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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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入院生活で持っていってよかったもの・いらなかったもの・あったらいいなと思ったもの

マミコちゃんの中で 空前の柑橘ブームが きたでちよ…

2月とは思えないホカホカ陽気で、私たち3魂の暮らす新潟市も青空が広がっています。
風が時折キュウッと冷たい感じがするけれど、癒着防止を兼ねた仁くんとのお散歩が楽しめています。

今日で丁度、退院して1週間が経過。

入院期間が予定通りであれば、まだ退院して数日…というはずなのですが、重いかげず早く退院できたので、入院や手術がもうずいぶんと前の出来事のような感じがします。

とかいいつつも、体はまだ「ゆるゆると回復中」なので、日々の微妙な変化があります。

私は傷というより「左下腹部の内臓側」のひきつれるような痛みが残っています。
1日中痛むわけではなく、時折ギュウッと差し込むような痛みに「おおおーーーっ」と悶絶させられます。

痛い場所

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがありますが、まさに…です。

2年前にも子宮摘出で開腹手術を体験しているので、術後の経過や痛み・傷の変化は分かっているはずなのに、自分の過去のブログを振り返ってみて「あぁ、こんな感じだったんだ…」と思うくらい、過去のことってぼんやり曖昧になっていくんですよね。

お腹を切るなんて、人生の中でそうそうあるわけじゃない出来事のはずですが、それですら「あれ?どんなんだったっけ?」と断片的になっていくくらい、過去の出来事は今の自分には付きまとうことがなく、過去に置いていけるもののほうがいっぱいなんですね。

過去記事によると、痛みや痺れなどの不快な感覚は個人差があっても「1~3か月くらいで落ち着く」と先生から教えてもらっているようなので、ゆっくりよくなっていけばOKと気付きなおせました。

術後初の外来検診と経過について
術後初の外来検診と経過について
ニャンにーーっち、わーーーー!!! ← 錦鯉さん風にネコを混ぜてみました 2022年2月22日と、2がいっぱい.....
https://many-smiles.com/about-me/i-will-not-do-my-best-after-the-operation

過去記事にもありましたが、前回同様に深刻なのが「便秘」です。

術前の下剤が効かない問題からずーーーっと、自然なお通じがありません。

お通じがない状態が数日続いたところで、病院でもらった下剤を使って何とかしている状態ですが、これもまたお薬を頼りつつ、これまでの生活を取り戻す中で少しずつ「自分なりの感覚」を取り戻していこうと思います。

本当は今日から自分のマンションへ戻る予定でいましたが、週末から熱が出たり引いたりを繰り返しているため、実家滞在延期を決め、今週もまったり実家で甘えさせてもらうことにしました。

骨盤内腫瘍があると言われ、すぐさま「悪性腫瘍かもしれない!!」と不安になった際に、乳がんを患った方から『自分のために自分でできること』として、おいしいスープや食生活についての話を聞かせてもらいました。

今まで「日々の食」について雑な部分もあったので、これを機に「意識してできることを変えていこう」と思っていますが、以前カウンセリングしていただいた三浦先生(がん・難病治療の病院 / みうらクリニック)から

旬の野菜や果物を取り入れましょう

と食に関するアドバイスをいただいたので、日々の生活の中にフルーツを取り入れるようになりました。

私はあまりフルーツが好きじゃないので、積極的にフルーツコーナーを見て回ることがなかったのですが、今の時期はいろんな種類の柑橘が並んでいて、食べたことないものもいっぱいある!!とニヤニヤしています。

昔からなじみのある「伊予柑」や「八朔」なども、久しぶりに食べたらおいしい~と夢中になりましたが、直売所で見つけた『不知火』というポコッと突起の付いたオレンジみたいな柑橘も買ってみたら、甘酸っぱくてキュンとする味に、リピート決定!!

