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宙ぶらりんな今後ですが、入院・手術することは確定しました ~左卵巣腫瘍について~

お正月が終わったら マミコちゃんは ビヨインに行ったでち

ちょうど1か月前、お腹の中に硬いボールのようなものがあると気付き、「ただ太っただけですね~」と言われる予定で『念のため』に受診した婦人科で、まさかの大きな卵巣腫瘍が見つかりました。

6年前の2月22日、「ニャン・ニャン・ニャンな日」に入院し、卵巣のう腫(皮様のう腫 ※)の摘出手術を受けたことがあるため、先生から「腫瘍がある」と言われたときも

また袋を作ったかーー

というような気分でしたが、よく考えたら「のう腫」ではなく「腫瘍」と言われたことや、インターネットで検索して出てくる『卵巣がん』の症例が当てはまり過ぎて、頭の中は病気のことでいっぱいになりました。

※皮様のう腫 … 卵巣内に髪の毛、脂肪、歯などが溜まり肥大している良性の疾患。

死を身近に感じ「生きたい」と心から思った6日間のほんの一コマ
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メリー・クリスマス!!今日はクリスマスイブですね~。 12月は何かと仕事が忙しい時期。前半戦を駆け抜ければ、中.....
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病気は自分の意思や力で制御できるものではありません。

骨盤内にある臓器である卵巣は、がん検診などがある部位ではありませんし、腫瘍ができても自覚症状がまったくありません。

腹部の膨張感(下腹が太ったような感じ)、腫瘍で膀胱や腸が押されて頻尿(尿漏れ含む)・乏尿・便秘があるのですが…

正直これって、病気かもしれないと思うような症状じゃないですよね!!

お腹が太ったかも?というのだって、ある日いきなりボコンとお腹が膨れる訳ではなく、腫瘍が大きくなるのに合わせて数か月単位で膨れて来るので、まぁとにかく気付きにくい。

私はもともと便秘気味で、開腹手術の経験もあったため「癒着による腸の動きの不調」としか思いつくことはなく、後から考えたら、若干トイレが近くなってはいたものの、日に数回増えた程度で困る程の頻尿ではなかったので、腫瘍が大きく育つまでは全く気付けませんでした。

こんな感じで、卵巣の腫瘍(良性・悪性ともに)は気付いた時には大きくなっていることが多数。

年末に経済アナリストの森永卓郎さんが、自覚症状がないまま進行した「すい臓がん」であることを公表されましたが、卵巣がんも同じように

・初期症状はほぼない
・かなり進行してから発見されることが多い
・骨盤内にある多臓器に転移しやすい

という点で、発見できるほどの症状がある時には、ステージと呼ばれるものが進んでしまっていて予後の見通しが明るくない点で『サイレントキラー』と呼ばれているそうです。

良性の腫瘍は、数年単位で時間をかけて大きくなるのに対し、悪性の性質を持つものは短期間で成長するそう。

私のお腹の中にある腫瘍は超音波の時点で「11㎝」になっていて、子宮の手術時(今から2年にも満たない時期)にはなかった…という点からしても『悪性である可能性が高い』。

自覚できる痛みや不調がほとんどないのですし、もう「出来てしまっている」のですからどうしようもありません。

願わくば良性でありますように!とかすかな希望を持ちながらも、9割以上は悪性だろうと思っていたので不安でいっぱいでしたが

どんな結果を言われても、一度受け止めよう

と、検査結果を聞きに行くまでの数日の間に色んな人に助けてもらいながら気持ちを「少しだけ」立て直して、結果を受け取りに行くことができました。

一番恐れていた「進行している悪性の腫瘍」ではなく、良性の性質が強い『境界悪性』というものだろうと言ってもらった際に、おじーちゃん先生の前で

やったーーー!!

と言ったほど。
いやほんと、やったーーー!!って心の底から思いましたもん!

その後、CTを追加撮影した後、病院の設備や手術の関係などから、紹介してもらって「がんセンター」という大きな病院へ転院したのが昨年末。

転院時に持って行ったおじーちゃん先生からの診断類や検査データなどをその場でチェックしてもらい、ほぼ同じ見立てをしてもらっていたのですが、あくまでもパッと見ての話。

手術は確定だったので、そのまま術前検査を行い、年明けには検査結果と手術日の確定と合わせて、他院から持ってきたデータ類をきちんと確認・精査した結果を教えてもらうことになっていました。

で、これが
病気の説明なんですね?

