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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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手術は無事終了!ひとつひとつ「できる」が増える喜びを味わっています

色々と管類が取れ始め満面の笑みです

こーん、にーーっち、わーーーっ! ← 元気に錦鯉さんを憑依

入院生活は今日で4日目。
手術から2日が経ちました。

金曜日の午後、3番手の14:30頃から手術と聞いていたのですが、前の手術が順調に進んだようで、少し早い13:30~手術となりました。

前にも書きましたが、子宮摘出で開腹手術をする際は「初めてのこと」で分からないという点でポヤーッと流される感じでしたが、今回は「体験済みなのでいろいろ予測できる」というのが、いいんだか悪いんだか…という感じで、前回の手術より実はドキドキしていました。

過去2回、全身麻酔で手術を体験していますが、その際に「硬膜外麻酔」という細い管を背中に通す処置があるのですが、この処置は事前には行わずに全身麻酔が効いてから知らぬ間に終わっていました。

今回は病院が違うので、麻酔後に処置ではなく麻酔前に処置をすると言われていて、ビビリな私はめっちゃドキドキしていました。

痛み止めが一番痛いからね!

と言われた通り、エビのように丸くなった体制で背中に痛み止めが投与されると、ズシーーンと背中から重たくなるような不思議な痛みがあり、その後は痛くはないものの管が入って押されていく感覚が恐ろしや…。
思いっきり体に力が入り、わき腹が痛くなる始末。

その後、体制を変えていよいよ手術。

ひゃーーー。こわいーー。

と思いつつも、酸素マスクをつけられ、点滴を投与されて深呼吸しているうちに麻酔が効いて、次の瞬間には起こされて手術が全て終わっていました。

カウントもなく、ゆるやかに自然に麻酔が効いていくのは初体験でしたが、私にとってはこちらの方が違和感なく安心できる感じがありました。

心配していた術後の吐き気・気管挿管での喉の痛みはなく、疼痛コントロールがバッチリ効いてくれていて痛みもほぼ感じず、ほんとうに医療者の皆さんに感謝でいっぱいです。

麻酔から覚醒中のなぜかキリッとした自撮り

麻酔から覚めて1時間くらいはひたすらボーッとしていて、その後は徐々に目がさえてきて、やっぱり今回もバッチリと覚醒。

ですが事前に看護師さんに「眠れなくなるのがつらい」と訴えていたこともあり、体位交換や眠くなるお薬の投与など、しっかり助けてもらい、一番気になっていた(恐れていた)術後当日を眠ってあっという間に過ごすことができました。

病室に戻ってきて、心電図や足のフットポンプ、点滴に背中の痛み止め、尿カテーテルなど、とにかくいろんな管がついていて身動きするのが大変なのですが、術後3時間で酸素マスクが取れると看護師さんから

スマートフォンも脇に置いていますよ!

と、言ってもらい実家にすぐにLINE。

LINE

術後のお腹の様子から、悪性度が低そうだと言ってもらえたことで、大きく大きく安堵しました。

翌日、先生が回診に来てくれた際に「取り出した腫瘍の写真、見る?」とプレゼントしてもらった写真があるのですが、写真の下に置かれている物差しの数値に目を見張りました。
目視なので正確ではありませんが(もう少し大きいかもしれません)

37㎝×23㎝

という、ビックリするくらい巨大になっていたようで、写真では水を抜いた状態と言われましたが、実際には大きな腫瘍の中にネバネバした水が1リットル以上入っていたそうです。
先生もビックリする大きさに育っていたみたいですが、腫瘍が見つかってから2か月も経たずにこんなにも大きく育つんだ…とビックリです。

* * *

術後の細かい変化等は、メモに取っていたのでまた改めて書きたいと思いますが、まずは『無事に手術が終了して、元気です!』のご報告まで。

術後翌日、心電図が取れたことでだいぶ楽になり、昨日は尿バックを付けたまま少し歩く練習をし、今日はフットポンプや尿バックが外れて自分ひとりでテクテク歩けるようになり、できることが増えていく喜びを嚙みしめています。

元気いっぱいではありますが、体は大きな傷を負っているので、やはり疲れやすさと発熱がありボケーっとしています。

さてさて!
この後もう一度「癒着防止」のためにも院内をテクテクお散歩したら、まだ熱があるのでお昼寝しようと思います。

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