そしてそして、妹から激推し柑橘として紹介してもらった『はるか』という黄色い柑橘があります。

日向夏の変異種のようなのですが、かわいい名前に負けないくらい「甘くてみずみずしい」のが特徴。
1つ食べてみたらトリコになりました。

妹はこの柑橘が好きすぎて、数年前からいろいろなお取り寄せを試しているそうなのですが、その中でも「のむちゃん農園」というところがオススメだと教えてくれたので、さっそく5㎏ほどポチッと注文しました。

私の中での「空前の柑橘ブーム到来」で、今まで関心を持ってみていなかった分だけ知らない品種や名前の柑橘が多くてワクワクしています。
今日も3時のおやつに「伊予柑」を食べようと画策中です。いひひ。

* * *

相も変わらず、本題までの前置きが「ちょっ、なげーよ!」になりましたが(通常運行です)、今日は入院生活で持っていったら便利なもの・いらなかったもの・持って行ったらよかったものなどを書いておきたいと思います。

4度目はあって欲しくないけれど、もしもまた入院する必要があったときに「自分が自分を助ける」ためにも、必要なものをリスト化しておくのって大事ですもんね。

私も自分が入院することになったときに、先に手術や入院を体験された方のブログ記事で「これがあるといいのか!」「これはマネしよう」などなど、色々と参考にさせていただきました。

手術の内容や入院期間、好きなものなども異なりますので、あくまでも「マミコ個人の経験談」になりますが、入院を控えている方の準備に、なにかちょっとだけでもお役に立てれば嬉しいです。

持っていって良かったもの

  • 延長コード
  • S字フック(ベッドの柵にカバンをかけられて便利)
  • ミニ手提げバッグ
  • ミニ財布(セイフティボックスが小さいため)
  • コード付きヘッドホン
  • ウェットティッシュ
  • リップクリーム
  • ハンドクリーム
  • 捨ててもいいハンガー(数本)
  • プラスチックのコップ
  • 好きな香りのシャンプーやボディーソープ類
  • 好きな香りのボディミルク
  • フェイスタオル(複数枚)
  • めぐりズム
  • トイレの匂い消し
  • 小袋のお菓子
  • のど飴
  • ビニール袋
  • クリアファイル
  • 筆記用具
  • 趣味のアイテム(持ち込める範囲で)

いらなかったもの

  • ペットボトルにつける飲み口
  • コードレスヘッドホン
  • バスタオル
  • モコモコの羽織物

あったらいいなと思ったもの

  • シートマスク
  • アロマミスト
  • スマートフォンホルダー
  • コーヒーやお茶などのパック
  • サーモボトル
  • 病衣ではなく自前の部屋着

* * *

病院やお部屋の状況(個室・大部屋)によっても、持ち物は変化すると思いますが、今回の入院で使ったもの・いらなかったものなどを書き出しました。

今回は「病衣」のみをレンタルしたので、タオル類は自分で持ち込むことになっていました。

シャワー時にバスタオルを持っていきましたが、使い終わったタオルを干す場所が限られているため、2枚持っていきましたが使うことはありませんでした。

フェイスタオルサイズのものが一番使い勝手がよく、4枚持って行ったのですが、そのうちの1枚はベッドサイドテーブルでパソコン作業をする際に「リストレフト」のようにして使うことで、ヘッドレストのヘリの部分が当たって痛くなるのを防げました。

私の入院した病院では「シャワー室のバスマットが必要な人は持参」とあり、100均でフェイスタオルサイズのマイクロファイバーのタオルを足ふきマット代わりに活用しました。
軽くてコンパクトで、水もシュッと吸って乾きも早くてオススメです!!

病衣はレンタルせずにパジャマを持参している方も院内にはたくさんいて、みなさんそれぞれに「着心地」のよさそうなものや、「好み」のものを身にまとって気分を明るくする工夫をされているようでした。

私が入院したのが「がんセンター」ということもあり、病棟には『抗がん剤』の治療で入院されている方がたくさんいらっしゃいました。

抗がん剤の種類によって、どうしても副作用の脱毛がある場合があります。

売店でも「ケア帽子」が各種販売されていましたが、入院されている方はそれぞれに好みの色や形のケア帽子を身に着けられていました。

柔らかなピンク色、大人っぽい茶系、ご年配の方に似合っていた薄紫色。
ニット帽のような形のものや、大判のスカーフを巻くような形のもの。

望ましくない変化を受け入れるしかない中で、少しでも自分の気分が明るくなるものを身に着けていらっしゃるのだろうと思いますが、病気になって初めて

ただ治療をすればいいのではなく、治療中の気持ちをサポートするアイテムの重要性

というのを感じました。

それこそ、「病は気から」ではないですが、手術前日に入院をした際には、私はまだ自分自身が感じる大きな痛みや不調はありませんでした。
(※お腹が大きくなっていたため、食事の量が減ったことや便秘・尿漏れなどはありましたが、生活が困るほどではありませんでした)

