う日を待って並んでいます。
で、この欲しいものリストから本を買おうと思ってページを開くと、「この本を買った人はこんな本も買っています」とか「類似したような本」など、あれこれ誘惑してくるんですよねー。
そんな中で欲しいなぁと思いつつも、電子書籍がないのでためらっているのが「お嬢様ことば速習講座」という本。
興味深くて気になるのが本の紹介として書かれているこの部分。
「はっきりとした肯定以外は、すべて否定」というお嬢さまのルールでは、「はっきりお断りした」ことになるのでございます。
なんと、まぁ。
お嬢様の国では「はっきりOK」したこと以外は、やんわりした表現でも全て「NO」という事だなんて、なんか便利ーーー。
特に人のことを気にして遠慮してしまったり、断るのが苦手な人にとっては「お嬢様の国」ってすごく便利に見えませんか??
肯定以外は断ってるんだからね!
と言う事ですもんね。
断り下手さんにとっては、すごくありがたい国じゃないですか?!
また、レビューにもありましたが「お嬢様言葉でなじると大爆笑」とか「美しく遠まわしな物言い」っていうのも面白そうですよね。
変換例として「ずるい → 世渡りに長けていらっしゃる」なんて、素晴らしいセンスですよね。
言われた側は褒められたような気分で嫌な気持ちにはならないけれど、お嬢様的にはディスっているんですもんね。
で、電子書籍じゃないので買うのを迷っている中、お嬢様言葉についてインターネットで調べてみよう!と検索したら、まぁ、面白いのなんのって。
「お嬢様言葉」とgoogle 先生に聞くと、即座に候補としてよく検索されているセットの言葉として
お嬢様言葉 悪口
と言うのが上がってくるのが、なんともウケてしまいますが、お嬢様言葉というワードだけで調べても紹介されているページには「お嬢様言葉での悪口」に関するものが紹介されているので、どうやらお嬢様言葉は
丁寧に悪口を言うのにもってこいのご様子。
となれば、google先生ご推薦の「お嬢様言葉 悪口」という複合検索でも、しっかり予習しなくては!!
で、見つけたのがこちら。
▼「オブラートに包んだ悪口」16選
お嬢様だって嫌な事・ムカつくこと・イライラすることはありますよね。
だって、人間だもの。
そこで『自分に対して無礼な人』に対しての渾身のお嬢様ワードでの反撃。
・無礼な人 → はっきりしていらして
・いばっている → 自信がおありで
・ずるい → 世渡りにたけていらっしゃる
・意地悪 → 悪意はおありにならないのでしょうけど、お気だてに難がおありで
・ケチ → 合理的なことに徹していらっしゃる、贅沢なことがお嫌いなの
・うるさい人 → いつもお元気そうで
・趣味が悪い → 個性的な装いをなさる方で、お地味な(お派手な)ご趣味でいらして
・嫌い→ わたくしは苦手なのでございます
・頭が悪い → のんびりしていらっしゃる、お人はよろしいのですけれど
むほーーー。
悪口なのに悪口に聞こえない、これぞお嬢様言葉マジック!!
何だろう、言っている側も「相手を傷付けるような言葉を発していない」ので、悪口を言ったとしても罪悪感を持ちにくくないですか?
職場のあの人はすごいズルくて嫌い!!っていうのが、「職場のあの方はとても世渡りに長けていらっしゃるから、わたくしは苦手なの」に変わると、言葉を発した側も優雅な気分&なんだか上から目線な気分で、罪悪感どころか軽い優越感のようなものすら感じませんこと?!
でねでね、先日「お恨み帳を書く事への罪悪感を持ちやすい人」に、お恨み帳を準備してまで思われているって逆に考えたらすごい事なんだから、気にしなくていいって思う事にしようよ!という記事を書きました。
許せないくらい怒りを感じている相手がいる、自分が傷付けられてとても悲しい気持ちでいる、そんなときにお恨み帳を使って自分の中にある感情を吐き出して消化させるのは大事な事だけれど、やっぱり誰かに対する恨みつらみ・怒りを書く事って慣れないと全然楽しくないですし、書く事にすら罪悪感を持って自分が苦しくなったりしますよね。
考え方として、怒りを感じるくらい・傷つけられたことへの異議申し立てをしたいくらい相手の存在をちゃんと感じているんだからね、という事を書いてはいますが、それに加えて
お嬢様言葉でお恨み帳を書けば
罪悪感をより感じずに、自分の中にあるモヤモヤをぶつけやすいのかな??
と思ったんです。
若干「上から目線」でディスるのがポイントですし、何より悪口なのに悪口に見えないのが素晴らしくないですか???
別にお恨み帳に書く言葉は「氏ね」とか「バカ」とか「今日食べる夕食に当たって苦しめ」とか、そんな言葉ばっかりじゃなくていいですもんね。
ここはいっちょ、思いっきりお嬢様になりきって「氏ねばいいのに」を、「わたくしの世界からお消えあそばせ」「さっさと消えてちょうだい!」とサクッと上から美しく斬り捨てるっていうのもありですよね。
新しいお恨み帳のススメとして、上から目線で美しい言葉で罵ってみる。
と言うのはいかがでしょうか??
特に相手を優先させて優しい気持ちを持っている人ほど、口汚く相手を罵るのに抵抗や罪悪感を強く持ちやすいですものね。(堂々と言えるくらい鬼畜生になりたいけれど、なかなか難しいですよね~)
お嬢様言葉でお恨み帳を!!
是非、お恨み帳を書きたいけれどうまく書けないという人に試していただきたいと思います。
わたくしも素敵な言葉を沢山覚えて、優雅にサクッと悪口が言える「一つ上のクラスの鬼畜生」を目指そうと思いましてよ。おほほほほ。