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説明と同意書

年明けすぐの1月4日に受診した際にもらってきた説明書。

●病名:左卵巣腫瘍
●腫瘍マーカー:正常範囲
●MRI結果:23×15㎝大の多房性のう胞性腫瘤、粘液性腫瘍の疑い、良性から境界悪性病変の疑い

境界悪性の場合は、両方の卵巣・卵管、子宮、大網(胃と大腸の間の膜)の切除が基本なのだそうですが、腫瘍状態や性質によっては『腫瘍のある卵巣と卵管のみの切除』で大丈夫な場合があり、私は右の卵巣を残せるかもしれないのだそうです!!!

※私はすでに子宮を摘出しているので、子宮の摘出は問題なし

開腹してみないと分からない部分はありますが、大丈夫な場合に、卵巣を予防的に切除するか残すかは私が事前に希望を伝えることができるようなので、ゆっくり考えてね!と言われました。

うーん、悩む。

とその場で悶絶したところ、先生は「手術当日の朝まで迷っていいよ。大事なことだから。」と笑って教えてくれました。

うんうん、そうだよね!
自分の身体だもん、迷うしいっぱい考えて結論を出そうと思います。

左側の卵巣は摘出になるのですが、そういえば前回の「皮様のう腫」はどっちの卵巣に出来たものなのか?いわゆる「再発」なのかどうか?ということを質問したところ

・皮様のう腫は「右卵巣」
・今回は左なので「両方に腫瘍作成」
・右に再発する可能性は否定できない

とのことでした。

そっかー。
私はてっきり、以前手術した卵巣内で「再発」なのかと思っていたのですが、両方ともに「腫瘍やのう腫」を作ってしまっていたようです。

っていうか、私、この6年の間に

・右の卵巣疾患
・子宮疾患
・左の卵巣疾患

と、婦人科の臓器全てに疾患ができて手術しているということになるって…。

いやはや、もうほんと、女性性という面で受け入れるのを抵抗していましたが、今年は目をそらさずに向き合ってみるべきなんだろうなぁ~。

と、まだ若干どこかが他人事のような感じですが、自分の身体を大切にするうえでも『医学の力』『体へのアプローチ』と合わせて、自分をより一層慈しみ大切にして女性性も蔑ろにしないようにして行こうと思います。

しかしまぁ、腫瘍のサイズの大きいこと!!

卵巣は通常、2~3㎝くらいでアーモンドのようなサイズなのだそう。

本来は小さな臓器なのですが、先生のパソコン画面で見せてくれたMRIの画像でも、白く写っていた腫瘍がお腹を占領しているのが分かるほど巨大なサイズになっていて、こりゃ「お腹が押されて食べれなくなるのも納得だわ」という感じです。

余談ですが、今年に入ってから少し早足で動いたら『尿漏れ』してビックリしました!!(ナイショだよ!)

先生に聞いたところ、腫瘍が膀胱を押していることで起きるそうなのですが、ちょっと予期せぬ動きをすると「あっ!」と股間が熱くなり、一人でウケています。(笑うしかない!!)

でっ!!
1月4日に、手術日が決まっているはずだったのですが、まさかの…

急な調整が必要で日程を決められず、手術日は追って連絡する

と言われ、手術の説明やら入院の事前説明だけ先行で受けることになりつつ、入院日はまだ決まらずの宙ぶらりんの状態です。

※急な地震の影響で、他院からの受け入れなどもあるのかもしれません

一応の目安を先生に聞いたところ、2月中になりそうとのことでしたが、未だ病院からは連絡がないため、仕事の休みなどハッキリ言えずに『入院するする詐欺』のような感じで、あちこちにぼんやりとした負担をかけています。

大きくなっているので一番気をつけなければいけないのが「腫瘍破裂」。

手術まではもう少し日が空きそうなので、体を労わりつつできるだけ負担のない行動を心掛けて過ごそうと思っています。

手術自体は「前回切った場所」を再度切って『開腹手術』することになるので、それを思うとやっぱり怖いですし、つらかった記憶もよみがえると「先取りして不安になる」気持ちはありますが、

前回と同じ痛み、同じ不調が必ず起きるとは限らない

ですもんね。(と、自分に言い聞かせ中)

本音は、「あーあ、また手術かぁ」と思ってしまいますが、これが最後の手術になりますように!と願いつつ、手術までの間に少しでも体にいいものを食べて整えたり、自分で自分にしてあげられることをしておこうと思います。

ではでは。
おやすみなさーーい。

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