入院前日と私自身は何も変わっていないのに、入院して病衣に袖を通して点滴のルートを確保した途端(まだ点滴は投与されていない状態)、一気に自分が病人になった気がして気持ちが弱った感じがありました。

手術を控えていると、ネイルがNGだったり、メイクもできない期間があります。
ヘアアレンジなんかも入浴できない期間はスタイリング剤が使えないので難しかったり、病院内ではなかなか「見た目」での気分アゲアゲが難しくなります。

入院泊数や移動方法によっても「持ち物」の量を考える必要がありますが、自分のお気に入りのパジャマや部屋着類を持ち込むことも、気分を明るくするのには一役買ってくれそうだなぁ~と思いました。

その点で、気分を軽やかにする「アロマミスト」などの香りのアイテムもあるといいアイテムだなぁ~と思いました。

術後間もなくの管類がつながっている時間は、どうしてもベッドの上で過ごすしかできません。

ベッドの上で横になっている際に、自分の好きな香りが優しく香ったら気持ちよく眠れたりリラックスできそうですよね~。

ただ、匂いに関しては大部屋では他の患者さんがいるので注意が必要。
なので強く広がってしまう香りではなく、控えめなものをハンカチなどに少量落とし、枕元で自分の周辺だけに香るように…などの工夫はした方がよさそうです。

私はお風呂上がりに脱衣所で「ヴェレダ シトラスボディーミルク」を塗って、癒される好きな香りに包まれてホッコリしたり、めぐりズムでじんわり目元を温めつつフワッと香るアロマに癒されました。

めぐりズムは眠気を誘ってくれる上に、香りがあるけれど周りにご迷惑をかけるほどの香料ではないのも嬉しいアイテム。
香りもいくつも種類があるので、日替わりで香りを選べるように持っていくのも楽しかったです。

いろいろな方のブログでも書かれている「S字フック」は、やはり1つあると便利。

ベッドの脇の柵部分にフックをひっかけてミニバックをかけておくと、寝たままでも手を伸ばしてカバンの中のリップやヘッドホンなどを取り出せますし、移動がまだおぼつかない時にもサッと持てるのが超・ありがたい!

病室の構造によってはいらないかもしれませんが、ベッド脇にスマートフォンの充電ケーブル類があると安心なので、私的には延長コードはマストアイテムです。

お腹の手術をした後は、腹筋を使って起き上がるのがつらいので、水を飲むためにペットボトルにつけるストロー型のキャップがあると便利だと言われ、前回・今回共に100均で購入して持っていきました。

が、私は術後も普通にペットボトルから飲むことができたのでキャップは1度も取り付けずでした。

これは傷の状態によって違うと思うのですが、100均で準備できるものなので「安心」を持ち込むという意味ではあってもいいのかな?と思います。

ハンガーは使い終わったタオルを干したり、入院時に着てきたものをかけたり…と使う頻度が意外と多かったので、3~4本あると便利。
私は100均で買った5本セットのプラスチックの細いハンガーを持っていきましたが、タオルを掛けた際にうっかり力を入れて折ってしまったので、予備があって助かりました。

テレビや動画を見たり、音楽を聴くのにもヘッドホンが必要ですが、入院中は「コードがあるタイプ」の方が使い勝手が良かったです。

というのも、病院備え付けのテレビはコードレスに対応していないのと、術後は自分で体を動かせないので、コードレスヘッドホンを落としても拾えなかったり、見つけられなかったりします。

ベッド周りでコードがあると邪魔ではありますが、コードを引っ張ればイヤホン部分が見つかる便利さと、落としても大丈夫という安心感が全然違います。

消灯までの時間のノートタイム

体調によっては持ち込んでも「趣味の時間」が持てないかもしれませんが、体調がいい時は病室内でずーーっと過ごすのは時間が長く感じられます。

そんな時に、好きなことがあれば「至福の時」に早変わり!

私はノートを作るのと本を読むのが好きなので、ノート作りのアイテムを持参すると共にスマートフォンでの電子書籍課金をしました。

体を動かしたり、大きくな趣味アイテムは持ち込めないかもしれませんが、スポーツ好きならスポーツチャンネルに課金して映像を楽しんでみたり、サブスク動画配信で映画三昧に過ごしたり、小さなプラモデルを組み経立てたり、パズルをしたり、編み物をしてみたり、新しいレシピ案を考えたり、マジックの練習をしたり…と、楽しめるものを用意しておくと、病院での過ごし方が広がります。

私は最初の入院の際には、ホワイトキルトの道具を持ち込んでチクチクしましたYO!

