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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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人はみんな違って当然だから、もっと自由にのびのび生きていい ~眠る前の優しい言葉~

スピ―スピ―スピ―スピ―

グレーのモフモフ・白とミルクティーの優しい色のモフモフ・妙齢の人間がほのぼの暮らしている新潟市は先週梅雨明けをしたそうなのですが、梅雨明けと同時に「常夏」がやってきました。

我が家は日当たり良好物件。
ベランダに面した大きな窓に加えて、リビングには2カ所も大きめの窓があるのですが、風がいい感じで通り抜ける構造になっていて、日差しが強くなるまでの朝の時間は網戸にして過ごすことが出来ています。

今までは午後2時頃からエアコンを稼働する感じだったのですが、この数日で一気に暑さの量が変わり、朝10時前頃にはエアコンを稼働させるようになりました。

エアコンが効いてくると気持ちよさそうに寝息を立てる仁くんの姿は、ペロッと舌が飛び出していておまぬけなのに愛おしくてかわいい。
んもーー、おまぬけスタイルでもかわいいってどゆことぉ~?(← 親バカ)

仁くんはエアコンの他に、ハンカチでくるんだ保冷剤を首の下に装着していてます。

いい感じに冷えることと、処方してもらった薬が効いているようで、ここ数日は激しく咳き込むことがなくなって落ち着いてくれています。
薬が効いてくれてよかった!!

スピ―スピ―スピ―スピ―

ギンちゃんもエアコンがじわーっとゆるく流れ込む寝室で気持ちよさそうにお昼寝。

月曜日はサラリーマンの仕事が休みを終えて再開で、はぁ~始まったなぁ…とまだまだ先が長く感じるスタートの日ですが、無防備に健やかな寝息を立てている2魂を見るだけで思わず笑みがこぼれて、心がまあるくなれます。

在宅勤務で2魂を常に側に感じられる環境で働けるこのスタイルは、私にとって「理想の働き方」です。
コロナをきっかけにして在宅勤務が叶いましたが、これからも継続して在宅勤務ができますように。

* * *

月曜日は休み明けのダル重な気分から、1週間をスタートさせるためにエンジン点火で力を使う「馬力のいる日」ですよね。

今日は気持ちを切り替えて仕事をしただけで「はなまる」な日。
これから続くウィークデーを乗り切るためにも、ストンと肩の力を抜いて柔らかく微笑んで眠りに着けるように、優しい言葉をお届けしたいと思います。

今日ご紹介するのは、以前インターネットのインタビュー記事で「子育て」について料理愛好家の平野レミさんが語っていた言葉です。

私には「憧れの女性」が幾人かいるのですが、そのお一人が平野レミさん。

太陽みたいにに明るくて元気で、周りまで笑顔に巻き込む力があって、おまけにお料理上手!
好きなことを思いっきり楽しんで生きている感じがキラキラ眩しくて、いくつになってもチャーミングさが褪せないってすごいですよね~。

そんな素敵なレミさんの言葉がこちらです。

今はものすごい量の情報が、簡単に入ってくるじゃない。それで「人と違う自分は間違っているんじゃないか」と思ってしまう子もいっぱいいると思うの。
でも、人は千差万別なのが当たり前。誰かと違っていて当然なんだから。みんなと一緒じゃないとダメっていう教育は、よくないし、子どもはもっと自由に育てていいと思う。
愛情いっぱいに、自分の子どもを信じて育てていれば、それだけでいい子になると思うのよ。(中略)お母さんたちにはあれもこれもしなきゃと思わないで、もう少し肩の力を抜いても大丈夫よと言いたいわね。
(平野レミさんの言葉)

子育てについての言葉ですが、この言葉は「大人である私たち」にも当てはめられる優しい言葉だなぁ~って思うんです。

情報社会で生きている私たちは、大人も子どももスマートフォンやパソコン、テレビやデジタル広告やら…と、日常の中で色んな情報にすぐに触れることが出来る時代を生きています。

とても便利で恩恵も沢山ある反面、情報に振り回されたり、勝手に目にしたり耳に入ってくる情報に感情が揺れたり支配されてぐったりすることもあります。
全ての情報を『選んで取り込むこと』ができればいいけれど、見たくない情報を目にしてしまう『事故』のような状況に遭遇することも沢山ありますよね。