そして、食事制限などがなければ「好きなお菓子を小袋」で少し持ち込んで、好きなことをする時間にパクッとするのも楽しい時間になります。

前回はコロナの関係で売店に行くのが禁止で、好きな飲み物やおやつをいろいろ持っていきましたが、今回は売店にも行けるので、そこまであれこれは持っていきませんでした。

売店があるとはいえ、売店に「好きなもの」があるかどうかはまた別ですし、手術後で自由に動けないときには売店に行くのも大変だったりします。
また、営業時間も限られていて、私の入院した病院では「土曜日は午前のみ」「日・祝日は朝の新聞販売のみ」と、利用できない日もありました。

匂いへの配慮は必要だと思いますが、よほど強い匂いのものでなければ、一口のご褒美を持参しておくのもオススメです。

「のど飴」もあると安心。

病室内は乾燥していますし、私は幸いにまだ体験していないのですが、全身麻酔で気管挿管のチューブによって喉がヒリヒリする方もいるようです。
これも売店で買えるアイテムだと思いますが、好きな味のものを用意しておけば、売店で気に入ったものがなくても安心です!

他には、入院中は意外といろいろな書類が手渡されるので、書類をまとめるクリアファイルがあると便利です。
サインする機会も多いので、筆記用具があると尚安心です。

その他、病院内のランドリーを利用するにしても、汚れ物を分けて入れたり、荷物整理に何かと役立つので「ビニール袋」を折りたたんで数枚持っていくと役立ちます。

リップクリーム・ハンドクリーム・目薬といった、日常生活でもマメに使うアイテムは小さなカバンに入れてベッドサイドに置いておきましたが、病室内は想像以上に乾燥していて、保湿系のアイテムがあれば!!とヒリヒリする頬をさすりながら思いました。

もしもまた入院することになったら、シートパックやコックリ系のフェイスクリームやオイルなど、肌の乾燥ケアを持っていくのを忘れないようにしようと思っています。

ベッドの上で動けずに顔を洗えない時間など、顔の乾燥がひどく、ピキピキしてつらかった…。
唇はケアしても追い付かずに皮がむけました。

小さなことなのですが、不快なものは排除できた方がずっと楽に眠ったり回復のためにゆっくりできるので、顔も体も含めてお肌ケアは結構あなどれません。

術後しばらくは、体を曲げてうがいをするのが結構しんどいので、歯磨きをするためにもプラスチック製のコップがあると便利!(入院セットなどをレンタルするとついてくることが多いので、セットを利用される方は要確認)

後、今回は個室を希望していましたがどうなるかは分からなかったのと、個室であってもお部屋にトイレの付いていないお部屋構造だったので、トイレの匂い消しも持参しました。

私はお通じが来なかったので使うことはなかったのですが、共同トイレだと下剤を使ってトイレを使うのも、他の人が利用した後も、何かと匂いについて不安がありました。

私が持って行ったのは「1滴消臭元」という、携帯できるミニサイズの消臭剤。

これがあれば、いざもよおしても匂いのことを気にせず安心してトイレが利用できる!!と思うだけで、私は気持ちが楽でした。

また、給湯室があるのを知らずだったので持っていかなかったのですが、談話室や給湯室にお茶用のお湯が使える入院施設であれば、お気に入りのコーヒーやお茶を持参するのもオススメです。

私が入院していたところでも、マイボトルにお茶やコーヒーを入れている方がたくさんいました。

あたたかくて好きなお茶を飲めるのも、ホッとして安らぐ時間ですよね。
いやほんと、好きな濃さで自分の好きな飲み物を用意して飲みたい!!って何度も思いましたもん!!

入院生活は「元気になるため」に必要な療養期間ではありますが、非日常で制限もたくさんあり、痛みや不快感もあったりするので、決して楽しい時間ではありません。

自分以外の人の不調を目にして、気持ちが引っ張られてしまったり、夜中に響くナースコールにドキッとしたりする夜もありました。

だからこそ、いつも以上に自分のご機嫌を取ることが大事。

そのために、少しだけでも快適に過ごせるアイテムを用意していくのも、自分のためのしてあげられる優しい行動。

人によって「いる・いらない」は異なると思いますので、色々な人のブログ記事などで「必要なもの」を参考にしつつ、あなたにとっての「オリジナル必要アイテムリスト」を用意して準備できますように。

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