一説によると、今の私たちが触れている1日の情報量は、江戸時代の人の1年分、さらには平安時代の人の一生分だとも言われるほどの量。

実際にはどうかは分からないけれど、とんでもないくらいの情報を処理しながら生きているっていうことは実際そうだと思いますし、「最新情報」にたどり着くまでの時間が、昔よりずっと早くなったのは確かなこと。

例えば、まだこんなにインターネットが一般家庭に普及していなかった時には、新しいお店の情報は『毎月発売される雑誌』から入手してたけれど、今は雑誌が発売される頃には「もうそのお店のこと知ってるーー」って、情報が古く感じちゃったりしますよね。

さらに、情報がすぐにそばにあるだけではなく、誰しもが気軽に情報発信できるようになったことで、色んな人の色んな意見に触れて、しんどくなることもあります。

多数派の声が強く感じられると「周りと同じように思えない自分は欠陥があるのではないか?」「周りの人のようにできない私はダメなんだ」と自分を否定してしまったり、誰かの強い言葉がナイフのように心をえぐったり…。

自分を恥ずかしいと感じたり、自分には足りていないものあると思ってしまったり、キラキラした人との違いに落ち込んだり嫉妬したり、流行や時代に取り残されないようにと無理したり。

人と足並みがそろわない自分・周りと違って見える自分を卑下したり惨めに感じて自分を嫌いになりやすい環境の中で生きているんですよね。

でも、レミさんの言葉の通りで『人は千差万別なのが当たり前。誰かと違っていて当然。』なんですよね。

千差万別って、千人いたら万の勢いで違う訳でしょ?!

誰一人この世界で同じ人はいませんし、似たような人がいたとしても、人生の中で経験してきたことや学んだこと、出会う人などの『環境』も違っていて、1,000人いたら1,000の人生があります。

誰かと同じである方が、むしろ奇跡!な話で、周りと違う事は当たり前のこと。

色んな情報や、多数の「当たり前」「当然でしょ!」という声を目にすると、周りと違う意見や周りのように出来ない自分には欠陥があるのでは?と思ってしまうかもしれないけれど、自分を生きるのは他の誰かではなくあなた自身だから、自分のことをもっと自由にのびのびさせてあげられたらいいですよね。

他の人のように出来ない私で愛されていいし、他の人とは違っている個性を大切にしていいんですもの!

レミさんは子育てについて語っているけれど、『愛情いっぱいに、自分を信じて育てていれば、それだけでいい子になる』のは、自分を育んでいくうえでも同じ。

大人になった今、自分が生きやすくノビノビと暮らせるように、自分にあふれんばかりの愛と暖かいまなざし、信頼と肯定をし続けて『自分を育てる』のは、自分が自分にしてあげられる素敵でやりがいのあることですもんね。

溢れるほどの情報に触れていると疲れも溜まりますし、こうしなきゃ!ああしなきゃ!と刷り込まれて知らずに振舞わされてすり減っちゃいますが、あれもこれも…と何でも頑張らなくていいし、もう少し肩の力を抜いて生きていい。

誰かが発する言葉も情報も、誰かの人生に基づいた「誰か」のためももの。
あなたの人生は、あなただけの「オンリーワン」のものだから、世間にあふれている情報がしっくりこなかったり合わなかったとしても、おかしなことなんてなにもない!

千差万別で、誰かと違う「私」のことを、私が愛して信じて、うーーんと慈しんで育てていけばいいんですものね。

そしてきっと、誰かと一緒ではない「あなたの個性」「人との違い」が、あなたを輝かせる魅力になるんだもの。

平安時代の人の一生分…なんて表現されるくらい、私たちは毎日を忙しく生きているんだから、1日を終える時にヘトヘトになっているのも頷けます。

明日もまた、たくさんの情報のなかで生きる私たちは、それだけですでにうーーんと頑張っていてエライ!!
と、共に自分をほめ合って、日々を無理し過ぎずに柔らかく、自分の歩幅を大切にして生きていきましょう。

ではでは、明日のために、今日はもうおやすみなさい。
あなたがしっかり眠って疲れをほぐし、明日を笑顔で迎えられますように。

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